たまたま私の車の横に止めた車の人が話しかけてくる。聞けば彼も朝日小屋を目指しているとか。 彼と前後して歩き始める。木道が霜ですべる。非常に歩きにくい。まあ、今日は小屋までたどり着けばいい、と、甘い考えで、のんびり歩く。
テントの代わりに果物を沢山持参。休むたびに、トマトを食べる、梨を食べる、お菓子を食べる。天気は良好、気分は絶好調。
すれ違う人も無く、栂海新道との合流点到着。後は朝日岳に登るだけ。時間はかかったけど気分良好。6時間以上は歩いている。そこで膝、太ももに違和感。私も年をとったものだ。
一登りで朝日岳山頂。大きな標識、石の方位盤がある。周囲は背の低い潅木。あまり展望は無い。頂上付近は広い草原、潅木が広がっている。人はいない。後は朝日小屋へ下るだけ。
(朝日岳山頂)
蓮華温泉から見た朝日岳はのびやかな稜線を広げている。すぐ着くだろうと思っていたけど、甘かった。なかなか着かない。そのうちに急な下りとなる。ガスの切れ目からこの先の登山道、および朝日小屋が見える。足元から急激に下っている。想像していた雰囲気と違う。
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