2014年6月26日木曜日

第13次四国遍路4(2014.6.26)

昨夜の宿山茶花は食事が美味しかった。オバチャンも親切。朝、JR新野駅まで送ってくれた。計画では徳島北部の寺を巡る予定だったけど、昨日の鶴林寺-太龍寺コースでお腹一杯。徳島の町を徘徊し時間をつぶし、のんびり帰還することにした。別に急いで遍路する理由は無い。徳島港から乗り込んだ南海フェリーの甲板で2時間ほとんどうたた寝。天候が崩れそうで視界が利かない。往路良く見えた淡路島もほとんど見えない。(2014.6.26/木)

◆行動記録
 6:30朝食
 7:40宿発
 7:54JR新野発
     徳島まで760円
 9:00JR徳島駅
11:00徳島港発
     難波まで2000円
13:00和歌山港
15:00近鉄難波発
17:00近鉄名古屋

【徳島の町を流れる川は綺麗だ。名古屋の堀川もこれぐらいだったらウレシーナー・・・。】

【駅から徒歩10分程度のところにある「阿波おどり会館」。ここから眉山へのロープウエイが出ている。】

2014年6月25日水曜日

第13次四国遍路3(2014.6.25)

今日歩くルートが今回の核心部。「へんろころがし」第二部だ。途中の標識に「へんろころがし」について書いてあった。「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」らしい。国道脇のサークルKでコーヒーを飲み、心静かに鶴林寺登山口から超スローペースで歩き始める。最近、心臓関係で山登りに対してドクターストップ的教育的指導を受けている身としては、心拍数が上がり過ぎないように注意しつつ歩く。疲れたらすぐに休む。基本的に休むのは嫌いでない私にとって、いつでも好きなときに休める理由ができたのはチョイとウレシイ。休むたびにタバコを一服。このタバコが心臓に良くないのは分かっているのだが、良い空気の中で吸うタバコの味は格別だ。

鶴林寺への道は素晴らしく気分の良い道だ。要所要所にベンチがある。そのたびに休む。途中には水呑大師という水場もある。雨に洗われた新緑が美しい。この季節はアジサイが美しい。特にぽってり大きな丸いアジサイに比べて、小さな山アジサイの紫が鮮やかで私は好きだ。1時間45分かけて鶴林寺に到着。

鶴林寺からはいったん那賀川まで急激に下り、太龍寺へ登り返す。鶴林寺への登りに比べて太龍寺への昇りは、ベンチその他の整備は劣っているけど、その分、自然な気配が多く残る。若杉谷川に沿って谷沿いの道をのんびり歩き、最後、尾根筋を登り詰めると太龍寺に着いた。太龍寺は鶴林寺にも劣らない立派な寺だ。この鶴林寺から太龍寺へのルートは四国遍路のメインイベントかもしれない。気分の良い歩きが楽しめた。

太龍寺から再度山を下り、平等寺に向かう。「へんろころがし」も終わったと、緩んだ気分で歩いていると、なぜか、また急な登りが現れた。地図を確認してみれば大根峠の記載発見。事前に気にも留めていなかった峠だけど、二つの山を登った後の大根峠は想定外だった。弛緩した気分のときに現れる現れる困難。まさにこれが修行かもしれない。(2014.6.25/水)

◆行動記録
 6:30 朝食
 7:15 鶴林寺登山口
 8:00 水呑大師
 9:00 鶴林寺
 9:30 発
10:30 大井休憩所
12:15 太龍寺
13:00 発
16:30 平等寺
17:00 民宿山茶花
      1泊二食 6500円
      ビール中瓶 450円
      (消費税込み)
      食事良し(太刀魚の煮付け、カンパチの刺身、ピカピカのご飯)

◆歩行距離
・ 3.1キロ 金子屋(鶴林寺登山口)-20番鶴林寺
        (登り)
・ 6.5キロ 20番鶴林寺-21番太龍寺
        (下って、登る)
・11.7キロ 21番太龍寺-22番平等寺(民宿山茶花)
        (下り、その後平坦だけど峠あり)
(合計)21.3キロ

【鶴林寺への山道には休憩用施設が多数ある。茅葺の休憩所もあった。ここは宿泊も可能だ。マットと蚊取り線香はいるかもしれないけど・・・。】

【水呑大師。水場があるのはありがたい。】

【鶴林寺への絵に描いたような遍路道】

【鶴林寺手前から太龍寺へのルートが見通せる。中央の水井橋で那賀川を渡り、そのチョイ右の若杉谷に沿って沢筋を歩き、尾根に上がって右手に行けば太龍寺だ。】

【鶴林寺山門】

【鶴林寺のコケは美しい。前日、昼食時に地元のオバチャンからも「コケが良いらしい」と聞いていた。】

【太龍寺。山の中にもかかわらず大きな寺だ。たまた人の姿も少なく、清浄な空気を堪能した。】

【平等寺。今まで山の中を歩き続けていたので気がつかなかったけど、平等寺から海が近い。昔から地震の被害を受け続けているこの地域の避難所だったのだろう。階段から見上げつ平等寺を見て、すぐ地震を連想してしまった。】

2014年6月24日火曜日

第13次四国遍路2(2014.6.24)

今回の計画は
1日目:出撃移動日
2日目:徳島北部の13番大日寺~17番井戸寺
3日目:18番恩山寺、19番立江寺を越え鶴林寺登山口
4日目:20番鶴林寺、21番太龍寺、22番平等寺
5日目:帰還移動日
の4泊5日。
しかし、4日目の天気用法が芳しくない。そして鶴林寺、太龍寺が今回の核心部。前回の焼山寺に引けをとらない「へんろころがし」らしいのだ。「雨の日は歩かない」をモットーとする私は2日目の徳島北部の寺は後回しにして、以後の日程を一日前に倒して行動することにした。

