「甲賀三大仏」と言う言葉を知ったのは最近だ。しかし甲賀が何処にあるのかハッキリしない。何となく伊賀の隣のような気がするけど具体的なアクセス方法が分からない。琵琶湖の南東方面らしいけど、いつも乗っているJR琵琶湖線にも甲賀を連想させるような駅も無い。
だったら甲賀三大仏を目指せば「甲賀が何処にあるのか分かるかも?」と向かってみた。とりあえずネットで調べた大池寺を目指す。
草津から草津線に乗り換え貴生川で下りた。貴生川から近江鉄道に乗り換え水口。そしてそこから徒歩20分程度で大池寺がある。そこには甲賀三大仏の一つの平安後期の丈六の阿弥陀仏がある。
その貴生川に着いたとき、大池寺に行く前に甲賀三大仏のもう一つである擽野寺(らくやじ)を覗いてみる事にした。擽野寺には日本最大の十一面観音座像があるらしい。擽野寺は貴生川からチョイ先のJR油日駅から歩いて35分との記述もある。天気も良いので冬の日だまりハイクも良いかなと向かってみた。
油日駅からグーグル先生に導かれて擽野寺に着いた。しかし寺は拝観中止中。拝観できたとしても十一面観音は秘仏で通常公開はされていないらしい。全く無駄な擽野寺訪問だったけど冬の明るい日差しを浴びての歩きは気持ち良かった。
その後、貴生川まで戻り、コミュニティーバスなんぞにも乗り大池寺到着。けっこう有名らしい蓬莱庭園と本尊の阿弥陀仏を見た。その阿弥陀様は平安後期特有の面白味は無いけど穏やかなお顔で良い仏像だ。
貴生川、油日、水口辺りを徘徊してこのあたりが甲賀だと言うことが分かった。コミュニティーバスで貴生川から大池寺に向かうときに甲賀市役所もあった。
その後、神戸長田でソバメシを食べて帰宅した。充実した一日だった。
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