2010年1月24日日曜日

犬山城(21-1-53)

(犬山城)


(犬山城天主から木曽川を望む)

(桃太郎神社)

(桃太郎神社の鬼)

天気が良い冬の日曜日。ふと犬山城を思い出し、車で出かけてみる。自宅から近いわりに今まで2回ほどしか来てない。でも犬山城に入ってみれば、あらためてその良さを再認識。立派な城だ。少なくともコンクリート作りの名古屋城より良い。当然、同じようなロケーションの金華山・岐阜城より良い。松本城とは良い勝負かも、いやいや、松本城よりいいかも・・・。やはり古いものは新しいものに無い何かを持っている。

犬山城の帰りに、すぐ近くの桃太郎神社へ寄ってみる。桃太郎神社は国宝・犬山城の対極にあるような神社だ。言ってみれば今はやりのB級グルメもとい神社。若いころはけっこう軽んじていた私だが、この年になってみれば、本格派もB級もどっちもどっちの心境。原色に彩られたコンクリート作りの桃太郎に思わず笑ってしまった。そしてすれ違った小さな子供達には犬山城より桃太郎神社の方がお気に入りだったことをつけ加えておきます。(2010.01.24/日)

2010年1月20日水曜日

加古川(20-1-52)

(鶴林寺、播磨の法隆寺だとか・・・)


(鶴林寺・太子堂、美しい)

(関学から甲山大師へ向かう途中の甲山)


(甲山大師は神呪寺だった。その山門)

(ミンミンの餃子は健在だった)


ついに18切符使用最終日。でもまだ二日分残っている。とりあえず友人関係に声をかけるも、平日では無理だわな。結局一日分無駄にしてしまった。悔しい。ハッキリ言って今まですべて使い切ったことは無い。完全にJRに作戦負けだ。しかし、気を取り直して加古川・鶴林寺へ出かけてみた。

大阪より西のお寺に行くのはこれが初めて。途中、神戸を過ぎ明石のあたりで車窓から巨大な橋を見つける。明石大橋だ。一直線に海のかなたに伸びて、霞に覆われている淡路島らしき島影に消えていく。突然、現れた明石大橋はすごい構造物だった。

加古川の鶴林寺は小さなスペースに古くてしっかりした堂塔が配置されている。古いものは何か存在感があるのもだ。特に桧皮葺の太子堂は美しい。

加古川駅から歩いて回り、まだ時間が有るので、帰りに西宮の北、甲山の神呪寺へ行くことにする。でもどこにあるのかまったく分からない。とりあえず西宮の北側だろうとあたりをつけ、三宮で阪急電車に乗換え、西宮北口下車。交番で甲山の方角だけ確認し、その方向に歩き出す。歩くこと2時間弱。大学のキャンパスに入り込む。多分、関学だろうと思ったら、やはり関学だった。それなら甲山は近い。

しかし、甲山の方向が分からない。すれ違った地元のオッチャンに聞いてみる。「神呪寺は知らないけど、あっちの方に甲山大師ならあるよ」とのこと。すでに夕方4時を回っている。それが神呪寺かどうか分からないけど、甲山大師に向かってみる。

その結果、甲山大師と神呪寺は同一と判明。神呪寺にこだわるのは日本三大如意輪観音の一つの観音様を見たいと思っていたから。でもこのような無計画な行動では観音様にお会いすることも出来ない。神呪寺の観音様は秘仏で年に一度、5月18日ご開帳だとか。

あっさりあきらめとっとと帰ることにする。帰りに大阪梅田の曽根崎の「ミンミン」(漢字出ず)で餃子、ビール、酢豚の夕食。昨今、餃子といえば「王将」が有名だが、今を去ること40年、私が紅顔の美少年だったころ大阪の餃子と言えばミンミンだった。「コーデルリャンガー」の声も懐かしかった。餃子2、ビール大1、酢豚1で2045円。安い。(2010.01.20/水)

2010年1月16日土曜日

天王山(19-1-51)

(天王山ハイキングコース入口)


(宝積寺三重塔、なかなか良い塔だ)

(天王山登りで名神、JR、阪急などを望む)

(長岡京は筍の産地。でも高くて手が出ないらしい)


(サントリービール京都工場。工場見学は面白かった。ビールも美味しかった。しかし、モルツとプレミアムモルツの違い分からず。)


(地元オッチャンに案内された勝竜寺城。案内が無ければ知らなかった。細川藤孝の居城。細川ガラシャが住んだ城だとか。最後まで明智光秀ゆかりの地を歩いたわけだ。)



青春18切符が三日分残っている。使用期限は1月20日。完全使用に向けて徐々にプレッシャーが高まってくる。使いけれなければJRの作戦に負けてしまったことになる。18切符に勝ち負けを持ち込むのもなんなんだけど・・・。

そんな訳で京都方面に出撃することにする。行き先は京都のチョット先、JR山崎駅から天王山周辺を歩く予定。前回の愛宕山に続き、明智光秀ゆかりの地を歩くことになる。前夜、行きつけの飲屋で話をしたら、山崎のサントリー関連施設の無料試飲サービス付き見学コースも面白いという耳寄り情報。「無料」の文字大好きな私としては妙に心に残る情報を胸に出撃と相成りました。

