2016年11月18日金曜日

4次車遍路4・境港泊(11/18)

暖かい一夜だった。朝、車を這い出し、元湯に入る。この元湯は熱い。温泉達人を自認する私にとっても、一瞬しか浸かれない。草津の煮湯と良い勝負だ。風呂上がりの散歩を楽しみ、野良猫と遊んだのち、石見銀山に向けて出発。

世界遺産と言われても、もう一つピンとこない石見銀山だけど、なかなか面白かった。車を置いてあれこれ歩き回り、ちょっとしたハイキング。気持ちの良い数時間を過ごした。石見銀山を歩きつつ、人間の欲望について思いめぐらしてしまった。

その後、三瓶山、八重垣神社、大根島を経由して境港の岸壁駐車場で行動停止。境港駅横の回転寿司で夕食。最近の回転寿司の注文はタッチパネル。タッチパネルをタッチして流れてきた寿司を食べる。その姿は何かに似ている。そのとき気が付いた。犬山モンキーセンターで数字を理解するチンパンジーが画面の文字をタッチして正解ならおやつを食べられる姿。などと斜に構えた思考をめぐらしつつも出てきた寿司は美味しかった。

◆行動記録
  • 6:00起床
  • 元湯朝風呂(370円)
  • 8:00発
  • 8:30石見銀山(1152キロ)
  • 清水谷精錬所跡
  • 龍源寺間歩(410円)
  • 資料館(500円)
  • 代官蕎麦(1130円)
  • 13:00石見銀山発
  • 13:40三瓶山西の原(1176キロ)
  • 14:00給油(2280円1178キロ)
  • 16:15八重垣神社(1257キロ)
  • 17:30境港(1287キロ)
  • 回転寿司(2212円)

◆走行距離(四日目)
  • 当日:157キロ
  • 累積:1287キロ

【石見銀山地区の現役の小学校、大森小学校】

【明治時代の清水谷精錬所跡】

【清水谷精錬所卯の上には選鉱所跡がある】

【唯一公開されている穴。龍源寺間歩】

【立派な神社があった】

【街並地区】

【三瓶山遠望。三つあるから三瓶山?】

【西の原は三瓶山の展望が良い】

【八重垣神社は縁結びの神様らしい。池に浮かべたお札が早く沈めば縁が近いらしい。中には早く沈めるために乱暴にお札をセットするオネエチャンもいた。そのお札はあっという間に沈んだけど、、、、。】

2016年11月17日木曜日

4次車遍路3・温泉津泊(11/17)

昨日の明石寺で今回の四国遍路は終了。でも遍路とは寺にあるのではなくて寺と寺の間にあるということで、往復の道中も遍路の一部。帰りのルートも遍路ということで、とりあえず卯之町からしまなみ海道経由で本州に戻る。しまなみ海道は遍路開始時から気になっていた道だ。途中、大三島で島内徘徊後、尾道から温泉津で行動停止。

温泉津は良いところだ。心配していた駐車場もすぐに見つかり、共同浴場薬師湯も一人でゆったり入ることができた。入浴後の居酒屋的食事処もすぐに見つかった。歴史感、湯治感満載の温泉街も良い雰囲気だ。ひょっとしたら、私が最も好んでいる温泉かもしれない。

食事のあと港の波頭また良い。
あおはた、まはた、ガサゴ、カレイの刺身

◆行動記録
  • 5:30卯之町発
  • 6:30内子(794キロ、高速330円)
  • 7:00伊予市(給油3075円、809キロ)
  • 8:30 道の駅・風早の郷(855キロ、イリコ、ミカン、アナゴ巻き寿司)
  • 9:30今治コンビニ(875キロ)
  • 9:50今治北インター(884キロ)
  • 10:15大三島インター(911キロ、1270円)
  • 道の駅橋を眺めて巻き寿司を食べる
  • 大山祇神社(おおやまぎじんじゃ)参拝
  • 瀬の島小学校(民宿)
  • 12:45大三島発(945キロ)
  • 13:15向島出口(969キロ、1180円)
  • 14:40三次手前コンビニ(1026キロ)
  • 17:10温泉津(1130キロ)
  • 路庵3700円(あおはた、まはた、カサゴ、カレイの刺身、牛筋煮込み、焼酎2)
  • 薬師湯350円

◆走行距離(三日目)
  • 当日:369キロ
  • 累積:1130キロ

【今治近くの造船所。この船、どうなってるの?】

【しまなみ海道の橋は立派だ。それに対して島内は片側一車線】

【大三島から生口島へ渡る多々羅大橋】

【大山祇神社。巨大楠多し】

【大三島一周中に発見。瀬ノ島小学校跡】

【今は民宿として保存されている】

【学校からはすぐに浜。瀬戸内少年野球団を思い出す】

【立派に保存されている】



【温泉津温泉薬師湯】

【温泉街は良い感じだ】

【港も良い。夜釣りはアオリイカ】

【ここの刺身は良い、あおはた、まはた、カサゴ、カレイ

【車中泊ポイントは野良猫のねぐらの横だった】

2016年11月16日水曜日

4次車遍路2・卯之町泊(11/16)

