2013年2月25日月曜日

地蔵峠(2013.2.24)

友人がスノーシューを買った。それも二台。じゃ、陽だまりスノーハイクも良かろうと、出かけてみた。行き先は開田高原地蔵峠。今まで、山スキー、テレマークは経験有るけど、スノーシューを履くのは初めてだ。スノーシューは面白いか?興味津々。

開田高原には移り住んで工房経営している友人もいる。ついでに、その工房にも寄ってみる。その友人と、彼の愛犬のゴールデンレトリバーも連れて総勢3名と一匹。のどかな陽だまりスノーハイク、といきたいところだが、天候は回復せず、雪中行軍となった。

陽射しはなかったものの、犬は喜び雪原駆け回り、ついでに人間も喜び、雪原を転げまわって楽しいスノーハイクとなった。初めてのスノーシューは非常に快適。太ももまで埋まる深雪もものともせずシャカシャカ進む。テクニック不足のテレマークより、数段楽しい。特に深雪の急斜面をストックでバランスをとって駆け下るのは、テレマークで深雪を滑る気分に通じる快感。とうぜん、不安定なので前のめりに突っ込むことも多々あったけど、まさに雪と戯れる気分。スキーと違って足をひねる不安も少なくとても楽しめた。

帰宅後、スノーシューの購入を検討。若い頃とは体力も違う。これからはより安全な雪山を楽しみたい。ただ、友人が購入したスノーシューはネットで一台5800円とか。通常、山道具屋で売っているスノーシューは2万円前後。ネットのスノーシューは「山への持ち出しはしないように」との注意書きがあるとか。要するに強度に不安があるらしい。でも、山に持ち出さずに何処で履くの?

山に持ち出せないスノーシューはどこで使うのか?5800円?か2万円か?。心乱れつつも5800円で十分との気分が優勢となっている。山で破損したら「ツボ足」でラッセルして帰還する範囲しか行かないような気がするし、スノーシュウが破損するより、自分の体が変調をきたす可能性のほうが多いと思う。(2013.2.24)


◆行動記録
 8:30 春日井発
11:30 開田高原着
      友人宅で歓談
14:00 木曽馬の里発
16:00 地蔵峠
17:00 木曽馬の里
18:30 御岳明神温泉やまゆり荘(600円)
20:00 発
23:00 帰還

【地蔵峠にはなぜかお地蔵さんがありました】
【他の写真もアップしたいと思うものの、なぜか写真がアップできない。】
【不思議だ】

富士五湖(2013.2.22)

甲府の居酒屋情報を元に、甲府草津温泉の朝湯のあと、舞鶴公園から富士山頂を眺め、富士五湖方面へ転進。しかし平日の出勤時間帯。混雑を避けつつ走っていたら精進湖ブルーラインに入ってしまった。まあ、精進湖も富士五湖の一つなのでまあ、良いか。

精進湖到着。天気良好。富士山は見えるものの全容は見えない。精進湖を取り囲む山越に山頂部分が見える。長く裾野を引く風呂屋のカキワリ的富士山が見たいので山中湖方面へ向かってみる。途中で富士吉田登山口への標識があった。せっかく来たので登山口の偵察に向かってみる。途中に富士パインズパークの広場があった。一面の雪だ。この富士山の北側はとても寒い。路面はクラストしている。

山中湖には特段見るところも無い、単なるリゾート。河口湖をかすめて帰ることにする。河口湖の湖畔から長く裾野を引く富士山を望む。やっと出会えた、風呂屋のカキワリ的富士山だ。山梨側から初めてじっくり見た富士山だ。なかなか良い。逆光の中に存在する富士山は気のせいか、静岡側から見る富士山より深みが有るように感じる。

その後、甲府、韮崎、諏訪、高遠、飯田、中津川経由でのんびり帰宅。諏訪から高遠へ抜ける杖突峠から見下ろした諏訪湖は、二週間ほどニュースで聞いた「御神渡り」は姿を消し、水面が明るく光っていた。(2013.2.22)



