2014年1月29日水曜日

帰還(2014.1.29)

最終日はちょいと早めの出発。余裕の帰還となるはずだったけど、高崎付近から碓氷峠で手間取って、ギリギリの帰還となってしまった。日光から前橋、高崎付近は今までほとんど足を踏み入れてない地域。なんとなく山の中のせまっくるしい場所と勝手に想像していたけど、広々とした開けた畑の先に浅間山、榛名山、妙義山、遠くに白く雪をかぶった新潟県境の山々が美しい。特に前橋付近から見た赤城山は印象的だ。

帰宅後、ほとんど車に乗り続け、温泉に浸かり続けた今回の旅を振り返って、「いったい俺は何をしに行ったのだろう?」と反省している。でも、一つ大きな教訓を得た。「厳冬期、軽トラバンでの東北ドライブは無謀だ」。足元は滑るし、強風でふらつくことおびただしい。(2014.1.29)

◆行動記録
 8:30 湯野上温泉発
11:30 足尾駅
12:00 発
13:00 みどり市(1416キロ)
14:40 安中 給油1(468キロ)
16:00 佐久北IC(1520キロ)
19:50 春日井IC(1816キロ)
      通行料(4150円)

 【日光を過ぎ、わたらせ鉄道の足尾駅に寄ってみた。日本の公害の原点。当然、原発のこともあれこれ考えてしまう。】

【初めて見た赤城山。国定忠治を思いつつ、機会が有れば登ってみたいと考えた。】

2014年1月28日火曜日

湯野上温泉(2014.1.28)

鳴子から二日かけての帰還なら楽勝だ。途中で最後の湯治ができる。下道を走りつつ福島を越える。帰りのルートはあれこれ迷ったけど、会津西街道で日光をかすめて帰ることにした。会津に向かうとき、何気なく土湯峠を越えるルートを取ってしまった。これが失敗。土湯峠は天気は良かったけど強風が吹き荒れていた。やっぱり東北の冬は甘く見てはならぬ。軽トラバンでの厳冬期ドライブは無謀かもしれない。

それやこれやで、疲れ果てチョイと早めだけど湯野上温泉で行動停止。会津鉄道湯野上温泉駅の観光案内所で民宿を手配してもらって、宿に入る。名前は「いなりや」。その宿が良かった。家族的な小さな宿だけど、オバチャンの笑顔がとても良かったし、食事も満足。さらに温泉も気に入った。初めての湯野上温泉だったけど、飛び込みで入った宿が良いと嬉しいものだ。(2014.1.28)

◆行動記録
 9:10 鳴子温泉発
10:45 泉IC(1064キロ)
12:20 国見IC(1137キロ1100円)
13:10 福島給油(1161キロ2703円)
15:50 湯野上温泉(1261キロ)
      民宿いなりや(8725円)
      1泊二食、ビール、焼酎お湯割り

 【湯野上温泉・民宿いなりや。家族で頑張ってやっているのが好感持てる】

【内湯から直接出られる露天風呂。河の対岸を会津鉄道の列車が走る】

2014年1月27日月曜日

鳴子温泉(2014.1.27)

旅の目的が湯治に変わったといっても、場合によっては蔵王でのスキーも考えていた。天気は快晴。蔵王方面をにらみつつ南下。しかし、山は厚い雲に覆われている。けっきょくスキーも断念。途中「蘇民際」で有名な黒石寺や隣の正法寺なんぞを覗きつつ、前沢付近で前沢牛の昼食。飛び込みで入った店の牛鍋定食はなかなかイケタ。

宿は電話で取った鳴子温泉西多賀旅館。以前泊まったとき、食事が良かったので聞いてみたけど、この時期は食事は無く素泊まりだけだとか。と、言うわけで三日続けての夕食無しの宿泊となった。まあ、素泊まりは望むところではあるけどね・・・。

久しぶりの鳴子だったけど、鳴子温泉は泉質も多彩でなかなか楽しい。共同浴場滝の湯の雰囲気も変わってないし、西多賀旅館の硫黄泉もなかなか濃い。最近、年のせいかキツイ温泉に入ると、湯かぶれの気配がチョイと出る。風呂から上がったとき全身にひりひり感があり、チョイと気になった。私の場合、酸ヶ湯の四分六分の湯に入ると、数日間、顔の痒みに悩まされる。今回も若干、そんな気配があったけどね・・・。(2014.1.27)

◆行動記録
 8:45 鉛温泉発
 9:20 花巻給油(856キロ、4092円)
11:00 黒石寺、正法寺(913キロ)
12:30 前沢牛、味心
      牛鍋定食(1200円)
      夕食用食料(2411円)
15:20 鳴子温泉西多賀旅館(1000キロ)
      自炊1泊(5000円)
      暖房(800円)
      共同浴場滝の湯(150円)

