2010年1月20日水曜日

加古川(20-1-52)

(鶴林寺、播磨の法隆寺だとか・・・)


(鶴林寺・太子堂、美しい)

(関学から甲山大師へ向かう途中の甲山)


(甲山大師は神呪寺だった。その山門)

(ミンミンの餃子は健在だった)


ついに18切符使用最終日。でもまだ二日分残っている。とりあえず友人関係に声をかけるも、平日では無理だわな。結局一日分無駄にしてしまった。悔しい。ハッキリ言って今まですべて使い切ったことは無い。完全にJRに作戦負けだ。しかし、気を取り直して加古川・鶴林寺へ出かけてみた。

大阪より西のお寺に行くのはこれが初めて。途中、神戸を過ぎ明石のあたりで車窓から巨大な橋を見つける。明石大橋だ。一直線に海のかなたに伸びて、霞に覆われている淡路島らしき島影に消えていく。突然、現れた明石大橋はすごい構造物だった。

加古川の鶴林寺は小さなスペースに古くてしっかりした堂塔が配置されている。古いものは何か存在感があるのもだ。特に桧皮葺の太子堂は美しい。

加古川駅から歩いて回り、まだ時間が有るので、帰りに西宮の北、甲山の神呪寺へ行くことにする。でもどこにあるのかまったく分からない。とりあえず西宮の北側だろうとあたりをつけ、三宮で阪急電車に乗換え、西宮北口下車。交番で甲山の方角だけ確認し、その方向に歩き出す。歩くこと2時間弱。大学のキャンパスに入り込む。多分、関学だろうと思ったら、やはり関学だった。それなら甲山は近い。

しかし、甲山の方向が分からない。すれ違った地元のオッチャンに聞いてみる。「神呪寺は知らないけど、あっちの方に甲山大師ならあるよ」とのこと。すでに夕方4時を回っている。それが神呪寺かどうか分からないけど、甲山大師に向かってみる。

その結果、甲山大師と神呪寺は同一と判明。神呪寺にこだわるのは日本三大如意輪観音の一つの観音様を見たいと思っていたから。でもこのような無計画な行動では観音様にお会いすることも出来ない。神呪寺の観音様は秘仏で年に一度、5月18日ご開帳だとか。

あっさりあきらめとっとと帰ることにする。帰りに大阪梅田の曽根崎の「ミンミン」(漢字出ず)で餃子、ビール、酢豚の夕食。昨今、餃子といえば「王将」が有名だが、今を去ること40年、私が紅顔の美少年だったころ大阪の餃子と言えばミンミンだった。「コーデルリャンガー」の声も懐かしかった。餃子2、ビール大1、酢豚1で2045円。安い。(2010.01.20/水)

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