2011年12月26日月曜日

熊野3(串本)

相変わらず、今日も寒い。久しぶりの寒波で気勢があがらない。帰ろうか?との気持ちが頭をよぎる。その瞬間、帰ることに決定。串本から紀伊半島の西を回り、橋本、五条、名阪国道経由で帰宅した。紀伊半島西側の枯木灘は中上健次風に大荒れだったし、東名阪も雪が降っていた。(2011.12.26/月)


 【串本・大島のなんとか灯台】
【なんとかトルコ記念館の先にあった】

 【大島から海を見る。東側は静かだ。釣り人多数】
【金剛ナントカという名所らしい】

 【大島から見た西の海。波が荒い】

【潮岬から海を見た。海が青い】

2011年12月25日日曜日

熊野2(勝浦温泉泊)

●車中泊通算2日目(2012~)
 紀伊長島道の駅「マンボウ」の一夜は快適だった。朝、車から這い出すと雪がちらついてきた。その後、勝浦温泉を目指して更に南下。熊野市に入る。七里御浜の広大な海岸に出る。陽射しが強い。雪はちらついていてもこの陽射しは南のものだ。花の窟神社に寄ってみる。そこで地元のオッチャン登場。花の窟神社についていろいろ説明を聞く。面白い!花の窟神社に関するちょっとエッチな話とか、浦島太郎に関するちょっとエッチな話とか、いろいろ興味深い話が聞けた。うーん、面白い!

 勝浦温泉に着いた。どこに車を止めたらいいか?チョロチョロ走りつつ、場所を探す。「有料駐車場」との看板多数。有料駐車場の看板が多いと言うことは無料で止められるスペースが無いのは世の常だ。ちょっと悲観的な気分になりつつ、港の先端の突堤まで行ってみる。そこにはキャンピングカーを含めかなりの数の車が止まっている。

 その横で魚網の手入れをしているオッチャン発見。聞いてみた。

「ここ、車、止めて良いんですか?」
オッチャン答える
「いいよ」
「何日でも止めていいよ」

 予想外の返事にチョイと驚きつつ、車を止めて今夜の寝ぐらと決定する。そこは素晴らしい車中泊ポイントだった。清潔な水洗トイレがある。さらに水場もある。東屋、ベンチもついている。近くに温泉もある。徒歩数メートルの岸壁からは小鯵及びもっと大物の魚釣りも可能。東屋ではカマスの干物を作っているつわものも居る。ハッキリ行ってどこの有料オートキャンプ場より良いかも知れない。「今後、この方面に車で来たときはここで泊まるぞ」硬く心に誓う私です。

 車を止め、船でホテル浦島へ向かってみた。目的はホテル浦島の温泉「忘帰洞」。浦島着はお昼チョイ過ぎ。その着いた時間帯は掃除中で1時間待たねば「忘帰洞」には入れない。でも浦島には他の温泉も多数有る。それまで山上館の「天海の湯」に入って時間調整。その「天海の湯」も空いている。その後「忘帰洞」の開くのを待って入浴。そこも誰も居ない。そんな誰も居ない温泉に浸かり、潤沢に溢れる温泉を楽しむ。なんと贅沢なんだろう。素晴らしい。

 「忘帰洞」から一旦帰宅(港に置いた車だけど)後、近くの魚屋で買った鯨の脂肪(ウネと言うらしい)をツマミに一杯飲み、車で昼寝。夕方、町の居酒屋で食事し、再度、連絡船で浦島へ行き入浴。その後、ホテル浦島のロビーでNHK年末ドラマ「坂の上の雲」を見るという暴挙に出つつ、満足の一日を終えた。久しぶりのホテル浦島は日本語以外の言葉に満ち溢れ、なぜか、テレビでよく見る中川家礼二を思い出しました。(2011.12.25/日)

● 主な支出
・ ホテル浦島入浴:1000円
・ 鯨ウネ:1800円
・ 夕食(勝浦・めはりずし):1800円(マグロ刺身、秋刀魚ミリン干、めはりずし、大根サラダ、酒1合)

 【花の窟神社】

【花の窟神社、この崖がご神体】
 
 【花の窟神社の注連縄は国道横まで伸びている】

 【補陀洛山寺(ふだらくさんじ)】
【JR那智駅から徒歩すぐ】
【JR那智駅は道の駅を兼ねている】
【キャンピングカー数台泊まっていた】

 【補陀洛山寺に有った渡海船】
【本当にこんな舟で西方浄土、南方浄土に向かったのか?】
【でも黒潮に流されるから北に行くんだけどなあ・・・】
【信仰といっても、なんだかなー・・・】

