2016年5月21日土曜日

3次車遍路4・帰還(16.5.21)

四国車遍路の場合、今まで往路も復路も途中で1泊していた。しかし、途中で泊まらなくても帰れるかもしれない。では試してみるか?と瀬戸大橋経由で帰還してみた。結論としては、特段急がなくても、帰還可能なことが判明。やっぱり瀬戸大橋は便利だ。しかも安い。宇野フェリーの苦戦も分かる。


途中、閑谷学校でちょいと遊び、篠山で蕎麦鯖寿司定食の昼食、京都北山を突っ切り、彦根で近江ちゃんぽんの夕食。のんびりトロトロ下道走行で、余裕の帰還となりました。


◆ポイント
  • 瀬戸大橋
  • 閑谷学校
  • 京都北山
  • 近江ちゃんぽん


◆行動記録
  • 5:40 発
  • 瀬戸大橋(通行料1340円)
  • 8:10 閑谷学校 779キロ
  • 9:00発
  • 給油2800円
  • 13:00 篠山 904キロ(蕎麦定食鯖寿司1000円、お土産水まんじゅう680円)
  • 13:30 発
  • 16:15 大原三千院 1002キロ
  • 18:30 近江チャンポン1166円
  • 21:30 帰宅 1143キロ

◆走行距離:458キロ

【瀬戸大橋のパーキング】

閑谷学校の石塀は特徴的だ

【内部へ入るのは9時から。とりあえず外観だけパチリ】

閑谷学校周辺はまさに閑谷。庶民のための学校だとか。江戸時代スゴイ!

【丸亀で購入したソラマメ、700円、帰宅後、塩茹でで一杯】

2016年5月20日金曜日

3次車遍路3・丸亀泊(16.5.20)

この季節、夜が明けるのが早い。駅近くの道路際で車中泊の場合、通勤の方々が現れる時間帯に寝ているのもいかがなものか?と、きわめて気遣いの細やかな?私としては行動開始は早くなる。5時起床で宇多津臨海公園を覗いてみた。そこには車中泊の車多数。キャンピングカーも泊まっていた。昨夜、ここまで来て泊まることも考えたんだけど、骨付き鳥+生ビールの誘惑には勝てず、駅前に泊まった訳だ。


今日は時間はたっぷりある。名前だけは聞いたことがある「まんのう池」へ行ってみる。空海が改修した日本最大のため池、との知識だけで、どこにあるのかも何もわからず、適当に向かってみた。頼りはグーグルマップだけ、なかなかため池は見つからない。なんやかんやばたばたしたけど、なんとか満濃池にたどり着いた。その満濃池はため池と侮っていたけど、立派な灌漑用ダムだった。


その後、大窪寺、八栗寺、屋島寺、根香寺、白峯寺と回り、丸亀へ戻り本日の行動停止。駅前車中泊2連泊も考えたけど、ここ数日、好天に恵まれ気温が高い中の行動だった。風呂に入りたい欲望に勝てず、ビジネスホテルに泊まった。ホテルに入りシャワーを浴び、下着を替えてから、当然夕食は骨付き鳥。満足満足。


◆ポイント
  • 宇多津臨海公園
  • まんのう池
  • 八栗寺へのルートは二つ
  • 根香寺は四国遍路の寺の中でもっとも美しいかも


◆行動記録
  • 5:00 起床
  • 宇多鶴臨海公園(瀬戸大橋の全景が霞む)
  • 8:00 丸亀発 512キロ
  • 9:00 まんのう池 544キロ
  • 10:45 88番札所大窪寺 596キロ
  • 12:45 85番札所八栗寺 626キロ(ケーブル930円)
  • 13:15 発
  • 13:45 84番札所屋島寺 634キロ(屋島スカイライン630円)
  • 15:10 82番札所根香寺 656キロ
  • 16:00 81番札所白峯寺
  • 17:00 丸亀 685キロ
  • 宿泊:ホテルアルファ16300円
  • 一鶴、連夜の骨付き鳥(ビール、鳥飯ほかで総額2000円)

◆走行距離:173キロ

【満濃池はため池というよりダム湖、弘法大師の時代によく作ったものだ】

【別格17番神野寺、満濃池に行くならここを目指すべきだった】

88番札所大窪寺。寺の前には茶店専用駐車場多数。試食(お接待)も多数

85番札所八栗寺。八栗寺近辺には寺への案内がほとんどない。グーグルマップではケーブル乗り場に着いた。聞けば車で行くルートもあるらしい。車のルートを案内板で表示するとケーブルの営業妨害になるのかも?と邪推する私です。

84番札所屋島寺、日差しが暑い

82番札所根香寺、木々が美しい。

81番札所白峯寺

2016年5月19日木曜日

3次車遍路2・丸亀泊(16.5.19)

前回は日生で泊まり岡山ブルーラインで宇野港からフェリーで四国に入った。早朝暗いうちにブルーラインを走ったけど、周囲の景色は何も見えない。ただ、高架の片側一車線を横風に吹かれながらヨロヨロ走り後続車両に追い立てられた。地図を見る限り、岡山南部の島伝いに道は続いているので、さぞ景色がよかろうと、今回、明るくなってから再度走ってみた。しかし、想像していた海を臨む高架の道は、田んぼの中の高架の道であった。

その後、宇野、高松、坂出経由で昼少し前に丸亀に入った。とりあえず、丸亀城公園無料駐車場に車を止め、丸亀城に登ってみた。丸亀城公園は整備が進み、松の手入れも行き届いている。公園の観光案内所で聞いた「つづみ」で讃岐うどんの昼食。