朝、8時チョイすぎ、名古屋駅ホームで「かきあげキシメン」(500円)の朝食。8時9分発の米原行きに乗車。持参のウイスキーをチョイと引っ掛けると完全に「二度寝体制」。前夜、夜更かししても車を運転する必要が無いこの状況は素晴らしく「ゆるい」。私は大好きだ。

米原で新快速、京都で普通に乗換え山崎着は10時31分。駅から線路沿いを京都方面に歩き出すと、すぐに天王山ハイキングコースの入口。地元ではかなり歩かれている有名なコースらしい。歩き始めるとすぐに急な石段と急坂。コースはよく整備され歩きやすい。途中、展望の開けたところから東海道線、高速道路など良く見える。まさに交通の要衝。このあたりが争いの現場になるのが理解できる。

宝積寺、十七列士の墓、酒解神社などを過ぎると平らな尾根道。のどかなハイキングコースだ。そのあたりで地元のおじさんに追いつかれる。聞けば2,3日に一度、この近辺を歩いているとか。「案内しましょうか?」とのありがたいお言葉に、あっさり案内を頼む。とりあえず小倉神社方面に下山することとして、その後サントリー関連を目指すこととする。

小倉神社に下山してベンチに腰を下ろすやいなや、おじさんは携帯電話を取り出しサントリービール京都工場に電話。聞けば下山後にはよく京都工場に行くのだとか。以後はそのおじさんにすべての行動を任せ、充実した街歩き。長岡京駅まで案内してもらう。京都の西山はまだまだ見るべきところが多いと感じた。(2010.01.16/土)

●情報
・サントリー京都工場は長岡京駅から無料バスもある。見学後はモルツかプレミアムモルツが3杯(おつまみ付き)が出る。この時期午後3時が最終。
・JR山崎駅の近くにはウイスキー工場山崎蒸留所。無料試飲サービス(つまみ付き)が有るとのこと(案内のおじさん情報)。さらに地元事情通によればウイスキーが格安で飲めるとのこと。山崎12年シングル200円。18年500円。さらに25年2500円(不確定)。次回は打上げは山崎蒸留所としたいものだ。

2010年1月10日日曜日

平湯温泉(18-1-50)

(平湯温泉スキー場上のリフトからのコース)
(これがけっこう長い。人はいない)


(平湯大滝。2月になれば前面結氷とか・・・)

ここ数年1月最初の連休は志賀高原へスキーに行くことにしている。しかし、遊び仲間の高齢化も進み、ついにメンバーが集まらない事態。でも行かねばならない。

と、言うわけで近場(といってもけっこう遠いかも)の平湯温泉方面に行くことにする。暖冬という予想を覆し、この冬は雪が多い。でも気温はそんなに下がってないように感じる。

途中、ほうの木平スキー場を覗いてみる。スキー場としては平湯温泉スキー場より楽しめると思うけど、人が多そうだ。奥飛騨のマイナーなスキー場で人知れず滑るほうがなんとなく性に合っている私としては平湯温泉スキー場へ向かってみる。

1年ぶりのスキー。体力の低下は否めない。最初の1本(これが長いけど)で息が上がる。1時間も経たずに休憩。長期休憩の後後半戦1時間程度で今回の滑り初め終了。これはイカン!新年になり、禁煙宣言。その禁煙を機に体力の回復を図りたい。(2010.01.10/日)

●その他、つまんない情報
・平湯温泉スキー場リフト半日券=>2000円
・ほうの木平スキー場リフト半日券(シルバー)=>1800円
・平湯大滝は少し凍り始め(まだ完全結氷してない)
・スキー場の駐車場は無料。そこに車を置いたまま徒歩20分程度で平湯大滝に行くことが出来る。それにより平湯大滝駐車場の駐車料金600円を節約可能

2010年1月2日土曜日

愛宕山(17-1-49)

(名古屋駅、福袋の行列)


(関が原近辺は大雪)



(愛宕神社参道下部)


(愛宕山参道上部)



(愛宕神社社務所の参拝者用休憩所)


2010年の登り初めとして京都の愛宕神社に登ってきた。年末から日本列島は寒波来襲。名古屋近辺も雪が積もったけど気温はそんなに低くない感じ。
朝8時の名古屋駅。異様な人の群れ。聞けば「福袋」の行列だとか。理解できない。行列の横の「あんぱん屋」でアンパン3個購入し8時9分発米原行に乗込む。

関が原近辺は大雪。でも、京都駅は雪も無く暖かい。愛宕神社登山口の清滝も穏やか。そこから超スローペースで2時間半。愛宕神社近辺はまさに厳冬期の気配。一面の樹氷。足元は凍りつき、下山時、相棒から借りた軽アイゼンが役に立った。愛宕神社からは京都の街が見下ろせるが、かなり遠くなので何が見えているのかは分からない。神社社務所横の休憩所の囲炉裏のマキが暖かかった。マキの暖かさは石油ストーブと一味違うね。(2010.01.02/日)