2021年11月21日日曜日

鳥取④帰還(11.21)日

カニを買ってしまった。みくりや以外でも浜坂温泉のスーパーでもセコガニ4匹(2000円)を買ってしまった。急いで帰らねばならぬ。と言うわけで、ひたすら走った。はっきり言って、「カニのお土産はプレッシャーが大きい」と若干の反省をしつつ帰還した。帰宅後のカニの評価としてはセコガニの評価が高かったことを付け加えます。

今回の旅の総括としては安来清水寺と浜坂温泉のスーパーが印象深い。特に浜坂温泉のスーパーで生きた松葉がにを買ったときの処理手順を研究中である。


◆行動記録

道の駅浜坂 行動開始 7:30 725キロコンビニ朝食牛丼 501円、日本一鯛焼き二匹400円、国道9号分岐10:00 813キロ、大飯道の駅12:00 876キロ、養老の滝 15:30 997キロ 、名古屋17:00 1044キロ、給油3773円


◆この日の走行距離 319キロ

◆ガソリン代総額 9152円


【帰り道、福知山のチョイ手前にある神社。名前も知らないけど、以前、同じ時期に訪れた記憶がある。】

【帰還途中にたまたま訪れた養老の滝。人多し。】


2021年11月20日土曜日

鳥取③月山富田城(11.20)土

 月山富田城は尼子氏の居城だった。その「尼子」という文字面だけでなんとなく陰気なかんじがする。そんな気分で訪れた月山富田城は大きな山城だった。古い石垣は土と同化し、石垣なのか土塁なのか分からないほどだ。七尾城、備中松山城、竹田城、岡城、小谷城などいろいろな山城を見てきたけど、山城は面白いね。

月山富田城からこの日の車中泊予定の浜坂温泉へ向かって走っているとき「みくりやお魚センター」の看板発見。なんとなくその名前に記憶があったのでちょいと寄り道。昼食の「えびす定食」(1500円)とお土産用の松葉がに(8000円)を購入。帰宅後食べた松葉がにはちょっと「あれ?」って感じだった。


そうそう、みくりやお魚センターへ向かう前に、安来清水寺へ寄ってみた。それまで名前も知らない安来清水寺だったけど想像以上に良い寺だった。落ち着いた石段の両側の紅葉が美しかった。古くて渋い旅館では精進料理を出している。座敷に上がって紅葉眺め一杯やりたいと覗いてみたけど、満席だった。残念だったけど、旅に出て思いもよらないところで良いものを見つけると嬉しいね。


◆行動記録

道の駅安来行動開始 8:30 548キロ、月山富田城 8:50 564キロ、羊羮450円、同発 10:50、清水寺発11:50、米子先 給油 13:00 602キロ2340円、みくりやお魚センター えびす定食1500円 かに8000円、スーパーマルワ カニ 2021円、浜坂温泉松の湯300円、道の駅浜坂 18:40 725キロ


◆この日の走行距離 177キロ


【尼子といえば山中鹿之助。なんで山中鹿之助なのか不思議だ。戦前は教科書にも載ったとか・・・。】

【正面の山の上が本丸】

【気の背後の山の上が本丸】

【本丸近くから周囲の山を見る】

【本丸からの展望】

【安来清水寺の参道。渋い。】

【安来清水寺】

【この日の浜村温泉魚見台から見た海は波が高かった。これが普通の冬の日本海かな・・・。】



2021年11月19日金曜日

鳥取②湯原温泉(11.19)金

 どこへ行こうか迷ったけれど湯原温泉へ行ってみた。湯原温泉は私が温泉フリークになった40年近く前から気になっていた温泉だ。ダムを背にした露天風呂の写真が気になっていたけど、行ってみたら写真と同じ景色の露天風呂があった。砂湯だ。

車を置いて温泉街を抜けて川に沿って歩くと、そのどんずまりに露天風呂があった。その横ではフライマンがフライを振っている。温泉街の真ん中には共同浴場もある。入浴料金600円。無料の露天風呂か有料の共同浴場か迷ったけれど、その600円は風呂上がりのビールあてることにして無料の露天風呂に入ったけど、正解だった。川の音を聴きながら入る露天風呂は気持ちよかった。玉石敷き詰められた露天風呂の底から湧いてくる温泉の温度も適当で快適だった。


