2014年12月26日金曜日

京都散歩・等持院(2014.12.26)

18切符握りしめての京都散歩。計画は京都一周トレイル北山コースを歩きたかったんだけど、京都北西方向は雪雲。愛宕山も黒い雲に覆われている。「雨の日は歩かない」当然「雪の日も歩かない」私はアッサリ予定変更。京都ブラブラ散歩に切り替えた。京都の街の散歩はとても楽しい。路地裏には日本の懐かしい空気が溢れている。商店街も健在だし銭湯も多い。今回の行動の中で最も心に残ったのは等持院。冬の京都は人も少なくて良いねえ。

◆行動記録
・JR円町スタート(12:30)
・ラーメン(山﨑麺三郎)650円
・妙心寺道
・妙心寺抜ける
・等持院(拝観料500円)
・北野天満宮
・上七軒
・五辻通り(コーヒー380円タカムラ)
・堀川通りを南下
・親子丼(なか卯)490円
・三条会商店街
・JR二条(18:00)

【円町・山﨑麺三郎。行列ありの典型的な京風ラーメン。カツオだしのさっぱりラーメン。当然、背油チャチャチャはない。】

【等持院。この絵はどこかで見たような・・・】

【等持院庭(表)】

【等持院庭(裏)】

【北野天満宮の休憩所。喫煙コーナー有り】

【上七軒の町並み】

【五辻の喫茶店タカムラ。懐かしい雰囲気の喫茶店】

2014年12月16日火曜日

キッチンリボン(2014.12.16)

以前から一度は行きたいと思っていたキッチンリボンへやっと行くことができた。キッチンリボンは知る人ぞ知る名古屋のステーキの名店らしい。ここの松阪牛のシャトーブリアンが特に有名らしい。とにかく「らしい」としかいえないほど、私にとっては馴染みの無い店なのだ。松阪牛については「和田金」を以前なんとかクリアした私にとって、更なる大きな課題であった。

松阪牛シャトーブリアンは美味しかった。肉の柔らかさ、ほのかな塩味、のど越しの良さ。店のオヤジさんは「大きく切って食べてください」と言う。肉の柔らかさを味わって欲しいらしい。素直な私は高さ2センチ、幅3センチ、長さ4センチに肉を切り頬張った。店のオッチャンから「切り方が上手い」とのお褒めの言葉を頂いた。

今まで味わったことが無いほどの柔らかくて美味しい肉だったけど、本当に美味しいものは若いとき腹を減らして食べた塩サバのような気がする。歳とともにそんな食事ができなくなり、高価なシャトーブリアンを美味しいと感じる自分自身にチョイとした寂しさを感じている。

2014年12月15日月曜日

かすうどん(2014.12.15)

ここ数年、なんとなく大阪方面にはびこりつつあるうどんがある。それが「かすうどん」。牛ホルモン(小腸)を油で揚げ余分な油を落としたものを「油かす」と言い、それをうどんに入れたものが「かすうどん」らしい。モツ鍋にいれる「かすモツ鍋」なるものもあるらしいとの情報も風の便りで聞こえてきた。

牛ホルモン、モツ鍋ともに大好きな私としてはぜひとも味わわねばならぬ。と言うわけで18切符を握り締め大阪までかすうどんを食べに行ってきた。かすうどんだけのために大阪まで行くのもナンなので、行きがけの駄賃として京都へ寄ってみた。どこに立ち寄ろうと18切符利用なら余分な金もかからない。

全行程JR利用にこだわり、京都から嵯峨野線円町から金閣寺徒歩ピストン。今までなんとなく避けていたけど、歳とともにこだわりも無くなり、素直な気持ちで初めて訪れた金閣寺。飛び交う言葉はほとんどお隣の国の言葉だ。売店のオニイチャンもそのその言葉で日本酒を売っている。そのときの客はたまたま私を含めた日本人。いったいここはどこ?

キンキラキンの金閣寺は庭園も含めて美しかったけど、途中に立ち寄った平野神社やわら天神のほうが私は好きだなー・・・。

【お土産用かすうどん2人前1000円。店で食べたかすうどんは美味しかった。うどんには油気が良いね。無料のテンカスには目ざとい私です。】


【金閣寺は想像通りのキンキラキン】


【平野神社はけっこう古い。桜が多い】

【平野神社には大きな木もある】

【わら天神って不思議な名前だ】

2014年12月9日火曜日

湯田中温泉(2014.12.09-10)

湯田中は懐かしい町だ。今から50年以上前、初めてのスキーで志賀高原に来た。長野電鉄湯田中で降り、バスに乗り換えた。バスで高度を上げつつ、初めて積もった雪を見た。その時の印象は今でも記憶に残っている。

