近鉄週末フリー切符最終日は唐招提寺へ行ってきた。目的は「唐招提寺のトルソー」と言われる「頭部は無いけどボディ部分の存在感が良い」と言われている仏像を見ること。しかし、その唐招提寺のトルソーは期間限定の展示でこの時期は公開されてなかった。3月から6月と9月から11月の季節の良い時期限定で公開されるらしい。残念だ。しかし唐招提寺はいつ来ても静謐な空気に満ちあふれている。
その後、薬師寺をぐるっと回って帰還した。遠くから薬師寺の塔を眺めるのも奈良西ノ京らしいのではないかと思った訳だ。ここしばらく薬師寺の東塔は解体修理の巨大カバーに覆われていた。その修理も終わったので遠くから周囲の景観に溶け込んだ塔を期待した。しかし、塔の姿は何処からも眺めることができなかった。塔の周囲の木々に妨げられて塔が見えない。
法隆寺の塔は斑鳩の町を歩いているとそこかしこに見えて良い感じなんだけど西ノ京はチョイと残念だった。何となく見えなくなった石舞台を思い出した。
週末フリー切符を余すことなく使い尽くした三日間だったけど、ハッキリ言って疲れた。(8:01近鉄名古屋、9:34伊勢中川、10:58大和八木、11:20西ノ京、唐招提寺1000円、薬師寺周回、12:45西ノ京、12:55大和西大寺、13:40上本町、南海飯店2080円、14:28上本町発)
【壊れた築地塀の隙間から薬師寺東塔発見】
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