2010年2月7日日曜日

栄山寺(22-1-54)

(栄山寺・八角堂)


最初に栄山寺に来たのは今から10年以上前だった。奈良の向こう、大阪と和歌山に近く、「こんなところにこんな寺が」と驚いたものだ。でも、吉野川(紀ノ川)を南に臨む、日当たりの良い場所にある。昔から気分のいいところだったんだろうなー。栄山寺の見所は「八角堂」。法隆寺の夢殿を連想させるような国宝だ。

今回、訪れた時、寺の人が掃除中。聞けば翌日、テレビの取材があるとか。今までいつ来ても人気も無く、拝観料も払った記憶が無いけれど、今回は拝観料400円。お堂の内部にまで入り、寺のオッチャン(坊さんかなー?)からじっくり話を聞くことが出来た。内部の柱も内陣の天蓋も当時のまま。その当時が何時なのか良く分からないけど・・・。場合によっては1300年前かもね。

柱に描かれた装飾画はほとんど肉眼で見えないけど、最新科学技術で再現した画は確かに天平の気配。古さを実感する栄山寺だ。

帰りは金剛山の西側を走り、葛城山との間の水越峠トンネルで明日香、石舞台、談山神社経由で帰還。気分の良いドライブだった。(2010.02.7/日)

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