2010年11月3日水曜日

京都・神護寺

【神護寺山門、紅葉はまだ早いけど、人も少なく気分良し】


【大師堂、内部特別公開中、神護寺拝観料500円の他に500円必要】

【神護寺は石段が美しい】


【京都のラーメン屋も侮れないかも・・・】


 京都の紅葉ハイシーズンは異常に混む。車で出かけたものの目的地に着かなかった人もいるらしい。それなら最近はまっている自転車徘徊で出かけてみるか、と、京都へ11月3日、文化の日に出撃してみた。行き先は高尾、神護寺。まだ紅葉には早いかもしれないと思いつつ、山に近い高雄なら少しは紅葉も進んでいるかも、との甘い考え。結果的には色づき始めたフレッシュな紅葉もなかなか良いと再認識した次第。特に紅葉と緑のコントラストが美しい。

 名古屋を7時30分ごろ出発。京都着は9時45分ごろ。最近愛用のレンタサイクルであいも変わらず堀川通りを北上。途中で車の多さを避けるため横道に入る。その時、「史跡平安宮」の小さな石碑発見。なんとそこは今年話題の「平城京跡」に続く「平安京」の跡だった。たまたま通りかかった京都市埋蔵文化財研究所のオニイチャンから平安京の地図をもらい、説明を聞く。
 
 なんとなく今の御所が平安時代も京都の中心と考えていたけど、平安時代の中心地(大極殿)は今の千本通りと丸太町通りの交差するあたりに有ったらしい。そして千本通りが朱雀大路で今の二条城の西に朱雀門があったとか。京都市内自転車徘徊開始直後に有意義な勉強ができて良かった良かった。
 
 高雄へは金閣寺方面へ向かいつつ、立命館大学のキャンパスを突っ切り、衣笠山の麓を回り込み仁和寺のチョイ先で周山街道へ入り込む。その後はダラダラ登りの道となる。高雄まで5キロの標識。でも登りは延々と続く。大汗かいて御経坂峠。それををチョイと下れば神護寺入口。駐車場はあるもののそんなに広い駐車場ではない。さらにここまでの周山街道は片側一斜線。そして結論、「紅葉ハイシーズンには決してこの近辺には車で近づいてはならぬ」。多分大渋滞となるであろう。神護寺へは道路から一旦谷まで下り、石段を登る。歩行時間20分。石段と紅葉が美しい
 
 高雄へ向かう道に行列の出来るラーメン屋発見。帰りにそのラーメン屋の横を通ったところ、暖簾は出ているものの、その行列もなくなっている。小腹も空いてきたので、そのラーメン屋に入ったところ、売り切れで終了。その時、たまたま一緒になった自転車のオニイチャンも売り切れに残念がることしきり。オニイチャンの緊急提案「別の店に行こう」。旅先で見知らぬ人と行動を共にすること大好きな私です。

 袖触れ合うも他生の縁、行きがかり上、一緒にラーメン屋探索ツアーとあいなりました。そのオニイチャンは多分京都在住のラーメン事情通。花園の妙心寺横のラーメンは水曜日で休み。円町のラーメン屋は夕方6時から。けっきょく円町でラーメンは断念。京都の美味しいラーメン屋の情報を多数いただき、とても有意義な京都自転車徘徊とあいなりました。次回は今回行けなかったラーメン屋にぜひ行きたいと思っています。(2010.11.3)

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