その「つづみ」で痛恨のミス。私は讃岐うどんは絶対(ここ強調)、かけうどん+かきあげてんぷらと決めているのだが、「つづみ」のメニューは非常に複雑。カレーうどんなどのメニューもある。そのカレーうどんに目を奪われ、醤油味のかけうどんという意味で「しょうゆうどん+かきあげ」を頼んでしまった。結果、ゆでたうどんと、かきあげが到着。そのうどんに生醤油をかけて食べるらしい。

茹でたうどんに醤油をかけるだけで美味いのか?地元の食通は美味いというらしいのだが、私には全然良さが感じられない。汁のないうどんはまったくすすれない。当然、のどごしも感じず、口腔内にうどんがへばりつく。残念だ。

その後、弥谷寺、曼荼羅寺、出釈迦寺、甲山寺をさくさく回り、丸亀に戻り、この日の行動は停止。駅裏の前払い駐車場(24時間400円)で車中泊。近くにコンビニのある優良物件でありました。

夕食は一鶴(イッカク)の骨付き鳥。名前だけは聞いていたイッカクだけど、初めて食べた骨付き鳥は美味しかった。昼の醤油うどんのミスを取り返して余りあるイッカクの骨付き鳥であった。その親鳥は異常に硬い。しかし、異常に美味い。前歯で引きちぎり食べ終わった骨を残った油に浸すだけで、お代わりの生ビールが一杯のめる。〆のオニギリも油に浸し、鳥のスープと一緒に食べるのも良い。ただ、初めてのイッカクだったのでビールを飲みすぎ、オニギリが残った。そのオニギリを鳥の油に浸し、ひそかにビニール袋で持ち帰った。店員に見つかったら、愛犬のお土産と言い訳を考えていたけど、実際は、車に戻り深夜の夜食となりました。車の中で、深夜つくる焼きオニギリはしみじみ美味かった。このイッカクは翌日も食べに行ったことを付け加えて起きます。ただこの先、いつまでこの硬い鳥肉に私の前歯が耐え得るか?心配だ。


◆ポイント
  • 岡山ブルーライン
  • 丸亀城公園
  • 讃岐うどんの「しょうゆうどん」に注意
  • 骨付き鳥「一鶴」(イッカク)


◆行動記録
  • 5:00 起床
  • 5:30 発
  • 6:50 宇野港(シルバー割引2300円 410キロ)
  • 7:00 発
  • 8:10 高松着(給油)
  • 10:00 丸亀城(つづみ「しょうゆうどん」)
  • 12:30 発
  • 13:10 71番札所弥谷寺 462キロ
  • 14:20 発
  • 15:00 72番札所曼荼羅寺
  • 15:10 73番札所出釈迦寺 466キロ
  • 15:30 74番札所甲山寺
  • 17:00 丸亀城
  • 19:00 一鶴「骨付き鳥」1000円美味し安し
  • 駐車場 駅近くの前払い1日400円


◆走行距離:157キロ

【宇野からのフェリーで高松到着直前に屋島が見える。見るからに「屋島」だ】

【丸亀城は小さいけど可愛い城だ】

【石垣は立派だ。公園も良い】

71番札所弥谷寺

72番札所曼荼羅寺

73番札所出釈迦寺

出釈迦寺から捨身ヶ嶽を望む。遠そうに見えるけど意外と近いらしい

74番札所甲山寺

【丸亀港の灯篭は立派だ。昔は金比羅参りで栄えたらしい】

2016年5月18日水曜日

3次車遍路1・日生泊(16.5.18)

最近、旅に出るのが億劫になってきた。これではアカン、と言う心境で四国に出かけた。以前は同行者のことも考慮して定員2名の我が戦闘車両。しかし、このところ単独行動がほとんどなので定員を1名に変更。後部、居住スペースの中央の長尺テーブルを取り外し、友人から貰った文机を片隅に設置。約2畳の茶室風居住スペースを確保した。

その使い勝手の検証も兼ね、下道でトロトロ出発。幸い天気も良い。この車さえあればどこでも止まれる。まるでヤドカリのような生活だけど、昔からこんな生活を望んでいたような気もするなあ・・・。

◆ポイント
  • 彦根港の子鮎釣り
  • 丹波篠山城

◆行動記録
  • 10:30 給油春日井
  • 11:45 羽島温泉30キロ
  • 13:30  琵琶湖湖畔83キロ
  • 16:10 京都(えびのや、てんぷら、春丼、918円)
  • 18:00 篠山城跡221キロ(想像以上に大きな石垣)
  • 21:30 日生港 355キロ

◆走行距離:355キロ

【彦根から琵琶湖の湾岸を走る。ウインドサーフィンのオネエチャン達が可愛い】

【彦根港では子鮎釣りが盛ん。群れが寄れば1時間で100匹は釣れるらしい。ワカサギより子鮎の方が良いねえ。前回は近江八幡でヘラブナ釣りが盛んだったけど、季節は移り行くねえ・・・。】

【丹波篠山城。ひっそりとした山城を勝手に想像していたけど、大きな堀を抱えた広々とした平城だった。篠山といえばデカンショ節の印象が強く、山家、猿、イノシシ、等々奥深い山の中をイメージしていたけど、なかなか洗練された地域のようだ。徳川家康が山陰、山陽の交通の要衝として城をいづいたようだが、私も京都、大阪、神戸の交通渋滞を避け、西に向かう場合篠山を通らざるを得ない。現代もまさに交通の要衝だ。】