2022年2月17日木曜日

高尾山(2022.2.17)

 高尾山と言っても有名な東京の高尾山ではなくて、大阪柏原市にある高尾山へ行ってきた。正式にはこちらは「タカオサン」ではなくて「タカオヤマ」と呼ぶらしい。

この日はこの冬一番の寒波が来ている。しかし、近鉄3日間フリー切符を使わねばならない。幸い近鉄沿線は雪が少ないけど車窓から見る鈴鹿山系はスッポリ白い雪雲に包まれている。


近鉄伊勢中川で上本町行きの急行に乗り換え、五位堂で区間準急、堅下で降りて歩き出す。登山口の目標は鐸比古鐸比賣神社(ヌデヒコヌデヒメジンジャ)。不思議な名前の神社だ。そのいわれはよくわからないけど、さすがは歴史の深い地域だ。信貴山も近いし生駒山も近い。山へ登って見下ろせば堺方面の古墳群も見渡せる。大和川もゆったり流れる。この大阪から奈良へ続く地域は歴史的事件も多くて面白いところだ。


神社から山頂までのルート周辺は「創造の森」として整備されている。下山途中には水仙郷と呼ばれる水仙の群生地や夫婦岩と呼ばれる岩もあって、楽しいハイキングだった。


◆行動記録

近鉄名古屋駅8:19、五位堂11:21、堅下11:40、ヌデヒコヌデヒメ神社、高尾山、水仙群地、下山14:30、上本町15:00、ほてい寿司、上本町発16:03特急ひのとり、名古屋着18時ちょい過ぎ


ヌデヒコヌデヒメ神社。隣の楠(?)が渋い

【さすが大阪、途中にビリケンさん多数。】

【高尾山山頂。この時期は木々が葉を落とすので展望良好。大和川が光る。】

【水仙郷。なかなかの見ものだ。】

【夫婦岩の裏】

【夫婦岩の表側は町から見える】



2022年2月16日水曜日

橿原考古学研究所(2022.2.16)

 正確には橿原考古学研究所付属博物館の事を正確に知ったのはつい最近の事だった。明日香方面にはナントカ考古学ナントカなどとイロイロな施設が有るとは思っていて、そのナントカ施設に埋没してしまい訪れる機会もなかったのだ。

そんな橿原考古学研究所付属博物館だったけど、訪れて見れば、素晴らしく立派な施設だった。特に古墳関連の展示は充実していて、とても面白かった。ただ、あまりにも展示物が多くて体力的にキツイものがあり、後日再訪したいと考えている。特に65歳以上無料なのはありがたい。


近鉄3日間フリー切符で来たので大阪まで足を伸ばした。北浜の菊壽堂義信で高麗餅を買い適塾を覗き、上本町で一杯飲んでほろ酔い気分で帰宅した。久しぶりの大阪散歩は楽しかったし、「ほてい寿司」も相変わらず良い感じで嬉しかった。


◆行動記録

近鉄名古屋駅8:19、大和八木、畝傍御陵前、橿原考古学研究所付属博物館 11:30、同発 1300、上本町、地下鉄 日本橋 北浜、菊壽堂義信 高麗餅750円、適塾270円、上本町 ほてい寿司


【橿原考古学研究所付属博物館は大きい】

【特に高松塚古墳と縁が深そうだ】

【古墳関係の出土品多数】

菊壽堂義信は暖簾も看板も出ていない

【適塾】

【二階もある。初めて中に入ったけど、想像以上に広かった。】




2022年2月14日月曜日

ウエストサイドストーリー(2022.2.14)

 今から五十年以上前のウエストサイド物語がリメイクされた。こう見えても私はミュージカル大好き。その原因は間違いなくこのウエストサイド物語だと思う。

街の中を踊り歌う荒唐無稽の様式美。まさに日本の歌舞伎と同じような楽しさだ。そしてそのバーンスタインの音楽も素晴らしかった。今思うにそれを超えるのはビートルズだけだと思う。


というわけで、取るもとりあえず見に行ってきた。気合を入れすぎたためか、観た後「アレッ?」って感じだった。五十年以上経って私自身の感性が衰えたのは否めないけど、「アレッ?」って感じたのは残念だった。





2022年2月12日土曜日

桑名(2022.2.9)

 桑名の町はなかなか渋い。今風に言えばクールだ。近鉄桑名駅からテクテクマップ片手に3時間ほど歩いた。一橋、会津、桑名と薩長に目の敵にされ明治になって東海道本線も通らなかった桑名だけど、なんとなく懐かしい感じの町が残っている。

この日は風もなく陽射しも十分で揖斐長良川沿い七里の渡し近辺から望む伊吹山や鈴鹿北部の山の白さが美しい。その右側に遠く御岳が見える。


途中、商店街の小さな店で買った奈良漬が安くて美味しかった。散歩の途中で良い物が買えると、ただただ嬉しい。


◆行動記録

近鉄桑名駅(10:30)、海蔵寺、桑名別院、七里の渡し跡、九華公園・桑名城跡、春日神社、大福田寺、照源寺、桑名駅(14:00)


【七里の渡し跡へ向かうあたりは散歩に快適なところが続く】

【桑名城跡にある本多忠勝像】

【春日神社】

【大福田寺】

【照源寺、桑名松平氏の菩提寺】

2022年2月8日火曜日

アルコピア舟山(2022.2.8)

