2010年11月25日木曜日

京都・安楽寺

【真如堂裏庭】


【紅葉の向こうに真如堂三重塔】

【安楽寺の石段と紅葉を狙う観光客カメラマン】


【ヤマダベーカリー、コーヒー270円、アップルパイ136円】


 先週に引き続き、またもや京都出撃。さらに行動も真如堂、安楽寺、法然院の同じ巡回ルート。曜日も同じ木曜日。この一週間でどのように変化したのか見てみたかった。
 
 紅葉の具合は先週よりさらに進んだものの、まだまだ見ごろは続く模様。少なくとも11月中、12月の第一週まで良さそうだ。混雑の程度はこの一週間で格段に進み、はっきり言って「あきれる程度」の混雑だ。平日のこの状況を見るに、今週末はどうなっちゃうんだろう?と、思うばかり。
 
 今回も京都駅で11時から16時半まで自転車を借り、気ままに行動。この京都紅葉ハイシーズンは自転車が必須と感じている。(2010、11,25)
 
●行動メモ
・往路=>近鉄、復路=>新幹線
・真如堂=>拝観料500円(境内への入場は無料。紅葉見事)
・安楽寺=>拝観料400円(この時期だけ特別に公開している模様。本堂に寺の由来の講話あり)
・法然院=>拝観無料。親鸞についての法話あり(約1時間)
・ヤマダベーカリー=>安楽寺から白川通りに下った所にある製造直売ベーカリー(昭和の香りを残したパン屋さん。とても好感が持てた。また行こ!)

2010年11月18日木曜日

京都・真如堂

【真如堂本堂から庭を望む】


【真如堂三重塔】

【真如堂全景】


【法然院の砂で出来た紅葉のオブジェ】



【妙心寺】


妙心寺横の某ラーメン

 今回は高速バスでの京都出撃。目的は「高速バス状況」「京都の紅葉状況」さらに3日の京都・高雄へ行ったとき果たせなかった「京都ラーメン事情」の調査も兼ねることにした。
 
●高速バス事情
 高速バスはJR名古屋駅北改札口(12月からは新幹線口になるらしい)近くのチョット暗くて寂しい穴倉的雰囲気。待合室も旅のワクワク感と言うよりは、ヒナビタ感、いにしえ度満載の私にとっては好ましい空気が流れている。昔読んだ沢木耕太郎の深夜特急を思い出す。
 
 京都まで片道2500円(往復4000円)。当然4000円で往復チケット購入。10時ジャストの特急に乗る。この高速バスは特急と超特急の二種類しかない。その特急は各駅に停車する。時刻表をつぶさに点検すると特急は名神高速、超特急は第二名神を通るらしい。そして超特急は特急より15分ほど所要時間短縮らしい。
 
 運行会社はJR西日本、JR東海、名鉄、近鉄の四社。そのうち近鉄にはトイレがついてない(らしい、窓口で確認したが自身では未確認)。最近、私の友人にも加齢によるトイレ問題が浮上しているため、この問題は確認しておく必要大。  さらにこの時期の高速バスは平日と侮ると満席で乗れないケースもある。帰り夕方5時半ごろ帰りのチケットを取るべく京都駅の窓口に行ったところ、かろうじて6時発の特急(各停だけど)が取れた。それ以降の6時30分、7時、7時30分はすべて満席。
 
●京都ラーメン事情
 京都に着くなり、前回(3日)の京都自転車徘徊でたまたま行動を共にした、京都のラーメン事情通から紹介を受けた妙心寺横のラーメン屋へレンタサイクルで直行。こう見えてもけっこう執念深い私です。
 
 名古屋からわざわざ食べに来たラーメンは普通のラーメンだった。定価650円の醤油味。その店主が丁寧に作っているのが好感持てた。黒っぽいスープが売りのようだが、名古屋千種の呑み助(だっけ?)の真っ黒なスープを知っている私にはどおってことない。さらに価格面では、最近入り浸っている春日井みつや食堂のラーメン350円には及ばないかも・・・・。まだ紹介された店は2軒残っているので、次回はほかの店に転進したい。
 
