2022年10月31日月曜日

中房温泉(2022.10.31-11.1)

 中房温泉には特別な思いがある。高校1年の夏休み、学校からの集団登山で初めて北アルプスに登ったときの登山口が中房温泉だった。

睡眠不足の夜行列車、ムカムカする胃の調子に耐えつつ登った合戦尾根は辛かった。でも尾根に立って燕山荘の脇から見下ろした湯俣温泉側の谷の深さが印象に残る。「この谷の底には何が有るのだろう?」との思いがその後の山登りのモチベーションの根底に有るような気がする。


その後、何度も中房温泉を訪れたけど、多くの露天風呂が有るものの、イマイチ温泉の印象はハッキリしない。その割には宿泊料金はシッカリしている。それやこれやでここ30年ほど宿泊したことはない。今回、全国旅行支援の宿泊料金5000円カットと3000円のクーポンにつられて泊まってみた。紅葉の盛には数日遅れたけれど、久々の紅葉と温泉は十分楽しめた。


【なんとか持ちこたえた紅葉。美しい。】

【建物は以前と同じ。温泉も以前と同じだけど、新たに出来た風呂もあった。その中の「根羽の湯」と呼ばれる風呂が気に入った。】



2022年10月20日木曜日

車中泊再開(2022.10.20-22)

 夏の暑さもやっと一段落。久しぶりに車中泊の旅に出た。車中泊の旅は半年ぶりだ。理由は我が戦闘車両のエアコンが故障し、夏は暑くて走れないから。走行距離25万キロ。さすがに各パーツが劣化してくる。走行に必要な部分については修理しつつ乗っているけど、エアコンの修理は高額になりそうだ。さらに来年の秋にはこの車ともお別れの予定。というわけで、夏の暑い間は長期休養に入った次第。タイヤも冬用タイヤを履き続けていた。

行先はいろいろ考えたけど、無難なところで小谷温泉近辺に決定。数か月前、雨で断念した大渚山に登り、下山後の小谷温泉露天風呂を楽しむことにした。大渚山も露天風呂も十分堪能して、久しぶりの楽しい車中泊の旅だった。今回特に良かったのは雨飾山登山口駐車場で車中泊をしていた時の星空が美しかったこと。放射冷却の厳しい寒さだったけど、月もない晴れた冬の空は、まさに満天の星。今まで夜空を見ることは多かったけれど、私が見た星空の中でもっとも美しい星空だったかもしれない。夜明け前の暗い時間帯に目が覚めた時、細い眉のような三日月が弦を上にして登り始めていた。


◆2022.10.20(木)雨飾山登山口泊

  • 9:00自宅発

  • 11:20道の駅賤母

  • 13:50安曇野イオン174キロ、食料、酒大雪渓

  • 14:50有明神社、くるまや、とろろざる725円205キロ

  • 17:10雨飾山登山口、行動停止、279キロ

  • 走行距離:279キロ


【大町のチョイ先から望む北アルプス、左から爺が岳の三つのピーク、鹿島鎗の猫の耳、五竜岳】

【雨飾山登山口、周囲の山は紅葉真っ盛り】

【雨飾山登山口のトイレは快適だ。深夜も電気がついている】

◆2022.10.21(金)大渚山(おおなぎやま)登頂、道の駅小谷泊

  • 7:00起床

  • 7:50大渚山登山口

  • 9:05大渚山山頂、展望良し、正面に雨飾山、西に振り返れば北アルプス北部の山々久しぶりに移動高気圧という言葉、ここ数日言葉通りの大快晴。

  • 9:30下山開始

  • 10:10下山、鎌池一周。紅葉は最盛期を迎えているも、ナナカマドの赤がしょぼくれている。通りすがりのおっちゃんによれば数日前の霜で傷んだとか。以前、咲き始めの水芭蕉が霜で傷んだ話を思い出す。本当に美しい紅葉に出会うのは難しいね。

  • 11:20鎌池発

  • 12:00露天風呂 寸志200円、昼寝

  • 13:40発糸魚川へ食料買い出し

  • 15:00糸魚川スーパーハピー334キロ

  • 15:40糸魚川給油340キロ

  • 16:30道の駅小谷367キロ、行動停止

【霜の湿原の先に雨飾山】

【大渚山登山道から山頂を望む】

【大渚山山頂から望む雨飾山】

【大渚山山頂から望む北アルプス】

【鎌池の向こうに見えるのは大渚山、鎌池が青い】

【子供が遊んでいるのを見るのは良いねえ。】


◆2022.10.22(土)帰還

  • 8:00行動開始、車中泊のオッサン情報(神子田朝市、館鼻岸壁朝市、朝市巡り)

