今日は岩間温泉の登山者用駐車場で車中泊の予定なので、時間はたっぷりある。途中、白峰の集落や、鶴来の白山ひめ神社(漢字出ず)に寄ってみた。今までは山へ山へと先を急ぐ行動だったけど、麓の徘徊もなかなか楽しい。
特に白峰の「白山ろく民俗資料館」はこの地域の古民家が数軒移設されなかなか見ごたえのある施設だった。世界遺産白川村の合掌集落に勝るとも劣らない施設だと個人的には感じるけど、観光客の姿はない。それがまた良い。その囲炉裏端でこの地域の古いおやつ「カマシのイリコ」のサービスもあった。ムギコガシに似た雑穀を炒った粉を熱湯で練った素朴な食べ物だ。風の吹き抜ける古民家の座敷で食べる「カマシ」はしみじみ素朴な甘さだったけど、この地域の厳しい暮らしを感じることもできた。
その後、白山ひめ神社へチョイと寄り、岩間温泉着は午後3時前。途中の気になっていた林道は以前に比べ路面の舗装も行き届き走りやすかったけど、相変わらず谷は深い。対向車を気にしつつ走ったけど、幸い対向車は来なかった。
山崎旅館の温泉は無色透明の重みのある良い湯だ。高温の湯が満ちている。ただ、この時期の温泉は入浴後、汗がなかなか引かない。まだ明るさの残る旅館の休憩処は風が抜けない。もう少し、強力な扇風機が欲しいと感じた。(2014.8.2)
◆行動記録
7:20 加子母発(起点)
8:40 郡上八幡(66キロ)
9:50 道の駅・九頭竜(116キロ)
11:30 白峰(177キロ)
西林寺・白山本地堂(400円)
13:00 発
13:45 鶴来白山ひめ神社(213キロ)
14:15 発
15:00 岩間温泉(246キロ)
山崎旅館入浴(700円)
【明治の廃仏毀釈を逃れた仏像が展示してある。明治の廃仏毀釈と昭和の太平洋戦争の空襲が無ければ、面白いものがたくさん残っていただろうに、、、】
【白山ろく民俗資料館の移設された農家「長坂家」。周囲も上手く再現されている】
【白山ろく民俗資料館「杉原家」、巨大だ。】
【鶴来・白山ひめ神社】
【ひめ神社の参道は素晴らしい】
【白山ひめ神社の裏手は獅子吼高原、パラグライダー多数】
【岩間温泉山崎旅館露天風呂。混浴だけど着用する専用タオルが準備されている。男性用-青、女性用-赤、分かりやすい。】
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