2012年1月29日日曜日

味の館

今年は寒さが厳しい。特にここ数日寒波襲来。北に向かって、わざわざ苦労する事も無かろうと、雪の心配の無い知多方面に出かけてみた。ついでに小鈴谷漁協で海苔を調達する計画だ。

 しかし、日曜日で小鈴谷漁協は休み。そのとき偶然、見つけたのが「味の館」。場所は小鈴谷漁港のすぐ斜め前。今までなぜか気がつかなかったけど、かなりの有名な場所らしい。地元の醸造元が運営していて、ちょっとした食事も出来て面白かった。

 「菜めし田楽定食」肴に「ねのひ」ワンカップを飲み、運転を相棒に任せてのんびり帰還。外は寒かったけど陽射しは徐々に強くなってきた。とてものんきなドライブだった。(2012.1.29/日)

 【味の館・なかなか立派な梁だ】

 【菜めし田楽定食:800円】
【「ねのひ」ワンカップ:200円】

【味の館入口】

2012年1月21日土曜日

上諏訪・衣温泉

先週、チョイと覗いた上諏訪・衣温泉に行ってきた。下道をトロトロ走ったため、衣温泉に着いたのは暗くなる直前だった。入口に入浴料200円の表示。しかし、番台のオバチャン(オジチャンかも)の姿も無く、備え付けられた呼び鈴を押せども返事は無い。200円を勝手に置き、勝手に入った。浴槽には先客が一人。

 「誰も居なかったので勝手に200円置いて入ったけど良かったですか?」と声をかけてみれば、彼も初めてで勝手に置いて入っているとか。まあ、そんな「ゆるーい」温泉だけど、温泉自体は私の好みだ。浴室には浴槽が二つ。そのどちらにも温泉と水の蛇口がある。設備としてはそれだけ。洗い場のカラン、シャワーなどは無い。一瞬、桶も無いか?と焦ったけど、浴室の隅に桶は有った。

 外は雪。お客も少ないので浴槽の湯温もチョイと下がっている。温泉の蛇口を開き熱い湯を出す。時間とともに湯温も上る。温泉には潤沢な熱い湯さえあればそれで良い。新しい湯を勝手に入れて温泉に浸かれるのは贅沢だなー・・・。

 衣温泉で温まり、今日の宿泊予定地諏訪湖ヨットハーバー駐車場へ向かう。ここは清潔なトイレも有り、静かで、諏訪湖に面した風光明媚な有料物件だ。車の中で家から持参した鳥団子鍋の夕食後、シュラフをかぶってアッという間に寝てしまった。早朝4時ごろオシッコがしたくなって起きたとき諏訪湖の対岸のライトが美しかった。

 翌日、上諏訪本宮、高遠城址公園、権兵衛峠を経由し、須原の「玄」でかき揚げ蕎麦(1000円)を食べて帰宅した。「玄」は木曽の国道19号線沿いでは私の一番気に入っている蕎麦屋だ。(2012.1.21/土)『車中泊7日目』

● 主な支出
・ ガソリン 3400円(ぐらい)
・ 衣温泉   200円
・ 西友    618円(金麦6缶)
・ 玄    1000円(かき揚げ蕎麦)

 【上諏訪・衣温泉】
【入浴料金:200円】
【駐車スペース2台分有り】
【私はこんな温泉が好きだ】

 【諏訪湖ヨットハーバー駐車場の我が戦闘車両】
【雪が降ったけど、気温は高かった】

 【雪の片倉館】
【入浴料金:600円】
【衣温泉の200円を思うとき、600円はなー・・・?】
【でも片倉館の外観は良いね】

 【上諏訪本宮】
【四つの諏訪大社の中では一番立派かも・・・】

【木曽の19号線沿いの蕎麦屋では一番私の好みです】
【名古屋へ帰るとき倉本と須原の中間左側】

2012年1月16日月曜日

信濃3(帰還)

