2023年2月17日金曜日

スキー(2023.2.17)

 若い頃から毎年シーズン初めの初滑り、支度を終えてリフトに腰を下ろし周囲を見渡す時に必ず思うことがある。「今年もスキーに来ることが出来た」。平穏で変わらない一年を過ごした安堵感なんぞもチョイと感じたりもする。

しかしここ数年、そんな呑気な安堵感の他に「今年も体がなんとか動く」と言った切羽詰まった安堵感を感じる事が多くなった。免許証返納も現実的に迫っている。そうなると自分自身の行動も激変する。当然一人気ままに車でスキーにでかけるのも不可能だ。


だったら行けるうちに行かねばならぬ。そんな気持ちでスキーに出た。行き先は我が家から最も近く、リフト券が最も安いアルコピア舟山。片道3時間15分、リフト一日券1000円のお手軽スキー場だけど一年ぶりのスキーはヤッパリ良いね。


今回は最低でもリフト10本を目標に滑り出す。単独でのスキーは「滑る」「リフト」、「滑る」「リフト」の繰り返し。何本滑ったか数えつつ滑っているときふと感じた事がある。これってお百度参りみたいだね。


5本滑った時、ビール休憩。日差しを浴びつつレストランのベンチに腰を下ろす。周囲を見渡すと単独の高齢者多数。隣のオッチャンも「10本やったから今日はアガリ」と話しかけてくる。名古屋からリフト券1000円に釣られてやってきたとか。そんな高齢者で賑わっているスキー場はなかなか居心地が良いです。


⬛行動記録

9.45自宅発、13.00アルコピア、5本、14.15ビール350円、7本、16.00アルコピア発、19:20帰宅


【右は乗鞍、そこから左へ穂高、槍、笠、黒部五郎、薬師かな・・】

【御岳も見えた】

【のんびり楽しいスキー場】


●2023.2.22
数日後、再度のスキーに出撃。行先は同じアルコピア舟山。ひょっとしたらこれが最後のスキーになるかもしれない。

【天気は最高】



2023年2月12日日曜日

暗峠(2023.2.12)

フリー切符二日目。今日は昨日の時間切れの反省にたち一時間半早く出発。今日の目的地は暗峠。大阪から奈良へ生駒山を越える峠だ。れっきとした国道308号線で車も通行可能なんだけれど、とんでもない急坂で有名な道だ。古くから使われていたルートらしく昨日歩いた伊勢本街道もこの峠を越えていた。昨日歩いた玉造稲荷近辺の古い道標にも「暗越奈良街道」の記述があった。

一時間半早く出発したとは言うもののスタート地点の枚岡神社を歩き出したのはお昼近くになっていた。好天温暖な日曜日、歩く人も多い。枚岡神社から生駒山方面にはハイキングコースも多くほとんどの人はハイキングコースを歩くようだけれど、あえて308号の国道を歩いてみた。


うわさ通り凄い急坂連続、特に大阪側が急だ。大型バイクが転倒した。数人かかって起こしてエンジンを再始動するも、余りの急坂で発進出来ない。当然、方向転換も出来ない。数人で後ろから押してなんとか発進。スリルとサスペンスの国道だった。


その後、近鉄南生駒まで歩いて本日の行動終了。以前から気になっていた暗峠を歩くことが出来て楽しかった。天気も良かったしね。


◆行動記録

名古屋7:31、布施11.14、枚岡神社11.30、暗峠13.15、発13.45、近鉄南生駒14.44、近鉄上本町15.52、近鉄名古屋17:30


【枚岡神社は梅の名所だったけど病気で少なくなったらしい】

【生駒の山域にはハイキングコースが入り組んでいる】

【写真でははっきり分からないけどかなりの急坂。】

【れっきとした国道だ。当然、車の走行も可能。しかし・・・。】

【大型バイクが転倒した。事件だ。】

【峠は石畳。ここを車が走る。】

【峠を越えた奈良側は若干傾斜が穏やかになる。棚田が美しい。】

【乗馬体験施設もある。10分2000円?】


2023年2月11日土曜日

伊勢本街道(2023.2.11)

