2010年7月23日金曜日

白山・入山

【市ノ瀬バスターミナル】


【砂防新道のつり橋】

【甚ノ助小屋改修工事のヘリ登場】


【南竜が馬場遠望】

【トンビ岩コースは雪多し】


【雪渓越しに御前峰を望む】


【御前峰を背に白山神社奥宮】
【室堂小屋】


 朝5時起床。6時ホテル発。予定では市ノ瀬に車を置き、シャトルバスで別当出合。そしてそこから登り始める計画。まあ、8時ごろまでには別当出合いに着くだろうと考えていたけど、甘かった。カーナビの調子が悪く、なかなか目的地セットが出来ない。
 
 関係のありそうな電話番号はことごとく該当番号なし。住所はこのところの市町村合併で何がなんだか分からない。カーナビの地図を操作して目的地にたどりつき手動で目的地セットして走り出したら、北へ向かって走り出す。金沢から白山まではどう考えても南へ行かねばならぬ。最近のカーナビに頼った行動が完全に裏目に出て金沢市街から外に出られない。さらに金沢は百万五のの城下町。道が複雑に入り組んでどこを走っているのか分からない。とりあえず太陽の方向から南を割り出し、そちら方向に走りなんとか「白山山麓」の標識発見。
 
 結局、別当出合に着いたのは8時45分。今回の白山登山の核心部は「金沢脱出」」であった。別当出合は明るく開けた谷。登山客が続々と集結し、続々と登っていく。そのほとんどが「砂防新道」と呼ばれるコース。我々もそんな人の後をついて歩き出す。このコースは数年前、集中豪雨でつり橋が流され閉鎖されていたけど、そのつり橋も修復されてコースも復旧。
 
 「可能な限りゆっくり歩こう」、それが今回の合言葉。遠くの山が見えればその山を眺め、花があれば花を眺め、のどが渇けば水を飲み、腹が減ればお菓子を食べ、汗をかいたら汗を拭き、、、。なにも頑張ることもなく、12時20分南竜が馬場に到着。さらにトンビ岩コース経由で室堂着は14時。ほとんどコースタイムどおりの行動だった。要するにのんびり登っても、あせって登ってもほとんど時間は変わらないということだ。
 
 トンビ岩コースは人もなく静かなコースでとてもよかった。梅雨明け直後、雪渓も多く残り、咲く花もフレッシュ、青空に湧き上がる白雲も美しい、まさに夏山だ。
室堂の山小屋は予約制。当日は400名ほど宿泊だとか。でもまだ満員ではないらしい。来週の週末は満員だとか。ほぼ満員に近い状況だけれど、宿泊している人のマナーも良く、気分良く眠れた。食事も一昔前の山小屋に比べればかなり良くなっている。翌日、早立ちのため朝食に変えて弁当をもらったけど、竹の皮に包まれた押し寿司でとても美味しかった。(2010.7.23/金)
 
●コースタイム
  8時45分:別当出合発
 12時20分:南竜が馬場
 14時05分:室堂
 ●白山室堂
 1泊2食付   :7700円
 缶ビール(350): 500円
 生ビール    : 800円

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