◆行動記録
 6:00 行動開始
 6:15 甲府草津温泉(300円)
 8:00 舞鶴公園発
 9:10 精進湖(434キロ)
10:30 山中湖(472キロ)
11:00 道の駅富士吉田
      車中(味噌煮込み)
12:20 発
15:40 杖突峠(597キロ)
20:00 帰宅(783キロ)

【精進湖から望む富士山】

甲府草津温泉(2013.2.21)


戸倉上山田温泉の車中泊は冷え込んだ。そんな中、起きぬけの朝湯を国民温泉で楽しんだ。風呂から出て、北の方を見れば、白く雪雲に覆われている。当初、姨捨から川中島近辺の徘徊を画策していたが、この天候では楽しくなさそうだ。少しでも、陽射しを求めて、甲府方面に行くことにする。多分、富士山も見えるだろう。

甲府は戸倉上山田温泉同様、今まで行ったことが無い。八ヶ岳へ行くとき中央高速で小淵沢まで来たのが、この方面の限界だった。何か本能的に東京に近づくのを避けているのかもしれない。したがって、南アルプスも伊那側から登る山しか行ってない。甲斐駒、千丈、塩見、荒川、聖、光すべて伊那側から登っている。したがって、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳にはまだ登ってない。奥秩父の山にも登っていない。

上田、佐久、清里、韮崎を経て甲府に入る。駅前のコインパーキングに車を止め、駅の観光案内所で情報収集。事前に甲府には市内に温泉銭湯が多数と聞いていたので、真偽のほどを確かめる。観光案内所のオバチャンは「ほんまもんの温泉だ」と胸を張る。一部には加温している温泉も有るけど、高温の温泉掛け流しを求めるなら「草津温泉」が良い、とのこと。貴重な情報だ。

教えてもらった地図に従って見つけた草津温泉。素晴らしかった。大量の高温の温泉が掛け流されている。露天風呂もある。地下水を掛け流す冷水浴槽もある。そのすべてが飲用可能。それで、入浴料400円。無料駐車場も完備。まさに理想的な温泉だ。泉質は戸倉上山田温泉同様のナトリウム系の温泉と見た。しかし、分析表での確認はしていない。

入浴後、駅前のコインパーキング(夜間20時から翌朝8時までの夜間最大料金500円)に戻り、車中泊体制を確立後、近くの居酒屋へ出撃。そこで甲府から富士山を見るには何処がいいか?と情報収集。市内なら駅横の甲府城(舞鶴公園)、郊外へ出るなら山中湖まで車で1時間以内、との情報を得た。

翌朝、甲府城天主台から見た山々は素晴らしく美しかった。甲斐駒、鳳凰が素晴らしい高度感でそそり立つ。地蔵岳のオリベスクも見える。北岳から間ノ岳の3000mの稜線が白い。その横には富士山の山頂部分が見える。甲府は日本で一番美しい山の展望を持つ街かもしれない。(2013.2.21)

◆行動記録
 8:30 国民温泉朝湯(300円)
10:00 観光案内所
      車中(天ぷらうどん コーヒー)
11:50 行動開始
13:00 上田
      給油276キロ
15:00 清里
      車中(スープ餃子)
17:10 甲府駅(405キロ)
      (国道141号線経由)
18:00 草津温泉
19:30 コインパーキング(行動停止)

【甲府草津温泉、甲府には温泉銭湯多数】

【清里から八ヶ岳が良く見える】

【甲府城(舞鶴公園)の石の塔、何の塔かは未確認】

【舞鶴公園から北岳-間ノ岳の稜線が美しい。まさに白根三山】

【甲斐駒はやっぱり甲斐の山だ。左は鳳凰三山の地蔵岳と思う】

【舞鶴公園からは富士山頂のみ見える】

2013年2月20日水曜日

戸倉国民温泉(20132.20)


