高尾山と言っても有名な東京の高尾山ではなくて、大阪柏原市にある高尾山へ行ってきた。正式にはこちらは「タカオサン」ではなくて「タカオヤマ」と呼ぶらしい。
この日はこの冬一番の寒波が来ている。しかし、近鉄3日間フリー切符を使わねばならない。幸い近鉄沿線は雪が少ないけど車窓から見る鈴鹿山系はスッポリ白い雪雲に包まれている。
近鉄伊勢中川で上本町行きの急行に乗り換え、五位堂で区間準急、堅下で降りて歩き出す。登山口の目標は鐸比古鐸比賣神社(ヌデヒコヌデヒメジンジャ)。不思議な名前の神社だ。そのいわれはよくわからないけど、さすがは歴史の深い地域だ。信貴山も近いし生駒山も近い。山へ登って見下ろせば堺方面の古墳群も見渡せる。大和川もゆったり流れる。この大阪から奈良へ続く地域は歴史的事件も多くて面白いところだ。
神社から山頂までのルート周辺は「創造の森」として整備されている。下山途中には水仙郷と呼ばれる水仙の群生地や夫婦岩と呼ばれる岩もあって、楽しいハイキングだった。
◆行動記録
近鉄名古屋駅8:19、五位堂11:21、堅下11:40、ヌデヒコヌデヒメ神社、高尾山、水仙群地、下山14:30、上本町15:00、ほてい寿司、上本町発16:03特急ひのとり、名古屋着18時ちょい過ぎ