2015年5月30日土曜日

根尾の滝(2015.5.30)

根尾の滝と言っても根尾川に有るのではなく、御岳山麓、小坂地区にある。付近は「小坂の滝めぐり」として整備されている。昔、渓流釣り、沢登りにはまっていた私ですが、最近は牧歌的なハイキング志向。でも、友人に誘われて沢筋に出かけてみた。久々の沢筋は新緑の美しさもあいまって、何か新しい力がみなぎってくる。やっぱり沢は良いナー。

◆行動記録
10:30 がんだて公園駐車場
13:30 根尾の滝
16:00 がんだて公園駐車場

【三ツ滝】

【マイナスイオンって個数を数えるの?】

【新緑と水が美しい】

【明るい杉林も美しいね】

【根尾の滝。若いカップルの後姿も好感が持てる】

【根尾の滝の途中にある吊橋】

2015年5月18日月曜日

第18次四国遍路2(12015.5.17)

朝6時前に宿を出てことでん長尾線で長尾まで30分。長尾寺で納経を済ませ歩きだす。残すは88番大窪寺のみ。「5キロほど歩くとへんろ交流サロンがあるから寄ったほうが良いよ」と門前の民宿のオバチャンが声をかけてくれた。

へんろ交流サロンでは歩き遍路に結願証明書(正式には「四国八十八ヶ所遍路大使任命書」)、DVD、ピンバッチをくれた。そこで情報収集し大窪寺へのルートを確定した。その時、ベルギー人のオニイチャンとルートに詳しそうなオネエチャンと遭遇。ベルギーの方は野宿道具一切担いだ重装備にもかかわらず、歩き出したとたんにあっという間に置いていかれた。外国人の体力は凄いねえ。

88番大窪寺へは旧へんろ道と女体山越え、車道歩きの三つのルートがある。へんろ交流サロンで得た情報では旧へんろ道は整備が進まず、女体山を越えるルートがお勧めらしい。その情報に従って女体山への山道に入る。前日の雨に清められた木々の緑が美しい。陽射しのある部分は暑いくらいだけど、登りの北側の斜面は木陰も多く吹き渡る風も快適だった。

女体山山頂直下はかなりの急な登りで、くもの巣除けの小枝を捨てて両手を使った登りとなった。途中、高松方面の展望もあって楽しい歩きだった。山頂を越えると急な階段状の登山道をひたすら下る。木々の間から大窪寺の鐘の音が徐々に大きくなってくる。そして、新緑の木の枝の間に大窪寺の屋根が見えた。結願だ。

納経を済ませ、女体山越えでかいた大汗をぬぐい、門前の茶店でビールと釜揚げうどんのささやかな一人打上げ。当初、高松でもう一泊してのんびり帰還する予定だったけど、コミュニティーバスで高速志度バス停まで出て、高速バスで帰ることも選択肢の一つだった。茶店でバス停とバスの時間を聞けば後10分程度でバスが出る。翌日の天気も芳しくなさそうなのでバスで帰ることにする。

そのバス停で、交流サロンで出会ったオネエチャンと再開。彼女も女体山を越えてきたという。彼女は今回でバス1回、歩き遍路3回結願のベテランだという。今からコミュニティバスで高速志度バス停まで出て、高速バスで大阪へ戻るとか。

まあ、行き先も同じなので世間話をしつつ、難波OCATまで楽しいバスの旅だった。難波での別れ際、「これお接待です。一つ余分に買ってしまったから」と大窪寺で彼女が買った「しょうゆ豆」を差し出した。袖触れ合うも他生の縁。初めて会い、名前も知らない若い娘からのプレゼント。嬉しかった。こんなささやかな人とのふれあいが四国遍路の醍醐味かもしれない。「また、どこかで会えたら良いね」と分かれたけど、結願に際してとても柔らかな気分だった。

帰宅後、一杯飲みつつ食べた「しょうゆ豆」はとても素朴で、ソラマメの風味が四国遍路的、もとい、日本的だった。彼女はこの味を味わって欲しいと私にお接待してくれたんだと思う。讃岐の「しょうゆ豆」は私にとって記憶に残る味となった。

