2020年8月31日月曜日

遠征再開1・新潟泊(8.31)

 コロナ騒動で自粛の意味も含め今年は18切符は断念しようと思っていたけど、我慢できずに18切符で旅に出た。おりしもGOTOトラベルキャンペーンも行われている。このセイフ肝いりの制度及びシステムの実態を掴む意味からも電車に乗りつつ予約及び割引申請に挑戦するのも目的の一つだ。

松本の待ち時間の間の車内で、数名のJR職員が長野行き各停の吊り革、手すり等を消毒している。心からご苦労さまと言いたい。この細やかな心遣い日本的だ。

乗ってみたいと思っていた飯山線に初めて乗った。千曲川に沿って走る気動車は懐かしい空気に満ちている。進行方向右手眼下を流れる千曲川はなぜか茶色く濁っていた。昨年の水害の後遺症か、護岸整備の影響か、茶色く濁る千曲川はチョイと残念だった。でも、飯山線は良い。

車窓からみる景色は雲が厚い。雨が降ったようだ。線路の両側には黄金色に実った稲田が続く。しかし、倒れている稲が多い。強風が吹いたのだろうか?

◆行動記録

06:35 春日井発

07:35 中津川

07:40 発

09:42 塩尻

10:00 発

10:17 松本(52分)

11:09 発

12:22 長野

12:33 発

12:46 豊野までしなの鉄道

12:48 発

14:58 十日町

15:21 発

15:49 越後川口

16:08 発

16:31 長岡(31分)

17:02 発

18:17 新潟

18:30 コンフォートホテル新潟(GOTOで2340円)

・笹団子 田中屋本店 800円2個

・鶏半身揚げ 鶏忠本店 880円


【飯山線から眺める千曲川は濁っている】

【越後川口で上越線に合流。鄙びた駅だ】

【新潟名物鳥の半身揚げをホテルで食べる。】


2020年8月24日月曜日

三方五湖(2020.8.24-25)

 毎日暑い。今年は7月は長雨、8月は酷暑。さらにコロナ騒ぎで長期遠征は完全自粛。高齢者の正しい生活は、熱中症対策でクーラーを使ってテレビでも見ながら自宅待機と言うことらしい。そんなある日テレビで若狭の「イカ丼」の紹介番組を見てしまった。その店は三方五湖の畔にあるらしい。良い加減煮詰まった自粛生活の私は逆上気味に「そうだイカ丼を食べよう」と取るものもとりあえず、三方五湖を目指すことにした。当然、日帰りの行動だ。

三方五湖のある若狭地方は運転免許を初めて取った時の初ドライブの代表的なコースだ。さらに若かりし頃、なぜか海を眺めるために向かったコースでもある。当然若気の至りの行動も有ったような無かったような・・・。でも最近記憶力も減退してきて、忘れてしまった。

とりあえず目的は「イカ丼」だけなので昼過ぎにおっとり家を出た。敦賀を越えて三方を目指し適当に走ったら日向湖と言うところに出た。三方五湖の一つらしい。小さな丸い湖の周りに漁師の家が並ぶ。魚を食べさせる民宿も多そうだ。地元のオッチャン、オバチャン、ジイチャン、バアチャンなど人が多い。通常、田舎の平日には地元の人にはほとんど会わないものなのだが、なぜか視線を感じる。

なんと、コロナがらみで他県ナンバーの車に厳しい視線が向けられている気配。特に生活感溢れる地元の路地に入り込むと視線が厳しい。昨今のテレビ報道を見る限り、田舎の高齢者が怯えるのは分かる気がする。そして、ジットリ敵意満載の暗い視線を浴びたとき、疫病の恐ろしさをつくづく感じる。今回のコロナ騒動は、起きている事実を冷静に判断すれば、疫病としてのコロナは恐れるに足らないと思う。しかし一部メディアに誘導された一方方向に偏った報道に影響される人々の社会的な振る舞いは恐ろしい。大袈裟だけど先の大戦もこんな感じだったのではないだろうか?世間の大半に蔓延する空気に反する意見が言いにくい世の中は注意しなければならない。

