2022年8月27日土曜日

上越線(2022.8.27)土

新潟方面二泊三日の三日目

上越線に乗るのは初めてだ。長岡から守門、越後三山、巻機山らしき山々を眺めつつ、越後湯沢のスキー場群を過ぎると清水トンネルを越えることになる。昔の谷川岳登山で有名な土合の地下トンネル駅に興味があったけど地下トンネル駅は下りだけでアッサリ地上の土合駅に着いた。初めての上越線核心部はとても面白かった。

東京経由で新潟から帰ったのは初めてだったけど、高崎から小田原までグリーン車を奮発したものの、さすがに遠かった。やっぱり復路は糸魚川廻りかなあ・・・。


◆行動記録

  • 7:06新潟発

  • 10:45水上発

  • 12:14高崎発、コンビニ1223円、グリーン車800円、鶏めし1000円

  • 21:30帰宅


【車窓から見える水田と越後三山】

【高崎で弁当購入。グリーン車(800円)を奮発しゆっくり食事】

2022年8月26日金曜日

新発田徘徊(2022.8.26)

新潟方面二泊三日の二日目

心配した雨は降ってない。今日は一日何の予定もない。新潟近辺をフラフラするのみ。とりあえず昨日残念な思いをしたバスセンターカレーに向かう。ホテルの朝食も食べずバスセンターカレー普通盛りに挑戦。長い道のりだったけどなんとか目標を達成して満足だった。しかし朝カレーは胃に応える。その後訪れた青海ショッピングセンターの鮮魚定食は無理だった。隣のカフェで一休み。店主との会話も楽しめた。コロナ騒動で人との会話を控える風潮が世間を覆っているけど、旅先での地元の人との会話は楽しいね。

その後、月岡駅に立ち寄り、新発田を徘徊後、村上瀬波温泉松風荘で汗を流した。初めて訪れた松風荘は素晴らしい共同浴場だった。湯船の縁から溢れる温泉に一人で入り、掃除の行き届いた休憩室でビール飲みつつ一人でテレビ。極楽極楽。


◆行動記録

  • バスセンターカレー 490円

  • 本町青海ショッピングセンター

  • コーヒー きらり 500円

  • 新潟駅

  • 新発田駅

  • 月岡駅

  • 新発田、新発田城、パン牛乳332円

  • 村上、バス瀬波温泉190円、松風荘440円ビール300円、石田屋 みおもて定食〆張鶴花2640円

  • 18:52村上発

  • 新潟駅、シャインマスカット1300円

  • 20:30ホテル着


【やっとありついたバスセンターカレー普通盛490円、懐かしい味で癖になる】

【ひょっとしたら月岡温泉行きのバスがあるかも、と立ち寄ったJR月岡駅だけど何もない、人もいない。】

【新発田城表門。30年ほど前に訪れた事があるけど変わってなかった。】

【天守閣替わりの三階櫓は2004年復元で初めて見た】

【越後平野の水田は美しい。この時期は盛り上がって見える】

【瀬波温泉共同浴場松風荘内湯】

【休憩所も快適、管理する方々も親切】

【瀬波温泉バス停横の小高い山の上にある源泉。温泉卵製作可能。所要時間15分】

【村上駅前の食事処石田屋。二回目だけど非常に気に入っている。】


2022年8月25日木曜日

再度新潟(2022.8.25)

新潟方面二泊三日の一日目

8月になっても天候は安定しない。街は酷暑、山は夕立。様子を見つつ出撃の機会をうかがっていたけど8月も終わりに近づいた。季節外れの秋雨前線出現の天気予報は芳しく無いけど腹をくくって出撃を決意。行き先はとりあえずの新潟。先月末と同じ場所だけど、行き先は何処でも良い。大切なのは家から出る事だ。

とは言うものの、ちょっとした目的はある。それはバスセンターカレーを食べること。前回の新潟遠征では時間がなくて食べることができなかった。以前の私ならお腹の調子関係なくいつでも食べることができたのだが、最近は他の食事との調整が必要になっている。それやこれやで、今回はに新潟到着直後の夕食に食べる計画だ。幸い閉店まで一時間以上の余裕がある。