その後、大山を回り込むように米子から境港へ向かい、海鮮系の夕食。さすがにここまで来ると安くて美味しい食事だった。その日の車中泊の道の駅安来はなかなか快適な道の駅だった。最近の道の駅はどこも居心地が良い。


◆行動記録

道の駅浜坂 行動開始7:40 330キロ、鳥取 給油356キロ 8:30 3039円、鳥取市 コンビニ 麻婆豆腐 361円、魚見台、湯原温泉 11:10 442キロ、白エビ定食 ビール 1900円、同発13:50、境港 16:30 528キロ、夕食おてがる定食1200円、道の駅安来、行動停止 17:45 548キロ、なし630円 しおから300円


◆この日の走行距離 218キロ


【湯原温泉砂湯。たたら製鉄が盛んだった時代からの露天風呂らしい】

【非常に魅力的なメニューなるも一人で食べるのはなー・・・・。】

【けっきょく、「おてがる定食」1200円に決定。一人の時はこれで十分。】



2021年11月18日木曜日

鳥取①出発(11.18)木

 いろいろ野暮用も片付いた。旅に出よう、と言うわけで車に荷物を積み込み家を出た。今回は三泊四日。暇そうに見えても以外と忙しい事もある私です。メインの行き先は月山富田城。ついでに今年のカニの相場調査。ついでに松葉がに確保したいけどどうなりますか、、、、。

◆行動記録

出発8:00給油、関ヶ原IC1460円、道の駅息吹の里 9:30 71キロ もなか184円、若狭和田キャンプ場12:00 171キロ、福知山国道9号合流 13:30 228キロ、道の駅やくの14:00 245キロそば480円 とち餅600円、浜坂漁港 16:20 320キロ、松の湯、買い出し、豆腐ちくわ、巻き寿司、香住鶴649円、道の駅浜坂 18:40 330キロ


◆この日の走行距離:330キロ


【途中、若狭和田に立ち寄った。今から50年ほどまえ海水浴でよく訪れた。いわば青春の記憶の詰まった浜は今もほとんど変わらない。】

【明るいうちに浜坂漁港についた。海は静かだ。】


2021年11月10日水曜日

只見⑤大望峠(11.10)水

今回の旅の中で一番驚いたのが大望峠からの展望だった。道の駅千曲川からの帰りのルートとして戸隠に立ち寄り、白馬経由での帰還を考えた。戸隠は今から30年近く前、山登りにはまっていたころ、夏と冬の二回訪れた記憶がある。当時は山に登ることしか考えてなくて、今回改めて訪れてみると、新たな発見もあって面白かった。

特に戸隠から白馬へ抜ける鬼無里近辺のちょっとした峠を越えるとき「展望台」との案内板に導かれて到達したのが大望峠の展望台だった。眼前に戸隠の岸壁が屹立している。思わずどこの山なのか?分からないほどの展望だった。戸隠の岩峰は当時から急峻で、危険な山域として知られていたけど、その山を改めて眺めることができて幸せだった。日本にはまだまだ人に知られてない絶景があるんだなあ・・・。


その後、有明神社のくるまやで「とろろざるそば750円」を食べて帰還。楽しい旅だった。前回8日、今回5日、ほぼ車中泊の旅だったけど、思いのほか快適だった。一人気ままに、ねぐらを背負っての旅は自由度満点。これからの冬の寒さ対策が若干の問題になるかもしれないけど、まだまだ続けるような気がする。ただ、深夜のオシッコ対策が問題だ。なんとかせねば・・・。


◆行動記録

行動開始道の駅千曲川発7:30 825キロ、コンビニ カレー 537円、発8:00、飯山 給油 8:10 837キロ2000円、山が見えるが山頂の雲の影響で黒姫か飯綱か特定できず、戸隠中社 10:00 879キロ、鏡池、隋神門、奥社、発12:30、大望峠展望台、鬼無里、国道408、下条農園 14:50 951キロ、有明神社くるまや15:15 962キロ とろろざる725円、同発16:45、春日井 21:00 1167キロ 給油3235円