◆行動記録
 6:21 高松ことでん瓦町
 6:51 ことでん長尾(440円)
 7:10 長尾寺
 9:00 おへんろ交流サロン
11:30 女体山
12:30 大窪寺
12:35 納経開始(納経所大混雑)
12:50 納経終了
      釜揚げうどん、ビール
13:30 コミュニティーバス
      志度バス停まで土日祝500円
14:32 志度バス停
      難波OCATまで3700円
17:30 難波OCAT
      チケット屋探すも苦労
      難波ウオーク日本橋近辺発見
      夕食(餃子、焼き豚、ビール、かき揚げうどん)
19:00 近鉄難波
21:10 近鉄名古屋

◆歩行距離
・ 5.0キロ 87番長尾寺-前山ダム(へんろ交流サロン)
・ 6.6キロ 前山ダム-女体山
・ 1.2キロ 女体山-88番大窪寺
(合計)12.8キロ(累積885.9キロ)

【87番札所長尾寺、納経所ひは「つり銭の無いように」との注意書き】

【途中の「高地蔵」。渋い】

【前山ダムの遍路標識。今回のルートには通常の遍路シールが見当たらない。さらに剥がした後があった。遍路シールになにか問題が発生したのかな?】

【前山ダムのチョイ先で女体山を望む。小さくとんがった先が女体山山頂。地元のオッチャンに聞いたとき「あの切れ込んだ左のオッパイの先が頂上」と言っていた。なんとなく納得】

【来栖神社。山の中にある】

【高度を上げると高松方面が見える。しかし霞んで場所は特定できない。】

【女体山山頂直下の急な登り】

【結願の88番札所大窪寺。納経所は大混雑。納経の所要時間25分。杖を収めるのに1000円。結願証2000円】

【大窪寺のお大師様】

【釜揚げうどんと缶ビールの一人打上げ。しみじみ美味かった。850円ぐらいだったような気がする。質素な食事でも大汗かいた後のビールは良い。】

2015年5月16日土曜日

第18次四国遍路1(12015.5.16)

前回、高知30番善楽寺まで歩き帰還した。2011年5月に31番竹林寺から始めた四国遍路。といりあえず四国を一周したけど、まだ87番長尾寺、88番大窪寺が残っている。一番から始めなかった四国遍路だけど、終わりだけは88番大窪寺で終わりたいと残してあった。

その四国遍路に区切りをつけるべく、最後の四国遍路へ出撃した。最後と思うとなんとなく感慨深い。丸4年以上かけての区切り打ちだけど、この4年で世の中は変わったのか?私自身成長したのか?良く分からないけど、私の体力が落ちたことと、般若心経が上手く唱えられるようになったのは事実のようだ。

振り返って四国遍路を考えると、この四国あるき遍路は日本の昔からの旅の形態をささやかながら残している絶滅危惧的旅行形態ということが出来そうだ。昔の人々の、お伊勢参り、熊野詣、善光寺参りなどもこんな気分だったろうと想像する。

四国の人も、歩いている人も、共に優しくて話好き。したがって何度も何度も回り続ける人も多い。いつまでもこんな雰囲気が残っていることを心から願っている。

◆行動記録
 9:01 近鉄名古屋
      株主優待1700円
13:30 難波OCATから高速バス
      高松まで3900円
16:35 高松
      東横イン高松兵庫町(6258円)
      夕食すし勝(5400円)美味しかった

【この日の泊まりは高松。時間が有ったのでのんびり散策。日本一のアーケード街といの表記もあった】

【アーケードの中のパティオに喫煙スペース発見。マイ灰皿の屋外での喫煙は私も同感。以前、田舎の無人の駅の片隅でマイ灰皿片手に喫煙してたら、はるか彼方から走って「ここは禁煙だ」とのニイチャンがあったなー・・・。】

【高松のアーケード街は賑やかだ。飲食店も多い。】

2015年5月9日土曜日

田舎作業開始(2015.5.9)