●京都・紅葉事情
 ラーメンを食べてから、妙心寺へ行ってみた。妙心寺には広大な寺域に「なんとか院」との名前がついた小さなお寺が取り囲んでいる。それらの小さな寺の中には拝観料を取って庭を開放している寺もある。要するに妙心寺が東京ディズニーランドだとしたら、「なんとか院」は有料の各アトラクションということか。仏教系のテーマパークと言うことも出来る。それほど広大な寺域ということだ。その中を自転車で塀越しの紅葉をめでつつ走るのはオツなものだ。
 
 その後、東山方面へ転進し、今年のJR東海のポスターで注目されている金戒光明寺、安楽寺、法然院、真如堂と回ってみた。まだ若干、盛りには早かったけど、今年の紅葉はなかなか美しい。あと一週間後、25日から月末頃までが最盛期と思われる。でもこの時期の京都は平日にもかかわらずなんでこんなに混むのだろう。特に、銀閣寺参道、哲学の小道は初詣の熱田神宮のようであった。(2010.11.18)

2010年11月17日水曜日

祖父江・黄葉(17日)


 久しぶりに時間が出来た。羽島温泉にでもいってみるかと、車で出撃。稲沢の祖父江近辺を走っていたら「イチョウ黄葉まつり・祐専寺」の看板発見。そういえば祖父江は知る人ぞ知る銀杏の産地。昨年見たイチョウの紅葉(黄葉)も美しかったことを思い出し、看板に導かれつつ祐専寺まで行って見た。
 
 その「イチョウ黄葉まつり」は11月20日~28日。要するにまだ少し早かったようだ。でも祐専寺境内のイチョウは少し色付き始め、落ち着いた秋の気配。なかなか良かった。
 
 そういえば、昨年12月、やっぱり羽島温泉へ行く途中に見た祖父江のイチョウの美しさは記憶に残る。そのころまた見に行ってみるか・・・。(2010.11.17)

2010年11月13日土曜日

学園祭(13日)


 今年の紅葉は美しい。名古屋市内の公園も紅葉真っ盛り。そんな空気につられて、名古屋国際展示場界隈を散歩してみた。日比野の地下鉄から展示場方面(西高倉方面)に出たところにある「イカ焼き」の店でイカ焼き肴に生ビール。展示場ぬけ、白鳥公園方面へ歩いていたら、進行方向から大音量。
 
 光につられて虫が集まるごとく、音につられて人は集まるのか、なんとなく人が増えてきた。そこは名古屋学院大学の学園祭だった。縁もゆかりの無い大学の学園祭に紛れ込んでしまったが、スタッフの学生たちはひたすらフレンドリー。プログラムその他渡してくれたり、案内してくれたり、歓迎の姿勢。無料でこんなサービスしてもらって申し訳ないと、思いつつ、コンサート会場の最後列に陣取る。

 そのコンサートがとてもよかった。出演は「ピア・ノ・ジャック」。初めて聞いた名前だったけど、関西では有名なバンドらしい。約1時間、最後まで楽しませてもらった。こんなに楽しんで、無料で良いのかなー・・。今後、学園祭はウオッチしていきたいと思いつつ、今年の学園祭シーズンは終わりだなー・・・。(2010.11.13)

2010年11月11日木曜日

正倉院展(11日)

【今年の目玉は螺鈿紫檀五弦琵琶】


【最終日なれどそんなに混んでない奈良博物館】

【東大寺はいつ来ても大混雑】


【東大寺裏講堂跡はいつ来てもひっそりしている】

【始めて見た正倉院、想像以上に大きかった】

【奈良の秋、入江泰吉には及ばないけど・・・】

 行こう行こうと思いつつ、最終日を迎えてしまった正倉院展。なんとか時間を作って出かけてみた。天気も良く、絶好の奈良散歩となった。
 
 今回は正倉院展を見るのが目的なので、ゆっくり出発。近鉄車内の昼寝も楽しみたいので近鉄急行でのんびり出かけることにした。名古屋駅近くのチケット屋で株主優待券購入。近鉄株主優待チケットは一枚で近鉄全線1回乗り放題。特急券を買えば特急にも乗車可能。チケットの値段は通常1500円。でも1600円の時もあった。しかし今回の値段は1300円。朝っぱらからちょっと嬉しい。その理由は使用期限が12月末日。要するにあと1ヵ月半で単なる紙切れになってしまうチケット。売り手も追い込まれているのかもしれない。
 