【ホテル浦島・忘帰洞】
【勝浦温泉の泉質は良いねー】
【ちょっと塩気があって、薬効を感じさせる】

 【鯨の脂肪、九州では「ウネ」と言うらしい】
【「調査捕鯨」とのシールが張ってあった】
【1皿2000円との値段に購入を躊躇】
【「1800円にまけるよ」】
【さらに「生姜醤油サービス」との言葉に購入を決意】
【とても美味しかった】
【大量の脂を摂取したけど胸焼けしなかった】
【植村直己も生肉の脂はいくらでも食べれると言っていたような】

 【勝浦港突堤はまさにオートキャンプ場】

 【勝浦の町の「二代目めはりすし」】
【「めはりずし」は暖かいご飯で注文してから作ってくれる】
【イケル】

 【勝浦港突堤の駐車場で干物を作るつわものも・・・】

 【私の戦闘車両内部】
【一般のキャンピングカーに比べてなんと簡素なものか・・・】
【でも、後部スペースのテーブルの幅、高さは吟味を重ねた】
【人間、座って半畳、寝て一畳】

2011年12月24日土曜日

熊野1(紀伊長島泊)

●車中泊通算1日目(2012~)
 新戦闘車両の走行テストは前回の奈良方面出撃で済ませたが、本格的な車中泊テストをせねばならない。最初、信州方面を考えたけど、寒波が来た。そんな訳で、諸般の事情を考慮して南の方へ向かってみた。

 特にどこへ行くとの強い意識も無く、おっとり東名阪に乗ってみた。そのまま流れで夕方、紀伊長島の道の駅「マンボウ」着。すでに暗くなってきた。マンボウにはキャンピングカーを含め数台の車中泊体制の車が止まっている。なぜ車中泊体制と分かるかと言えば、このての車はカーテンがしっかり張ってある。

 マンボウの片隅に車を止め、カーテンの準備は無いけど、荷物を整理し、寝袋を広げ睡眠体制を完備する。その後、道の駅の向かいに見つけた小料理屋(けっこう大きそうな)に食事に行った。

 今日は宿泊費無料の車中泊。こうなると強気の私。値段を気にせず好きなものを注文できる。刺身。太刀魚の塩焼き、ナマコ酢、牡蠣フライ。冷えた体に熱燗が旨い。特に刺身が良い。やっぱり海辺の居酒屋は良い。

 心行くまで飲んで食べ、車の寝袋を引っかぶって、あっという間に熟睡。ハッキリ言って自宅のベットより睡眠時間は多い。なんせ、テレビが無いもんで・・・・。

 今回、初めて気がついたんだけど、寝袋は特に寒い場合(雪の中のような)を除いて、掛け布団のように体の上にかけて使うと非常に寝心地がいい事を発見した。いままでなぜ気がつかなかったんだろう。敷布団にあたるマットを充実させ、暖かい寝袋をかぶって眠るのは、寝返りが打ちやすく、非常に睡眠の質が良くなる。(2011.12.24/土)

● 主な支出
・夕食(紀伊長島・丸正):3600円(刺身、太刀魚塩焼き、ナマコ、牡蠣フライ、鯛茶漬け、日本酒3合)

 【紀伊長島・道の駅・マンボウ】
【年末につき夜8時まで売店営業】
【寿司類など購入可能】
【24時間トイレ使用可能】

【紀伊長島・道の駅・マンボウ向かいの料理屋「丸正」】
【刺身が良かった】

2011年12月18日日曜日

東大寺ミュージアム

車を変えた。軽トラから軽のワンボックスバンへの変更だ。軽から軽への変更なれど、新車は新車。とてもウレシイ。新戦闘車両のテストを兼ねて奈良方面へ行ってきた。行先は東大寺ミュージアム。

 東大寺ミュージアムは東大寺境内にある。立派な建物だ。開館記念特別展として「奈良時代の東大寺」が開催中。特に不空羂索観音菩薩立像と日光・月光両菩薩立像をじっくり見ることが出来てよかった。