 年をとると一年前に出来たことが出来なくなる。そんな話を聞いた事があるけど自分には縁がないことと思っていた。しかし最近、体が硬い。へんに体がふらつく。ちょっとしたところでつまづいたりする。ひょっとしたら私の体にも気づかない衰えが有るかもしれない、と思いつつ一年ぶりにスキーに出かけた。行先は自宅から一番近いアルコピア舟山。暖かくていい日だ。オーバーズボンも履かず滑り出す。

ただ滑るところは圧雪した緩斜面。昔の事を言うのもナンだけど、昔は何時も非圧雪の深雪を目指していた。でも前回、バランスを崩して腰をついただけで立ち上がるのに苦労した。そのため絶対コケない滑りを意識している。


ということで、年とともに出来ない事があることを実感している。深雪もバックカントリーもテレマークも縁がなくなったけど、暖かい日差しの中、ノンビリ滑る楽しみを知ったのも良いものだ。


【天気は上々、御岳が美しい】

【ゲレンデは貸し切り状態、乗鞍も美しい】

【チケットホルダーに一年前のチケット発見、毎年同じ行動で進歩がない。というより同じ行動ができることを喜ぶべきか?】



2022年2月2日水曜日

横山展望台(2022.2.2)

 フリー切符での出撃二日目。どこへ行こうか迷ったけど、近鉄てくてくマップにあった横山展望台へ行ってみた。今回のフリー切符での行動はまさにジムに行く気分だ。家で安穏な自粛生活をしていると、何か体に悪いものが溜まってくる。この寒い時期、ストーブにあたりつつ、「テレビ」「うたた寝」「飲酒」の生活はイカン。強い気持ちで出掛けてきた訳だ。

五十鈴川で乗り換え近鉄鵜方駅から歩き出したのは午前11時。まったく土地勘のないところをてくてくマップだけで正確に歩くのはなかなか難しい。マップのには銀行、郵便局、コンビニなどの記載はあるもの特定の固有名詞はほとんどない。著作権、個人情報その他、昨今めんどくさい諸問題もあって作成者も苦労しているような気がする。それを詳細に読み込むうちに地図作成者の意図がなんとなくわかってくる。


特に間違えそうな分岐あたりの記述が妙に細かい。「カーブミラー」「ガードレール」「ごみ集積所」「フェンス」など不思議な物が大切な目印だということが最近分かってきた。


などと全集中で横山展望台に到着。横山展望台は英虞湾の北側の小山の上。想像以上に素晴らしい展望だった。二日続けて10キロ程度の山道を歩くことができて気分は上々。


翌日、朝冷静に考えることがあった。こんなコロナ騒動の最中に三日連続での出撃はいかがなものか?何かあった時に非難されるのではないか?と自粛してしまった。なんせ、巷では「不要不急の行動を避けよ」「県をまたぐ行動は控えよ」と言い続けている。あーあ、やだやだ。


◆行動記録

近鉄名古屋8:19、近鉄鵜方11:00、横山展望台12:30(横山天空サンド500円、美味し)、同発13:30、宇賀多神社、地元のおばちゃんと同行、鵜方駅14:30、発15:18、近鉄名古屋18:06


【展望台のデッキは広い】

【横山天空サンド肴に持参のイイチコを飲む】

【さらに上の展望所から見た英虞湾、前島半島、太平洋】

【宇賀多神社、鵜方って宇賀多?】



2022年2月1日火曜日

鳥羽(2022.2.1)

 先日、正福寺へ歩いたとき、近鉄三日間フリーパスのポスターを見つけた。特急に乗るには特急券が必要だけど急行までなら連続三日間乗り放題で3000円。一日1000円で好きなところを散歩できるのはチョイと魅力的。と言うわけで早速購入。先日、正福寺の帰りに焼きガキで一人打ち上げを画策したけど、コロナ騒動で断念した鳥羽へ再出撃。

鳥羽は身近な所と思っていたけど、じっくり歩くのはこれが初めて。近鉄てくてくマップ片手に日和山方面に向かって歩き出す。海に面した狭い地域に古いものが残っている。名前だけは知っていた九鬼水軍がこの地域のものだと言うことを初めて知った。戦国時代瀬戸内海の村上水軍と争った(?)らしいけど、日和山その他の高台から見た鳥羽の海は瀬戸内海と見間違うほどの多島の海だ。そんな歴史を思いつつ歩くのはなかなかオツなものだ。


懸案の焼きガキ一人打ち上げは昨今のコロナ騒動の影響で自粛。相変わらず気の小さい私です。


◆行動記録

近鉄名古屋8:19、近鉄鳥羽10:30、日和山、賀多神社、常安寺、金比羅さん11:45、西念寺12:40、刃傷事件、綺麗な境内、赤崎神社、イオン 寿司購入、鳥羽城址 14:20、近鉄鳥羽発 14:58、近鉄名古屋17:30


【日和山から望む鳥羽湾】

【常安寺、九鬼氏の菩提寺】

【扇野の鐘、山本周五郎ゆかりらしい】

【金毘羅宮鳥羽分社、やっぱり海に関する神社なのかな】

【西念寺、江戸時代の鳥羽藩の菩提寺、初めて知ったけど赤穂浪士事件の二十年ほど前、藩主の刃傷事件があったらしい】

【梅が咲きだした】

【かどや、大庄屋】

【赤崎神社、ひっそりとした神社だ】

【鳥羽城址の石垣、鳥羽って城下町だったんだ】