今日は別所温泉・大湯で朝湯を楽しむ。連日の朝湯、のんきな生活だ。こんなのんきな私でも、ちょっとした用事もあるので、今日中には帰らねばならない。どのルートで帰るか迷ったけど、上諏訪に気になる共同浴場があったのでその温泉を偵察して帰ることにした。

 その名は「衣温泉」。住所をカーナビにセットして向かったところ、その温泉の脇に着いた。最近のカーナビの性能には驚く。本来なら衣温泉にも入るところだけど、昨日から計6回も入っているので少々食傷気味。衣温泉は今回は場所の確認にとどめ、次回の楽しみにとっておく事にする。

 さらに、次の上諏訪温泉の車中泊ポイントを探してみると、候補地多数。トイレも近く、閑静な有料物件が多かった。特に諏訪湖沿いの無料駐車場は周辺に飲食店、共同浴場も多数あり楽しめそうだ。でも諏訪湖は完全には凍ってないけど、岸近くは静かに凍り始めていた。うーん寒そうだ。(2012.1.16/月)

● 主な支出
・ ガソリン 4331円
・ 朝食    663円(コンビニ)
・ 昼食    950円(玄/すんきそば)
・ 大湯    150円

【諏訪湖も凍り始めてる。珍しいかも・・・。】

2012年1月15日日曜日

信濃2(別所温泉泊)

車中泊は早寝早起き。昨夜も8時には寝てしまった。その結果、朝5時ごろ目がさめた。火の気の無い車の中はかなり冷えた気配。特に諏訪は長野県でも寒い地域だ。今朝の気温も-7度(前日の予想だけど)。車の窓の内側にはびっしり氷がついている。でも冬用シュラフのおかげでまったく寒さは感じない。それどころか、きっぱり冷たい空気を顔に感じて気分の良い目覚めだった。

 昨夜、児湯で朝湯の開始時間は確認済み。朝6時前、暗闇の中起き出し児湯に向かう。児湯はすでに10人程度のお客さん。本格的な朝湯を楽しめるのも車中泊の醍醐味だ。テレビが無い、寝るのが早い、起きるの早い、との三段論法。分かり易い話だ。

 朝湯の後、缶ビールを引っ掛け、一眠り。その後目覚めて、別所温泉へ向かう。毎日、こんな適当な生活してて良いのだろうか・・・?

 下諏訪から別所温泉までは和田峠トンネル経由で2時間程度。11時チョイすぎに着いた。まずは観光案内所に飛び込み、共同浴場と駐車場の情報ゲット。共同浴場は3ヶ所。入浴料金150円。駐車場は有料駐車場500円。

 有料駐車場を目指して進むと、小さいけれど「無料駐車場」の看板発見。さらに1台のスペース発見。ラッキーだった。駐車料金500円浮いた。単純にウレシイ。車を止め、「大湯」「北向観音」「昼食(だるまや)」「安楽寺」「常楽時」と流れるような行動。

 その後、上田鉄道別所線に乗り上田へ向かう。上田城周辺を徘徊しつつ、駅で夕食用「峠の釜飯」を買い込む。別所温泉の車へ戻り、再度、温泉に浸かり、夕食の釜飯を食べた。暗闇での夕食では時々問題が発生する。今回も付いていた別封の漬物を食べていたとき梅干の種をかじってしまった。やっぱり食事は明るい場所でするにかぎるね。

 今日はあちこち歩き回ったし、いろいろ食べたし、温泉にはつごう4回入ったし、まことに充実した一日であった。(2012.1.15/日)『車中泊6日目』

● 主な支出
・ 有料往路  700円(和田峠等)
・ 別所線  1140円(上田往復)
・ 昼食   2150円(だるまや/天ざる、ビール)
・ 峠の釜飯  900円(ぐらい)
・ 児湯    220円
・ 大湯    150円
・ 石湯    150円
・ 大湯    150円