戸倉上山田温泉は古い温泉地だ。しかし、湯温が低いような気がして行ったことは無かった。2月も終盤、陽射しは春めいてきたけど、この冬一番の寒波襲来。遠出して雪に閉じ込められるのもいやなので、近場(といっても遠いけど)の温泉へでも言ってみるか、と出かけてみた。その後、千曲川沿いの姨捨から川中島近辺を歩く作戦だ。天候によっては、これまた行ったことがない甲府方面に転進しても良い。

いつものごとく、出発はお昼近く。国道19号線をのんびり北上。塩尻手前の北桔梗が原からサラダ街道に入る。下道で現地入りを画策していたが、中央高速姨捨SAから直接出られると知り、豊科から高速に乗ることにした。豊科は安曇野と名前を変えていて、チョイと戸惑った。ネットで調べた共同浴場「戸倉国民温泉」を目指すものの、土地勘も無くまったく分からない。しなの鉄道「戸倉駅」で情報収集。と、言っても観光案内所的なものは無く駅前の観光地図をつぶさに検討。

それによると戸倉上山田温泉は千曲川をはさんで右岸(下流に向かって右)が戸倉温泉、左岸が上山田温泉らしい。確認したわけではないけれど・・・。戸倉駅は右岸、観光案内所は左岸、そして目指す「国民温泉」は右岸、駅と千曲川の間にある、らしい。

国民温泉の場所を確認後、観光案内所へ向かってみる。時間は午後6時チョイ前。ちょうど閉まった直後だった。もう少し前に着けば、いろいろ情報収集できたのだが残念。しかし、観光案内所の前に広い観光客用駐車場発見。近くにはトイレもある。車中泊も出来そうだ。正式に確認したわけではないけどね。その後、国民温泉に向かう。

国民温泉は入浴料金300円。ゆったり止められる駐車場もあって素晴らしい温泉だった。広めの浴槽には大量の源泉が掛け流し。シャワー、カランからも源泉。洗い場のタイルにも源泉が常に噴出している。その源泉も飲用可能で、ペットボトル持参で入る人も多い。掛け流される源泉の温度は40度、とは言ってももう少し低いかもしれない。しかし浴槽の湯は十分熱い。湯上りに番台のオバチャンに聞けば浴槽は若干の加温しているという。加温といってもこの40度前後の大量な源泉が元なので、ほとんどエネルギーは使われて無いだろう。

その源泉は、アルカリ系のヌメリのある優しい湯だ。下呂温泉のヌメリをチョイと少なくし、硫黄風味を若干添加した極上品。特に大量に供給される源泉がうれしい。もっと早くくればよかった・・・。

湯上りに、駐車場に戻り、近くの食堂に名物「おしぼりウドン」の夕食。単純に言えば、釜揚げウドンを大根おろしの絞り汁に漬けて食べるシンプルなうどんだけど、熱燗との相性もよくとても気に入ってしまった。初めての戸倉上山田温泉だったけど、非常に満足度の高い温泉だった。しかし、その夜は冷え込んだ。厳冬期用羽毛シュラフからタバコを吸うために出す手が凍える。その反面、シュラフの中は暖かく、その対比がとても心地よかった。(2013.2.20)

◆行動記録
11:10 春日井給油
17:10 姨捨SA(220キロ)
      400円(高速・安曇野-姨捨SA)
18:00 戸倉上山田温泉(240キロ)
      300円(国民温泉入浴料)
      1700円(おしぼりうどん、酒)

 【しなの鉄道、戸倉駅。懐かしい雰囲気に満ちている。温泉街にも射的屋健在】

 【国民温泉。質素だが清潔な共同浴場。入浴料金300円】

  【番台のオバチャンのお勧め「コーヒー用にペットボトルに詰めて帰ると良いよ。私はご飯を炊いている」】

 【この手の共同浴場には珍しく止めやすい無料駐車場】

 【おしぼりうどん。1300円。原料はウドン、大根おろし、ネギ、味噌。この材料で1300円は高いともいえるけど、また食べたくなる1300円だった。使われる大根は「ねずみ大根」と言うらしいが、とんでもなく辛い。私の場合、すすりこむことは不可能。かならずむせる。この大根は味噌を入れれば入れるほど大根おろしの辛味が抑えられる。熱燗との相性抜群。何とか「ねずみ大根」を入手し自宅で作ってみたい。】

