2021年8月26日木曜日

木戸池温泉(2021.8.26)

 「疫病としてのコロナなんてたいしたことない」などと強気の姿勢の私だったけど、最近の世間の空気に押されワクチン接種。その結果、気分が落ち着いた。ワクチンに対しての私の消極的な態度は所詮この程度の意識だったようだ。

そのワクチン接種して2週間経ったので「さあ出撃」と思ったらお盆前後の季節外れの長雨。その長雨があがったら日本全国のコロナ感染爆発。本当は長期遠征を画策していたけれど、「県をまたいだ移動は自粛」とのお上の指示に負けて、県はまたがず隣の長野県へ出かけて見た。隣なら跨いだ事にはならないだろうとの解釈だけど・・・。

行先は志賀高原。今から50年以上前、最初の家族旅行の思い出が志賀高原だ。父親の会社の保養所が熊の湯にあった関係で、夏の家族旅行になったわけだ。まだ終戦の空気が残り、つましい暮らしを送っていた我が家にとって、宿で出た食事が特別なものに感じた。特に宿の庭の池で飼っているニジマスが塩焼きで出たことを今でも思い出す。良い時代だったなあ・・・。

その時以来、何度も志賀高原を訪れているけど、何か最近は志賀高原のことを忘れていた。その志賀高原が突然頭に下りてきた。特に熊の湯の一つ手前の木戸池温泉は子供のころから気になっていた。ゲレンデからちょいと離れている小さな宿が一つ。何となく昭和レトロ感さえ感じる。

日帰りだったけど久々の長距離ドライブ。ハンドルを握って出撃した時、沈んでいた気分が一気に上がった。私にとって残された時間は少ない。自粛生活している場合ではない。歯を食いしでも出撃せねば・・・。

◆行動記録

加子母発5:30、須原6:45(52キロ)塩尻、和田峠8:45(141キロ)、上田、菅平、須坂、郷土食堂:休み、中野イオン11:00(230キロ)信州味噌1キロ2個853円、11:50発、木戸池温泉ホテル13:00(257キロ)14:00発、清水公園:昼寝、中野インター、長野インター16:15(313キロ)740円、有明神社くるまや18:00(378キロ)冷やしかけ蕎麦1100円、18:30発、仮眠、加子母22:25(527キロ)

【木戸池温泉にはキャンプ場がある】

【内湯には私一人、完璧な感染対策だ。浴槽の縁から大量の湯が溢れる】

【小さくて良い池だ】

【木戸池温泉ホテル】

2021年8月8日日曜日

五輪閉幕(2021.8.8)

やっと五輪が終わる。「お・も・て・な・し」で誘致が決まった時から、五輪に対しては批判的な私だけど「開催中は東京を避けて地方をのんびり回ってみるか?」と密かに地方巡回計画を画策していた。それもコロナ騒動で不可能となった。

お上は「ステイホーム」で自宅でテレビを見ろと言う。そのテレビは五輪一色。五輪以外は大食い番組に代表される見るに堪えない番組ばかり。いったい日本はどうなってしまったのだろう。

これからは「五輪応援キャンペーン」と「コロナ自粛キャンペーン」の二本立てから「コロナ自粛キャンペーン」の一本立ての世の中になるんだろうなあ、、、。

でも今回のコロナ騒動で明らかになった事も多い。連想ゲーム的に言えば(政治家:無能)(官僚:劣化)(医療:商売)(医師会:業界団体)(メディア:誇張と同調圧力)(五輪:利権と欺瞞)(社会:虚飾)(ネット:デマと真実)

そんな中、一般大衆は健全だ。それに対してメディアは出来の悪い政治家や権力者に対して、ジャーナリズム本来の「権力に対するチェック」と「ネットの炎上に正面から対峙する見識」を磨いてほしい。