2010年12月27日月曜日

野沢温泉(3)

【高速中野IC出口すぐのJA中野農産物直売所、午前9時ごろ、野菜その他の搬入多数。買い物客も多数。かなりお値打ち、かなり混雑】
 

【白馬のそば神。ミニ天丼と蕎麦のセット(1000円)がなかなかイケタ】

●総括
 久々の野沢温泉だったけど、とても懐かしく楽しめた。民宿・梅之屋の親父さんからバックカントリースキーの情報も得たので、今シーズン、少し暖かくなって雪も締まったころ、再度、歩くスキーで訪れたい。
 
 この日は、滑ることもなく外湯を楽しんだ後、とっとと帰宅。時間があったので、長野から白馬方面へ回ってみた。白馬は長野とそんなに離れていないのに大雪。途中、中野のJA農産物直売所で野菜、信州味噌、小川村の直売所で注連縄を買い、白馬の「そば神」でミニ天丼セットを食べて、のんびり帰還した。(2010.12.27)
 
●主な出費
・野沢温泉民宿梅之屋
  25日土曜日(1泊2食):6300円
  26日日曜日(1泊2食):5250円
  電話:0269-85-2745
・リフト券(シニア1日券):3600円
・信州味噌2袋(中野JA直売所):900円
  *1袋600円=>2袋だと900円
・注連縄(小川村直売所):500円
・ガソリン代:約5000円

2010年12月26日日曜日

野沢温泉(2)

【野沢温泉スキー場やまびこゲレンデから苗場山を望む。さすが100名山の一つだけに只者でない特異な姿だ】

【野沢温泉スキー場やまびこゲレンデ。冬休みの日曜日にもかかわらず静かだ。なかなか良い。】

●スキー場
 昔話で恐縮ですが、二泊三日のスキーなら、前夜発で一日目朝から滑ったものだ。でも最近、1日目と3日目は移動日。真ん中の1日のみスキー。まあ、「時間は十分ある、ただ体力はギリギリ」、と言うわけで、二日目、朝風呂を楽しんだ後、おっとりスキー場へ出かけてみた。長坂ゴンドラまでは無料のシャトルバスが運行している。
 
 今年はまだ雪が少なく、下のゲレンデは閉鎖されていた。上部の「上の平」「やまびこ」ゲレンデまではゴンドラで往復することになる。大型の立ち乗りゴンドラで登るにつれて景色は一変。素晴らしい雪景色が広がっていた。特に「やまびこゲレンデ」から見た苗場山は美しかった。
 
 久々のスキーで太ももに違和感。数時間後、あっという間のリタイアとなりました。「今年は鍛え直すぞ」との固い決意です。(23010.12.26)

2010年12月25日土曜日

野沢温泉(1)

【野沢温泉・大湯】


【野沢温泉・民宿・梅之屋】

 久々の野沢温泉。前回来たのは10年以上前だろうか。さらに最初に来たのは40年ぐらい前だった。でも、村の雰囲気はまったくと言って良いほど変わってない。ちょっとした街角にも当時の記憶がよみがえる。オガサカのスキー板の看板が目につくのも野沢らしい。

 ネットで見つけた民宿「梅之屋」。野沢温泉の公式サイトの宿泊情報(値段の安い順)の先頭に出ていたのでなんとなく電話。アッサリ予約完了。その梅之屋も昔ながらの懐かしい雰囲気の宿だった。二食付き土曜日6300円、日曜日5250円の格安料金。当然、贅沢ではないけれど、一生懸命やっているご夫婦に好感が持てる。食後、厨房の一角で、親父さんを交えて酒を酌み交わすのも楽しかった。
 
 宿に到着後、宿のおばちゃんの説明を受け、外湯へ出かけてみた。とりあえず、宿の近くの新田の湯。予想通り、キッパリ熱い湯。その後、三日間にわたり外湯をはしごしてみたが、どこも熱い湯で満たされていた。いちおう、水道も完備しているのでうめることも可能だが、何か水を入れにくい雰囲気。風呂にいる全員(もとい大多数)が様子を伺っている気配。誰か意を決して水道の蛇口をひねると、安堵の空気が流れたことを感じたのは私だけであろうか・・・。
 
