紀伊長島道の駅「マンボウ」の一夜は快適だった。朝、車から這い出すと雪がちらついてきた。その後、勝浦温泉を目指して更に南下。熊野市に入る。七里御浜の広大な海岸に出る。陽射しが強い。雪はちらついていてもこの陽射しは南のものだ。花の窟神社に寄ってみる。そこで地元のオッチャン登場。花の窟神社についていろいろ説明を聞く。面白い!花の窟神社に関するちょっとエッチな話とか、浦島太郎に関するちょっとエッチな話とか、いろいろ興味深い話が聞けた。うーん、面白い!
勝浦温泉に着いた。どこに車を止めたらいいか?チョロチョロ走りつつ、場所を探す。「有料駐車場」との看板多数。有料駐車場の看板が多いと言うことは無料で止められるスペースが無いのは世の常だ。ちょっと悲観的な気分になりつつ、港の先端の突堤まで行ってみる。そこにはキャンピングカーを含めかなりの数の車が止まっている。
その横で魚網の手入れをしているオッチャン発見。聞いてみた。
「ここ、車、止めて良いんですか?」
オッチャン答える
「いいよ」
「何日でも止めていいよ」
予想外の返事にチョイと驚きつつ、車を止めて今夜の寝ぐらと決定する。そこは素晴らしい車中泊ポイントだった。清潔な水洗トイレがある。さらに水場もある。東屋、ベンチもついている。近くに温泉もある。徒歩数メートルの岸壁からは小鯵及びもっと大物の魚釣りも可能。東屋ではカマスの干物を作っているつわものも居る。ハッキリ行ってどこの有料オートキャンプ場より良いかも知れない。「今後、この方面に車で来たときはここで泊まるぞ」硬く心に誓う私です。
車を止め、船でホテル浦島へ向かってみた。目的はホテル浦島の温泉「忘帰洞」。浦島着はお昼チョイ過ぎ。その着いた時間帯は掃除中で1時間待たねば「忘帰洞」には入れない。でも浦島には他の温泉も多数有る。それまで山上館の「天海の湯」に入って時間調整。その「天海の湯」も空いている。その後「忘帰洞」の開くのを待って入浴。そこも誰も居ない。そんな誰も居ない温泉に浸かり、潤沢に溢れる温泉を楽しむ。なんと贅沢なんだろう。素晴らしい。
「忘帰洞」から一旦帰宅(港に置いた車だけど)後、近くの魚屋で買った鯨の脂肪(ウネと言うらしい)をツマミに一杯飲み、車で昼寝。夕方、町の居酒屋で食事し、再度、連絡船で浦島へ行き入浴。その後、ホテル浦島のロビーでNHK年末ドラマ「坂の上の雲」を見るという暴挙に出つつ、満足の一日を終えた。久しぶりのホテル浦島は日本語以外の言葉に満ち溢れ、なぜか、テレビでよく見る中川家礼二を思い出しました。(2011.12.25/日)
● 主な支出
・ ホテル浦島入浴:1000円
・ 鯨ウネ:1800円
・ 夕食(勝浦・めはりずし):1800円(マグロ刺身、秋刀魚ミリン干、めはりずし、大根サラダ、酒1合)
【花の窟神社】
【花の窟神社、この崖がご神体】
【花の窟神社の注連縄は国道横まで伸びている】
【補陀洛山寺(ふだらくさんじ)】
【JR那智駅から徒歩すぐ】
【JR那智駅は道の駅を兼ねている】
【キャンピングカー数台泊まっていた】
【キャンピングカー数台泊まっていた】
【補陀洛山寺に有った渡海船】
【本当にこんな舟で西方浄土、南方浄土に向かったのか?】
【でも黒潮に流されるから北に行くんだけどなあ・・・】
【信仰といっても、なんだかなー・・・】
【ホテル浦島・忘帰洞】
【勝浦温泉の泉質は良いねー】
【ちょっと塩気があって、薬効を感じさせる】
【鯨の脂肪、九州では「ウネ」と言うらしい】
【「調査捕鯨」とのシールが張ってあった】
【「調査捕鯨」とのシールが張ってあった】
【1皿2000円との値段に購入を躊躇】
【「1800円にまけるよ」】
【さらに「生姜醤油サービス」との言葉に購入を決意】
【さらに「生姜醤油サービス」との言葉に購入を決意】
【とても美味しかった】
【大量の脂を摂取したけど胸焼けしなかった】
【大量の脂を摂取したけど胸焼けしなかった】
【植村直己も生肉の脂はいくらでも食べれると言っていたような】
【勝浦港突堤はまさにオートキャンプ場】
【勝浦の町の「二代目めはりすし」】
【「めはりずし」は暖かいご飯で注文してから作ってくれる】
【イケル】
【イケル】
【勝浦港突堤の駐車場で干物を作るつわものも・・・】
【私の戦闘車両内部】
【一般のキャンピングカーに比べてなんと簡素なものか・・・】
【でも、後部スペースのテーブルの幅、高さは吟味を重ねた】
【人間、座って半畳、寝て一畳】
【人間、座って半畳、寝て一畳】
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