最近の小学校は父兄参観日が多い。その結果、月曜日が代休。「おじいちゃん暇?面倒見てくれない?」と言う流れになって、孫と一日付き合う事になる。その孫は「抹香臭い」事がそんなに嫌いでないようだ。私が提案するお寺巡りに対する拒否感は無い。と言うわけで今回は奈良の新薬師寺に行ってきた。
新薬師寺は本尊の薬師如来とそれを取り囲む十二神将が有名だ。私も若い頃最初に訪れた時の印象が今も残っている。小学生の孫にその良さが分かるかどうかわからないけれど、とりあえず何かを感じてくれれば良いと思ってでかけてみた。
奈良公園を抜け、春日大社の二の鳥居から新薬師寺に向かう頃には「疲れた。あと何分?」などとブーたれて居たけど、なんとか新薬師寺に到着。コロナ騒動の最中、拝観出来なかったら辛いなあと心配したけれどなんとか開いていた。
人気の無い本堂の中、孫は何を感じたかは分からないけど、訪れた記憶だけは残っていると思う。その後、奈良の町中を歩き回り、法華寺近くのブックオフでガンプラを買わされた。考えてみれば伐折羅大将とガンダムは似ているかもしれない。
【春日神社の参道。人影ほとんど無し】
【二の鳥居から中の祢宜道に入ると森は深い】