2012年6月28日木曜日

越中・能登3

朝5時半起床。昨夜、深夜に目が覚めた。時計を見ると深夜0時。こんな時、いつもならラジオを聴きつつ再度眠るのだが、今回、ラジオを持ってくるのを忘れてしまった。いつもの調子と違うことで眠れない。ウイスキーを舐めつつ眠気を待つ。それやこれやで昨夜は飲み過ぎた。飲みすぎには朝風呂。てなわけで、和倉温泉総湯へ再度の出撃。

朝の総湯も素晴らしかった。風呂からあがり、朝食用温泉卵の製作開始。今回、たまたま持参した卵4個。さらにたまたま発見した「温泉卵が作れます」との公園の標識。二つの「たまたま」で作った温泉卵だけど、美味かった。和倉温泉は源泉温度90度近く、さらに塩気が強い温泉だ。そのせいか、ほのかに塩味を感じる素晴らしい温泉卵が完成。ここのところ湯峰温泉、湯村温泉に引き続き3回目の温泉卵製造だったけど、最も良い仕事が出来た。

総湯へ行くとき、和倉温泉の入口にある「湯っ足りパーク」にワンボックス車発見。横にはロードバイクが置いてある。チョイと覗き声をかけてみれば、横浜からの「車中泊モン」(こんな言葉あったかなあ・・・)だった。「金が無いから全泊自炊」とかでインゲンを茹でていた。インゲンの緑が目にしみる。美味そうだ。金が無いとは思えない。ただ昭和24年生まれの年金暮らし。ほぼ私と同じ境遇。彼は普通車ワンボックスにロードバイク。私は軽ワゴンに折り畳み自転車。私の方が格下かも・・・。でも車の燃費は私が勝る。こんなことで競ってどうする・・・。

この「湯っ足りパーク」は昨夜から気になっていたのだけど、夜間閉鎖の不安を感じて道の駅へ移った経緯がある。「夜間は閉鎖しないの?」と聞いてみれば「地元の人から教わったけど、夜間もあいている」とのこと。次回はここに泊まって総湯を楽しみたい。

その後、高岡から国道165号線をひたすら南下。夕方5時ごろ帰宅した(2012.06.28)

◆行動記録
5:30起床
6:45能登食祭市場発
7:20総湯
8:15温泉卵製作
9:00和倉温泉発
10:20高岡(431キロ)
ガソリン(3475円)
11:30砺波アピタで買出し
昆布ジメ、黒作り、ホタルイカ他(1918円)
昼食(立山蕎麦580円)
14:45白鳥
17:00春日井(226キロ)
ガソリン1729円

 【和倉温泉総湯露天風呂】
【朝から極楽極楽】

【和倉温泉弁天崎源泉公園温泉卵作成施設】
【加賀屋のすぐ前】
【利用料金無料】

2012年6月27日水曜日

越中・能登2


明るくなった。目が覚める。時間は5時半。目が覚めた途端にオシッコ。しかしここのコインパーキングにはトイレが無い。前夜、偵察済みの中島閘門近くのトイレに転進。この中島閘門は朝のコーヒーを飲むのに最適と、昨夜から考えていた場所だ。

富山駅の北側(海側)の運河にある、なかなか雰囲気のある場所だ。付近は富岩運河環水公園として整備されている。当然、綺麗なトイレもある。朝のこの時間帯、散歩する人がチラホラ。車の中でコーヒーいれ、バナナと昨夜のどの渇きで発作的に購入した「涼風あんみつ」の朝食をベンチで食べる。今日も天気は良さそうだ。

朝食後、出来る限り富山湾に沿って、氷見を目指す。途中、「海王丸パーク」の標識発見。海王丸が新湊に保存されていることを思い出し、海王丸パークへ向かってみる。新湊から海王丸パークあたりはとても綺麗に開発され車中泊の適地が多い。当然、綺麗なトイレ、ベンチ、芝生、護岸なんぞもある。巨大な橋も建造中。その能書きに「この橋が出来れば海王丸パークへのアクセスの利便性が高まる」との表示もある。