ホテルにチェックイン後、雨の中を歩いてバスセンターへ向かう。しかし予期せぬ出来事発生。なんとバスセンターカレーは売り切れだった。呆然と立ちすくし今後の行動計画を修正するのに時間がかかった。


◆行動計画

  • 6:36春日井発

  • 松本駅 バタピー110円 かき揚げ蕎麦580

  • 18:30東横イン新潟駅前 6150円 2泊県民割

  • バスセンターカレー売り切れ

  • 須坂屋蕎麦4980円


【この日の千曲川は豊かだった】

【カレー不発により出費がかさんだ】

2022年8月10日水曜日

ワサビ平(2022.8.10)

 梅雨が明けたら山に行こうと思っていたけどなかなか山に行けない。天気が悪い、コロナで小屋の状況が分からない、などなど理由はイロイロあるけれど、一番大きいのは自分自身の問題だ。体力が衰えた。気力が衰えた。特に睡眠に関する問題が大きい。小屋泊にしろテン泊にしろ夜中にオシッコに起きるのが辛い。少なくとも10年ぐらい前には、夜中のオシッコ問題は存在しなかったんだけどねえ、、、。と、言うわけで日帰りの山行を中心に考えている。

そのターゲットとして北アルプスの鏡平を思いついた。天気が良ければ槍の展望が良いはずだ。新穂高温泉から双六岳方面に進み5時間程度で到着しそうだ。当然日帰りなので早朝から歩き出したい。とりあえず3時起床の計画だったけど出発は5時半になってしまった。これも前夜の睡眠問題が影響している。要するに私の場合睡眠問題がすべての元凶と言うのは言いすぎかも、、、。


午前8時、久しぶりの小池新道左俣谷に沿った登山道を歩き出す。見上げる稜線は黒い雲に覆われている。当然陽射しはない。でも左側の笠ヶ岳方面の展望はなかなか凄い。穴毛谷の堰堤群も良く見える。昔はわさび平小屋への道を辿るとき周囲には目もくれずひたすら歩いていたものだけど、この年になると今まで見えなかった物が見えてくるってことかもしれない。


雨が降ってきた。空も暗い。わさび平小屋で撤退を決意。「雨の日は登らない」というのは私のモットーだ。久しぶりの左俣谷コースの状況もよく分かったので次回は3時起床6時行動開始で動きたい。そうそう、今回は新穂高温泉の登山者用駐車場は満車だった。今まで満車で止められなかったことはなかった。そして今回感じたのは単独の登山者が多いこと。そして出会った人と何となく話しにくくなっていることが気になった。疫病としてのコロナはたいしたことはないけれど、こんな雰囲気がボディーブローのように世の中を蝕んでいく。怖い怖い。


◆行動記録

05:30. 加子母

06:30.49キロ 渚

07:30.100キロ 平湯

08:00.119キロ 新穂高温泉

09:30.ワサビ平小屋

10:00.発

11:00.119キロ 新穂高温泉、駐車場600円

12:00. 神岡

13:30. 萩原大安トンちゃん定食800円

15:00.261キロ 加子母


【小池新道入口の厳重なゲート、昔はこんな風だったかなあ・・・。】

【予約が必要な小屋は行きにくい】

【風穴は昔と同じ】

【笠ヶ岳側は険しいね】

【穴毛谷の堰堤群】

【笠新道入口。昔、この道を下るとき膝を痛めて苦しんだことを思い出す】

【ワサビ平小屋前のベンチは快適だ】

【ワサビ平小屋の登山道を挟んだ反対側に川が流れる。昔はこの水を炊飯に使ったけど、今はそんな雰囲気はなく、飲用の水は小屋の横に蛇口があった。】

【ワサビ平小屋】

【持参のトマト、ブドウを食べる】

【ワサビ平小屋のテント場、今は駐車場】



2022年7月30日土曜日

大糸線(2022.7.30)