 以前、三月堂の暗闇の中で見たことが有ったような気がするが、新しい施設でじっくり見ると、新たな発見があるものだ。この不空羂索観音菩薩立像と日光・月光両菩薩立像の顔はとてもよく似ている。他の展示物もなかなか充実していて、けっこう楽しめた。

 この時期の奈良は日曜日でも落ち着いている。東大寺ミュージアムの不空羂索観音・日光・月光と興福寺国宝館の阿修羅・仏頭の二つを訪ねれば奈良の仏像入門はクリア。そうそう、それに戒壇堂の四天王を加えれば完璧かも・・・。さらに新薬師寺の十二神将、、、、言い出せば切りが無いね。

東大寺ミュージアムの入場料は500円、大仏殿とのセット価格は800円。時間は4時半まで。

 【東大寺には裏からアプローチ。静かで良い】

 【東大寺ミュージアム。立派だ。】

 【ここの「山田寺仏頭」は私にとって一番好きな仏像かも・・・】
【多分ここにあると思うけど・・・。】
【今を去ること40年以上、はじめてみた時感激したものだ。】

【近鉄奈良駅からアーケードを抜けると三好野】
【なぜかいつもここに入ってしまう】
【安くてボリュームたっぷり】

2011年12月10日土曜日

神戸ルミナリエ

青春18切符冬季分スタートの10日、神戸ルミナリエに行ってきた。ルミナリエは写真では見たことがあるけど、行くのは初めて。ついでに、昼間は紅葉事情調査に京都に寄るという盛りだくさんの計画だ。

 今回京都は太秦の広隆寺に行くべく、昼食は花園大学の学食とした。てんぷらウドン210円。安い、まさに学食価格。その割にはあっさりした関西風。てんぷらの中には桜海老らしき姿もチラホラ。まことに満足の昼食でした。

 名古屋から京都経由で山陰本線(今は嵯峨野線)円町下車。そこから花園大学、広隆寺へと歩きだす。今年の紅葉は遅いとの情報を頼りに、「ひょっとしたらまだ間に合うか」とのひそかな期待も、紅葉はすっかり終わっていた。

 「あなたの肩先にひらひらこぼれてる、プラタナスの枯葉・・・・・」との「真冬の帰り道」風の坂道を広隆寺に向かって歩いていると、私がかって紅顔の美少年だった時代を思い出してしまった。

 まあ、それはそれとして、初めて行った広隆寺。弥勒菩薩で有名だけど、拝観料700円。500円の拝観料を想定していた私にとってちょっとアレ?って感じ。仏像は霊宝殿で展示してある。そこには想像以上の数の仏像が安置と言うより展示してある。まあ、仏像の数から言えば拝観料700円は妥当といえるかもしれない。でも、それはそれ、これはこれ、拝観料は500円以下にならないかなー。

 その仏像群は十二神将、四天王、日光月光、大日如来、・・・そして、かの弥勒菩薩。国宝、重文も数知れず、かなり見応えはあったけど、拝観料700円がねー・・・、シツコイネ。

 帰りは広隆寺から二条城方面へ歩き、神泉苑へ寄り道し、堀川三条の中華そば屋に飛び込んだ。その中華そばが良かった。黒いスープに超薄切りのチャーシューが麺全体を覆っているスタイル。チャーシューに関しては名古屋近郊(多治見方面、常滑方面・・・)でも大量のチャーシューを売りにする店もあるけど、間違いなくラーメンのチャーシューは薄切りに限る。

 その後、JR京都駅から神戸に向かい三宮着は夕方5時30分。駅から出た途端、大量の人波。はじめて来たルミナリエ。どこへ向かえばいいのやらまったく分からない。でも、「多数の人の向きに合わせて行けばいいや」とのお気楽ムードで人波に合わせる。事前に得たネット情報ではルミナリエ会場は三宮から浜側(南側)へ向かった方向と思っていたけど、人並みはJRに沿って元町方面(西側)へ向かっている。

 その人波は元町駅を越え、やっと左折、元町商店街のアーケードを三宮方向へUターン。ここでやっと警備側の意図を理解。大量の人並みを広範囲のジグザク移動で緩和する作戦なのだ。まあ、明石海峡大橋の大惨事の例もあるので無理ないと思う。

 三宮から元町、南京街など神戸の主だった繁華街をのんびり歩き、大丸の美しいライトアップを楽しめて、けっこう楽しい混雑だった。ただ、寒さゆえトイレ問題を抱える中高年にはその対策が大きな課題と言えると思う。