その後、何度、湯田中を通り過ぎたことか。でも、湯田中は単なる通過点。ほとんど気にも留める事も無かったけど、歳を経てふと湯田中が気になってしまった。気になったら行かねばならぬ。と、言うわけで湯田中へ出かけてみた。

目的は温泉と、この時期の北信濃の買出し。具体的に言えば丁子屋(自炊宿)、大湯(共同浴場)、信州味噌(マルセ謹製樽出し一番)、リンゴ(フジ)、野沢菜(郷土屋製)。

初めてじっくり味わった湯田中だったけど、昭和レトロ満載の街はしみじみ味わい深かったし、楽しむことが出来た。郷土屋は大掃除の臨時休業で野沢菜が変えなかったのは残念だったけど、それ以外はすべてクリア。追加で縁ギ純米辛口2本と漬物用酒粕3.5キロも購入。帰宅後、大根及び白身魚の粕漬け作りに励んでいる。

【湯田中大湯。この地域には鍵付共同浴場が多い。渋温泉、山田温泉は入ったことがあるけど湯田中は初めてだ。】

【湯田中の大湯は新しく快適だ。高温の湯が私好みだ。】

【町には大湯の他にも共同浴場多数。ここは丁子屋の隣の「脚気の湯」。どこの共同浴場も同じだけど高温多量の湯が溢れる。】

【一泊自炊4500円(暖房費500円)。以前は高級旅館。部屋は広く、掃除も行き届き快適な湯治宿。キッチンも充実している】

【翌日、天気に恵まれた。北信五岳がクッキリ見えた。写真は飯綱山、背後の北アルプスが白い】

2014年12月8日月曜日

大平山周回(2014.12.08)

またまた鳩吹山。今回は昔の山仲間とのハイキング。いつもは単独行動が多いけど、気心の知れた仲間とたわいない話をしつつ歩く山も楽しいものだ。紅葉が終わった鳩吹山山域は木々の葉も落ち、木曽川の展望が開けて明るい山となる。

不老の滝に車を置き、大平山、西山を回り栗栖遊歩道を下って車を回収。けっこう歩きでもあって楽しいハイキング。気温は低いものの風も無く快適な一日だった。

【大平山への登りで見下ろす木曽川。遠くに伊吹山が見える】


2014年11月30日日曜日

西条(2014.11.30)

尾道の翌日、広島へ出て広島焼きを食べ帰還する計画。その前に西条へ立ち寄った。西条は伏見、灘と並ぶ酒蔵の町として知られている。私は伏見へは何度も行っているけど、灘も西条も行ったことは無い。初めての西条は地方都市とは言って侮れない。伏見より酒蔵の数は多そうだ。

なぜ、こんなに酒蔵が多いのか、地元のオネエチャンに聞いたところ、昔から酒の発酵に良い水が出るとのこと。発酵に良い水とはどんな水なのか聞くのを忘れたけど、微妙な何かがあるのだろう。まことに日本文化は奥深い。

綺麗に整備された酒蔵めぐりの町並散歩は十分楽しめた。そしてどの酒蔵もナカナカ立派だ。特に賀茂鶴の酒蔵の試飲コーナー(無料)には感心した。多種類の酒が呑み放題。試飲で飲み放題と言うのもナンだけどね・・・。各所で試飲を繰り返し、お土産用の酒と、酒粕を買った。試飲で少し出来上がり、荷物の重さにふらつきつつ気分良く帰還した。

【賀茂鶴の工場の向こうに白牡丹の煙突】

【賀茂鶴の試飲コーナー。このような感じで多数の酒が並ぶ。】

【どこの酒蔵も清潔に管理されている】

2014年11月29日土曜日

尾道(2014.11.29)

尾道は二回目だ。前回は18切符と安宿の旅だったけど、今回は新幹線利用の普通の旅。新幹線を使うとさすがに早い。朝、9時過ぎに名古屋を出発して昼食は尾道ラーメンを食べていた。私は知らなかったけど尾道ラーメンはかなり有名らしい。尾道駅前のボランティアガイドのオッチャン曰く「有名店は長蛇の列」だとか。そんなに大混雑でなく、しかも適当に賑わっているという微妙な選考基準によって選び抜いた「壱番館」のラーメンはなかなかイケタ。

その後、千光寺ロープウエイに乗り、お約束の坂道を歩いた。坂道を歩きつつ、見下ろす尾道の町は瀬戸内海とその島々ともあいまって箱庭のようにチンマリまとまった景観だった。

【千光寺ロープウエイから見下ろす尾道の町】

【尾道の坂の道の足元は家の屋根。猫がのんびり昼寝している】

【尾道の野良猫は太っている】

【西山別館のモミジ】

2014年11月23日日曜日

伊吹山(2014.11.23)