 特急料金節約し、10時1分発の急行に乗り込む。この急行での出撃のポイントは毎時1分溌の急行に乗り込むことが肝要。中川で上本町行きへの接続があるのはこの1本だけだからだ。名古屋から中川方面への急行は1時間に3本あるけど、中川から上本町への急行は1時間に1本しかない。  と言うわけで、中川、八木、西大寺で乗り換えること3回、奈良についたのは13時20分。所要時間3時間10分。特急を使うより1時間ほど時間はかかるけど、別に急ぐ旅でもない。
 
 奈良は平日にもかかわらずかなりの賑わい。正倉院展最終日なのでかなりの混雑を覚悟していたけど、とりあえず入館制限15分待ちとの表示。15分なら良いか、と、そのまま列に並ぶ。覚悟していた混雑だったけれど、意外とスムーズに列は流れる。展示もかなり良く考えられており、気分良く見ることが出来た。

 今回の目玉の「螺鈿紫檀五弦琵琶」は素晴らしかった。1200年以上前の物とは思えないほど美しい。でも想像していたより小さかった。やはり本物を見ると印象が違うものだ。最近、あまり目立った出展がなかった正倉院展だけれど、遷都1300年祭で主催者も力が入ったのか、正倉院で最も有名な宝物の一つである「螺鈿紫檀五弦琵琶」を見ることが出来てラッキーだった。「伎楽面・酔胡王」もインパクトがあった。
 
 解説用携帯端末を借りて、じっくり見ること1時間半。満足の正倉院展であった。関西の知人から正倉院展の期間、正倉院の外構も公開されているとの情報。そういえば、今まで奈良に何度も来ているけど正倉院を見たことがない。これは見に行かねばならぬ、と、正倉院へ向かってみた。
 
 混雑する東大寺をちょいとかすめて講堂跡まで来ると静かになる。この講堂跡、大仏池、戒壇堂、転害門辺りを歩くのが私の奈良のお気に入りの散歩コースなのだ。はじめて見る正倉院は素晴らしかった。想像以上に大きい建物で正倉院展の宝物よりも存在感があるかもしれない。この外構の公開について係員に聞いてみたところ、通常は平日の10時から3時まで公開しているとのこと。休日は通常公開してないとのこと。要するに今まで休みの日にしか奈良に来てなかったので正倉院を見ることが出来なかったと言う事らしい。
 
 その後、4時ごろ近鉄奈良駅に戻り、奈良駅地下の立ち飲み屋で一杯引っ掛け、帰りは特急で熟睡して名古屋帰還は夜7時ごろ。充実した秋の一日であった。2010.11.11)

●特選情報
・近鉄株主優待券 1300円×2(エスカのチケット屋)
・正倉院展入場券 900円(1000円だけど駅で前売り券を売っている)
・正倉院展解説用端末 500円(借りる価値あり)
・近鉄特急券 1560円
・近鉄奈良駅地下立ち飲み屋 550円(純米豊祝1杯と鰯、タマネギテンプラ、安くてうまい)

2010年11月7日日曜日

紅葉ドライブ(7日)

【馬瀬川、老谷キャンプ場近く】


【せせらぎ街道】

【せせらぎ街道沿い、カラマツの紅葉は明るいねえ】


【朝日村望む乗鞍は白かった】

【朝日ダムの紅葉、今回、一番美しかった】

【朝日ダム】
【御岳鈴蘭高原から望む御岳】
【左から継子、マリシテン、剣が峰、右の小さなピークが継母】

【平氏ケ原のとろろ蕎麦】


【平氏ケ原裏山の紅葉、十分美しい】


 ラジオのニュースで郡上から高山へ向かう「せせらぎ街道」の紅葉が今盛りだとか。今年はこの急激な気温低下で美しいらしい。「行かねばならぬ」てな訳で7日の日曜日、とりあえずドライブで回ってみた。若干不安だった天候もまったく問題なく、素晴らしい紅葉が楽しめた。ここ数年では一番綺麗な紅葉かも知れない。ちなみに昨年の紅葉ははまったく良くなかったもんねえ・・・。
 