 私は一般的な基準よりもかなりな「熱い湯好き」なのだが、こんな私にとってもかなりのプレッシャーを感じる入浴だった。でも気分のいいプレッシャーだ。(2010.12.25)

2010年12月14日火曜日

津軽へ(5)

【さすが一升瓶2本は重かった】


●総括
 雨の中、朝7時38分の電車で帰還開始。あいも変わらず、新津、長岡、直江津、長野、松本、中津川と乗り継ぎ帰宅。このルートで何度帰ったことだろう。今回、事前の天気予報はあまり芳しいものでなかったけど、核心部では好天に恵まれラッキーだった。
 
 今回の旅の目的は以下の4つ
・大鰐温泉に浸かること
・五所川原近辺の太宰そのた有名人のゆかりの地を訪ねること
・津軽鉄道ストーブ列車に乗ること
・五能線リゾートしらがみに乗ること

 そのうち二つをクリアし、さらに弘前裏町徘徊まで果たしたので十分の成果と言ってよいだろう。まだ、五所川原近辺に課題を残しているので、再度の出撃を考えている。(2010.12.14)

●お土産
・きりたんぽセット+佃煮(秋田市民市場):2420円
・〆張鶴一升瓶2本(村上):4000円

2010年12月13日月曜日

津軽へ(4)

【リゾートしらかみ】

【リンゴ畑の向こうには岩木山】

【車中の津軽三味線】

【五能線的景観】

●弘前から村上へ
 JR東日本の「リゾートしらかみ」は素晴らしい。弘前を出るとき、不安だった天候もなんとかもち、リンゴ畑越の岩木山を眺めることも出来た。深田久弥が日本百名山で「十二単を着た女性のようだ(そんな言い方だったかどうか定かでないけど、そんな感じ)」といったようだけど、とても優しげな雰囲気の山だ。
 
 五所川原からは車内で津軽三味線のライブもあったし、景色の良いところはスピードダウン。まさにこれこそ観光列車。シートも新幹線のグリーンよりも良いくらい。これで310円。アリガタヤ、アリガタヤ。(私JRのまわしものではありません)
 
 その津軽三味線ライブ会場(車内のイベントコーナー)でなんとなく私と近い感じのオッサンと隣り合う。話してみれば私とまったく同じ境遇。生まれ年も同じ団塊世代、定年後18切符で全国徘徊中。朝っぱらから津軽三味線聴きつつ、彼はカップ酒、私はスキットルのバーボンを舐めつつ岩木山を眺めるのはオツなものでありました。その時、印象的な彼の言葉。「今後の人生には大切にすべき三つのことがある。それは、健康、経済、友人」。まったく私も同感だ。
 
 鯵ヶ沢を過ぎると岩木山とはお別れ。その代わり進行方向右側に日本海が見えてくる。想像通りの景観で大満足。海岸で魚の仕分けをしている漁師たちが列車に向かって手を振っている。ああ、日本の旅だなー・・・。
 
 秋田で同世代のオッチャンと別れ、駅近くの市民市場でお土産を物色。きりたんぽセット、佃煮少し購入。ついでに市民市場直営の回転寿司で昼食。さすが市場町営の回転寿司。私が知っている中で最も良い回転寿司かもしれない。赤貝、鯖、かき、鉄火巻き、筋子、じゃっぱ汁を頼んで、1150円。ネタも素晴らしく新鮮だ。(私、回転寿司のまわしものではありません)
 
 その後、村上まで列車に乗って本日の行動は終了。駅前の扇屋旅館へ投宿。向かいの酒屋で〆張鶴の一升瓶2本を正月用の酒に購入。60Lのザックに入れて帰る予定。でも一升瓶2本はさすがに重いなー・・・。(2010.12.13)
 
●主な出費
・昼食(秋田市民市場回転寿司):1155円
・夕食(またもや鳥飯+高清水):1267円
・扇屋旅館(素泊まり):4000円

2010年12月12日日曜日

津軽へ(3)