 今年のルミナリエは12月1日から12日までの12日間。先入観でクリスマスを含む年末年始のライトアップ企画かと思っていたけど、この人波が年末年始に続けば商店街の商売に与える影響も多くなり、警備面も含めて今の日程になっていると思われる。

 歩き始めて、1時間半、7時チョイすぎ、やっとルミナリエ前に到着。暗闇に浮かび上がる光のトンネルは美しかったけど、まあ、それだけのこと。私にとって、久しぶりに歩いた、三宮センター街、元町商店街、帰りに立ち寄った三宮の居酒屋の方が印象深かった。

● 行動記録
・  9:02  R金山
・ 11:14 JR京都
・ 12:00 花園大学
・ 16:30 JR京都
・ 17:30 JR三宮
・ 19:05 ルミナリエ会場
・ 20:36 JR三宮
・ 23:52 JR名古屋(最終)

● 主な支出
・ 2300円:18切符(1回分)
・  210円:花園大学学食(天ぷらウドン)
・  700円:広隆寺拝観料
・ 1050円:新福采館(ラーメン、ビール中)
・ 2630円:居酒屋森井本店(純米酒2、きずし、豚角煮、ポテサラ、付き出し)

 【やっとたどり着いたルミナリエ】

 【やっと見つけた広隆寺霊宝殿横の紅葉】

 【広隆寺の庭は美しい】

 【神泉苑】

 【神泉苑のゴイサギ】
【醍醐天皇から五位の位を賜ったので五位鷺だとか】

 【新福采館:ラーメン600円】
【三条堀川をチョイ東へ入った右側】

 【ルミナリエへの人波】

 【途中にはこんな看板も・・・】

 【大丸のライトアップも美しい】

【居酒屋森井、三宮ガード下北側】

2011年12月7日水曜日

レイルウエイズ

名古屋へ出かけたついでに映画を見た。題名は「レイルウエイズ」。以前、中井貴一主演で同名の映画があったと記憶していたけど、シリーズ化されての三浦友和主演の第二弾。そのシリーズのキーワードは「鉄道」「人生」「日本の自然」といったところか。

 一人で夕方伏見「大甚」で一杯ひっかけ、名駅までブラブラ。ミッドランドシネマをチョイと覗いたところ、30分待ち程度で上演開始。チケット確保しビールを飲みつつ窓から見れば「meitetsu」のネオンが浮かび上がる。ツタヤで借りたレンタルDVDをポテトチップス摘みつつ寝転んで見る映画より、街場へ乗り出し街の明かりを眺めつつ見る映画の方が数倍趣深い。

 レイルウエイズは予想通り素晴らしい映画でした。第一弾の中井貴一編も見たいと思うけど、これはレンタルDVDのお世話になるしかないねー。でも、便利な世の中になったものです。

●主な支出
・ 大甚(酒2合、鳥肝煮、なまこ酢、いわし煮):1560円(記憶あいまい)
・ ミッドランドシネマ(ビール):500円
・ 映画チケット(シルバー料金):1000円

 【ミッドランドシネマ入口】

【ビールを引っ掛けつつ眺める夜景も趣き深い】

2011年12月5日月曜日

ハワイ-6

【空から見た富士山は美しかった】
【12月4日11時45分ホノルル発】
【9時間ほど経過】
【12月5日15時45分中部国際空港着】

2011年12月4日日曜日

ハワイ-5

 【帰国当日の朝のワイキキ】

【開放的なホノルル空港でも警備は厳しい】

2011年12月3日土曜日

ハワイ-4

 【明るくなったら朝からサーフィン】
【地元民は寒さに強いねー・・・】

 【朝のダイヤモンドヘッド】

 【KCCファーマーズマーケット】

 【ホテルのプールサイド】

【モアナサーフライダー ビーチハウス】
【ディナー 94ドル】
【グラスワイン白:18ドル】
【グラスワイン赤:25ドル】
【日本ならこんなに高いワインは飲まないなー・・・】

2011年12月2日金曜日

ハワイ-3

 【ドールプランテーション】

 【ノースショア ラニケアビーチで亀を見る】

 【ノースショアの波高し】

 【ノースショアの海老は安くて旨い】

 【海老屋の外観】

【松本シェイブアイス】 

 【なぜかソープファクトリー】

 【ホテルから見た夕日】

【夕食は田中オブ東京 60ドル】