2023年9月15日金曜日

京都一周トレイル⑦(2023.9.15)

 ⬛ケーブルで比叡山に登り大原に下山

京都一周トレイルを意識して歩きだしてからの七回目。残るところは京都北部だ。そんなことを意識するとコンプリートしたくなる。と、言う訳で、残暑厳しい中を比叡山から大原まで歩いてきた。


このルートは今から20年(?)ぐらい前に歩いた事がある。その時は京都一周トレイルなんて言葉もなくてただ歩いただけだったけど、一周トレイルとして歩こうと再度思う私はけっこう律儀な性格かもしれない。しかし、当時と比べて決定的に違うところがある。それは体力の劣化だ。前回は八瀬あたりから歩きだし大原で一杯飲んで帰ったけど、今回は八瀬からケーブルを利用した。それでも大原に着いた時には暑さと疲れでフラフラ。体力の衰えをしみじみ感じた。でもシャアナイ、これも現実だ。気持ち良く現実を受け止めたい。


◆行動記録

5:14勝川

5:58金山

8:30山科

9:00出町柳

9:30ロープウエイ

9:45登山開始

10:10休憩

10:45西塔

11:30琵琶湖展望

12:00玉体杉

13:00水井山

14:00仰木峠

15:00大原バス停

16:15三条眠眠1370円



【ケーブルに乗るとその急こう配に驚く】

【浄土院御廟、最澄のお墓】

【比叡山西塔の中心。釈迦堂】

【杉木立の中を一周トレイルは続く。日陰なるも蒸し暑い。】

【大きな池があると思ったら、琵琶湖だった。】

【玉体杉から御所が見える】

【大原の赤紫蘇の畑】

2023年9月10日日曜日

⑥帰還・総括(2023.9.10)

東北ドライブ旅も最終日。出かける前は一週間近く食事の心配することもない幸せを感じていたけれど、旅館の食事も五日も続くと飽きてくる。と言うわけで何となく自宅が恋しくなってきた。最終日は暮坂峠を越え草津に出て、志賀高原を越え、中野の農産物直売所で果物を買って帰還する計画。

しかし、その計画も草津で変更を余儀なくされた。この日、志賀草津ルートはヒルクライムレースで通行止め。急遽、計画変更。ただお土産用の果物購入をせねばならない。軽井沢から道の駅ヘルシーテラス佐久南を目指すことにした。道の駅佐久南には果物があふれていた。いろいろ買って明るいうちに帰還した。


久しぶりの長期ドライブ旅だったけど、台風の影響もあってなかなか自由な行動が出来なかったのが残念だった。あちこち放浪するのが好きな私だったけど、そろそろ放浪から足を洗う時が来たかもしれない。「この年になったら好きなことをして暮らしたい。」なんて常々うそぶいているけど、最近、好きなことは家でゴロゴロ、ユーチューブを見ることのような気がする。「イカンイカン」と言いつつ、「これでいいのだ」と言う気分もチョットある。

◆行動記録

8:30沢渡温泉まるほん旅館出発

暮坂峠、草津、軽井沢

道の駅佐久南ヘルシーテラス

12:00蕎麦屋車や、天ざる800円

12:50給油10L1900円1289キロ

1:40岡谷インター

大雨

16:10春日井インター1495キロ3060円


【暮坂峠も懐かしかった】


2023年9月9日土曜日

⑤沢渡温泉(2023.9.9)

 この旅も残り二日。二日かけて600キロほどを帰還することになる。天気は良いものの、天気予報はなんとなくはっきりしない。本当は奥只見から六十里越で帰りたいところだけれど、テレビに映る豪雨被害の映像と、数日前に経験した豪雨走行の影響から、新潟回りで帰ることにした。若いころは平場で天候を気にすることなんぞ全くなかったのに、用心深くなったものだ。これが歳を取るということか、チョイと寂しい。

沢渡温泉も30年以上前に訪れた事がある。共同浴場が素晴らしかったことを思い出す。その横のまるほん旅館は以前から泊まりたいと思っていたけど、今回、やっと泊まることができた。古くからある老舗旅館をイメージし楽しみにしていたけど、実際泊まってみるとチョット「アレッ?」感じだった。事前にユーチューブでチェックしていたけど、イメージが違うこともあるんだなあ・・・。従来から言われている通り現場の大切さを再確認出来て幸せだったかも・・・?これも旅の醍醐味だ。(⑤30000✕)


◆行動記録

9:00東山温泉芦名発

磐越自動車道

10:50安田インター976キロ1580円

13:10給油、1066キロ、3094円

小出インターから関越道

月夜野インター1510円

15:00沢渡温泉まるほん旅館

共同浴場(300円、まるほん旅館でチケットもらう)


【沢渡温泉共同浴場。二つの湯船、熱い湯は昔と変わらず】




2023年9月8日金曜日

④東山温泉(2023.9.8)

 この日も移動距離は短い。福島県浜通りは豪雨で被害も出ているようだけど、会津近辺は雨も上がりなんとか傘なしで歩ける。飯盛山、鶴ヶ城、藩校日新館などお約束の観光地を巡り午後三時、東山温泉いろりの宿芦名に投宿。

ネットで調べて予約したいろりの宿芦名はユーチューブで見た通りのいろり料理で美味しかった。最近、ほとんどの宿をユーチューブで事前確認できる。それが良いことか?悪いことか?。昔の「行き当たりばったり」の旅がちょいと懐かしい。(④38968〇)


◆行動記録

9:00白布温泉西屋発

11:00会津若松駅

飯森山、さざえどう、鶴が城

13:30蕎麦屋(ざるそば、夕食のため天ぷら付けず)

藩校日新館

15:00東山温泉いろりの宿芦名着(いろり料理、鳥つくね他)