◆走行距離:342キロ

◆ガソリン代合計 11280円



【大望峠から戸隠連峰を望む】

【大望峠から望む北アルプス】

【飯山から戸隠へ向かうとき山が見えたけど山頂は雲。飯縄か黒姫か妙高か?目指すは飯縄と黒姫の間だが・・・。】

【初めて見た戸隠中社】

【鏡池から望む戸隠。人が多い。】

【みどり池。静かだ。】

【奥社隋神門】

【奥社隋神門の先にある杉並木】

【30年前に登った時、緊張した。】



2021年11月9日火曜日

只見④野沢停滞 (11.9)火

寝るときはラジオを小さくつける習慣がある。そのラジオからの緊急地震速報で目が覚めた。幸い最大震度4程度で安堵したけど震源地が福島中通りと聞いてさらに目が覚めた。ひょっとしたら遭遇していたかもと思ったらさらに目が冴えた。

飲みかけの真澄を飲む。ラジオから流れるのはミシェル・ルグラン特集の「男と女」。「男と女」と言えば私の高校時代の映画だったと思う。多感だけど真面目だった私はその映画を見ることもなく映画看板から妄想をたくましくしたのを思い出す。


さらに連想は今池劇場、名宝、シェルブールの雨傘、カトリーヌ・ドヌーブ、ラストシーンの雪の中のエッソ看板、雨の東山公園の初デートと続く。どちらにしても当時のフランス映画は美しかったなあ、、、。それに比べると最近の韓国映画はどうなんだろう。ほとんど見ないから何とも言えないけど、唯一見た半地下家族は美しかったか?


などと昔を振り返る快適な一夜を過ごして朝はゆっくり起きた。道の駅には朝食営業のカフェがあった。そこで久々のチャントした朝食。外は雨。結局この日は休養日と決定。とりあえず野沢温泉へ腰を落ち着け温泉三昧の一日となった。


◆行動記録

起床7:30 道の駅千曲川805キロ、行動開始朝食600円、野沢温泉湯治停滞9:30、十王堂の湯、ビール、昼寝、横落の湯、ビール、昼寝、NHKFM歌謡スクランブル、西田さち子特集、ラーメン製作

横落の湯、野沢温泉発16:00 814キロ、Aコープで夕食購入、道の駅千曲川16:30 825キロ


◆走行距離:20キロ


【道の駅千曲川では7時半からカフェがオープン。久びりのチャンとした朝食。600円】

【野沢菜の季節だなあ・・・。】

【野沢温泉十王堂の湯】


2021年11月8日月曜日

只見③奥会津脱出(11.8)月

 朝起きた時、なぜかスッキリしない。時間が分からない。時計を見るとほぼ7時。普通は外の明るさでなんとなく時間がわかるものなのだがなあ。外を見たとき理由がわかった。周囲は一面深い霧の中。ラジオから福島県濃霧注意報が流れてきた。

それにより行動計画再検討。昨夜までは2日ほど道の駅かねやまに停滞し、会津、南会津、奥会津などの会津三昧の予定だった。しかし、寒冷前線の接近で明日は大荒れ。さらに今日の濃霧で行動が難しそうだ。

結論としては温泉を巡りつつ東北を抜け出し、長野方面への転進と決定。とりあえず湯倉温泉向かうも、コロナ騒動で地域限定の張り紙。最近この手の張り紙に時々出会う。共同浴場好きの私としてはなかなか辛い。温泉でクラスターが発生したなんて聞いたこともないけど地域の人にはそれなりのインパクトがあるようだ。


最近の収束傾向にも貼り紙を外すにはかなりのパワーが必要なのは良くわかる。最近の傾向は番台のオバチャンがいるところはOK。貼り紙だけのところはNG。500円以上のところはOK、300円以下はNG。ちなみに野沢温泉は無料でOK。私にとっては天国のような所だ。会津の温泉はあきらめ、さらに六十里越えも濃霧で避けて、阿賀野、五泉市、十日町市を経由して野沢で温泉にありついた。やれやれ。