  • 11:45本山そばの里485キロ、モリ蕎麦、かき揚げ1180円、美味し

  • 14:45加子母596キロ


【本山そばの里、美味し】


2022年10月18日火曜日

益田岩船(2022.10.18)

 二日前に明日香を歩いたんだけれど、その時気になった益田岩船には行っていない。私の性格は気になってしまうと益々気になる。だったら行ってみるかと、痛い足を引きずりつつ、近鉄の株主優待券を握りしめ8時チョイ過ぎ急行に乗った。


さいわい天気は良い。手元には近鉄てくてくマップ「飛鳥コース2」の端っこにオプションコースとして益田岩船が載っている。そこから牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)まで歩くコースが有るらしい。近鉄岡寺駅から益田岩船を経て牽牛子塚古墳経由で近鉄飛鳥駅へ向うのが今回の作戦だ。


初めて訪れた益田岩船はビックリするような巨石だった。何のための石造物なのか?想像できない。飛鳥に多く残っている石造物の中で最も不思議な石だと思う。


その後、牽牛子塚古墳を目指すもののルートを失った。仕方なく、近鉄吉野線にそって畑の間の道を歩き、飛鳥駅近くで牽牛子塚古墳への標識発見。牽牛子塚古墳は今年整備が完了した八角形の後期古墳斉明天皇の墓かも知れないと言われている。


巨大に整備された牽牛子塚古墳でベンチに腰を下ろしイイチコを舐める。青空に雲が流れる、風が気持ち良い。その、ベンチ脇に益田岩船への標識発見。その標識に導かれ益田岩船方面に向かってみる。進むにしたがって道は細くなる。山の中に入っていく。雑草を掻き分けつつ何とか益田岩船に到着した。今回は益田岩船から一筆書きに右回りに牽牛子塚古墳

経由で一回りしてとりあえずルートは確認出来た。


この飛鳥の吉野線西側には後期古墳が多く興味深い地域だ。


◆行動記録

8:19近鉄名古屋

11:30近鉄岡寺歩き出す

12:00益田岩船

ルートを失う

岩屋山古墳

13:30牽牛子塚古墳

真弓鑵子塚古墳

ルートを発見

14:40再度益田岩船

15:25近鉄岡寺

18:49近鉄名古屋


【近鉄岡寺駅から適当に歩いて益田岩船入口に到着】

【少し上ると竹林の向こうに岩が見える】

【予想以上に大きい岩だ】

【緩やかに見えるけど登るのは難しそうだ】

【何のための岩なんだろう?予想もつかない】

【岩屋山古墳。住宅の横にひっそりとある。】

【後期古墳らしく石室が立派だ】

牽牛子塚古墳遠望、秋だねえ、、、。

【復元された牽牛子塚古墳は無駄に広い公園的古墳だった

真弓鑵子塚古墳(まゆみかんすづかこふん)

【益田岩船の奥のこの標識を見落としたため、益田岩船入口に戻りルートを探したため道を失った。】


2022年10月15日土曜日

甘樫丘(2022.10.15)

 秋になった。天気が良い。どこでも良いから体を動かしたい。と言う訳で明日香を歩いてきた。橿原神宮前から甘樫丘を目指し、酒船石などの石造物を巡るコースだ。

快晴の秋空の下を歩くのはとても爽快だ。しかし4時間10キロ程度歩いただけなのに、帰りの近鉄の乗り換えが辛いほどふくらはぎに痛みを感じた。イカンイカン、もっと体を動かさねば、、、。


次回は近鉄岡寺駅の西にある益田岩船近辺を歩いてみたい。


◆行動記録

7:41近鉄名古屋

10:30大和八木

10:50橿原神宮前歩き出し

豊浦寺跡、甘樫丘11:50(昼食)、水落遺跡、飛鳥坐神社、飛鳥寺、酒船石、伝飛鳥板葺宮跡、亀石、鬼の俎板、鬼の雪隠

15:23近鉄飛鳥

18:44近鉄名古屋


【橿原神宮前駅東口から歩き出す】

【豊浦寺跡】

【甘樫丘から西を望む、左から金剛山、葛城山、二上山、そして一番右手前が畝傍山】

【甘樫丘から東の飛鳥寺方面を見下ろす】

【水落遺跡】

【酒船石、不思議な石だ】

【甘樫丘を見返る。秋だねえ、、、。】

【飛鳥板葺宮跡】

【亀石】

【鬼の雪隠】

【猿石】

2022年10月11日火曜日

博多食べ歩き(10.11-13)