●桜伐採
小屋の桜が今年はおかしい。花が咲かず枝振りも変だ。近所の事情通に言わせると、病気かもしれないとの事。さらに枝が電線にかかかりそうだ。それやこれや諸般の事情も考慮して桜を切ることにした。植えてから15年ほどたつ桜はけっこう太い。素人の手には負えないかもしれないとビビリつつ、思い切ってチェーンソウを入れてみた。何とか無事に切り倒すことが出来たけど、太い木を切り倒すのは緊張するね。

【一本倒しただけで、かなりの薪がとれる】

●電気柵
イノシシが出た。昨年はジャガイモの収穫時期に出たけど、今年は一ヶ月ほと早い登場だ。植えたばかりのジャガイモが掘り返されたけど、当然、しなびた種芋があるばかりでまだ芋は育っていない。その腹いせかどうか知らないけど隣に植えてある里芋の種芋も掘り返されたけど、こちらは口に合わなかったようで二三個掘られただけだった。

隣の本格的農家の畑も荒らされオヤジさんは怒り心頭。電気柵を入れることを検討。それなら私の畑も一緒にお願い、と言うわけで電気柵導入となりました。これで安心してサツマイモの植付もできるかな・・・?



2015年5月8日金曜日

池が原湿原(2015.5.8)

やっとGWが終わった。連休中は孫とか子供の相手で落ち着かなかったけど、やっとマイペースの生活が戻った。そんな落ち着いた気分で、池が原湿原へ行ってみた。事前の情報では、今年は雪が多く林道の開通が連休前には出来なかったようだ。

したがって、連休が終わってからの出撃となったわけだけど、周囲の雪はほとんど解けている。連休後の平日にもかかわらず、駐車場は満杯。カメラ片手のリタイア高齢者はアクティブだ。

水芭蕉を見て、山菜を取りつつ帰るのはこの時期の恒例行事となっている。

【駐車場が満杯なのは初めてだった】

【今年は湿原の水位が低い】

【白いのは水芭蕉、黄色いのはリュウキンカ】

【水に映る青空が美しい】

2015年5月5日火曜日

大垣(2015.5.5)

連休のど真ん中、どこへ行っても混んでいそうだ。車を運転する気になれない。だったらJRで近場へ行ってみるか?と大垣へ行ってみた。大垣は18切符で乗り換える駅で私にとっては身近な町だけど、歩いたことは無い。

とりあえず駅の観光案内所で情報収集。ウオーキングマップと「ぶらっと大垣、通行手形」(500円)をゲットし歩き出す。水門川には観光用たらい舟が運行しており観光地としての雰囲気は十分。「奥の細道むすびの地記念館」はなかなか見所が多かった。

【大垣城の木陰で一休み。この連休は好天が続く。】

2015年5月1日金曜日

西穂独標(2015.5.1)

古い山の仲間から「西穂へ行かないか?」とのお誘い。彼とは一昨年のこの時期に出撃したけど、のんびり行動で丸山までしか行ってない。したがって今回は「独標までは絶対行くぞ」と固い決意。一昨年は一面の雪で完全な冬山。稜線を歩くには装備をしっかりせねばならぬと12本爪アイゼンとピッケル持参の完全装備で出発。

西穂小屋までの樹林の中は問題なく歩いたけど、稜線に出てびっくり。どこにも雪が無い。まるで狐につままれた気分。しかも、風も無く、紫外線満載の陽光に照らされた稜線歩きは暑くてたまらん。まだ暑さに慣れていない体にとって、夏山より夏山的な山行だった。アイゼンとピッケルを持ってきて損した。

◆行動記録

4/30
17:00 春日井 給油
19:30 萩原・大安
      とんちゃん定食 750円
21:30 新穂高温泉登山者用無料駐車場

5/1
 8:25 ロープウェイ乗車
      6キロ以上荷物券必要
 8:45 第二ロープウェイ
 9:00 登山開始
10:30 西穂小屋
12:00 独標
12:30 下山開始
13:30 西穂小屋
14:40 ロープウェイ上
15:00 ロープウェイ乗車
15:30 駐車場

【親穂高ロープウエイ乗り場】

【稜線に雪は無い】

【当然、独標にも雪は無い】

【小屋へ戻り丸山方面を振り返る。青空に浮かぶ白雲。まるで夏山】