2010年10月17日日曜日

京都・光悦寺

【光悦寺の光悦垣、背後が鷹が峰(だと思う)】
【仁和寺、五重塔】

【仁和寺本堂、抹香臭さが少ない寝殿作り(らしい)】

【花園近辺で秋祭りに遭遇】

 二日前の京都自転車徘徊に気分を良くしたのと「鉄道の日記念・JR全線乗り放題切符」の期限が17日なので、JRに負けたくないので再度の京都出撃。今回はチョット早めの出発となる。勝川(7:15)、名古屋(7:35)、米原(8:50)の乗換えで京都着は9時43分。名古屋から京都まで2時間チョイと言うわけだ。
 
 京都のレンタサイクルは日曜につき1000円の自転車は出払っており1300円の自転車を借りることとなる。まあ1300円でも借りられて良かった。秋の紅葉ハイシーズンは事前に予約しておいたほうが良いかもしれない。
 
 今回は京都の北西、鷹が峰の光悦寺を目指す事にする。とりあえず堀川通りを北上し、そのうちに大通りから離れれ、小さな路地を走る。明確なルート選択もなくただ北西方面へとの大雑把な行動。そのうちにどこにいるのかわからなくなる。多分鷹が峰近くの山だと思うが明確な場所がわからない。でもなんとかなるだろうとのいい加減な気分で、いい加減に走るのが、さらに気分がよくなるのが不思議だ。
 
 大汗をかいたもののなんとか光悦寺発見。拝観料300円。手入れの行き届いた庭が美しい。紅葉にはまだ早いためか観光客は少ない。でも後1ヶ月もすれば大量の観光客があふれかえるのだろう。
 
 その後、あきもせず、二日前と同じコースを走り、途中の仁和寺で大休止したものの、気ままに走り続けた気分の良い一日だった。北嵯峨の無人野菜販売所で購入の万願寺とうがらし(100円)を帰宅後おでんに入れて食べたところなかなかイケタ。(2010.10.17)

2010年10月15日金曜日

京都・嵯峨野

【京都駅レンタサイクル・京都サイクリングツアープロジェクト】


【金閣寺の鐘は一突き200円也、拝観料は400円】

【蓬莱のブタマン320円】

【広沢池】

【はじめて見るホテイアオイ(?)の群落】

【渡月橋をバックにレンタサイクル】

【蚕の社】

 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題切符」は3枚つづり。そしてその利用可能期間は10月17日まで。湯河原で1枚使ったもののまだ二枚残っている。このままではJRの作戦勝ち。それではイカン、と言うわけで、そんなに暇でもないけれど、京都に出かけることにした。まあ、JR切符に勝ち負けを持ち込む私も大人気ないけどね・・・・。
 
 今回はゆっくり起床、のんびり出発のてきとう旅。京都着は12時チョイ前。京都に着く直前、「秋の京都サイクリングも良いのではないか?」とのアイディアが私の頭に突然降りてきた。以前、利用したことがある京都駅の貸し自転車屋を探してみれば、なんとか発見。一日1000円。さらにサイクリング用マップ100円を購入。
 
 どこへ行く当てもなく、とりあえず堀川通りを北上。変速三段の自転車はいつもの通勤用自転車よりも数段楽だ。気分を良くして二条城、船岡山を越え金閣寺で大休止。ここまで若干の登りだけど、ロウギヤ使用ののんびりサイクリングならほとんど疲れない。  

 金閣寺は観光客に溢れていた。あまりの観光客の多さに嫌気がさしたのと、拝観料400円の節約で中に入らず、外のベンチで京都駅購入の蓬莱のブタマン(2個320円)の昼食。同封されていた大量のからしを塗りたくったブタマンが体にしみる。
 
 金閣寺からは衣笠山の山裾の「きぬかけの道」で立命館大学、竜安寺、仁和寺をかすめ、宇多野から北嵯峨広沢の池で2回目の大休止。ここまで金閣寺からは基本的には下り、快適なサイクリングだ。
 
 広沢池から大覚寺へは北嵯峨の田舎道を走ることになる。今回の京都自転車徘徊の核心部だ。京都と言うより日本の田舎と言った懐かしい気分の良い道だ。遠くの畑で草を焼く煙がたなびいている。途中に小さな池だけど一面の「ホテイアオイ」の花が咲いていた。なかなか印象的な景観だった。
 
 大覚寺、嵐山、渡月橋、広隆寺など人の多そうなところはすべてかすめるだけで、広隆寺の先の蚕の社で今回最後の大休止。「蚕の社」との名前に惹かれて立ち寄ったものの、静かで、なかなか神秘的な神社であった。若いニイチャンが深々と拝観している。
 
 暗くなったころ、下立売のうどん屋でテンプラうどんをアテに日本酒を引っ掛け、チョイとふらつきながらも堀川通りのゆるい下り坂を京都駅へ。自転車を返したのは夕方6時過ぎだった。(2010.10.15)

2010年10月7日木曜日

湯河原温泉(7日)

【湯河原温泉・ままねの湯】


【湯河原海浜公園、熟年投釣師多数、でも釣れてない】

【静岡駅居酒屋、田中】
【酒二合、鳥モツ煮、太刀魚塩焼きで1680円】


 名古屋近辺に暮らしていると、湯河原温泉は熱海に比べてイマイチ存在感が薄い。どんな泉質なのか?湯温は高いか?以前より気になっていたけど、「とても熱い湯の湯治宿がある」の情報をネットで発見。名前は「ままねの湯」。入浴料金200円。湯温、料金共に私にとっては不満はない。
 
 10月初旬、「鉄道の日記念・JR全線乗り放題切符」を握りしめ出かけてみた。始発に乗り遅れるも早朝発で、湯河原着は11時前。鈍行のJRでも早くなったものだ。私が子供だったころ、我が家の両親が神奈川出身だった関係で東海道線は良く乗ったものだが、子供心に遠かった。でも車窓から見た静岡の茶畑の続く景色が今でも心に残っている。豊橋でチクワ、浜松で幕の内弁当、静岡で鯛めし、沼津でアイスクリーム・・・、なんぞ、買ってもらいつつ長時間をしのいでいた。今となっては特に退屈することもなく、電車に乗った途端熟睡。年をとると何でこんなに寝れるのだろう?不思議だ。
 
 湯河原駅の観光案内所でガイドマップをゲット。温泉街の方向を聞き出し歩き出す。温泉街までは約3キロ。東海道線をくぐって開けた谷沿いの道を進む。進行方向に箱根の稜線が見える。湯河原温泉には木造の良さそうな宿が見受けられる。そんな宿を眺めつ町の中心部に「ままねの湯」発見。入口でおしゃべりしているおばちゃんに200円支払い中に入る。
 
 「うーん、すごい」「うーん、熱い」「うーん、、、、」なかなかインパクトがある温泉だ。私はこんな温泉がけっこう好きだ。湯から出て、涼みがてら、海岸まで歩くことにする。海浜公園ではオッチャン、おばちゃんがのんびり投げ釣り。のどかな平日の午後だ。
 
 海浜公園の石段に寝転び昼寝。風呂上りに飲んだビールが回ってきた。温まった石段が心地良い。その後、静岡で下車し、駅近くの居酒屋で一杯。ヘロヘロになり、JR鈍行で爆睡しつつ深夜帰宅。充実の一日であった。(2010.10.7)