昨夜の居酒屋「さんがい」は良かった。地元のオッチャンと楽しく飲めた。宿毛駅駐車場での一夜も明けて、早朝、十六夜のスーパームーンを眺めつつモーニングコーヒー。その後、39番札所所延光寺から海岸沿いの県道を走り、40番札所観自在寺経由で宇和島「かどや」でミックスフライ定食の昼食。伊予吉田の古い町並みをちょいと覗いて卯之町で本日の走行は停止。

43番札所の明石寺へはちょっとした山道を抜けてたどり着いた。街に戻り、無料の休憩所で一休み。そこの親切なおばちゃんからミカンのお接待。さらに無料の駐車場情報もゲット出来てラッキーだった。さらにそこで教わった「みのり食堂」も良い食堂だった。メニューにある刺身を頼んだら、その日は用意してないとのことだったけど、わざわざ買いに行ってくれて、美味しい刺身にありつくことができた。

この日の宿毛から宇和島への海岸線の道は我が家から最も遠いところ。「二度と走ることもないだろうなー」と思いつつ走る断崖の道は明るい南の光に満ち溢れ、なかなかオツなものだった。

◆行動記録
  • 6:30起床
  • 9:00第39番札所延光寺(663キロ)
  • 海沿いの県道を走り40番札所観自在寺
  • 11:45宇和島(角屋ミックスフライ定食、739キロ)
  • 13:30卯之町
  • 14:30明石寺
  • 街並散策、開明学校
  • 17:00卯之町行動停止(761キロ)

◆走行距離(二日目)
  • 当日:137キロ
  • 累積:761キロ
39番札所延光寺

【宿毛から宇和島への海沿いの県道。遠く見える島は宿毛から巡行船がが出る「??島」】

【40番札所観自在寺】

【地元でゲットした古い町並みの伊予吉田は本当に古い町並みだった。今はやりの伝統的建造物保存地区とは一味違う本当に古い町並みだった。クドイネ・・・。】

【43番札所明石寺】


【開明学校、この日は団体さん特別授業開講中】


【開明学校内部、小さな机と椅子だけど、なかなかの存在感】


【ここで一休み、いろいろ有益な情報ゲット、お接待の小さなミカンが美味しかった】


2016年11月15日火曜日

4次車遍路1・宿毛泊(11/15)

車で四国遍路の4回目。今回は名神高速で正しく四国入り。名神は昔は良く走ったけど、最近は意識的に避けている。大阪近辺の混雑が嫌なのだ。その間に新しい高速が複雑に絡み合い、さらに足が遠のいている。

今回は思い切って高速で京都、大阪、神戸をパスしてみた。走ってみれば、新しい関西圏を垣間見ることもできて面白かった。特に明石海峡大橋は巨大だった。結局、軽トラで宿毛まで一日で走破。624キロを走ったことになる。私もまだまだやれるぜ・・・。

◆行動記録
  • 6:00出発
  • 7:20多賀SA(87キロ)
  • 9:30西宮山口JT(5120円 210キロ)
  • 阪神高速
  • 10:00白川PA(237キロ)
  • 布施畑IC(110円払戻金)
  • 室津PA(コーヒー90円ファミマ)
  • 11:30鳴門ジャンクション(327キロ2?00円)
  • 11:40板野インター(338キロ390円)
  • 12:40ハイウエイオアシス吉野川(403キロ)
  • ロースカツバーガー、給油3767円
  • 14:40土佐PA(513キロ)
  • 15:00須崎東(522キロ3500円)
  • 17:00宿毛市役所駐車場(624キロ)
  • 居酒屋さんがい(2500円)
◆走行距離(一日目)
  • 当日:624キロ
  • 累積:624キロ

【雲を突き抜ける明石海峡大橋の橋脚の支柱】

2016年11月6日日曜日

三伏峠(2016.11.6)

今から20年以上前、この南アルプス塩見岳周辺はよく来たものだ。そのほとんどは大鹿村から鳥倉林道を車で走り入山。そのルートは当時はあまり知られてなくて、鳥倉林道も結構厳しい走りを要求された。そんな鳥倉林道のことをすっかり忘れていたけど、先日ふとした弾みで思い出した。そして当時のことをちょいと思い出し懐かしさを胸に出撃してみた。