 近鉄に週末フリー切符がある。土日含んだ三日間乗り放題で4200円。「土日含んだ三日間」とは金土日か土日月の二通り。けっこう制約は多い。昨年は三日間フリー切符があった。いつでも乗れる連続三日間乗り放題で3000円。何があったか知らないけれど、今年はかなりの値上げだ。でも三日間乗り放題で4200円なら安いと購入。その一日目と言うことでとりあえず大阪方面に出撃した。

今回はてくてくマップの伊勢本街道のルートをたどる作戦。上本町から北の大阪城方面に向かい歩きはじめる。高津高校を過ぎ文京地区に入る。このあたりは大阪には珍しくシットリ落ち着いた地域、大阪ネイティブの高級住宅地だ。そんな雰囲気を上町と表現する大阪人はハッキリしてるね。


玉造稲荷は昔から伊勢本街道のスタート地点と認識されていたらしい。そこから東に歩き、環状線を越えると高級住宅地とは対極の地域に入って行く。


歩き出し早々にかき揚げうどんの昼飯をとった。その時飲んだビールがやけに効いてきた。何となく息が苦しい、足がふらつく、汗が出る。時々、休みながら歩き続けた。そんなとき銭湯発見。アッサリ行動停止で入浴休憩を決定。てくてくマップでは枚岡神社がゴールになっていたけど遥か手前の近鉄今里駅で勇気ある撤退となりました。


◆行動記録

近鉄名古屋9:01、伊勢中川着10.20、発10.48、上本町12.50、昼食:かき揚げうどんビール、入浴:八坂湯、近鉄今里16:50、近鉄上本町17.25快速急行五十鈴川行き、名古屋20.34


【悪縁を断つご利益があるらしいけど切るべき悪縁がない。】

【かき揚げうどんとビールの昼食。このビールが効いた】

【細川ガラシャと髙山右近の像がある教会】

【玉造稲荷神社】

【境内には伊勢本海道との関りが書いてある】

【八坂神社の門前にある八坂湯で行動停止。久しぶりの大阪の銭湯だった。】


2023年2月3日金曜日

京都の節分(2023.2.3)

暇だったので京都へ散歩に出た。とりあえずの目標地点は京大総合博物館。JR山科から地下鉄に乗り東山から東大路を北へ歩き出す。京大近くまで来たとき人混みに遭遇した。吉田神社の節分祭の人混みだ。その時、この日が節分だと気がついた。

「だったら今回は節分散歩としてみるか」と吉田神社の人混みの列に入った。その人混みは進めば進む程酷くなってきた。結局、拝殿前の大行列に撤退を決意。京大構内に避難。学食で昼食後、総合博物館に向かった。


その後、節分の空気に背中を押され壬生寺に向かってみた。壬生寺も節分祭が有名だ。壬生狂言も行われる。予想はしていたけれど壬生寺も大混雑。壬生狂言も見物無料なれど5時の開演に並ばねばならない。並んで見るほどの体力もないのでここもアッサリ撤退。


人混みにまみれた京都散歩だったけど、何となく日本的な一日だった。この日に出会った方々は皆さんご利益があって幸せな感じだった。


■情報

山科往復ジパング:3840円

京大学食:429円(鶏卵うどん、蒸し鶏とオクラの明太和え)


【人は多いけど吉田神社の鳥居をくぐる】

【拝殿に向かう大行列に接近を断念】

【京大の学食。自宅の近くになるなら毎日来るかも・・・。】

【京大総合博物館の展示。近辺の古墳からの出土品も充実。入場料400円。70歳以上は無料】

【壬生寺の混雑。壬生狂言は夕方5時から。帰宅の予定もあるので観覧は断念】