【秋田犬ではなく青森犬(ボランティアガイドのおばちゃん曰く)。体長M以上の巨大犬だ】

【今でも現役で営業中。昭和40年代は剪定ばさみを腰にぶる下げて畑から直行する人も多かったとか・・・。良い時代だったんだねー・・・】

【旧弘前市立図書館】

【弘前城、来て初めてわたったこと。弘前公園は想像以上に広かった。また、しだれ桜も多かった】
【最勝院五重塔。日本北限の五重塔だとか・・・】

●一日中歩き回り、弘前泊
 朝、てきとうに宿を出て弘前に向かうべく駅についてみれば、なんと次の電車は3時間待ち。「あんまりだ」と、嘆きつつ弘南鉄道が横にある。時間を確認してみれば、まだこちらのほうが早そうだ。津軽平野を電車で走るのもオツなものと、弘南鉄道で中央弘前へ向かってみた。
 
 電車は夜から降りだした雪に白く覆われたリンゴ畑の中を走ること30分、弘前の街中の駅に着いた。JR弘前駅とはチョイと離れた駅だが繁華街には近いらしい。その後、ひょんなことから一日中弘前を徘徊することとなるのだが、弘前はまさに昭和を感じさせる町だった。
 
 JR弘前駅まで歩き、うろうろしていたら、JR東日本が主催する「駅からハイキング・市民も知らない裏町ウオーク=弘前=」の受付コーナー発見。参加料は無料と聞き、「無料に弱い」私としては「これは参加せねばならぬ」と、参加を決意。この判断は正解だった。ボランティアのガイドの説明付きでで大変楽しいウオーキングだった。2時間程度のウオーキングだったけど、途中、おやつに黄金焼、最後に完歩証そして記念のボールペンまでいただき、「これでタダで良いの?」と思えるほどの幸せ感。弘前の歴史についても大変勉強になった。
 
 夕方、駅前の東横インの定年感謝祭なる企画に乗っかり宿泊料30%オフでチェックイン。これも「こんなに安くて良いの?」と思えるほどの値段。チェックイン後、時間があったのでJRに乗り、大鰐温泉へ風呂に入りに行った。弘前くんだりまで来て電車で風呂に入りに良くこの状態をまさに「酔狂」と言うのだろう。その後、弘前に戻り駅前の居酒屋「竈」で夕食。〆鯖、たらの昆布ジメ、十三湖のシジミバター焼き、すべてとても美味しかった。まことについていた、充実の一日であった。(2010.12.12)
 
●主な出費
・東横イン(定年感謝祭30%オフ):3136円
・夕食(駅前の居酒屋「竈」):3550円

2010年12月11日土曜日

津軽へ(2)

【鶴岡から見た鳥海山。列車の窓から写す】


【秋田駅から徒歩五分】

【年末の土曜日、さすがに混んでる】

【大館花善鳥めし。私大好き】


【大鰐温泉・畑山温泉民宿】

【大鰐温泉・畑山温泉民宿の夕食】

●新潟発、大鰐温泉泊
 昨日に引き続き、今日も5時半に目覚ましセット。6時8分発の新発田行きに乗らねばならぬ。遅れれば今日中に青森には入れない。そんな二日連続のプレッシャーからか、眠りが浅かった。3時過ぎから頻繁に目が覚めた。そんな体調でも電車の旅は安心だ。東の方角の山のスカイラインが明るく染まってくるのを眺めながらウトウト。素晴らしい夜明けを眺めつつ二度寝。贅沢だ。
 
 新発田で酒田行きに乗り換えてから、本格的な睡眠体制に入る。天気予報は芳しくなかったけれど、素晴らしい夜明けだ。日本海も穏やかに朝の光を反射している。目が覚めたら進行方向左前方に鳥海山が見える。鶴岡が近くなり大きく右にカーブしている。と、言うことは右側に月山が見えるはず。鳥海のピーク付近には雲がかかっていたけど、月山は雲もかからず白く光っている。その稜線には雪煙も見える。素晴らしい景色だ。
 
 酒田で秋田行きに乗り換えるころから天気が崩れてくる。秋田では完全に雨。駅前のコンビニで傘を買う。今回目指している津軽に雪は考えていても雨は想定していなかった。秋田の乗り継ぎには2時間弱の時間がある。昼食の調達を兼ねて駅前の市民市場を覗いてみる。年末の土曜日、市場はかなりにぎやかだ。美味しそうな魚、特にハタハタと筋子が気になる。今日の泊まりが自炊だったら絶対買うんだけど、今回は自炊道具は持ってきてないので眺めるだけとする。二食付きの安宿か、素泊まり、食事は居酒屋の宿泊作戦。けっきょく、昼食は花善の鳥飯と高清水のワンカップ。花善の鳥めしは、小田原東華軒の鯛めし同様、私のお気に入りなのだ。
 