車中泊にはまっている私にとって、こんな港湾整備はありがたいけど、本当に必要なのかなー・・・?と、ちょっと複雑な気分であった。

昨夜は温泉に入らなかったので、氷見温泉に向かう。目指すは指崎温泉「さっさきの湯」地元的な共同浴場。カーナビにセットして一発で到着。しかし、第二第四水曜日は休み。仕方が無いので近くの「民宿いけもり」で汗を流す。入浴後、木陰に車を止め缶ビールを飲み、昼寝。ときおり窓を吹き抜ける風が心地良い。

その後、氷見から富山湾を右に見て北上。天気は良いものの立山連峰は霞の中。七尾へ向かう。ここでの目標は七尾城跡に行くことだ。七尾城は行ったことは無いけどちょっとした思い入れがある。私が子供のころ(中学生ぐらいかな?)オヤジが詩吟のレコードを買ってきて、上杉謙信の漢詩を聞いたことがあった。その時、

「シモ~オ~オ~~ワア~~・・・、グンエイニイ~ミチテ~エ~エ~エ~」(以下略)

の節が頭に残り、今でも離れない。その漢詩は今でも吟ずることが出来る。そんな七尾城を見てみたいと思っていた。しかし、子供のころの記憶力は素晴らしいね。現在では聴いた歌を口ずさむことはほとんど出来ない私です。寂しいものだ。

七尾城は標高300m。巨大な山城だ。ガイドブックに日本三大山城との記載もある。残り二つは何処なのか確認してないけど、小谷城跡、岩村城跡と比べても桁違いに素晴らしい(個人的見解)。野面積の石垣の状態も良く、本丸から望む七尾の町も素晴らしい。

この七尾城は石動山地(だっけ)の末端で、「昔は七尾城から津幡まで300もの寺があった」と、地元の古老から聞いた話。

私の場合、車中泊と温泉はワンセット。今夜は温泉に入らねばならぬ。固い決意で和倉温泉へ向かう。いままで知らなかったけど「総湯」との表示発見。外目には素晴らしい建物だ。恐る恐る料金を聞いてみる。受付のオネエチャン、「420円」です。すぐに車に入浴セットを取りに帰り入浴。良い風呂だった。

温泉でたまたま出合ったジイチャンから聞いた話では、総湯は1年半ほど前に出来た施設で、七尾市から補助を貰って作ったとか。湯量豊富、掃除も行き届き、サウナもある。素晴らしい温泉だった。これで420円は信じられない。今後、能登徘徊の拠点としたい。

その後、七尾の町に戻り、能登食祭市場(道の駅)駐車場で本日の行動停止。海を眺めたり、七尾の町を徘徊したり、加賀屋七尾店で夕食したりして充実の一日であった。(2012.06.27。車中泊22)

◆行動記録
 5:30起床
 6:00中島閘門(朝食、バナナ 涼風あんみつ コーヒー)
 7:00行動開始
 8:00富山新港(展望台)
10:00氷見フィッシャマンズワーフ
11:00指崎温泉民宿いけもり(500円)
13:00行動開始
14:30七尾城跡
16:00和倉温泉総湯(420円)
17:30能登食祭市場
18:30加賀屋(能登食祭市場2F)
     海鮮あぶり丼、ビール(2400円)
20:30車に帰還

