伊勢神宮周辺ハイキング第二弾。青峯山正福寺へ行ってきた。正福寺は名前を聞いたこともなかったけど、近鉄てくてくマップに導かれて訪れた。コース起点の近鉄志摩線松尾駅まで名古屋から急行で二時間半。車窓から差し込む冬の日差しを浴びながら急行でのんびり電車を楽しむ。最近、車の運転よりこんな移動が楽しいね。
松尾駅は短いホームひとつのトイレもない小さな駅。数軒の民家の間を歩き出す。そんな小さな集落だけど立派な家が多い。特に古びた石垣の家が多い。この伊勢神宮周辺の地域はかなり古い時代から栄えていたようだ。日差しも暖かくて住み良さそうなところでもある。
松尾からの道は正福寺の表参道のような道だ。しっかりした石段が緩やかに続く。初めて知った正福寺はかなり大きな寺だ。近鉄志摩線を挟んだ反対側には朝熊山の金剛證寺がある。金剛證寺もビックリするような大きな寺だった。この地域は伊勢神宮を中心に寺社も多くいわゆるスピリチュアルな地域だったと思う。それが明治の廃仏毀釈を経て国家神道としての伊勢神宮だけが栄え、さらに戦後のレジャーの多様化によってその他の寺院が廃れてしまった、なんてそんなことも考えてしまう。
正福寺から沓掛駅まで歩き電車で鳥羽へ戻った。今回は鳥羽で海鮮肴に一人打ち上げ。店に入ってビールを注文したけどコロナ蔓延防止宣言でビールが出ない。申し訳ないけど注文は取り止め店を出て、コンビニでイイチコワンカップを買って電車内で一人打ち上げ。この蔓延防止宣言ってナンナン?
◆行動記録
近鉄名古屋駅 8:19
10:40 近鉄松尾
12:30 正福寺
13:00 発
14:00 沓掛駅
14:31 発
15:26 鳥羽発
【近鉄沓掛駅から青峰山を望む。志摩地方の最高峰との記載があるけど朝熊山の方が高く見えるけどなあ・・・。】