 秋田から大館行きの列車を待っているとき、地元のオッチャンから話しかけられる。完全な津軽弁だ。多分、「列車が遅れる」ということを言っているのだろうが、ほとんど聞き取れない。その後、大鰐温泉の共同浴場や民宿のおばちゃん連中との会話でも、地元の人だけの会話はほとんど聞き取れない。これなら英語のほうがまだ聞き取れるかも・・・・。
 
 秋田で電話予約した大鰐温泉の畑山温泉民宿はなかなか良い宿だ。食事も良かった。刺身(マグロ、ひらめ)、ウに、焼き魚(ギンダラ?)、カニの爪、たら白子とホタテの煮付け、茶碗蒸し、アスパラの胡麻和え、白菜漬物、ご飯、味噌汁、メロン。これで二食付き一泊6500円。内湯も部屋も綺麗だった。青森の民宿はレベルが高いかも。 (2010.12.11)
 
●主な出費
・傘(秋田で急遽購入):980円
・昼食(鳥めし+高清水湾カップ):1316円
・畑山温泉民宿(1泊2食付+ビール+入湯税):7300円

2010年12月10日金曜日

津軽へ(1)

【松本駅から常念が見えた。美しい】


【妙高5号、でも普通列車】

【万代橋から見た新潟の町。中州から見た博多の町に見えなくもないけど川は大きい】

●出発そして新潟泊
 久々の大型徘徊、と、言っても4泊5日の予定だけど、出発前夜の睡眠はチョイ不足。朝、5時半起床。暗いうちに駅に向かう。夏は良いけど、冬の早立ちは辛いなー。でも列車に乗ってしまえば、後は私の大好きなうたた寝が好きなだけ出来る。時々、目覚めて窓の外を見れば昨夜の雪がとても綺麗だ。
 
 塩尻を越えた辺りで、北アルプスが見えてくる。この季節、北アルプスの稜線を眺めることが出来るのはとてもラッキー。さらに午前中の太陽がまともに当たる白い常念はとても美しい。その右手に爺が岳の三つのピーク、鹿島槍の二つのピークまで望むことが出来る。
 
 長野からはいつもお世話になる妙高5号。名前は仰々しいけど普通列車だ。引退した特急列車の第二の人生。この座席でゆっくり昼食を食べることが出来る。まあ、どこでも出来るけど・・・・。このタイプの列車での食事は昔懐かしい気配が充満していて、とても楽しい。
 
 新潟には夕方5時半到着。コンフォートホテルにチェックイン後、古町へ出撃してみた。新潟へは何度も来ているが、万代橋を渡ったのは今回が初めて。名前から勝手に期待していた古町のレトロな飲屋は見つけることが出来ず、適当な居酒屋で寒ぶり、鯖焼きなんぞを肴に熱燗大徳利。これなら名古屋の飲み屋と同じかもね・・・。まあ、一日目だし、明日も早いので、早々に切り上げ、寝てしまった。 (2010.12.10)
 
●主な出費
・昼食(長野駅弁+ワンカップ):1603円
・コンフォートホテル(ネット予約):4600円
・夕食(新潟古町居酒屋):2640円

2010年11月25日木曜日

京都・安楽寺

【真如堂裏庭】


【紅葉の向こうに真如堂三重塔】

【安楽寺の石段と紅葉を狙う観光客カメラマン】


【ヤマダベーカリー、コーヒー270円、アップルパイ136円】


 先週に引き続き、またもや京都出撃。さらに行動も真如堂、安楽寺、法然院の同じ巡回ルート。曜日も同じ木曜日。この一週間でどのように変化したのか見てみたかった。
 
 紅葉の具合は先週よりさらに進んだものの、まだまだ見ごろは続く模様。少なくとも11月中、12月の第一週まで良さそうだ。混雑の程度はこの一週間で格段に進み、はっきり言って「あきれる程度」の混雑だ。平日のこの状況を見るに、今週末はどうなっちゃうんだろう?と、思うばかり。
 
