2010年10月15日金曜日

京都・嵯峨野

【京都駅レンタサイクル・京都サイクリングツアープロジェクト】


【金閣寺の鐘は一突き200円也、拝観料は400円】

【蓬莱のブタマン320円】

【広沢池】

【はじめて見るホテイアオイ(?)の群落】

【渡月橋をバックにレンタサイクル】

【蚕の社】

 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題切符」は3枚つづり。そしてその利用可能期間は10月17日まで。湯河原で1枚使ったもののまだ二枚残っている。このままではJRの作戦勝ち。それではイカン、と言うわけで、そんなに暇でもないけれど、京都に出かけることにした。まあ、JR切符に勝ち負けを持ち込む私も大人気ないけどね・・・・。
 
 今回はゆっくり起床、のんびり出発のてきとう旅。京都着は12時チョイ前。京都に着く直前、「秋の京都サイクリングも良いのではないか?」とのアイディアが私の頭に突然降りてきた。以前、利用したことがある京都駅の貸し自転車屋を探してみれば、なんとか発見。一日1000円。さらにサイクリング用マップ100円を購入。
 
 どこへ行く当てもなく、とりあえず堀川通りを北上。変速三段の自転車はいつもの通勤用自転車よりも数段楽だ。気分を良くして二条城、船岡山を越え金閣寺で大休止。ここまで若干の登りだけど、ロウギヤ使用ののんびりサイクリングならほとんど疲れない。  

 金閣寺は観光客に溢れていた。あまりの観光客の多さに嫌気がさしたのと、拝観料400円の節約で中に入らず、外のベンチで京都駅購入の蓬莱のブタマン(2個320円)の昼食。同封されていた大量のからしを塗りたくったブタマンが体にしみる。
 
 金閣寺からは衣笠山の山裾の「きぬかけの道」で立命館大学、竜安寺、仁和寺をかすめ、宇多野から北嵯峨広沢の池で2回目の大休止。ここまで金閣寺からは基本的には下り、快適なサイクリングだ。
 
 広沢池から大覚寺へは北嵯峨の田舎道を走ることになる。今回の京都自転車徘徊の核心部だ。京都と言うより日本の田舎と言った懐かしい気分の良い道だ。遠くの畑で草を焼く煙がたなびいている。途中に小さな池だけど一面の「ホテイアオイ」の花が咲いていた。なかなか印象的な景観だった。
 
 大覚寺、嵐山、渡月橋、広隆寺など人の多そうなところはすべてかすめるだけで、広隆寺の先の蚕の社で今回最後の大休止。「蚕の社」との名前に惹かれて立ち寄ったものの、静かで、なかなか神秘的な神社であった。若いニイチャンが深々と拝観している。
 
 暗くなったころ、下立売のうどん屋でテンプラうどんをアテに日本酒を引っ掛け、チョイとふらつきながらも堀川通りのゆるい下り坂を京都駅へ。自転車を返したのは夕方6時過ぎだった。(2010.10.15)

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