新潟方面二泊三日の三日目

最終日だ。帰るルートをいろいろ考えたけど糸魚川から大糸線経由で帰ることにした。長い間北アルプスへ入山してきたけど、大糸線に乗るのは二回目。唯一乗ったのは高校一年の夏の北アルプス登山の時だ。忘れもしない最初の本格的な登山。当時、表銀座と呼ばれていた合戦尾根から燕、槍ヶ岳に登り上高地へ降りる代表的なルートだった。私の山の原点となった山行だった。車で横目で山を眺めることは数しれないけれど列車の窓から山や街をじっくり眺めるのは初めてだ。

往きは飯山線で来たので帰りは信越線の直江津経由で帰ることにする。新潟から長岡に向かってJRに乗った時気がついた。新潟の新造列車には日除けのシャッターがない。UVカットなのだろう。日よけのシャッターが無いと車内はスッキリ。車窓の景色も良く見えて快適だ。


長岡で駅周辺を徘徊、駅直結の市役所施設に火焔土器の展示があるかもと期待したけど見つからなかった。今回のルートで唯一残念なのは直江津から糸魚川までがJRではなくて「えちごトキメキ鉄道」であることだ。したがって18切符は使えない。以前は使えたのに悔しい。そのトキメキ鉄道に乗り込んだら雰囲気がおかしい。テッチャン風のオニイチャン多数。しかも急行と言うことで通常900円のところ1400円。途中の能生では笹寿司の販売なんぞもあって何か観光列車の風情。カメラを構えて走り回るノリ鉄のオニイチャンより地元の女子高生を眺める方が好きな私にとって、チョイと違和感のある雰囲気だけどローカル線維持の努力に対してとりあえず納得しておこう。


大糸線から見る北アルプスは高曇りでスカイラインはよく見える。いつも車から見る姿とはチョイと違い面白かった。今回はなんとなく流れで直江津からは観光急行、南小谷からは「リゾートビューふるさと」という観光列車に乗ってしまった。観光的列車には鉄チャンと思われるオチャンニイチャンが多數。スマホ、カメラを持って走り回っている。私もチョトだけ鉄ちゃんだけれども、走り回る体力はない。


旅の最後が一般観光的になってイロイロ面白い旅だった、と過去形で語るつもりだったけど問題が発生。松本からの列車が運転見合わせとなっている。松本と塩尻の間で沿線火災との情報。かなり大量の列車が止まっている気配。時間は午後6時。いつ復旧するかもわからないので松本のホテルを探してみた。しかし、夏休みのハイシーズンの土曜日。どこも満員の気配。テントもダンボールも持ってないし今夜のねぐらも心配だ。進退きわまってこれを書いている。と、言いつつホームに止まっている名古屋行きのしなの自由席を確保した。どう考えても名古屋に最も近いと思われた。当然、チケットは無いけどなんとかなるだろう。


◆行動記録
  • 新潟発7:42 長岡着8:56

  • 長岡発9:52 直江津着11:20

  • 直江津11:26 糸魚川着12:20 何故か観光急行1400円

  • 回転寿司「廻るすし倶楽部」1650円素晴しい。県民割クーポンも使うことができた。

  • 糸魚川発13:23 南小谷着14:25

  • 南小谷発15:16 松本着17:15 リゾートビューふるさと530円

  • 午後9時半ごろ帰宅


【新潟近辺のローカル線には日よけのブライインドがない】

【長岡駅から直結する市役所の施設は二日後の花火の準備か、ちょいとした緊張感が・・。】

【糸魚川はお祭りの真っ最中】

【糸魚川回転ずし「廻るすし倶楽部」は良い】

【八方尾根と白馬鎗】

【「大雪渓」を買い込みしなの自由席確保】

2022年7月29日金曜日

羽越本線(2022.8.29)

新潟方面二泊三日の二日目

今回の旅は二泊三日。県民割利用の新潟二連泊の計画だ。一日目と三日目は終日「ノリ鉄」状態で問題ないけど中日の二日目が問題だ。当初、①新発田、村上あたりを徘徊後、瀬波温泉の共同浴場で湯治、②直前の某国営放送で紹介された角田山へ登る二通りの行動を考えていた。

しかしホテルを出た瞬間、あまりの暑さに考えを変えた。この日も「ノリ鉄」日和なのだ。終日JRに乗り秋田ピストン。羽越線を楽しみつつ市民市場の回転寿司と花善の鶏めしをターゲットとした。特に花善の鳥飯は車で訪れる場合、購入のハードルが高い。JR利用の駅の売店で買うのが王道なのだ。