 特段の対策をしたわけでもないけどコロナ騒動もなんとなく収まってきた。全国旅行支援、外国人の入国制限の緩和、数十年ぶりの円安、等などインバウンド外国人大騒ぎの前触れもある。

そんな状況下、自宅のテレビで博多の屋台を見た。その時、「今を除いて二度と福岡の屋台で一杯呑むことは出来ないのではないか?」との強迫観念に襲われた。だったら行ってみるか?と2泊3日福岡食べ歩きの旅に出た。


さいわい11日から全国旅行支援の割引も始まる。詳細は示されないけどネットで事前予約すれば始まったとき割引の対象になるとの情報もある。真面目で素直な私としては「この機会にチャントしたホテルに泊まってみたい」とチャントしたホテルを朝食付で二泊予約。全国旅行支援で一万円の割引と六千円クーポンゲットを目指したけれど、制度スタートのバタバタで当初の目論見は外れてしまった。納得できないけれど受け入れざるを得ない。「まあウクライナ現状を見ればどんな不幸も受け入れることができる」と自分自身を納得させた。最近こればっかし。


とはいうものの久しぶりの博多はとても楽しかった。でも最近食が細くなった私にとって「食べ歩きの旅」は無謀だったかもしれない。今回、いろいろ食べたけど振り返れば安いものが中心だった。次回に持ち越した課題としては、水炊き、クエ鍋、イカ姿づくりなど高い分野が残っている。そうそうもつ鍋、鳥皮串焼き、屋台豚骨ラーメン、屋台おでん、平尾の天ぷらも残っているなあ・・・。もう一回は出かけたい。


◆行動記録

【10/11火曜日】

名古屋発10:03ひかり503号、新大阪着10:57

新大阪発11:18さくら553号、博多着 14:02

ジパング12850円(乗車券7930円、特急券4920円)

15:00ホテルチェックイン

食べた物

  • 大阪:駅弁

  • 西中洲まる家:ゴマサバ、ウネ刺身、まる家サラダ、イカ天ぷら、辛子レンコン、豚足柔らか煮、蕎麦焼酎

  • キャナルシティ:ジェラート(ピスタチオ、チョコ入りバニラ)

  • ホテル:缶ビール


【10/12水曜日】

昼間能古島徘徊

食べた物

  • ホテル:モーニングビュッフェ

  • 能古島:缶ビール、豚骨ラーメン

  • キャナルシティ:ジェラート、ピスタチオ、チョコ

  • 中州屋台もり:バラ串、天ぷら盛合せ、焼きホタテおろしポン酢、砂肝、牛ハラミ串、瓶ビール

  • ホテル:缶ビール、千なり、虎屋最中、かのう匠寿庵くりあずきがし、せんべい


⬛10:13木曜日

チェックアウト後、荷物を預けて大濠公園、天神付近を徘徊

食べた物

  • ホテル:モーニングビュッフェ

  • 大濠公園:ミントソーダ

  • 西中洲弥太郎うどん:ごぼ天うどん、かしわめし

14:02博多発さくらで帰還(一時間後のさくらの指定席を確保していたけど、一時間前のさくらに間に合った。席も空いていたので乗ったけど、指定席と自由席では座席が違っていた。指定席は左右2席の一列4席だけど、自由席は2席3席も一列5席。指定席の方がグリーン的な席だった。)


【まる家のウネ刺しとゴマサバ】

【お約束の那珂川夜景、ちょいと寂しいかな】

【キャナルシティの噴水ショー、ラスベガスみたいと言ったら言い過ぎかも・・・。】

【博多での行きつけと言ったら言い過ぎのまる家も老舗の風情。長く続くと自然に風格が出る】

【能古島のコスモス、遠くは志賀島、海の中道】

【櫛田神社の飾り山】

【屋台は居心地良し】

【バラ串4本】

【天ぷら盛り合わせ】

【初めて訪れた大濠公園は想像以上に大きかった】

【弥太郎うどん】

【ごぼてんうどん美味し】