 今回も京都駅で11時から16時半まで自転車を借り、気ままに行動。この京都紅葉ハイシーズンは自転車が必須と感じている。(2010、11,25)
 
●行動メモ
・往路=>近鉄、復路=>新幹線
・真如堂=>拝観料500円(境内への入場は無料。紅葉見事)
・安楽寺=>拝観料400円(この時期だけ特別に公開している模様。本堂に寺の由来の講話あり)
・法然院=>拝観無料。親鸞についての法話あり(約1時間)
・ヤマダベーカリー=>安楽寺から白川通りに下った所にある製造直売ベーカリー(昭和の香りを残したパン屋さん。とても好感が持てた。また行こ!)

2010年11月18日木曜日

京都・真如堂

【真如堂本堂から庭を望む】


【真如堂三重塔】

【真如堂全景】


【法然院の砂で出来た紅葉のオブジェ】



【妙心寺】


妙心寺横の某ラーメン

 今回は高速バスでの京都出撃。目的は「高速バス状況」「京都の紅葉状況」さらに3日の京都・高雄へ行ったとき果たせなかった「京都ラーメン事情」の調査も兼ねることにした。
 
●高速バス事情
 高速バスはJR名古屋駅北改札口(12月からは新幹線口になるらしい)近くのチョット暗くて寂しい穴倉的雰囲気。待合室も旅のワクワク感と言うよりは、ヒナビタ感、いにしえ度満載の私にとっては好ましい空気が流れている。昔読んだ沢木耕太郎の深夜特急を思い出す。
 
 京都まで片道2500円(往復4000円)。当然4000円で往復チケット購入。10時ジャストの特急に乗る。この高速バスは特急と超特急の二種類しかない。その特急は各駅に停車する。時刻表をつぶさに点検すると特急は名神高速、超特急は第二名神を通るらしい。そして超特急は特急より15分ほど所要時間短縮らしい。
 
 運行会社はJR西日本、JR東海、名鉄、近鉄の四社。そのうち近鉄にはトイレがついてない(らしい、窓口で確認したが自身では未確認)。最近、私の友人にも加齢によるトイレ問題が浮上しているため、この問題は確認しておく必要大。  さらにこの時期の高速バスは平日と侮ると満席で乗れないケースもある。帰り夕方5時半ごろ帰りのチケットを取るべく京都駅の窓口に行ったところ、かろうじて6時発の特急(各停だけど)が取れた。それ以降の6時30分、7時、7時30分はすべて満席。
 
●京都ラーメン事情
 京都に着くなり、前回(3日)の京都自転車徘徊でたまたま行動を共にした、京都のラーメン事情通から紹介を受けた妙心寺横のラーメン屋へレンタサイクルで直行。こう見えてもけっこう執念深い私です。
 
 名古屋からわざわざ食べに来たラーメンは普通のラーメンだった。定価650円の醤油味。その店主が丁寧に作っているのが好感持てた。黒っぽいスープが売りのようだが、名古屋千種の呑み助(だっけ?)の真っ黒なスープを知っている私にはどおってことない。さらに価格面では、最近入り浸っている春日井みつや食堂のラーメン350円には及ばないかも・・・・。まだ紹介された店は2軒残っているので、次回はほかの店に転進したい。
 
●京都・紅葉事情
 ラーメンを食べてから、妙心寺へ行ってみた。妙心寺には広大な寺域に「なんとか院」との名前がついた小さなお寺が取り囲んでいる。それらの小さな寺の中には拝観料を取って庭を開放している寺もある。要するに妙心寺が東京ディズニーランドだとしたら、「なんとか院」は有料の各アトラクションということか。仏教系のテーマパークと言うことも出来る。それほど広大な寺域ということだ。その中を自転車で塀越しの紅葉をめでつつ走るのはオツなものだ。
 
 その後、東山方面へ転進し、今年のJR東海のポスターで注目されている金戒光明寺、安楽寺、法然院、真如堂と回ってみた。まだ若干、盛りには早かったけど、今年の紅葉はなかなか美しい。あと一週間後、25日から月末頃までが最盛期と思われる。でもこの時期の京都は平日にもかかわらずなんでこんなに混むのだろう。特に、銀閣寺参道、哲学の小道は初詣の熱田神宮のようであった。(2010.11.18)