◆行動記録

道の駅かねやま8:00 529キロ 行動開始、湯倉温泉 入浴断念、三島、国道400で西会津へ

西会津 10:00 580キロ、三川 平等寺薬師堂 将軍杉、五泉市手前 11:00 607キロ、天重セット880円次男坊亭千円札読み取らない券売機、同発12:00、五泉市13:00 642キロ 給油 3006円、道の駅さかえ 16:30 768キロ ウインナー、ポテトチップス、道の駅野沢温泉チーズ、野沢温泉 17:10 790キロ 横落ちの湯、同発18:10、道の駅千曲川、18:50 805キロ 行動停止


◆走行距離:276キロ


【道の駅かねやま、良い道の駅だ。】

【たまたま大勢の「撮り鉄」に遭遇。私もにわか撮り鉄となる。】

【三川平等寺薬師堂】

【その隣の将軍杉】

2021年11月7日日曜日

只見②奥会津金山(11.7)日

 今回の旅は、前回時間的制約で諦めた日光の古い場所をじっくり見ることが最大の目的だ。しかし訪れてみて気がついた。今日は日曜日。加えて紅葉の最盛期。さらに加えて大快晴。要するに一年に一度の日光大混雑日だった。さらにさらに加えてコロナ騒動ほぼ収束の制限解除での数十年に一度の大混雑日であった。足尾からトンネルを抜けて日光に入った瞬間車はピクリとも動かない。まあ急ぐ旅でもないのでノンビリ車の流れに流される。

当初、日光東照宮を目的地としていたけど駐車場はどこも満車。急遽、目的地を湯西川温泉に変更。湯西川温泉は十年以上前だけど訪れた記憶のあるひなびた共同浴場があったはず。ところが湯西川温泉も入口の道の駅は大混雑。混雑嫌いの私としてはついに行場を失った。


最後の手段として只見方面を目指す。山王峠を越え田島から昭和経由で玉梨温泉共同浴場でやっと一息。やっぱり私にとって日光は相性が悪い。奥只見は相性が良い。と言うわけで奥会津道の駅かねやまで車中泊。快適な夜だ。


◆行動記録

道の駅立科8:00 225キロ行動開始、足尾手前 11:30 353キロ3039円、日光大混雑でパス

鬼怒川有料道路260円、その後も不思議な大渋滞、道の駅湯西川14:30 439キロ ここも大混雑、田島、道の駅昭和からむし織、玉梨温泉17:00 521キロ 入浴料500円、同発18:00

道の駅金山529キロ 18:20行動停止


◆走行距離:304キロ


【前回内山峠を越えた時なんとなく気になった山だけど、帰宅後、調べてみたらやっぱり荒船山だった。逆光で写真がうまく取れないのが残念だった。】

【湯西川温泉も紅葉真っ盛り。人出も真っ盛り。】

【玉梨温泉共同浴場。近くには鄙びた混浴の共同浴場もあるけど、コロナ関係で断念。新たに作られた温泉施設だけど、湯量も多くいい温泉だ。昨年も近くまで来ていたけど、気が付かなかった。】


2021年11月6日土曜日

只見①立科泊(11.6)土

 23万キロ走った愛車スバルサンバーを車検に出した。最近、車中泊の旅もシンドイので普通の旅に宗旨変えして、スバルサンバーも廃車することも考えた。しかし、このまま安易な生活に流れたら体が弱りそうだ。昔は青年は荒野を目指したけど、今の時代、老人は荒野を目指さねばならない。と言うわけで前回の旅から車中泊の旅を再開した。忠美

車中泊の旅とはカタツムリのように自分の棲家を持参する旅だ。言い換えれば動く四畳半もとい三畳間。そういえば大学に入り初めての一人暮らしは家賃4500円の三畳間だった。

そんな棲家を持ち歩く旅は贅沢と言うことが言えなくもない。


これからは単なる物見遊山の旅ではない。修行の旅なのだ。などと奥の細道的「日々旅にして旅にマクラする」を気取って旅に出た。行先は日光方面。とりあえず下諏訪を目指した。


◆行動記録

春日井14:00給油、賤母16:00 69キロ、天丼1100円、下諏訪18:40 170キロ、真澄1925円、和田峠520円、道の駅立科 21:00 225キロ 行動停止


◆走行距離:225キロ