前日の野麦峠に引き続き峠二連発。しかし、今回の峠はちょいとシンドイかも・・・。なんせ三伏峠は日本で一番高い峠らしい。さらに今回は出来れば三伏峠の先の烏帽子岳から塩見岳を眺めてみたい。したがって早朝出発が必要だけど、自宅を出たのは朝5時過ぎていた。

この時期、日が暮れるのは早い。どこまで行けるかわからないけど、とりあえず行けるところまで行ってみるつもりのお気楽登山。20年以上前の記憶を頼りに車を走らせ登山口を目指す。当然、道に迷ったり、いろいろあって登山開始は10時30分。こりゃ烏帽子は無理だ。

午後2時下山開始を心に刻み、行けるところまで行こうと歩き始める。秋も深まり登山者は少ない。そのときクマ除け鈴を持ってこなかったことに気が付く。最近、クマの出没が多い。ちょいと気になったけどまあ良いか。

歩き出すと20年前の記憶がよみがえる。30分ほど歩くと小河内岳を望むコルに出る。登山道は尾根の南側の明るいカラマツ林の斜面をトラバース気味についている。3/10の標識のあるコルから登山道は尾根の北側に変わる。植生もカラマツからシラビソ的な針葉樹に代わる。下草も湿った苔的な北八の雰囲気。

三伏峠に着いたのは1時半。烏帽子岳からの塩見遠望はあきらめた。久しぶりの大汗登山だったけど気分の良い一日だった。今回の鳥倉林道コースは塩見岳登山のメインルートになったようで林道は整備も進み完全舗装の快適な道だった。さらにこの季節の林道周辺は黄葉の真っ盛り。夕立神パノラマ公園からの展望も素晴らしい。

◆行動記録
  • 5:30 自宅発
  • 9:30 駐車場178キロ
  • 10:30 登山口
  • 11:00 小河内遠望コル
  • 11:50 3/10標識 尾根の北側のルートに変わる
  • 中間地点に縄文人転落坂確認
  • 12:40 ほとけの清水(水場)
  • 12:50 7/10標識
  • 13:15 塩川分岐
  • 13:40 三伏峠
  • 1350 下山開始
  • 15:00 尾根乗り換えコル
  • 15:40 登山口
  • 16:15 駐車場
  • 16:30 夕立神パノラマ公園
  • 16:45 日没
  • 17:15 国道
  • 18:00 伊那大島駅近くのコンビニ


【鳥倉林道から中央アルプスが見える】

【立派な登山者用駐車場には立派なゲートもある】

【駐車場に車を置いて登山口まで林道を歩く。この道も楽しい。】

【登山口到着。登山カードをポストに入れ登山開始】

【小河内岳遠望。以前はこの山まで日帰りピストン出来たけど、今は怪しい。】

【北斜面のトラバースルートは苔むした暗い道だ。】

【ツララ】

【雪、寒くなってきた】

【水場有、夏は有りがたいだろうね】

【三伏峠で行動停止】

【塩見岳山頂。烏帽子岳まで行きたかったなー・・・。】

【仙丈、甲斐駒】

【帰りの林道。夕日に照らされた紅葉が美しい】

【夕立神パノラマ公園から赤石岳方面を望む】

【夕立神パノラマ公園の日没】

2016年11月5日土曜日

野麦峠(2016.11.5)

先日、テレビで山の達人おすすめの紅葉スポットとして野麦峠が紹介されていた。「それじゃ行くか」と腰の軽い私です。加子母から国道19号線を北上。御岳を左回りの一筆書きで帰宅する計画。南木曽周辺はまだ紅葉には早い。木曽福島もまだ早い。藪原で国道19号を離れ境峠に向かって走るうちに前方に明るく太陽に照らされたカラマツの山が見え始める。全山カラマツに覆われた山はなかなか美しい。

奈川で上高地方面の道と分かれ左折。周囲の紅葉は徐々に深まっていく。ほとんどがカラマツその他黄色の紅葉。これは黄葉というほうが良いのかな・・・。要するにモミジ、ナナカマドなどの赤くなる紅葉の木は少ないのかもしれない。しかし、青空の下で秋の日差しを受けているカラマツの林は明るいね。

◆行動記録

  • 9:15 加子母給油
  • 11:00 木曾駒高原道の駅77キロ
  • 12:10 野麦峠
  • 13:20 朝日道の駅159キロ
  • 14:10 道の駅なぎさ177キロ

【野麦峠へのカラマツの紅葉】

【野麦峠から冠雪の乗鞍を望む】

【野麦集落の学校跡にモミジ発見】

【帰りの41号沿いに撮り鉄多数。私もダム湖越に紅葉をバックに走る列車を撮るべく少し待ったけど、列車はなかなか来ない。断念した。】