 【黒石寺】

 【物議をかもしたポスターはヒゲ面からイケメンに変わっていた。冬になると裸になる祭りが多いのはなぜだろうか・・・?】

 【黒石寺から少し奥にある正法寺。永平寺、総持寺と並ぶ曹洞宗の大きな寺。日本最大の茅葺屋根の建物だ。住職は不在だったので仏像が見えなかったのが残念だった。その代わり、近くのオッチャンの家で熱いお茶をご馳走になる】

【鳴子温泉・西多賀旅館。ここの内湯の硫黄泉は濃い】

2014年1月26日日曜日

鉛温泉(2014.1.26)

一日で福島まで来たので、今日中に津軽着は可能だ、と、思ったのは甘かった。高速で仙台を越えたあたりで強風に見舞われる。横風に吹かれまともにまっすぐ走れない。ついに高速走行を断念。当然、津軽地吹雪体験も断念。花巻温泉あたりの湯治に目的を変更した。その瞬間、今回の旅の目的が湯治に変わった。

食料を買い込み、電話で確保した鉛温泉藤三旅館湯治部に飛び込む。藤三旅館は旅館部には泊まったことがあるけど、湯治部は今回が初めて。しっかりした売店もあって、本格的な湯治宿だ。昨今、湯治宿が次々姿を消しているけど、花巻温泉にはまだまだ健在なようだ。でも、宿のニイチャンの話では、裏の湯治実棟は取り壊す計画で、湯治宿は縮小方向の気配だった。

藤三旅館のウリは日本一深い浴槽の「白猿の湯」。一階をさらに階段で下った浴槽の底から適温の湯が湧き出している。その浴槽は隣の谷川よりも低い位置にあり、洗い場の排水が困難だとの理由から、石鹸の使用は禁止されている。その深い浴槽に首まで浸かり、見上げる高い位置の窓から差し込む光を眺めつつ湯に浸かるのは、まことに気分の良いものだ。(2014.1.26)

◆行動記録
 9:05 飯坂温泉
 9:20 福島飯坂IC(586キロ)
 9:50 白石蔵王IC(622キロ)
      通行料(450円)
11:30 村田IC(655キロ)
14:30 北上江釣子IC(913キロ)
      通行料(1550円)
      食料(2305円)
16:00 鉛温泉藤三旅館湯治部(840キロ)
      1泊自炊(3500円)
      ファンヒーター(550円)

 【藤三旅館の白猿の湯、階段を下ると浴槽の底から自噴する温泉】

 【いかにもの湯治宿】

【藤三旅館の入り口。建物はガッチリした作りだ】

2014年1月25日土曜日

飯坂温泉(2014.1.25)

久しぶりに遠出することにした。日程は基本の4泊5日。ターゲットは東北津軽。軽トラバンで全行程走破し、津軽の地吹雪を体験するのが今回の最大のミッション。厳しい旅になりそうだ。

予備日として1日は確保してあるものの、予定通り行動するには高速を使わねばならぬ。ガソリンを満タンにして多治見インター、中央高速、岡谷、和田峠、佐久北、上信越自動車道、北関東自動車道、東北自動車道と走り続け福島飯坂で限界となる。軽トラバンでの高速走行は横風に吹かれスピードも出せず神経が疲れる。はっきり言って山登りよりハードだと思う。

以前、泊まったことのある「なかや」へ電話してみれば、宿が取れた。1泊朝食付きで5500円。飯坂温泉は巨大温泉地だけど、私は好きな温泉の一つだ。透明だけど存在感のある高温の湯が浴槽の縁から溢れ流れる。昔、誰かが城崎温泉を「キッパリ熱い」と言ったけど、私が思うに「キッパリ熱い」のはこの飯坂温泉だと思う。特に翌朝入った共同浴場「鯖湖湯」は「キッパリ熱い」。(2014.1.25)

◆行動記録
10:10 春日井給油(3010円)
10:30 多治見IC
11:45 駒ケ岳SA(118キロ)
12:45 岡谷IC(166キロ)
      通行料(1500円)
      和田峠(通行料500円)
14:00 佐久北IC(230キロ)
14:30 横川SA(262キロ)
17:30 那須高原SA給油(470キロ、4400円)
19:00 福島飯坂IC(577キロ)
      通行料(2900円)
19:15 飯坂温泉なかや(582キロ)
      夕食居酒屋十勝(2200円)
      鯖湖湯(250円)
      旅館なかや1泊朝食付き(5500円)