【飯盛山さざえ堂】

【鶴が城】

【藩校日新館】

【東山温泉いろりの宿芦名】


2023年9月7日木曜日

③白布温泉(2023.9.7)

 やっと晴れた。昨夜はよく眠れた。滑川温泉の効果は大きい。チョイと刺激のある熱めの湯は私の好みだ。しかし、到着後飛び込んだ混浴内湯は思ったより熱くない。ここ数日の雨の影響か源泉の温度が下がっているようだ。居合わせた先客の情報によると昨夜はさらに湯温が低かったとのこと。その湯温も徐々に上がってきて、翌日の朝には、いつもの私好みの湯温に戻った。

今日の泊まりは白布温泉西屋。ほとんど移動のないノンビリした日程の一日だ。磐梯吾妻スカイラインを走る予定だったので晴れたのはついている。とりあえず吾妻連峰、裏磐梯湖沼群から米沢あたりを回ってみる予定だったけど時間がなくて米沢はカット。午後3時ごろ白布温泉西屋へ投宿。


白布温泉は昔、山の仲間から良い温泉と聞いていた。茅葺の宿が三軒並んでいたようだけど火事で現在茅葺は西屋のみ残っているようだ。やっと訪れることができた西屋は便利な設備は無いけれど素晴らしい宿だった。特に石造りの浴槽に流れ落ちる滝の湯の湯量は素晴らしく多い。温泉における評価の一番は「湯量」だとつくづく感じる。


この日は、前夜の滑川温泉に続き米沢牛。ただし今回はすき焼きだった。二日続けての米沢牛は私にとっては快挙と言わざるを得ない。しかし、調子に乗りすぎて食べ過ぎ、飲み過ぎで食後苦しむことになった。つくづく年を取った事を痛感する。ツライ!(③26600〇)


◆行動記録

9:00福島屋発

峠駅、力餅購入、八個1000円

道の駅ふくしまでシャインマスカット

道路脇の無人販売所で梨4個200円、これが美味しかった。

12:00磐梯吾妻スカイライン浄土平駐車場(駐車場500円)、シャインマスカット、梨、力餅を食べる

13:00蕎麦屋ふじ田(天ぷらそば)

14:40給油4183円738キロ

15;00白布温泉西屋


【走る途中にそばの花発見。その隣に蕎麦屋発見。名前はふじ田】

【浄土平から一切経山を望む】

【裏磐梯毘沙門沼越しに磐梯山を望む】

【白布温泉西屋】


2023年9月6日水曜日

➁滑川温泉(2023.9.6)

 台風が近づいている。今日は米沢の滑川温泉までの予定。若い頃は滑川温泉まで1日で行ったこともある。そんな時代は1日600キロ以上走ったものだ。しかし、今回は1日300キロを走る上限に決めている。

滑川までのルートは①高速利用の新潟経由、➁高速利用の東北自動車道経由、③下道での日光から会津経由、④下道での田子倉ダム、只見経由の4通り。最初の予定は田子倉ダム横の六十里越を考えていたけど、標高の高い峠越えは台風の大雨のリスクが高い。天気予報では新潟方面に前線通過の情報もある。


いろいろ悩んだ結果、➁の一番所要時間の短い東北自動車道ルートに決定。想定外の高速料金はチョイと痛いけど安全には代えられない。しかし、この選択は誤りだったかもしれない。福島の手前の高速上で豪雨に遭遇。一時、パーキングに避難する状況になった。雨の高速走行のインパクトなどほとんど考えていなかったけど、今回経験してみて恐怖を感じる程だった。最近の天候の荒さをつくづく感じた。


さいわい当初心配していた滑川温泉への山道では豪雨に合わずに辿り着けた。ヤレヤレ。いつもは自炊湯治で泊まるけど、今回は最後のドライブ旅。福島屋旅館部の米沢牛シャブシャブコースを奮発した。(➁36140〇)


◆行動記録

8:30四方温泉積善館発

9:00給油、中之条、3200円、321キロ

関越道渋川、北関東自動車道、東北自動車道

那須高原(豪雨で間違えて高速下りる、那須高原4170円,512キロ)

再度高速

14:00福島高速下りる(3060円)

15:00滑川温泉福島屋


【滑川温泉福島屋】

【滑川大滝へ行くためのつり橋も復活した】

2023年9月5日火曜日

①積善館本館(2023.9.5)

 車に乗り続け50年以上。はっきり言って運転に飽きてきた。昨今話題になる高齢者の交通事故も気になる。運転中に眠気をもよおす事も頻繁にある。「そろそろ潮時かなあ、、、」と運転免許返納することにした。8月の免許更新も無視したので間もなく運転終了となるはずだ。そんな状況下、最後のドライブ旅に出た。行き先は最後の旅と言うことで、今まで一番好きだった北信濃から奥只見経由で滑川温泉を目指すことにした。

その一泊目は四万温泉積善館本館。古い温泉旅館で、今から三十年以上前にも訪れた事がある。そんな古い思い出に浸るのもオツなものではないか?と最後のドライブ旅の一日目として泊まることにした訳だ。


積善館本館の元禄風呂は昔と全く同じ、入口の橋から見る本館の建物も記憶にあるものと同じで懐かしかった。部屋も古いけれど掃除も行き届き正しい日本の温泉旅館の風情を保っている。そんな感じの宿は最近姿を消しつつある。いわば絶滅危惧種的宿。いつまでも元気に営業してほしいと心から思う。(23760〇)


◆行動記録

8:30勝川

11:00岡谷インター(178キロ4370円)

13:15長野原浅間酒造観光センター(とろろそば800円)13:50発

14:50四万温泉積善館、入浴三回


【積善館本館の元禄風呂は昔と同じだった】

【積善館本館】