2010年11月17日水曜日

祖父江・黄葉(17日)


 久しぶりに時間が出来た。羽島温泉にでもいってみるかと、車で出撃。稲沢の祖父江近辺を走っていたら「イチョウ黄葉まつり・祐専寺」の看板発見。そういえば祖父江は知る人ぞ知る銀杏の産地。昨年見たイチョウの紅葉(黄葉)も美しかったことを思い出し、看板に導かれつつ祐専寺まで行って見た。
 
 その「イチョウ黄葉まつり」は11月20日~28日。要するにまだ少し早かったようだ。でも祐専寺境内のイチョウは少し色付き始め、落ち着いた秋の気配。なかなか良かった。
 
 そういえば、昨年12月、やっぱり羽島温泉へ行く途中に見た祖父江のイチョウの美しさは記憶に残る。そのころまた見に行ってみるか・・・。(2010.11.17)

2010年11月13日土曜日

学園祭(13日)


 今年の紅葉は美しい。名古屋市内の公園も紅葉真っ盛り。そんな空気につられて、名古屋国際展示場界隈を散歩してみた。日比野の地下鉄から展示場方面(西高倉方面)に出たところにある「イカ焼き」の店でイカ焼き肴に生ビール。展示場ぬけ、白鳥公園方面へ歩いていたら、進行方向から大音量。
 
 光につられて虫が集まるごとく、音につられて人は集まるのか、なんとなく人が増えてきた。そこは名古屋学院大学の学園祭だった。縁もゆかりの無い大学の学園祭に紛れ込んでしまったが、スタッフの学生たちはひたすらフレンドリー。プログラムその他渡してくれたり、案内してくれたり、歓迎の姿勢。無料でこんなサービスしてもらって申し訳ないと、思いつつ、コンサート会場の最後列に陣取る。

 そのコンサートがとてもよかった。出演は「ピア・ノ・ジャック」。初めて聞いた名前だったけど、関西では有名なバンドらしい。約1時間、最後まで楽しませてもらった。こんなに楽しんで、無料で良いのかなー・・。今後、学園祭はウオッチしていきたいと思いつつ、今年の学園祭シーズンは終わりだなー・・・。(2010.11.13)

2010年11月11日木曜日

正倉院展(11日)

【今年の目玉は螺鈿紫檀五弦琵琶】


【最終日なれどそんなに混んでない奈良博物館】

【東大寺はいつ来ても大混雑】


【東大寺裏講堂跡はいつ来てもひっそりしている】

【始めて見た正倉院、想像以上に大きかった】

【奈良の秋、入江泰吉には及ばないけど・・・】

 行こう行こうと思いつつ、最終日を迎えてしまった正倉院展。なんとか時間を作って出かけてみた。天気も良く、絶好の奈良散歩となった。
 
 今回は正倉院展を見るのが目的なので、ゆっくり出発。近鉄車内の昼寝も楽しみたいので近鉄急行でのんびり出かけることにした。名古屋駅近くのチケット屋で株主優待券購入。近鉄株主優待チケットは一枚で近鉄全線1回乗り放題。特急券を買えば特急にも乗車可能。チケットの値段は通常1500円。でも1600円の時もあった。しかし今回の値段は1300円。朝っぱらからちょっと嬉しい。その理由は使用期限が12月末日。要するにあと1ヵ月半で単なる紙切れになってしまうチケット。売り手も追い込まれているのかもしれない。
 
 特急料金節約し、10時1分発の急行に乗り込む。この急行での出撃のポイントは毎時1分溌の急行に乗り込むことが肝要。中川で上本町行きへの接続があるのはこの1本だけだからだ。名古屋から中川方面への急行は1時間に3本あるけど、中川から上本町への急行は1時間に1本しかない。  と言うわけで、中川、八木、西大寺で乗り換えること3回、奈良についたのは13時20分。所要時間3時間10分。特急を使うより1時間ほど時間はかかるけど、別に急ぐ旅でもない。
 
 奈良は平日にもかかわらずかなりの賑わい。正倉院展最終日なのでかなりの混雑を覚悟していたけど、とりあえず入館制限15分待ちとの表示。15分なら良いか、と、そのまま列に並ぶ。覚悟していた混雑だったけれど、意外とスムーズに列は流れる。展示もかなり良く考えられており、気分良く見ることが出来た。

