2010年12月27日月曜日

野沢温泉(3)

【高速中野IC出口すぐのJA中野農産物直売所、午前9時ごろ、野菜その他の搬入多数。買い物客も多数。かなりお値打ち、かなり混雑】
 

【白馬のそば神。ミニ天丼と蕎麦のセット(1000円)がなかなかイケタ】

●総括
 久々の野沢温泉だったけど、とても懐かしく楽しめた。民宿・梅之屋の親父さんからバックカントリースキーの情報も得たので、今シーズン、少し暖かくなって雪も締まったころ、再度、歩くスキーで訪れたい。
 
 この日は、滑ることもなく外湯を楽しんだ後、とっとと帰宅。時間があったので、長野から白馬方面へ回ってみた。白馬は長野とそんなに離れていないのに大雪。途中、中野のJA農産物直売所で野菜、信州味噌、小川村の直売所で注連縄を買い、白馬の「そば神」でミニ天丼セットを食べて、のんびり帰還した。(2010.12.27)
 
●主な出費
・野沢温泉民宿梅之屋
  25日土曜日(1泊2食):6300円
  26日日曜日(1泊2食):5250円
  電話:0269-85-2745
・リフト券(シニア1日券):3600円
・信州味噌2袋(中野JA直売所):900円
  *1袋600円=>2袋だと900円
・注連縄(小川村直売所):500円
・ガソリン代:約5000円

2010年12月26日日曜日

野沢温泉(2)

【野沢温泉スキー場やまびこゲレンデから苗場山を望む。さすが100名山の一つだけに只者でない特異な姿だ】

【野沢温泉スキー場やまびこゲレンデ。冬休みの日曜日にもかかわらず静かだ。なかなか良い。】

●スキー場
 昔話で恐縮ですが、二泊三日のスキーなら、前夜発で一日目朝から滑ったものだ。でも最近、1日目と3日目は移動日。真ん中の1日のみスキー。まあ、「時間は十分ある、ただ体力はギリギリ」、と言うわけで、二日目、朝風呂を楽しんだ後、おっとりスキー場へ出かけてみた。長坂ゴンドラまでは無料のシャトルバスが運行している。
 
 今年はまだ雪が少なく、下のゲレンデは閉鎖されていた。上部の「上の平」「やまびこ」ゲレンデまではゴンドラで往復することになる。大型の立ち乗りゴンドラで登るにつれて景色は一変。素晴らしい雪景色が広がっていた。特に「やまびこゲレンデ」から見た苗場山は美しかった。
 
 久々のスキーで太ももに違和感。数時間後、あっという間のリタイアとなりました。「今年は鍛え直すぞ」との固い決意です。(23010.12.26)

2010年12月25日土曜日

野沢温泉(1)

【野沢温泉・大湯】


【野沢温泉・民宿・梅之屋】

 久々の野沢温泉。前回来たのは10年以上前だろうか。さらに最初に来たのは40年ぐらい前だった。でも、村の雰囲気はまったくと言って良いほど変わってない。ちょっとした街角にも当時の記憶がよみがえる。オガサカのスキー板の看板が目につくのも野沢らしい。

 ネットで見つけた民宿「梅之屋」。野沢温泉の公式サイトの宿泊情報(値段の安い順)の先頭に出ていたのでなんとなく電話。アッサリ予約完了。その梅之屋も昔ながらの懐かしい雰囲気の宿だった。二食付き土曜日6300円、日曜日5250円の格安料金。当然、贅沢ではないけれど、一生懸命やっているご夫婦に好感が持てる。食後、厨房の一角で、親父さんを交えて酒を酌み交わすのも楽しかった。
 
 宿に到着後、宿のおばちゃんの説明を受け、外湯へ出かけてみた。とりあえず、宿の近くの新田の湯。予想通り、キッパリ熱い湯。その後、三日間にわたり外湯をはしごしてみたが、どこも熱い湯で満たされていた。いちおう、水道も完備しているのでうめることも可能だが、何か水を入れにくい雰囲気。風呂にいる全員(もとい大多数)が様子を伺っている気配。誰か意を決して水道の蛇口をひねると、安堵の空気が流れたことを感じたのは私だけであろうか・・・。
 