孫を連れて伊吹山に登った。過去には雪の季節に山スキーで訪れたことが数回あるけど、今回はドライブウエー(通行料3090円)で山頂直下の駐車場まで登るお手軽登山。昔使ったことがあるロープウエイはすでに無く、時の流れを感じた。

天気は良かったけど、この時期の伊吹山は風が強く、山頂で飲む暖かいコーヒーが一気に冷める。山頂駐車場から見下ろす周囲の山々の紅葉は予想以上にスケールが大きかった。でも、若干紅葉の盛りは過ぎている。まことに、紅葉見物は難しい。噴煙を吐く御岳が意外と近くに見えた。

【駐車場からの登山道】

【琵琶湖が輝く】

【御岳の噴煙。以前より北側の噴煙が盛んに見える】


2014年11月21日金曜日

大平山(2014.11.21)

昨日に続き、今日も秋晴れ。さらに昨日に引き続き、今日も暇だ。最近の「近場見直しキャンペーン」の一環として鳩吹山方面に出撃してみた。今回は鳩吹山カタクリ登山口から登り、大平山コースを歩いて犬山まで歩く計画。

犬山で一風呂浴び、名鉄で可児川に戻り車を回収する予定だったけど、西山休憩舎でゲットした入浴施設情報「サンパーク犬山」が発見できず、入浴は帰宅後になってしまった。サンパーク犬山は次の課題とすることにしよう。

今までほとんど気にもとめてない鳩吹山だったけど、この秋はもう5回ほど登っている。なぜか今一番気に入っている山域だ。近い割りに変化のあるルートが多い。下山してから立ち寄った寂光院は紅葉見物の観光客で溢れていた。

◆行動記録
10:40 カタクリ登山口発
11:00 小天神展望台
11:20 鳩吹山休憩舎
12:20 西山休憩舎
13:30 大平山
14:10 不老公園口
14:30 寂光院
15:30 名鉄犬山遊園
16:00 車回収

【鳩吹山からは白山も見える。意外と近い】

【季節外れの山ツツジが咲いていた】

【大平山から犬山方面への下りで展望が開ける】

【足元から見下ろす木曽川は高度感あり】

【寂光院】

【モンキーパーク駐車場のメタセコイア?】

【成田山の紅葉が一番美しかった】


2014年11月20日木曜日

香嵐渓(2014.11.20)

今まで「遠くへ、遠くへ」と向かっていた気持ちが年齢を重ねるにつれて落ち着いてきたみたい。距離に関係なく近場にも良い所が多いことにやっと気がついた。この秋は近場の紅葉を中心に出撃している。そんな訳で、この地域の紅葉の名所「香嵐渓」に行ってみた。

当然、大混雑の週末は避け、平日の出撃。平日とは言ってもこの季節の香嵐渓は十分混雑していたけど、ストレス無く駐車できた。ちょいと離れた駐車場は500円(正式な駐車場は1000円)。巴川に沿ってぶらぶら歩き、飯盛山へ登って足助の町に下った。

はじめて見た香嵐渓の紅葉だったけど、思ったより色が悪い。地元のオバチャンの話では「今年はこの時期暖かい日が続き良くない」とのこと。まっこと紅葉見物は難しい。木々が色付く時期の気温、日照そして紅葉を見る時期がすべて合わないと美しい紅葉は見られない。でも、飯盛山から見た木々の紅葉はそれなりに美しかった。

◆行動記録
10:20春日井(給油)
11:00多治見(18キロ)
11:40柿野温泉(33キロ)
12:30足助(63キロ)
13:30飯盛山
14:30足助発
【飯盛山へ登る途中で香積寺の屋根越しに振り返る】

【飯盛山山頂付近】

【散り積もる落ち葉も美しい】

【巴川沿いの紅葉】

2014年11月13日木曜日

柿其渓谷(2014.11.13)

柿其渓谷へ行ってきた。今まで19号線を北上するたびに気にはなっていたけど、行ったのは初めて。本当は開田高原あたりの紅葉でも見に行こうと思ったんだけど。木曽福島近辺でみぞれ混じりの雨。さらに近辺の紅葉も終わっている気配。

だったら、柿其渓谷へでも行ってみるか、と、行き先変更。初めての柿其渓谷はナカナカ良かった。この付近は田立の滝など急峻な谷の多いところだね。いろいろ紅葉の名所はあるけれど、南木曽あたりの国道19号線沿線は、どこの紅葉の名所にも引けを取らない美しい紅葉が楽しめる。特に今年はモミジの赤が鮮やかだ。