この疫病が蔓延する前には「正しく恐れよう」などと冷静な報道があったものの、いざ蔓延するとメディアは疫病の恐怖を煽る事一辺倒。ここは一つ、私だけでも冷静な態度で暮らしてみたいものだ。でも、田舎のジイチャン、バアチャンの気持ちも分かるな・・・。

などと、思いめぐらしつつ「ドライブインよしだ」に到着。しかし、この日は店は休み。残念ながらイカ丼は食べられなかったけど、若狭のドライブは楽しかった。いろいろ旅を続けてみて、この若狭地方の良さを再認識。海岸線の美しさはどこにも負けない。さらに、歴史的な物や素朴な人の生活がある。さらに美味しいものも多数ある。ただ、行く先々にある原発はマイナス要因の最大の物だね。

休みで「イカ丼」にありつけなかったけど、執念深い私は翌日、再出撃。その時は大混雑の挙句の果ての売り切れでまたもや「イカ丼」は断念。その日、帰りに敦賀半島を走っていたとき、「もんじゅ」を見つけた。その「もんじゅ」は敦賀半島のどん詰まりの美しい海に面して巨大な建屋をさらしていた。そのとき数年前の「もんじゅ」の事故が大事故にならなかったことの幸せをつくずく感じた。放射性物質の最終処分場を持たない日本には原発は無理。「過ちて改めざる、これすなわち過ちと言う」て言葉が有ったような無かったような・・・。

【三方五湖の先の常神半島どんずまり】

【常神半島の夕日】

【三方湖に脇にある年縞博物館。年縞とは水月湖の底に積もった数万年分の泥の地層。約7万年前からの地層が残っているらしい。7万年前とはホモサピエンスが現れた時。そこにはその間の地震、火山噴火その他の気候変動の状況が記録されている。じっくり見たけど面白かった。話変わるけどフィンランドの放射性物質の最終処分場「オンカロ」は10万年保管するという。そんな意味からも原発のインパクトは大きいね。】

【年縞博物館の隣は三方縄文博物館】

【気比の松原】

【もんじゅ遠望。手前は綺麗な浜だ】

【県外の私としては、ひたすら「スンマセン!スンマセン!」】


2020年8月19日水曜日

千畳敷カール(2020.8.19)

 今年の夏はほとんど日帰り。天気をにらみつつ駒ヶ岳ロープウエイで千畳敷カールへ行ってきた。何度も訪れている千畳敷カールだけど、期待していた爽やかな風は吹かず、なんとなくじっとり熱い風が吹いていた。梅雨明け直後の高山植物も遅くて緑の葉の間にチングルマの綿毛や枯れたバイケイソウの中にトリカブトの紫色が目立つ程度だった。

でも、昔、一生懸命山に登っていたころを思い出し、チョイと懐かしい気分だった。ただ菅の台駐車場でボンネットに神奈川県在住と表記した紙を貼った杉並ナンバーの車を発見。なんでかなー?人の心って弱いものなんだなー、、、。


【しらび平のロープウエイ乗場は変わってない】

【千畳敷カールは箱庭のようだ】

【宝剣岳の頂上に人影が見える】

2020年8月16日日曜日

濁河温泉(2020.8.16)

 今年の夏は暑い。コロナ騒動で出撃意欲も若干減退。テレビでは熱中症対策に「自宅でのクーラー使い大人しくしていろ」の大合唱。そう言われれば言われるほど、どこぞに行きたい。と、言う訳で御嶽周辺を車で走ってみた。当初、御嶽を右回りで一周してみようと思ったけど、今年の長梅雨の影響で飛騨側のルートが若干不安定。