 私は一般的な基準よりもかなりな「熱い湯好き」なのだが、こんな私にとってもかなりのプレッシャーを感じる入浴だった。でも気分のいいプレッシャーだ。(2010.12.25)

2010年12月14日火曜日

津軽へ(5)

【さすが一升瓶2本は重かった】


●総括
 雨の中、朝7時38分の電車で帰還開始。あいも変わらず、新津、長岡、直江津、長野、松本、中津川と乗り継ぎ帰宅。このルートで何度帰ったことだろう。今回、事前の天気予報はあまり芳しいものでなかったけど、核心部では好天に恵まれラッキーだった。
 
 今回の旅の目的は以下の4つ
・大鰐温泉に浸かること
・五所川原近辺の太宰そのた有名人のゆかりの地を訪ねること
・津軽鉄道ストーブ列車に乗ること
・五能線リゾートしらがみに乗ること

 そのうち二つをクリアし、さらに弘前裏町徘徊まで果たしたので十分の成果と言ってよいだろう。まだ、五所川原近辺に課題を残しているので、再度の出撃を考えている。(2010.12.14)

●お土産
・きりたんぽセット+佃煮(秋田市民市場):2420円
・〆張鶴一升瓶2本(村上):4000円

2010年12月13日月曜日

津軽へ(4)

【リゾートしらかみ】

【リンゴ畑の向こうには岩木山】

【車中の津軽三味線】

【五能線的景観】

●弘前から村上へ
 JR東日本の「リゾートしらかみ」は素晴らしい。弘前を出るとき、不安だった天候もなんとかもち、リンゴ畑越の岩木山を眺めることも出来た。深田久弥が日本百名山で「十二単を着た女性のようだ(そんな言い方だったかどうか定かでないけど、そんな感じ)」といったようだけど、とても優しげな雰囲気の山だ。
 
 五所川原からは車内で津軽三味線のライブもあったし、景色の良いところはスピードダウン。まさにこれこそ観光列車。シートも新幹線のグリーンよりも良いくらい。これで310円。アリガタヤ、アリガタヤ。(私JRのまわしものではありません)
 
 その津軽三味線ライブ会場(車内のイベントコーナー)でなんとなく私と近い感じのオッサンと隣り合う。話してみれば私とまったく同じ境遇。生まれ年も同じ団塊世代、定年後18切符で全国徘徊中。朝っぱらから津軽三味線聴きつつ、彼はカップ酒、私はスキットルのバーボンを舐めつつ岩木山を眺めるのはオツなものでありました。その時、印象的な彼の言葉。「今後の人生には大切にすべき三つのことがある。それは、健康、経済、友人」。まったく私も同感だ。
 
 鯵ヶ沢を過ぎると岩木山とはお別れ。その代わり進行方向右側に日本海が見えてくる。想像通りの景観で大満足。海岸で魚の仕分けをしている漁師たちが列車に向かって手を振っている。ああ、日本の旅だなー・・・。
 
 秋田で同世代のオッチャンと別れ、駅近くの市民市場でお土産を物色。きりたんぽセット、佃煮少し購入。ついでに市民市場直営の回転寿司で昼食。さすが市場町営の回転寿司。私が知っている中で最も良い回転寿司かもしれない。赤貝、鯖、かき、鉄火巻き、筋子、じゃっぱ汁を頼んで、1150円。ネタも素晴らしく新鮮だ。(私、回転寿司のまわしものではありません)
 
 その後、村上まで列車に乗って本日の行動は終了。駅前の扇屋旅館へ投宿。向かいの酒屋で〆張鶴の一升瓶2本を正月用の酒に購入。60Lのザックに入れて帰る予定。でも一升瓶2本はさすがに重いなー・・・。(2010.12.13)
 
●主な出費
・昼食(秋田市民市場回転寿司):1155円
・夕食(またもや鳥飯+高清水):1267円
・扇屋旅館(素泊まり):4000円

2010年12月12日日曜日

津軽へ(3)

