2017年8月8日火曜日

東北夏祭り6(2017.8.8)

前日、四国室戸岬に上陸し、和歌山県北部に再上陸した台風5号の進路予想の中心線は信州から新潟方面を経由して日本海に抜けている。その北側をぎりぎりでかわすのが今回の作戦なのだが、朝テレビで確認してみれば、台風5号は上陸直後大幅に北に進路を変え、琵琶湖から国道8号線にそって北上している。


まさに、私の帰還コースと正面衝突。JRのサンダーバードは運休しているけど、北陸自動車道はまだ通行可能。高速が通行可能と言うことは行けるのだろうとホテルを出た。今回の台風は風より雨が大変らしい。高速ならば水に浸かることもなかろうと出発を決意したけど、甘かった。


北陸自動車道は海岸線に沿っている。したがって半端無い風が吹き荒れていた。雨もひどく視界も聞かない。はっきり言って怖い。さらに高速の武生-木之本間は通行止め。あまりのプレッシャーに小松で高速を下り、8号線を走ることにした。


下道に下りても風、雨ともに激しいけど、高速の吹き曝しよりは安心できる。しかし8号線に出るまで土地勘のない小松近辺を走らねばならない。そのとき、携帯の災害緊急情報がなる。見れば小松のナントカ地区に避難勧告。今どこにいるのか?ナントカ地区はどこなのか?土地勘の無い私にはまったくわからないけど、けっこうビビる。


たまたま渡った川は大増水。堤防に守られてはいるものの激流が橋の下を流れている。はっきり言って周辺の田んぼより、高いところを大量の水が流れている。なんとか8号線に合流。そのとき、8号線の疋田ー木之本間通行止めの表示。


その後も、大雨、大渋滞、渋滞擦り抜け裏技、などなどいろいろな事件を乗り越え、ナントカ16時ごろ自宅に帰り着いた。この最終日の帰還が今回の旅の核心部であった。振り返れば6日間で2089キロ走って、「弘前ねぷた」を見に行っただけのようだけど、なかなか記憶に残る旅であった。


◆行動記録
  • 7:30 金沢香林坊東横イン発
  • 14:10 JR米原
  • 16:00 自宅着

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