(天王山ハイキングコース入口)
(宝積寺三重塔、なかなか良い塔だ)
(天王山登りで名神、JR、阪急などを望む)
(長岡京は筍の産地。でも高くて手が出ないらしい)
(サントリービール京都工場。工場見学は面白かった。ビールも美味しかった。しかし、モルツとプレミアムモルツの違い分からず。)
(地元オッチャンに案内された勝竜寺城。案内が無ければ知らなかった。細川藤孝の居城。細川ガラシャが住んだ城だとか。最後まで明智光秀ゆかりの地を歩いたわけだ。)
青春18切符が三日分残っている。使用期限は1月20日。完全使用に向けて徐々にプレッシャーが高まってくる。使いけれなければJRの作戦に負けてしまったことになる。18切符に勝ち負けを持ち込むのもなんなんだけど・・・。
そんな訳で京都方面に出撃することにする。行き先は京都のチョット先、JR山崎駅から天王山周辺を歩く予定。前回の愛宕山に続き、明智光秀ゆかりの地を歩くことになる。前夜、行きつけの飲屋で話をしたら、山崎のサントリー関連施設の無料試飲サービス付き見学コースも面白いという耳寄り情報。「無料」の文字大好きな私としては妙に心に残る情報を胸に出撃と相成りました。
朝、8時チョイすぎ、名古屋駅ホームで「かきあげキシメン」(500円)の朝食。8時9分発の米原行きに乗車。持参のウイスキーをチョイと引っ掛けると完全に「二度寝体制」。前夜、夜更かししても車を運転する必要が無いこの状況は素晴らしく「ゆるい」。私は大好きだ。
米原で新快速、京都で普通に乗換え山崎着は10時31分。駅から線路沿いを京都方面に歩き出すと、すぐに天王山ハイキングコースの入口。地元ではかなり歩かれている有名なコースらしい。歩き始めるとすぐに急な石段と急坂。コースはよく整備され歩きやすい。途中、展望の開けたところから東海道線、高速道路など良く見える。まさに交通の要衝。このあたりが争いの現場になるのが理解できる。
宝積寺、十七列士の墓、酒解神社などを過ぎると平らな尾根道。のどかなハイキングコースだ。そのあたりで地元のおじさんに追いつかれる。聞けば2,3日に一度、この近辺を歩いているとか。「案内しましょうか?」とのありがたいお言葉に、あっさり案内を頼む。とりあえず小倉神社方面に下山することとして、その後サントリー関連を目指すこととする。
小倉神社に下山してベンチに腰を下ろすやいなや、おじさんは携帯電話を取り出しサントリービール京都工場に電話。聞けば下山後にはよく京都工場に行くのだとか。以後はそのおじさんにすべての行動を任せ、充実した街歩き。長岡京駅まで案内してもらう。京都の西山はまだまだ見るべきところが多いと感じた。(2010.01.16/土)
●情報
・サントリー京都工場は長岡京駅から無料バスもある。見学後はモルツかプレミアムモルツが3杯(おつまみ付き)が出る。この時期午後3時が最終。
・JR山崎駅の近くにはウイスキー工場山崎蒸留所。無料試飲サービス(つまみ付き)が有るとのこと(案内のおじさん情報)。さらに地元事情通によればウイスキーが格安で飲めるとのこと。山崎12年シングル200円。18年500円。さらに25年2500円(不確定)。次回は打上げは山崎蒸留所としたいものだ。