 今回の目玉の「螺鈿紫檀五弦琵琶」は素晴らしかった。1200年以上前の物とは思えないほど美しい。でも想像していたより小さかった。やはり本物を見ると印象が違うものだ。最近、あまり目立った出展がなかった正倉院展だけれど、遷都1300年祭で主催者も力が入ったのか、正倉院で最も有名な宝物の一つである「螺鈿紫檀五弦琵琶」を見ることが出来てラッキーだった。「伎楽面・酔胡王」もインパクトがあった。
 
 解説用携帯端末を借りて、じっくり見ること1時間半。満足の正倉院展であった。関西の知人から正倉院展の期間、正倉院の外構も公開されているとの情報。そういえば、今まで奈良に何度も来ているけど正倉院を見たことがない。これは見に行かねばならぬ、と、正倉院へ向かってみた。
 
 混雑する東大寺をちょいとかすめて講堂跡まで来ると静かになる。この講堂跡、大仏池、戒壇堂、転害門辺りを歩くのが私の奈良のお気に入りの散歩コースなのだ。はじめて見る正倉院は素晴らしかった。想像以上に大きい建物で正倉院展の宝物よりも存在感があるかもしれない。この外構の公開について係員に聞いてみたところ、通常は平日の10時から3時まで公開しているとのこと。休日は通常公開してないとのこと。要するに今まで休みの日にしか奈良に来てなかったので正倉院を見ることが出来なかったと言う事らしい。
 
 その後、4時ごろ近鉄奈良駅に戻り、奈良駅地下の立ち飲み屋で一杯引っ掛け、帰りは特急で熟睡して名古屋帰還は夜7時ごろ。充実した秋の一日であった。2010.11.11)

●特選情報
・近鉄株主優待券 1300円×2(エスカのチケット屋)
・正倉院展入場券 900円(1000円だけど駅で前売り券を売っている)
・正倉院展解説用端末 500円(借りる価値あり)
・近鉄特急券 1560円
・近鉄奈良駅地下立ち飲み屋 550円(純米豊祝1杯と鰯、タマネギテンプラ、安くてうまい)

2010年11月7日日曜日

紅葉ドライブ(7日)

【馬瀬川、老谷キャンプ場近く】


【せせらぎ街道】

【せせらぎ街道沿い、カラマツの紅葉は明るいねえ】


【朝日村望む乗鞍は白かった】

【朝日ダムの紅葉、今回、一番美しかった】

【朝日ダム】
【御岳鈴蘭高原から望む御岳】
【左から継子、マリシテン、剣が峰、右の小さなピークが継母】

【平氏ケ原のとろろ蕎麦】


【平氏ケ原裏山の紅葉、十分美しい】


 ラジオのニュースで郡上から高山へ向かう「せせらぎ街道」の紅葉が今盛りだとか。今年はこの急激な気温低下で美しいらしい。「行かねばならぬ」てな訳で7日の日曜日、とりあえずドライブで回ってみた。若干不安だった天候もまったく問題なく、素晴らしい紅葉が楽しめた。ここ数年では一番綺麗な紅葉かも知れない。ちなみに昨年の紅葉ははまったく良くなかったもんねえ・・・。
 
 コースは下呂を過ぎ萩原から馬瀬に向かい、馬瀬川に沿って清見へ。せせらぎ街道に入り西ウレ峠から高山をかすめ、久々野から朝日ダム、御岳鈴蘭高原を抜けて、小坂から下呂への一筆書き。状況は2010年11月7日の時点で
 
馬瀬川=====>盛り
せせらぎ街道==>盛り
せせらぎ街道(上部)=>ちょいと遅い
朝日ダム=====>盛り(最高)
御岳鈴蘭高原===>盛り
 
 特に朝日ダムの紅葉が素晴らしかった。
 
 鈴蘭高原からの下り道、昔からあった食事どころ「平氏ケ原」で昼食。昔はおばあさんが細々営業していたが、代が変わり内部は一変。なかなか快適な食事が出来た。囲炉裏にあたりつつ食べる「とろろ蕎麦」(900円)も美味しかった。帰り際、車に乗るとき振り返った平氏ケ原の裏山の紅葉も十分美しかった。(2010.11.7)