2013年10月10日木曜日

伊勢神宮(2013.10.10)

式年遷宮は20年前にもあったはずだけど、ほとんど記憶も興味もなかった。でも、昨今のメディアの過熱に誘われて出かけてみた。前日までの台風も去り、晴天の予感に出撃したものの、「何じゃこの暑さは・・・」。空気が澄んでいるせいか陽射しが異常に強い。

小学校の修学旅行は伊勢神宮だった。出発前にお土産用の「赤福」を学級単位に注文し、帰還後学校で渡されたことをなぜか覚えている。それ以来、何度も訪れているけど、イマイチ土地勘がシックリ理解できていない。近鉄を降りる駅は伊勢市駅か宇治山田駅か?内宮と外宮はどのぐらい離れているのか?歩けるのか?などなど、良く分からないままとりあえず近鉄伊勢市駅に降り立った。

伊勢市駅のすぐ近くに外宮はあった。内宮に比べ外宮はイマイチ存在感が薄い。でも、普通の神社に比べ規模は大きい。普通の神社っていうのもなんだけどねえ・・・・。外宮参拝後、お約束の伊勢うどんの昼食。うどんと言えば讃岐うどんで語られるように「コシ」が大切だ。しかし、この伊勢うどんにはコシはまったくない。クタクタ、フニャフニャのうどんなのだ。そのフニャフニャに甘いタレ状の汁がかかっている。薬味はネギ。テンカスも乗っていた。でも、このフニャフニャが妙に美味い。フニャフニャにも関わらずまた食べたくなる不思議なうどんだ。

うどんと共に飲んだビールでほろ酔い気分、内宮行きのバスに乗る。久々の内宮は平日にもかかわらずけっこうな人出だ。宇治橋を渡り境内に入る。木々が大きい。人出は多いものの、まさに神域の気配。玉砂利の参道にはゴミ一つ落ちていない。すがすがしい気分だった。

お参りを済ませ、おはらい町を冷やかしつつ歩き、あまりの暑さにカキ氷、ソフトクリーム何ぞ食べつつ、宇治山田駅前の割烹・大喜で早めの夕食。好天に恵まれ、きわめて日本的な行楽の一日だった。当然、帰りの近鉄は大喜で飲んだ冷酒で爆睡。(2013.10.10)

◆まとめ
・伊勢市駅と宇治山田駅はすぐ隣
・伊勢市駅は近鉄とJR共用の駅だけど、宇治山田駅は近鉄のみ
・外宮には伊勢市駅から正式な参道が延びている。でも宇治山田から歩いても距離はそんなに変わらない
・外宮から内宮までは距離4キロ程度。歩ける距離だけど、時間と酔いの関係でバスを利用した(410円)
・伊勢神宮周辺はバスが便利。でも短距離にも関わらずけっこう良い値段だ。
・帰宅後気がついたんだけど、伊勢神宮参詣フリーチケット(のようなもの)が販売されているらしい。往復の電車と現地バス乗り放題らしい。(詳細は未確認)
・伊勢での食事は宇治山田駅前の大喜がお勧め

 【伊勢市駅。外宮へはここから歩いて10分程度】

 【外宮の参道。木陰に入りホット一息】

 【外宮。ヒノキの香りも清清しい】

 【外宮(ビフォアー)、渋い】

 【内宮、休日にもかかわらず人出多し。】

 【内宮の脇にある荒祭宮。個人的なお願いは荒祭宮にするのが正式だそうだ。したがって参拝客で大混雑。購入した宝くじの当選のような現世利益はこちら。】

 【おはらい町も大混雑。伊勢にはお餅が多いね。そのどのお餅も美味しい】

 【おはらい町の混雑を避けるには一本裏の五十鈴川沿いの道がお勧め。暑い日だったけど午後の陽射しも遮られ、川風が通る】

 【近鉄宇治山田駅。昔と変わらないと思うけど、ハッキリした記憶ではない。】

【宇治山田駅前の割烹・大喜。なかなか良い。】

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