新潟周辺の電車は新しくて快適だ。混雑もほとんどなく4人掛けのボックスシートを一人で利用できる。窓の外は明るい緑に溢れている。特に水田の緑が美しい。品種によって成長の度合いが違っていて薄緑から濃い緑、そして稲穂が出始めているチョイ黄金色までの緑のグラデーションが遠くの山際まで広がっている。これぞまさに日本の美しさだと思う。


久しぶりの秋田市民市場は10年以上ぶりだけど、驚くほど変わっていなかった。回転ずしも美味しかった。駅で花善の鳥めしも購入できた。これで夕食も確保できた。帰りは日本海に沈む夕日を眺めつつ帰ることになる。飛島が見えなくなると粟島が見えてくる。その粟島の横に夕陽は沈んだ。


◆行動記録

  • 新潟発   8:51 村上着10:02

  • 村上発10:24 酒田着 12:24

  • 酒田発12:29 秋田着14:19

  • 市民市場回転寿司2530円、金萬778円、高清水ワンカップ、鶏飯900円

  • 秋田発15:31 酒田着17:19

  • 酒田発17:22 新発田着20:27

  • 新発田発20:31 新潟着 21:09


【新潟近辺のローカル線は新しくて快適】

【笹川流れ周辺の海水浴場、爽やかに見えるけど暑いんだろうなあ・・・】

【鳥海が美しい、水田が美しい】

【秋田市民市場の回転ずし】

【10年?前と外観も変わらない】

【やっと確保した鳥めし、相変わらず美味い900円】

【粟島の横に夕日が沈む】


2022年7月28日木曜日

飯山線(2022.7.28)

新潟方面二泊三日の一日目

大阪では「高齢者を守るため高齢者の不要不急の外出は控えてほしい」との正式な要望が出された。高齢者の行動はほとんど不要不急だから高齢者は自宅待機せよと言っているのに等しい。それに逆らう訳ではないけれど、18切符握りしめて旅に出た。行き先は新潟だ。一日中列車に乗り続けることになるけれど、この季節、涼しい車内から美しい日本の風景を楽しむ18切符の旅は高齢者向きではある。

まさに不要不急の典型のような旅でもあるけど自宅のエアコンは使わないから、お上の節電要求には応えているとは言えるかもしれない。


早朝の中央線の車窓から見える街や山は夏の日射しに溢れてとても美しい。巷では地球温暖化天候不順と騒いでいるけど、今年の夏は雨と日射し恵まれて作物には良い天気だと思う。私にとっても好きな気候だ。


飯山を過ぎると気動車は右手に千曲川を見て走ることになる。ここ数日の豪雨で千曲川は茶色く増水している。でもこの飯山線の車窓から見える景色が大好きだ。まさに日本の原風景。今まで車でチラチラ見ていた景色とは異なり、列車はユックリ見られる。私は「鉄オタ」ではないけれど車窓から見る景色が好きだ。飯山線は単線で列車ギリギリまで山の木々が迫る。最近見ることが少なくなった山ユリの群落を線路際に見つけて嬉しかった。そうだ線路際は人が入りにくいんだね。


◆行動記録

  • 春日井発  6:36 コンビニ331円

  • 中津川着  7:36 発7:40

  • 松本着  10:33 発11:09 かき揚げ卵蕎麦560円

  • 長野着  12:22 発12:33

  • 十日町着 15:06 発15:21

  • 越後川口着15:49 発16:09

  • 長岡着  16:32 発17:02

  • 新潟着  18:17 バス210

  • 東横イン古町 18:30 県民割2泊4850円クーポン4000円

  • 夕食 ピア万代回転ずし 3500円


【中央線上松手前の車窓から寝覚ノ床が見える】

【ノリ鉄お決まりの松本駅ホームの駅そば】

【飯山線は単線非電化で木々の間をかすめて走る】

【千曲川は増水の赤濁り】

【涼しい車窓から夏の光にあふれる景色を見るのは贅沢だ】