 【中島閘門】

 【富山新港には展望台もある】

 【海王丸】

 【海王丸パークから望む巨大橋】
【何でこんな巨大構造物が必要なんだろう?】
【不思議だ】

 【七尾城跡の三段の野面積み石垣】


 【七尾城跡下部。渋い】


【七尾城本丸跡からは町と湾が望める】

【七尾・能登食祭市場】

 【和倉温泉・総湯】

 【能登食祭市場2Fの加賀屋七尾店・海鮮あぶり丼】
【1800円】

【夜の道の駅】
【能登食祭市場で食料調達後、ここで食べるのも良いかもね】

2012年6月26日火曜日

越中・能登1


今週も梅雨前線は南下。したがって北へ向かうことになる。富山方向へ向かってみた。富山は何度も訪れてはいるものの、ゆっくり時間が取れたのは今回が初めて。とりあえず、富山駅近辺の駐車場に車を置き、自転車を組み立てて走り始める。その時気がついた。自転車の空気が抜けている。しかた無いので、歩いて駅周辺の徘徊開始。

富山は落ち着いた町だ。信号の間隔が異常に長い。車の運転も優しいし、ゴミも少なく街も綺麗だ。自転車を諦め、素足にビーサンで歩き回っていたら足の皮がむけてきた。再度車に乗り込み今夜の車中泊適地を探す。目指すは繁華街近くのコインパーキング。近くにコンビニがあればトイレも確保できる。

繁華街らしきところ近くに静かそうなコインパーキング発見。夜7時から朝7時まで最大500円。車を止め、車中泊体制を確保、靴を履き直し街に出撃。

平日の街は静かで落ち着いている。そんな中、「混み過ぎず」「空き過ぎず」適度に賑わっている店を探す。今まで培ってきた居酒屋発見能力を最大限に発揮しつつ「季節料理の店・わさび」に入る。「富山は魚が美味いはず」そんな気持ちで「アジのなめろう」「アナゴ天ぷら」「ふぐ白子昆布焼き」「ビール」「立山2合」。ただ一人で飲むにはすべて量が多く、平らげるのに苦戦。やっぱり酒は二人で飲むものかねー・・・。食後、異常にのどが渇き、コンビニで買ったアイスクリームをかじりつつ、車に戻り、あっという間に就寝。この時期の車中泊は暑くも無く、寒くも無く、虫もいなくて快適だ。(2012.6.26。車中泊21)

◆行動記録
11:30 出発
13:04 ドライブイン飛山
16:30 細入・道の駅(205キロ)
17:30 富山駅着(市内徘徊)
19:30 常盤町コインパーキング
20:20 「わさび」夕食(4000円)
22:10 市内徘徊、帰還後、就寝

 【季節料理・わさび】

【夜の富山城】

2012年6月15日金曜日

上州・奥鬼怒4


昨夜も早めに就寝。夜中に目が覚めた。目が覚めても「寝なければならぬ」なんて強迫観念は今は無い。眠くなるまでラジオを聴く。NHKの「ラジオ深夜便」「団塊の世代・懐かしの歌」(だったと思う)が流れてくる。狭い車内で感度の悪いラジオを、周囲への騒音を気にしつつイヤホンを使って聴く。久しぶりに岡林信康の声も聞いた。あのころ私も若かったな。

深夜の道の駅は車は多いものの静かだ。嬌声も花火の音も無い。車中泊しているのは団塊の世代がほとんどだ。この年になると皆さん人との関わり方が洗練されてくるのか、全体の雰囲気が落ち着いてくる。一般のオートキャンプ場のざわめきも無くひっそりと夜がふけていく。

深夜に起きたものの、7時に快適に起床。今日も良い天気だ。浅間山を回りこみ、軽井沢、麦草峠、杖突峠を越えて帰還。久々に立ち寄った麦草ヒュッテで牛丼の昼食。麦草峠の駐車場も車中泊に良さそうだ。次回は麦草峠で車中泊し北八あたりを徘徊してみるか・・・。(2012.6.15)

◆行動記録
 7:00 起床
      朝食(クラッカー、チーズ、苺、コーヒー)
 8:00 行動開始
      鬼押ハイウエー(360円 260円)
 8:50 鬼押出し(600円入らず)
11:10 麦草峠
      牛丼(840円)
12:00 発
13:10 杖突峠
16:28 春日井
      ガソリン 25.6L(3353円)
      走行距離 455キロ
      洗車
      伊那から多治見まで高速(1950円)


