前回は日生で泊まり岡山ブルーラインで宇野港からフェリーで四国に入った。早朝暗いうちにブルーラインを走ったけど、周囲の景色は何も見えない。ただ、高架の片側一車線を横風に吹かれながらヨロヨロ走り後続車両に追い立てられた。地図を見る限り、岡山南部の島伝いに道は続いているので、さぞ景色がよかろうと、今回、明るくなってから再度走ってみた。しかし、想像していた海を臨む高架の道は、田んぼの中の高架の道であった。
その後、宇野、高松、坂出経由で昼少し前に丸亀に入った。とりあえず、丸亀城公園無料駐車場に車を止め、丸亀城に登ってみた。丸亀城公園は整備が進み、松の手入れも行き届いている。公園の観光案内所で聞いた「つづみ」で讃岐うどんの昼食。
その「つづみ」で痛恨のミス。私は讃岐うどんは絶対(ここ強調)、かけうどん+かきあげてんぷらと決めているのだが、「つづみ」のメニューは非常に複雑。カレーうどんなどのメニューもある。そのカレーうどんに目を奪われ、醤油味のかけうどんという意味で「しょうゆうどん+かきあげ」を頼んでしまった。結果、ゆでたうどんと、かきあげが到着。そのうどんに生醤油をかけて食べるらしい。
茹でたうどんに醤油をかけるだけで美味いのか?地元の食通は美味いというらしいのだが、私には全然良さが感じられない。汁のないうどんはまったくすすれない。当然、のどごしも感じず、口腔内にうどんがへばりつく。残念だ。
その後、弥谷寺、曼荼羅寺、出釈迦寺、甲山寺をさくさく回り、丸亀に戻り、この日の行動は停止。駅裏の前払い駐車場(24時間400円)で車中泊。近くにコンビニのある優良物件でありました。
夕食は一鶴(イッカク)の骨付き鳥。名前だけは聞いていたイッカクだけど、初めて食べた骨付き鳥は美味しかった。昼の醤油うどんのミスを取り返して余りあるイッカクの骨付き鳥であった。その親鳥は異常に硬い。しかし、異常に美味い。前歯で引きちぎり食べ終わった骨を残った油に浸すだけで、お代わりの生ビールが一杯のめる。〆のオニギリも油に浸し、鳥のスープと一緒に食べるのも良い。ただ、初めてのイッカクだったのでビールを飲みすぎ、オニギリが残った。そのオニギリを鳥の油に浸し、ひそかにビニール袋で持ち帰った。店員に見つかったら、愛犬のお土産と言い訳を考えていたけど、実際は、車に戻り深夜の夜食となりました。車の中で、深夜つくる焼きオニギリはしみじみ美味かった。このイッカクは翌日も食べに行ったことを付け加えて起きます。ただこの先、いつまでこの硬い鳥肉に私の前歯が耐え得るか?心配だ。
◆ポイント
岡山ブルーライン
丸亀城公園
讃岐うどんの「しょうゆうどん」に注意
骨付き鳥「一鶴」(イッカク)
◆行動記録
◆走行距離:157キロ
【宇野からのフェリーで高松到着直前に屋島が見える。見るからに「屋島」だ】
【丸亀城は小さいけど可愛い城だ】
【石垣は立派だ。公園も良い】
【71番札所弥谷寺】
【72番札所曼荼羅寺】
【73番札所出釈迦寺】
【出釈迦寺から捨身ヶ嶽を望む。遠そうに見えるけど意外と近いらしい】
【74番札所甲山寺】
【丸亀港の灯篭は立派だ。昔は金比羅参りで栄えたらしい】