【前夜は冷え込んだ】

2013年2月17日日曜日

大須演芸場

名前だけは知っていた大須演芸場。大須観音の裏手の路地にたまたま見つけた。その存在自体、昭和の空気に包まれてりる。入り口の看板を眺めていると、小屋番らしきオッチャンが声を掛けてくる。「見てってチョー。シルバー料金1000円だよ」。

「シルバー料金は何歳からか?」聞いてみれば65歳以上との事。だったら、まだ私には資格が無い。でも、免許証など証明書類は不要で、外観がシルバーならOKとのこと。その点、私には十分その資格があるらしい。と言うわけで1000円の木戸銭を払って入ってみた。若い頃見た、ぜんぜん笑えない漫才を見るのもオツなものではないか?

演芸場の中は思ったより明るく、シートの座り心地もなかなか良い。落語、こま回し、演歌、三味線漫談、マジック、そして落語と続き、面白かった。ただ、笑えない漫才が出てなかったのが残念だった。

観客、演者とも高齢化ははなはだしいけど、皆さん楽しそうだ。私も十分楽しめた。少なくとも、最近のテレビに氾濫する若手芸人に比べると数段味わい深い。演歌のお姉ちゃんは客席に下りてきて握手してくれる。シャイな私はチョイと恥ずかしかった。

演芸場を出て、大須の町をうろつきつつ、松屋コーヒーを飲んで帰宅。何かとても懐かしい気分の日曜日の午後だった。大須の町はいつも賑やかだ。(2013.2.17)

 【大須演芸場入り口】

【この全員が出ているわけでなく、今回の出演は5人だった】

2013年2月12日火曜日

めいほうスキー場(2013.2.10)

久しぶりにスキーへ行った。行き先はめいほうスキー場。ここ数年、スキーに行く機会が激減。それに合わせるようにスキー客も激減している。いつ、どこへ行ってもリフト待ちは無く、滑り終わるとすぐにリフトに乗ることになる。若い頃なら夢のような快適なスキーと言うことがいえるんだろうけど、歳を経て体力減退。一本滑るだけで息が上がる。足がつる。

ところが、この2月の三連休の中日の「めいほう」は大混雑だった。スキー場へのアプローチの道から大渋滞。ゲレンデ、リフト乗り場、レストハウスも大混雑。久しぶりに味わう大混雑スキー場だった。バブルの頃、ユーミンや広瀬香美の歌がゲレンデに鳴り響いていた頃を思い出し、何かとても懐かしい気分だった。特に、リフト待ちの行列で一息入れることが出来るのが嬉しかった。


スキー場到着は午前11時。12時からはシルバー午後券(55歳以上、2500円)が使えるので、到着早々ビール飲みつつ時間調整。友人はシルバー一日券(3000円)を握り締めすぐにゲレンデに飛び出したけど、リフトの乗ったのは12時を過ぎていた、と、ぼやくぼやく。

しかし、ビールを飲んでの飲酒運転もとい飲酒滑降は息が上がることおびただしい。一生懸命滑って6本でアガリ。情けない。でも、帰宅後、チョイと筋肉痛気味の太ももが心地よかった。若い頃は感じなかったけど、スキーってけっこう瞬間的な力が入るので、シルバー世代にはハードかもしれない。これからは自然体で力を入れない滑りを目指したい。(2013.2.10)


◆情報
・駐車場代:1000円
      *長野方面は駐車場無料が多いけど、岐阜県は有料が多いと感じる。
・リフト代:一日券4000円(シルバー55歳以上3000円)
      半日券3000円(シルバー55歳以上2500円)

 【大混雑のゲレンデ】

【久々に見たリフト待ちの列】