【嬬恋村の高原野菜畑】
【植付の真っ最中】 

 【鬼押しハイウエーから浅間山を望む】

 【麦草ヒュッテも健在だった】
【高山植物の観察会が行われていた】
【でも肝心の花はイマイチかな・・・】

【杖突峠には無料展望台がある】
【絶景である】

2012年6月14日木曜日

上州・奥鬼怒3


今日は天気が良さそうだ。とりあえず奥鬼怒へ向かってみる。初めての場所なので土地勘が無い。適当に走っていたら女夫淵温泉駐車場に着いた。これより先は車は入れない。この先には温泉雑誌なんぞで良く見る八丁の湯、加仁湯、白手沢、日光沢温泉などのいわゆる奥鬼怒温泉郷。でも片道1時間半ぐらいかかるらしい。今回は時間も無いので奥鬼怒はこれくらいにして、日光を偵察後草津温泉まで帰ることにする。というのは、秘湯ブームで話題となっている温泉はなんとなく避けてしまう私なのです。

その代わり、戻る途中の川俣ダム近くの「上人一休」という共同浴場に寄ってみた。「上人一休」に着いたのは10時チョイすぎ。看板には10時開場と書いてある。ここも一番風呂だ。そして、ここも良かった。この温泉はナトリウム系。下呂温泉とは同じ、チョイとヌメリのあるやわらかい湯だ。初夏の陽射しに溢れる露天風呂でタオルで陽射しをさえぎりつつ温泉に浸かる。極楽極楽。

その後、日光の町を走りぬけ、華厳の滝、中禅寺湖、金精峠、丸沼高原、片品、沼田経由で草津・道の駅で再び車中泊。

途中、中禅寺湖でフライで鱒を釣っている兄ちゃんに聞いた話なんだけど、中禅寺湖の鱒は原発事故による放射線の基準値をオーバーしているため持ち帰り禁止だとか。原発事故の放射線汚染はこんな地域まで広がっているのかと、ちょいと暗い気持ちになってしまった。今回、とても美しい新緑に溢れたドライブだったけど、いつまでもおの美しい自然を保ちたいものだ。(2012.6.14。車中泊20)

◆行動記録
7:00 起床
朝食(カフェオレ バナナ ゼリー)
8:00 行動開始
9:30 女夫淵温泉駐車場
入浴料金2時間1000円(休みで入らず)
10:15 上人一休(300円)
11:00 同発
11:30 大笹牧場
昼食ロース定食(1800円)
13:07 日光
ガソリン17.39L(2400円)
走行距離 328キロ
13:40 華厳の滝
中禅寺湖マス釣り(1550円)
放射線で持ち帰り不可
15:30 沼田手前尾瀬市場
買出し・食料・お土産(2460円)
18:00 草津温泉着

 【女夫淵温泉駐車場】
【無料、トイレ、案内所完備】

 【川俣湖温泉・上人一休の湯】
【朝10時から、300円】

 【上人一休の湯・露天風呂】
【初夏の陽射しが眩しい】

 【上人一休の湯外観】

 【霧降高原大笹牧場】
【ロース焼肉定食、1800円】
【食べ応えあり】

 【霧降高原から望む雲海越の山々】
【名前分からず】

 【華厳の滝】
【この時期、水量多し】

【中禅寺湖の鱒釣り】
【入川料金1550円(岸からの場合)】
【放射線の基準値オーバーで持ち帰り付加】

2012年6月13日水曜日

上州・奥鬼怒2


昨夜は良く眠れた。朝7時快適に起床。ウトウト二度寝なんぞ楽しみつつ、ごそごそ起き出し、朝の散歩を兼ねてタオル片手に「瑠璃の湯」に向かう。雨もあがった。「瑠璃の湯」で裸になろうとした瞬間、ジイチャン登場。「今から掃除する」との事。素直な旅人の私としては、スゴスゴ退散。チョイと先の地蔵湯へ入る。地蔵湯は通常観光客向けの立派な施設。でも、人は居ない。私一人で朝湯を楽しむ。その帰り道、温泉饅頭を販売中の店発見。こんな朝早い時間から温泉饅頭の店が開いているのも有りがたい。