【秋田犬ではなく青森犬(ボランティアガイドのおばちゃん曰く)。体長M以上の巨大犬だ】

【今でも現役で営業中。昭和40年代は剪定ばさみを腰にぶる下げて畑から直行する人も多かったとか・・・。良い時代だったんだねー・・・】

【旧弘前市立図書館】

【弘前城、来て初めてわたったこと。弘前公園は想像以上に広かった。また、しだれ桜も多かった】
【最勝院五重塔。日本北限の五重塔だとか・・・】

●一日中歩き回り、弘前泊
 朝、てきとうに宿を出て弘前に向かうべく駅についてみれば、なんと次の電車は3時間待ち。「あんまりだ」と、嘆きつつ弘南鉄道が横にある。時間を確認してみれば、まだこちらのほうが早そうだ。津軽平野を電車で走るのもオツなものと、弘南鉄道で中央弘前へ向かってみた。
 
 電車は夜から降りだした雪に白く覆われたリンゴ畑の中を走ること30分、弘前の街中の駅に着いた。JR弘前駅とはチョイと離れた駅だが繁華街には近いらしい。その後、ひょんなことから一日中弘前を徘徊することとなるのだが、弘前はまさに昭和を感じさせる町だった。
 
 JR弘前駅まで歩き、うろうろしていたら、JR東日本が主催する「駅からハイキング・市民も知らない裏町ウオーク=弘前=」の受付コーナー発見。参加料は無料と聞き、「無料に弱い」私としては「これは参加せねばならぬ」と、参加を決意。この判断は正解だった。ボランティアのガイドの説明付きでで大変楽しいウオーキングだった。2時間程度のウオーキングだったけど、途中、おやつに黄金焼、最後に完歩証そして記念のボールペンまでいただき、「これでタダで良いの?」と思えるほどの幸せ感。弘前の歴史についても大変勉強になった。
 
 夕方、駅前の東横インの定年感謝祭なる企画に乗っかり宿泊料30%オフでチェックイン。これも「こんなに安くて良いの?」と思えるほどの値段。チェックイン後、時間があったのでJRに乗り、大鰐温泉へ風呂に入りに行った。弘前くんだりまで来て電車で風呂に入りに良くこの状態をまさに「酔狂」と言うのだろう。その後、弘前に戻り駅前の居酒屋「竈」で夕食。〆鯖、たらの昆布ジメ、十三湖のシジミバター焼き、すべてとても美味しかった。まことについていた、充実の一日であった。(2010.12.12)
 
●主な出費
・東横イン(定年感謝祭30%オフ):3136円
・夕食(駅前の居酒屋「竈」):3550円

2010年12月11日土曜日

津軽へ(2)

【鶴岡から見た鳥海山。列車の窓から写す】


【秋田駅から徒歩五分】

【年末の土曜日、さすがに混んでる】

【大館花善鳥めし。私大好き】


【大鰐温泉・畑山温泉民宿】

【大鰐温泉・畑山温泉民宿の夕食】

●新潟発、大鰐温泉泊
 昨日に引き続き、今日も5時半に目覚ましセット。6時8分発の新発田行きに乗らねばならぬ。遅れれば今日中に青森には入れない。そんな二日連続のプレッシャーからか、眠りが浅かった。3時過ぎから頻繁に目が覚めた。そんな体調でも電車の旅は安心だ。東の方角の山のスカイラインが明るく染まってくるのを眺めながらウトウト。素晴らしい夜明けを眺めつつ二度寝。贅沢だ。
 
 新発田で酒田行きに乗り換えてから、本格的な睡眠体制に入る。天気予報は芳しくなかったけれど、素晴らしい夜明けだ。日本海も穏やかに朝の光を反射している。目が覚めたら進行方向左前方に鳥海山が見える。鶴岡が近くなり大きく右にカーブしている。と、言うことは右側に月山が見えるはず。鳥海のピーク付近には雲がかかっていたけど、月山は雲もかからず白く光っている。その稜線には雪煙も見える。素晴らしい景色だ。
 