【駐車場から渓流沿いにつけられた階段状遊歩道をちょいと歩くと牛が滝。花崗岩と澄んだ水の美しい滝だった。紅葉はすでに盛りを過ぎていた。】

【柿其集落の紅葉は今が盛り。】

【道路脇のモミジが美しい。】

【南木曽の国道19号線から見た紅葉が良かった。】

2014年11月10日月曜日

正倉院展(2014.11.10)

今年も正倉院展が始まった、と思っていたら残り2日となってしまった。特に今年は天皇陛下のナントカ記念とかで展示される宝物も充実しているらしい。特に目玉は鳥毛立女屏風。その他、例年より分かりやすいものが多数並ぶ。

当然、混雑しているだろうと、レイトタイムを狙って出撃してみた。これにより混雑緩和とコストカットを図るつもりだった。レイトタイムは夕方4時半から。それまで時間を正暦寺の紅葉見物でつぶす作戦だ。

奈良に着いたのは12時チョイ過ぎ。正暦寺への臨時バスは11時40分が最終だった。だったら歩けば良いやと、奈良公園を横切り正暦寺方面に歩きだす。ついでに正倉院展会場の奈良博を覗いてみた。入場のための大行列を予想していたけどほとんど列は出来ていない。待ち時間の表示は20分。昼食時間帯は空いているとの友人からの情報もあったので急遽予定を変更して正暦寺は後にすることにした。

ちょっとした列に並び、待つことも無くアッサリ入場。しかし、会場内は例年以上の大混雑だった。要するに多数の人出を予想して、例年なら制限する会場内入場者数を大幅に増やしているようなのだ。初めて見た鳥毛立女屏風はナカナカ良かった。しかしあの唇の赤さは本当に1000年以上前のものなのだろうか・・・。その他、見所の多い正倉院展だった。鳥毛立女屏風は昔教科書で習って以来「トリゲダチオンナビョウブ」と読んでいたけど、正しくは「トリゲリツジョノビョウブ」と言うらしい。正しい呼び方が分かって良かった。

その後、正暦寺へ歩いて向かった。正暦寺は行ったことがない。観光案内所で貰った奈良のウオーキングマップの範囲からもそれている。山辺の道の北部辺りにあるのではと、なんとなく当りをつけ適当に向かってみた。途中で数回人に聞き、何とか正暦寺にたどり着いたけど、帰るときは暗くなってしまった。でも、夕闇迫る山の中の寺は静かで落ち着いた空気に満ち満ちて良い感じだった。期待した紅葉はまだ早く、それが少し残念だった。

◆行動記録
 9:01 近鉄名古屋
      株主優待チケット
10:19 伊勢中川
11:40 大和八木
12:05 西大寺
12:10 近鉄奈良
      柿の葉寿司(778円)
12:50 正倉院展(1100円)
      音声ガイド(500円)
14:00 歩きだす
16:10 正暦寺
17:10 柳茶屋バス停
      みかん(500円)
      かきもち(250円)
17:43 柳茶屋バス停発
      近鉄奈良駅立飲屋(豊祝)
      酒 天ぷら2 ジャガイモ牛すじ
18:46 近鉄奈良発
      株主優待チケット
18:55 西大寺
19:23 大和八木
20:51 中川
22:16 JR名古屋発

【今年の正倉院展は見所多し】

【正暦寺の手前の円照寺。とりあえず覗いてみたけど手入れの行き届いた美しい寺だった。でも拝観し出来ないみたいで立ち入ることがはばかられる。こう見えても私、気が小さいのです。】

【円照寺への参道には山辺の道の標識があった。でも、何処から何処へ向かうのか分からない。】

【やっとたどり着いた正暦寺本堂】

【ちょっとだけモミジも色付いている。】

【正暦寺からの帰り道、立派なサツキの生垣があった。】

2014年11月2日日曜日

談山神社(2014.11.2)

大阪でチョイとした飲み会。翌日、談山神社へ行ってみた。談山神社は紅葉の名所として有名だ。「まだ早いかも」と感じつつも、ひょっとしたら良いかもしれないと出かけてみたけど、やっぱりまだ早かった。でも元気なモミジの緑が美しい。これらの木々が一斉に色付いたらさぞ美しかろう。

雨が降りそうな天気の中、談山神社から明日香石舞台まで歩いてから帰還した。姿は前夜の宴会スタイル。革靴を履いてのハイキングはちょっと辛かった。石舞台からバスに乗り橿原神宮駅に着いたとき強烈な雨。山の中で雨に会わずに良かった良かった。

【初めて見た有名な十三重塔、ナカナカ良い】

【拝殿からは見たモミジの木々】

【拝殿から本殿を望む】

【石舞台はいつの間にか有料になっていた】

【生垣で遮られて石舞台は見えない。ただで見える場所を探したら石舞台のお尻が見えた】