温泉饅頭は一個80円。買おうとしたら、オネエチャンが言う。「自分で食べるのなら安い方でも良いんじゃないですか?」。横に一個40円の温泉饅頭がある。せっかくなので40円の温泉饅頭四個購入。〆て160円。帰宅後車、もとい帰車後、コーヒーを沸かし、バナナと温泉饅頭の朝食。思うに旅に出て車中泊した方が自宅より健康的な生活が出来るような気がする。睡眠時間も長いし、朝食もしっかり摂れる。理由はテレビを見ないことが大きいと思う。車で泊まる場合、暗くなったら眠り、明るくなったら起きるのが基本的は生活パターンなのだ。

今日の目的地は奥鬼怒・湯西川温泉。途中、川原湯温泉に寄ってみた。今、話題の、いや、ちょっと前話題だった八ツ場ダムで埋没する温泉だ。以前より知っていたけど、ダムに沈む温泉でなんとなく荒れたイメージがあったので来ることが無かった。そんな川原湯温泉の共同浴場「玉湯」に着いたのは9時45分。「玉湯」は崖にせり出した木造建築。なかなか綺麗に保たれている。オープンは10時から。タバコを吸いつつ周辺をウロウロしていたら、オバチャンが登場。「温泉に入りに来なら良いよ」と声をかけてくれた。有りがたい。「地蔵の湯」に引き続き一番風呂。

その川原湯は素晴らしかった。チョイと硫黄の香りの無色だけど良い感じの高温の湯。存在感は強いけどサッパリした湯。粘りつくような温まり方ではなくサッパリした熱い湯で夏向きの温泉と言った感じ。湯あがりにオバチャンから聞いた情報。現在の玉湯は後2年程度営業予定。ダム建設に伴い川原湯は山側に移り、現在の温泉を引いて営業を継続予定だとか。でも、今のような風情は無くなってしまうのだろうなー・・・。

その後、カーナビの指示に従い、関越、北関東、東北、日光宇都宮自動車道など高速を乗り継ぎ、会津西街道を北上。本当は沼田から金精峠を越えて裏口から中禅寺湖経由で日光に入りたかったけど、カーナビを尊重して表口から入ってしまった。まあ帰りに金精峠越えをすればいいや・・・。

会津西街道を左折して湯西川温泉に向かう。今日の泊まりは何処にするのか?気になってきたとき、道の駅発見。名前は道の駅・湯西川。そこがまた良かった。観光案内所、掛け流しの温泉もある。入浴料金500円。夜9時まで営業。しかしコストパフォーマンスに厳しい私としては、更なるコストカットを目指し、観光案内所で小耳にはさんだ湯西川温泉共同浴場へ向かう。観光案内所のニイチャンの話。「地元の人の管理する小さな混浴の温泉で、一般の観光の方にはお勧めできない」とか。そんな温泉、私は好きです。

観光案内所でゲットした地図を片手に温泉街を歩くとすぐに共同浴場発見。覗いてみると誰も居ない。なかなか綺麗に管理されている。「管理費として外部の方は200円以上ポストに入れて」と書いてある。さっそく入浴。しばらくするとジイチャン登場。そうこうする内にバアチャンも登場。さらにもう一人ジイチャン登場。そんなジイチャン・バアチャンたちとのんびり温泉に浸かる。これぞ日本の温泉文化の極みだ。