 【飯坂温泉・共同浴場鯖湖湯】

【飯坂温泉の中心、鯖湖湯の横の路地。右側がなかや、左の土蔵作りが有名ななかむらや】

2014年1月19日日曜日

蛇峠山(2014.1.19)

ここ数年、冬山へ行く気力が出ない。スキーも最近、靴が合わずくるぶしの痛みに泣き続けている。そんな訳で、お手軽スノーハイクに出かけてみた。行き先は三河と長野の境の蛇峠山。

昔、初めて買った山スキーを下ろしたところが蛇峠山だった。そのときも兼用靴がくるぶしに当たり痛かったなー。以来、スキーでは常にくるぶしの痛みに悩まされている。要するに私のくるぶしは異常に出っ張っているようだ。

と、昔のことを思い出しつつ、スノーシュウをはいてのんびり歩きだす。車を置いたとき日陰はとても寒く、車の後部座席ドアが凍りつき開かない。でも、日が差してくると暖かく良い気分だ。風に舞い上げられる雪が日差しを浴びてキラキラ光る。気温は低いんだろうね。

何十年ぶりかの蛇峠山山頂には昔と同じ展望台が有った。そこから見た南アルプスの展望は昔と同じように素晴らしかった。(2014.1.19)


◆行動記録
 6:30 春日井発
 8:30 高速園原経由で登山口着
 8:45 発
11:00 山頂
13:30 下山

 【林道を少し歩いて陽射しのあるところで最初の休憩。振り返れば大川入山が立派だ】

 【林道の雪はけっこう多かった。スノーシュウで明るい雪の中を歩くのは楽しいね】

 【狼煙台跡から望む南アルプス。正面左から荒川、赤石、聖】

 【中央アルプスと南アルプスの間に飯田の街が広がる。】

【頂上には展望台がまだ健在だった】

2014年1月13日月曜日

桑名散歩(2014.1.13)

「近い割りに行ったことがない街が桑名だ」と、新年早々気がついた。じゃ行ってみるか。桑名はJRと近鉄が同じ駅。トイカならどちらにも乗ることができる。トイカは関西の私鉄にも乗ることができる。便利な世の中になったものだ。

桑名駅前の観光案内所でウォーキングマップをゲット。お勧めの観光スポットを聞けば、二つ返事で「六華苑」とのこと。そこのボランティアガイドに話を聞くのを勧められた。六華苑は想像以上に立派な建物だったし、庭園も素晴らしかった。そこでボランティアガイドの方の説明を受けている集団発見。その後ろについて話を聞く。その建築の説明から、諸戸家、明治維新、会津藩、桑名藩、高須藩、東海道線はなぜ桑名を通らなかったのか?などなど、私の興味の波長とピッタリの話好きのオッチャンだった。たまたま訪れた六華苑だったけど、季節のいい時期に再度訪れたいと思っている。(2014.1.13)

 【九華公園。桑名城址だ。桑名は歴史が面白い】

 【七里の渡跡】

 【六華苑の洋館】

 【六華苑の和館の廊下。長い。】

【庭から見た六華苑の洋館とつながった和館。ここの庭はかなり気に入った。】

2014年1月9日木曜日

京都散歩2(2014.1.9)

前回、時間切れで京都初詣を諦めたので、今回は少し早めに家を出る。京都駅からはバスには乗らず地下鉄で北山下車。植物園の前から歩き出し、上賀茂神社、下賀茂神社、出町柳商店街、相国寺、そこから京都駅まで歩いてJRで帰還。今日も良く歩いた京都散歩だった。(2014.1.9)

 【上賀茂神社手前の大田神社。なかなか渋い】

 【上賀茂神社は水が豊かだ】

 【上賀茂神社】

【下鴨神社】

2014年1月4日土曜日

京都散歩1(2014.1.4)

青春18切符が三枚残ってる。期限は今月10日。使わねばならぬ。出発がちょっと遅くなってしまったけど、京都へ出撃。到着は午後3時を過ぎてしまった。今回は正月でもあるし、上賀茂、下鴨の両神社の初詣でもしてみるか・・・・。

とりあえず、出町柳までバスを使い、そこから下鴨、上賀茂神社をチャッチャと周り、ラーメンでも食べて帰る作戦。しかし、この時期の京都のバスは渋滞に巻き込まれるんだった。あまりにも進まないので四条河原町でバスを降りる。そこから歩く。したがって、出町柳で時間切れ。初詣は諦め、単なる京都散歩となってしまった。

でも、京都の路地をイロイロ店を覗きつつ歩くのは面白いね。歩行時間約4時間の京都散歩だった。(2014.1.4)

 【木屋町の北の端】

【出町柳で日が暮れた】