 酒田で秋田行きに乗り換えるころから天気が崩れてくる。秋田では完全に雨。駅前のコンビニで傘を買う。今回目指している津軽に雪は考えていても雨は想定していなかった。秋田の乗り継ぎには2時間弱の時間がある。昼食の調達を兼ねて駅前の市民市場を覗いてみる。年末の土曜日、市場はかなりにぎやかだ。美味しそうな魚、特にハタハタと筋子が気になる。今日の泊まりが自炊だったら絶対買うんだけど、今回は自炊道具は持ってきてないので眺めるだけとする。二食付きの安宿か、素泊まり、食事は居酒屋の宿泊作戦。けっきょく、昼食は花善の鳥飯と高清水のワンカップ。花善の鳥めしは、小田原東華軒の鯛めし同様、私のお気に入りなのだ。
 
 秋田から大館行きの列車を待っているとき、地元のオッチャンから話しかけられる。完全な津軽弁だ。多分、「列車が遅れる」ということを言っているのだろうが、ほとんど聞き取れない。その後、大鰐温泉の共同浴場や民宿のおばちゃん連中との会話でも、地元の人だけの会話はほとんど聞き取れない。これなら英語のほうがまだ聞き取れるかも・・・・。
 
 秋田で電話予約した大鰐温泉の畑山温泉民宿はなかなか良い宿だ。食事も良かった。刺身(マグロ、ひらめ)、ウに、焼き魚(ギンダラ?)、カニの爪、たら白子とホタテの煮付け、茶碗蒸し、アスパラの胡麻和え、白菜漬物、ご飯、味噌汁、メロン。これで二食付き一泊6500円。内湯も部屋も綺麗だった。青森の民宿はレベルが高いかも。 (2010.12.11)
 
●主な出費
・傘(秋田で急遽購入):980円
・昼食(鳥めし+高清水湾カップ):1316円
・畑山温泉民宿(1泊2食付+ビール+入湯税):7300円

2010年12月10日金曜日

津軽へ(1)

【松本駅から常念が見えた。美しい】


【妙高5号、でも普通列車】

【万代橋から見た新潟の町。中州から見た博多の町に見えなくもないけど川は大きい】

●出発そして新潟泊
 久々の大型徘徊、と、言っても4泊5日の予定だけど、出発前夜の睡眠はチョイ不足。朝、5時半起床。暗いうちに駅に向かう。夏は良いけど、冬の早立ちは辛いなー。でも列車に乗ってしまえば、後は私の大好きなうたた寝が好きなだけ出来る。時々、目覚めて窓の外を見れば昨夜の雪がとても綺麗だ。
 
 塩尻を越えた辺りで、北アルプスが見えてくる。この季節、北アルプスの稜線を眺めることが出来るのはとてもラッキー。さらに午前中の太陽がまともに当たる白い常念はとても美しい。その右手に爺が岳の三つのピーク、鹿島槍の二つのピークまで望むことが出来る。
 
 長野からはいつもお世話になる妙高5号。名前は仰々しいけど普通列車だ。引退した特急列車の第二の人生。この座席でゆっくり昼食を食べることが出来る。まあ、どこでも出来るけど・・・・。このタイプの列車での食事は昔懐かしい気配が充満していて、とても楽しい。
 
 新潟には夕方5時半到着。コンフォートホテルにチェックイン後、古町へ出撃してみた。新潟へは何度も来ているが、万代橋を渡ったのは今回が初めて。名前から勝手に期待していた古町のレトロな飲屋は見つけることが出来ず、適当な居酒屋で寒ぶり、鯖焼きなんぞを肴に熱燗大徳利。これなら名古屋の飲み屋と同じかもね・・・。まあ、一日目だし、明日も早いので、早々に切り上げ、寝てしまった。 (2010.12.10)
 
●主な出費
・昼食(長野駅弁+ワンカップ):1603円
・コンフォートホテル(ネット予約):4600円
・夕食(新潟古町居酒屋):2640円