そんなジイチャン・バアチャンとの話題。原発と核兵器の関連問題から健康問題その他諸々。ジイチャンがこぼす。「湯西川温泉は以前は栗山村として独立していたが、平成の大合併で日光市に併合。村議会も無くなり暮らしにくくなった。そのとき130人の人口のうち50人が公務員だった」。これもどうかなー・・・。心臓の検査で病院から帰ったばかりのジイチャンが歯の治療で苦労しているとの話題も飛び出し、これって、私の問題とも重なる。要するの私もこっち側の人間になっていることを再認識。チョイと複雑な気分だった。(2012.6.13。車中泊19)


◆行動記録
7:00 起床
地蔵乃湯
9:00 行動開始
9:45 川原湯「玉湯」(300円)
10:30 同発
11:44 渋川 ガソリン17.3L(2439円)
走行距離 337、5キロ
12:30 足利
かるら 寿司天ぷら蕎麦セット(733円)安い美味い
15:00 日光
ヤオハン買出し(1592円)
16:30 道の駅・湯西川
17:30 湯西川温泉共同浴場(200円)

 【草津・地蔵の湯内部】

 【草津・地蔵の湯】
【無料、朝8時から】

 【川原湯・玉湯】
【なかなか渋い】

 【玉湯、朝10時開場】
【湯温、温泉卵に最適かも・・・】

 【玉湯内部、良い温泉だ、300円】

【道の駅・湯西川】
【掛け流し温泉もある】
【夜9時まで営業、500円】

【湯西川温泉共同浴場】
【地元のジジババとの会話も楽しい】

2012年6月12日火曜日

上州・奥鬼怒1


梅雨に入った。太平洋側に前線。北の方なら少しは良かろうと、19号線を北上。しかし天候はハッキリしない。フロントガラスに雨粒が落ちる。塩尻からサラダ街道を少しだけ走り、三才山トンネルを抜け、嬬恋村を抜けて草津温泉着は夕方7時近くになってしまった。草津に入る直前に道の駅発見。名前は草津運動茶屋公園道の駅。キャンピングカーも数台止まっている。中には車の横で食器を洗っているツワモノもいる。白い洗剤の泡がアスファルトを流れている。いくらなんでもこれはマナー違反ではないかなー・・・。

道の駅から湯畑は近い。歩いて15分ぐらいかなー。とりあえず入浴セットを持ち、ビニール傘片手に町に出てみる。道の駅から湯畑へは急激な下り。途中で小さな共同浴場発見。名前は「瑠璃の湯」。ここに入ることも考えたけど、とりあえず湯畑まで行ってみる。平日の湯畑は閑散としている。こんなに空いているのなら「白旗の湯」も空いているだろうと「白旗の湯」に向かってみるも見つからない。なんと「白旗の湯」は改修工事中。白いシートに覆われている。けっきょく途中で見つけた「瑠璃の湯」に入る。

久々の草津の湯。浴槽の縁から溢れる、キリッとした熱い湯。うーん、いーなー・・・。よく「どこの温泉が一番良いか?」聞かれるけど、「草津温泉が一番」と答えている。「瑠璃の湯」で出会ったジイチャンに「ここは何時から何時まで使えるのか?」聞いたところ、いつでも入れるとのこと。24時間利用可能な共同浴場は最近珍しい。これで無料。ますます草津温泉気に入ってしまった。(2012.6.12。車中泊18)

◆行動記録
11:00 出発
13:40 蕎麦屋・玄(かき揚げ蕎麦1000円)
15:13 安曇野 道の駅・今井恵みの里
有料道路(100円)
三才山トンネル(500円)
16:30 鹿教湯温泉コンビニ
買出し(1736円)
18:50 草津温泉

 【 草津運動茶屋公園道の駅 】
【歩道橋兼ねた展望台もある】
【天気がよければ浅間山の展望もあるらしい】

 【「瑠璃の湯」内部】

【「瑠璃の湯」外観】
【24時間利用可能、朝8時ごろ清掃】
【無料、地元の人には笑顔で挨拶】