この季節の歩き遍路はただただ暑い。特に車と共に歩く国道の「へんろ道」は辛い。まさに修行だ。眉山の南側を回り込むこむように歩き出し、ひたすら歩いてお昼ごろ立江寺に到着。寺前のなんとかキッチンで昼食。その時、激しい雷雨に見舞われた。食事中でラッキーだったけど雨はなかなか上がらない。小降りになるのを待って、カッパ上下着用の完全武装で雨の中を出発。

ちょっとした峠を越えて勝浦川に出合う。雨は上がった。新緑の山々の間を流れる勝浦川が美しい。その勝浦の町の民宿金子屋で本日の行動は終了。ここは鶴林寺の登山口になっている。(2014.6.24/火)

◆行動記録
 7:30 ホテル発(徳島駅)
 8:20 二軒屋駅
10:30 18番恩山寺
11:20 発
12:15 お京塚
12:40 19番立江寺
      昼食ランチ(コーヒー付)800円
14:00 発
16:40 民宿金子屋
      1泊2食 6000円
      ビール中瓶 500円

◆歩行距離
・11.6キロ 徳島駅-18番恩山寺
・ 4.0キロ 18番恩山寺-19番立江寺
・10.3キロ 19番立江寺-金子屋(鶴林寺登山口)
(合計)25.9キロ

【恩山寺駐車場脇のアジサイ。この時期、新緑とアジサイの紫の対比が美しい】

【18番札所恩山寺】

【19番札所立江寺。街の中の大きな寺だ。ここのベンチで金子屋へ当日の宿泊予約。電話で「雨が強いので気をつけて来るように」とのこと。こちらはまだ降ってないけど遠くで雷鳴。その後、大粒の雨が落ちてきた。】

【この地域では「槙」の生垣が多い。そして美しい。その他、「すだち」の木も多い。すだちは8月から9月にかけて実るらしい。】

2014年6月23日月曜日

第13次四国遍路1(2014.6.23)

近鉄特急は懐かしい。子供の頃、家族そろって出かけたことを思い出す。まだ戦後の貧しさの残る中、特急ではオシボリが出た。そのオシボリを晴れがましい気分で使ったことを思い出す。その後、近鉄特急には楽しい思い出がたくさんリンクする。それに対し新幹線はビジネスと直結し何か無機的な感じだね。

そんな、懐かしさを感じつつ四国遍路へ出撃だ。今回で13回目。一回目が2011年5月なので今回で4年目に入る。一気に四国遍路を回り終えるのも大変だけど、数年かけて回るのも、それはそれで面白い。遍路を始めた頃の記録を読み返すと、この数年の自分自身の心根の変化を感じることができる。とは言ってもほとんど変わってないけど、体力は確実に衰えている。

計画では、近鉄株主優待で急行を乗り継ぎ難波へ向かう予定だったけど、チケット屋で株主優待が手に入らない。通常、株主優待券は毎年6月初旬には新しいものが出回るはずだが、今年は遅れている気配だ。仕方が無いので特急割引チケットで乗ることになった。近鉄特急を使わなければ1時間余分にかかるけど、1800円の節約。言い換えれば時給1800円のアルバイトと言えなくもない。しかも、仕事は極めて楽だ。そのアルバイトにありつけなかった。クヤシイ。その代わり、この日の宿「東横イン徳島」は溜まったポイントで無料で泊まれた。ウレシイ。(2014.6.23/月)

◆行動記録
10:00 近鉄名古屋
      特急割引チケット:3350円
12:05 近鉄難波
      昼食/ちとせ:860円
14:15 南海難波
16:30 和歌山港
18:30 徳島港
19:10 東横イン
      ポイントで宿泊無料(10泊すると1泊無料)
      夕食/さわらぎ:2580円

【特急利用で難波で時間ができた。噂の「ちとせ」で初めて「肉吸い」を食べた。平日にもかかわらず、店の前まで人が溢れる。肉吸い、小玉で860円。なかなか美味しかった。】

【南海フェリーは淡路島南ですれ違う。遠くに鳴門海峡大橋が見える。】

【徳島の夕食は瀬戸内の魚が良い。】

2014年6月19日木曜日

乗鞍(2014.6.19)

乗鞍へ行ってみた。今まで何度も乗鞍へは登っているけど、バスで行くのは今回が始めて。梅雨の合間の平日の晴れ間。観光客の姿も少なく、なにかうら寂しい。雪も中途半端に解け始め、高山植物もまだ咲いてない。ハイマツの緑も夏山の輝きはなく、何か季節はずれの観光地の気配。

雷注意報も出ていたので、剣が峰へ行くのは止めて、バスターミナル周辺をウロウロ徘徊。バスで行く乗鞍は明るい夏が良いと思う。(2014.6.19)

【ガスがかかったり】

【陽射しが出たり・・・】
【この時期の山の天候は不安定だ】

2014年6月8日日曜日

坂城ばら祭り(2014.6.8)

昨年に引き続き、坂城ばら祭りに行ってきた。梅雨には入ったものの好天に恵まれ、快適なドライブだった。地元の産直販売所で「おしぼりうどん」を食べ、バラの切花、バラの苗を購入。バラはこの季節が良いけど、「おしぼりうどん」は冬に食べる方が良いね。(2014.6.8)

【会場は千曲川河川敷のバラ公園。入場無料。駐車場300円】


【会場ではご当地アイドルも登場。ご当地アイドルとAKBとの区別もまったくつかないけど、アイドルは可愛かった。最近、アイドル系を素直に可愛いと感ずるようになった、素直な私です。】