好天の三連休。登山者は多かった。その登山者は二種類に分かれる。温泉宴会狙いの一升瓶や大量のビールを担ぎ上げるオッチャングループ、そして若いカップル。私にとっては若いカップルが気にかかる。なんとなく好意を持つ若いカップルが山の中の温泉で一夜を過ごすなんて、良いなあ・・・。などと、もう縁のなくなった状況に妄想を膨らませつつ、ただただウラヤマシイ。
ゆっくり温泉に入るため余裕をもって出発したけど、以前とは様子が異なる。なかなか温泉に着かない。この30年で体力が落ちた。結局時間が足りず、温泉入浴は断念。ふらふらになって猿倉登山口に戻ってきたときには日が暮れかかっていた。
◆行動記録
- 10/7(土)
- 10:00 自宅発
- 12:00 中津川
- 13:00 道の駅・木曽福島
- 14:00 19号から分岐
- 15:00 安曇野
- 16:10 白馬
- 16:40 猿倉駐車場
- 10/8(日)
- 6:00 起床
- 6:40 登山開始
- 6:50 鑓温泉分岐
- 8:20 南への屈曲店
- 8:40 小日向のコル手前(ガスが晴れ展望が得られる)
- 9:15 小日向のコル
- 10:10 サンジロ
- 10:40 杓子沢
- 11:00 鑓沢(消耗し撤退を考える)
- 12:00 白馬鑓温泉
- 12:40 下山開始
- 13:30 杓子沢
- 15:00 小日向のコル
- 17:00 猿倉駐車場
【猿倉駐車場から朝日に光る白馬を望む】
【登山者は多いけど、大多数は大雪渓から白馬へ向かう】
【小日向コルの手前でガスが晴れる、正面は白馬】
【見下ろせばなかなかの紅葉だ】
【小日向コル周辺は草紅葉の名所(私が勝手に認定)。「クサモミジ」という言葉を初めて聞いたのがここだった。左が白馬鑓、右が杓子】
【杓子沢。ここからの景色はなんとなくヨーロッパアルプスを連想させる。行ったことないので単なる妄想だけど。】
【足元には雪渓が残る。30年ほど前はベンガラで指示されたルートを歩いた記憶がある。今回、体力的な問題もあったけど、雪渓が消え数本の沢のアップダウンが消耗の理由だったかもしれない。】
【最後の沢の登りで時間的な心配もあり撤退を考えた。しかし、ガスの彼方にピークを発見。そのピークを確かめるべく温泉まで登ることができた。でも、そのピークが白馬鑓かどうかは確認してない。】
【ガス越しに温泉の浴槽に腰かける若者たちの背中が並ぶ。男も女も若い体は美しいねえ・・・。時間がなくて入浴できなかったのが残念だ。】
【浴槽から溢れた温泉が川となって沢に流れる。】
【名残のクルマユリ。白馬鑓温泉周辺はクルマユリが目立つ。】
【やっぱり杓子沢はヨーロッパアルプスだ】
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