木曽福島から回ってみたら、やっぱり小坂からの道はまだ不通だった。濁河温泉から五ノ池小屋への登山道も雨で橋が落ちてルートが変わり、地元のオッチャンの言葉では20分ほどコースタイムが伸びたとのこと。今年の夏の気候は厳しかったね。

◆行動記録

8:00 加子母発

10:40 日和田高原109キロ

11:40 濁河温泉125キロ

12:10 発

15:40 加子母241キロ

【チャオスキー場駐車場からは乗鞍が見える。大人の思惑で考えられた企画がチョイとむなしい。】

【振り返れば御嶽】

【濁河温泉ヒュッテ森の仲間の温泉は変わってなかった】

【走りながら御嶽が見えるだけで嬉しい】

2020年8月9日日曜日

蓮華温泉(2020.8.9-10)

 お盆の行動について世間の見解が別れている。「自粛か?」「行動か?」テレビの報道もはっきりしない。まあ、世間の意向が一方方向に傾く世の中より健全な社会と言うことができるかもしれない。けっきょく自分の行動は自分で決めることにして、コロナ感染の注意をしつつ車中泊で温泉を目指すことにした。


今回のコロナ騒動で気づいた事がある。それはメディアの不完全さだ。メディアは真実を伝えていない。これは先の大戦でも経験しているけど、社会の同調圧力にメディアが耐えきれない。テレビの街頭インタビューではほとんど90%以上お盆の帰省、旅行の自粛オンパレード。しかし、白馬村のスーパーは大混雑。雨飾山登山口、蓮華温泉駐車場も満車状態。

日本国中自粛ムード一色にならない社会は健全だ。そんな社会にあぐらをかくメディア各社にはもっと見識を高めていただきたいものだ。そろそろ今回のコロナに対する国の考え方を再確認せねばならない。現在のコロナは本当に大変な疫病なのかどうか?冷静に判断する時が来ている。

◆行動記録

8/9

自宅発 9:35 60キロ

中津川IC 10:40 66キロ 990円

仮眠多数

道の駅・今井 1:50 176キロ

有明神社 14:50 

白馬イオン 15:45 253キロ

給油 256キロ

雨飾温泉 16:50 281キロ

露天風呂は家族連れで大混雑

登山口駐車場 17:20 289キロ


8/10

行動開始 6:00

蓮華温泉 7:30 339キロ

入浴料800円

露天風呂まで15分の山登り。

12:00発

白沼 12:30 349キロ

発13:30

有明神社くるまや 15:40 433キロ

16:00発

17:00道の駅ー今井

木曽駒高原道の駅 18:00 512キロ



【雨飾岳登山口は大混雑。登山者用テント場もある。私は車中泊】

【蓮華温泉への林道途中にある白池。静かで神秘的な池だけど暑い。更にこの時期、アブ多し】

【蓮華温泉最上部の薬師の湯。通常は女性優先。ここからは雪倉が見える。右側は朝日】

【仙気の湯、陽射しが暑い】

【蓮華温泉駐車場。満車状態】

2020年8月4日火曜日

栂池自然園(2020.8.4)

コロナ騒動の真っただ中、「自粛、自粛」の大合唱の中で「GoToキャンペーン」も始まった。当初「GoTo」を利用して栂池方面への出撃を考えていたけど、巷の自粛ムードにさすがの私も足が重い。「自粛」と「GoTo」の両方の顔を立てて、日帰りで栂池自然園へ出かけてみた。

十分天気を吟味して出撃したしたつもりだったけど、稜線はガスの中。やっぱり山の午後は不安定だね。栂池から天狗原近辺は山スキーで何度も来ているけど、栂池自然園を訪れるのは初めて。高層湿原との触れ込みだけど、湿原は単なる原野に近く、花も期待外れだった。

でも、長梅雨とコロナ騒動のフラストレーションはかなり解消した気分。やっぱり山は良い。

【東の空は明るいけど稜線は見えず】
【高層湿原風な所にはワタスゲが揺れる】