 コースは下呂を過ぎ萩原から馬瀬に向かい、馬瀬川に沿って清見へ。せせらぎ街道に入り西ウレ峠から高山をかすめ、久々野から朝日ダム、御岳鈴蘭高原を抜けて、小坂から下呂への一筆書き。状況は2010年11月7日の時点で
 
馬瀬川=====>盛り
せせらぎ街道==>盛り
せせらぎ街道(上部)=>ちょいと遅い
朝日ダム=====>盛り(最高)
御岳鈴蘭高原===>盛り
 
 特に朝日ダムの紅葉が素晴らしかった。
 
 鈴蘭高原からの下り道、昔からあった食事どころ「平氏ケ原」で昼食。昔はおばあさんが細々営業していたが、代が変わり内部は一変。なかなか快適な食事が出来た。囲炉裏にあたりつつ食べる「とろろ蕎麦」(900円)も美味しかった。帰り際、車に乗るとき振り返った平氏ケ原の裏山の紅葉も十分美しかった。(2010.11.7)

2010年11月3日水曜日

京都・神護寺

【神護寺山門、紅葉はまだ早いけど、人も少なく気分良し】


【大師堂、内部特別公開中、神護寺拝観料500円の他に500円必要】

【神護寺は石段が美しい】


【京都のラーメン屋も侮れないかも・・・】


 京都の紅葉ハイシーズンは異常に混む。車で出かけたものの目的地に着かなかった人もいるらしい。それなら最近はまっている自転車徘徊で出かけてみるか、と、京都へ11月3日、文化の日に出撃してみた。行き先は高尾、神護寺。まだ紅葉には早いかもしれないと思いつつ、山に近い高雄なら少しは紅葉も進んでいるかも、との甘い考え。結果的には色づき始めたフレッシュな紅葉もなかなか良いと再認識した次第。特に紅葉と緑のコントラストが美しい。

 名古屋を7時30分ごろ出発。京都着は9時45分ごろ。最近愛用のレンタサイクルであいも変わらず堀川通りを北上。途中で車の多さを避けるため横道に入る。その時、「史跡平安宮」の小さな石碑発見。なんとそこは今年話題の「平城京跡」に続く「平安京」の跡だった。たまたま通りかかった京都市埋蔵文化財研究所のオニイチャンから平安京の地図をもらい、説明を聞く。
 
 なんとなく今の御所が平安時代も京都の中心と考えていたけど、平安時代の中心地(大極殿)は今の千本通りと丸太町通りの交差するあたりに有ったらしい。そして千本通りが朱雀大路で今の二条城の西に朱雀門があったとか。京都市内自転車徘徊開始直後に有意義な勉強ができて良かった良かった。
 
 高雄へは金閣寺方面へ向かいつつ、立命館大学のキャンパスを突っ切り、衣笠山の麓を回り込み仁和寺のチョイ先で周山街道へ入り込む。その後はダラダラ登りの道となる。高雄まで5キロの標識。でも登りは延々と続く。大汗かいて御経坂峠。それををチョイと下れば神護寺入口。駐車場はあるもののそんなに広い駐車場ではない。さらにここまでの周山街道は片側一斜線。そして結論、「紅葉ハイシーズンには決してこの近辺には車で近づいてはならぬ」。多分大渋滞となるであろう。神護寺へは道路から一旦谷まで下り、石段を登る。歩行時間20分。石段と紅葉が美しい
 
 高雄へ向かう道に行列の出来るラーメン屋発見。帰りにそのラーメン屋の横を通ったところ、暖簾は出ているものの、その行列もなくなっている。小腹も空いてきたので、そのラーメン屋に入ったところ、売り切れで終了。その時、たまたま一緒になった自転車のオニイチャンも売り切れに残念がることしきり。オニイチャンの緊急提案「別の店に行こう」。旅先で見知らぬ人と行動を共にすること大好きな私です。

 袖触れ合うも他生の縁、行きがかり上、一緒にラーメン屋探索ツアーとあいなりました。そのオニイチャンは多分京都在住のラーメン事情通。花園の妙心寺横のラーメンは水曜日で休み。円町のラーメン屋は夕方6時から。けっきょく円町でラーメンは断念。京都の美味しいラーメン屋の情報を多数いただき、とても有意義な京都自転車徘徊とあいなりました。次回は今回行けなかったラーメン屋にぜひ行きたいと思っています。(2010.11.3)