 【別所温泉・大湯。入浴料:150円。安い】
【浴槽の縁から高温の湯が潤沢に溢れている】
【特に朝の一番風呂は硫黄の香りも素晴らしい】

 【大湯にも龍の口から温泉が・・・】

 【北向観音参道。初詣の適当な賑わいだ】

 【北向観音】

 【だるまやで天ざるとビールの昼食】

 【安楽寺の八角堂。軒下の造形が美しい】

 【常楽寺に向かう道から見た塩田平越しの山並み】
【右:浅間山、左:根子岳、四阿山】
【塩田平は明るくて良いねー】

 【常楽寺。かやぶき屋根が美しい】

 【常楽寺石塔。なかなか味わい深い】
 【上田城。おりしも出初式】

 【上田城公園は意外と広い。木が大きい】
【桜の季節はさぞ美しかろう・・・】

【上田電鉄別所線別所駅】
【電車に揺られて走る塩田平は懐かしい気配に溢れている】

2012年1月14日土曜日

信濃1(下諏訪温泉泊)

今週末も車中泊で出かけてみた。このところ雪を避けて熊野、伊豆と軟弱方向だったけど、「そろそろ、雪道でも走ってみるか」との信濃へ出撃。20年ぐらい前から車中泊でお世話になっている下諏訪・秋宮駐車場を目指す。

 今回も出発が午後になってしまい、下諏訪着は暗くなってしまった。新年の初詣の時期なので駐車場が昔と同様に使えるのか心配だったけど、以前と変わらず問題なく駐車できた。片隅に車を止め、駐車場下のトイレに向かう。最近、オシッコが近くなった私。特に、帰宅した時とか、なにかほっとした時、突然の尿意をもよおす。

 しかし、トイレは夜間使用禁止とかでシャッターが下りている。出来なくなると、さらにしたくなるのは世の常だ。そうなると、さらに尿意は強くなる。あせりにあせって200Mほど下ったセブンイレブンに飛び込み事なきを得た。

 その後、やはり駐車場から200mぐらい離れた、共同浴場・児湯にじっくり浸かり、今回の車中泊湯治旅の始まりだ。(2012.1.14/土)『車中泊5日目』

● 主な支出
・ ガソリン 2062円
・ 高速   1650円ぐらい
・ 夕食   1200円(煮込みウドンセット)
・ コンビニ  960円(ツマミ類、カップウドン他)
・ 温泉    220円(児湯)

 【下諏訪温泉・温泉街。静かだ。】

 【秋宮駐車場のトイレ】
【夜間はシャッターが下り、使用できない】

 【下諏訪共同浴場・児湯】
【湯量豊富。入浴料220円】
【近くには旦過の湯あり。そこは熱い】

 【諏訪大社・秋宮。なかなか立派な社だ】

【秋宮には龍の口から温泉が出ている】

2012年1月9日月曜日

西伊豆3(帰還)

駿河湾フェリー帰る事も考えたけど、運転者と車の運賃5500円。もったいないので、今まで行ったことの無い戸田経由で帰ることにする。駿河湾フェリーは夕日が見える時に乗ることにした。伊豆西海岸は山が海に迫りなかなか景色の良いところが多い。戸田への道も富士山を正面に見て、なかなか素晴らしい展望だ。ここ数日、寒さも和らぎ、釣り人も多い。次回、釣りの準備をして、訪れたいものだ。

 8時に土肥を出発。12時チョイ前、丸子の丁子屋でとろろ汁の昼食。吐月峯柴屋寺にチョイと立ち寄り、午後4時前に帰宅。のんびりした三日間の旅だった。最近思うんだけど、車中泊して車での放浪は、旅と自宅の生活の区別がなくなってくる。(2012.1.9/月)

● 主な支出
・ わさび漬け 600円
・ アジ干物 1200円
・ 昼食   1380円(丁子屋とろろ汁定食)
・ 拝観料   300円(柴屋寺)
・ 高速   2500円ぐらい  

 【朝散歩中にシーカヤックとテント発見】
【西伊豆の海沿いにテントを持って移動している気配】
【カヌーのリバーツーリングの海版、シーツーリングか?】
【初日のウインドサーフィンに続き、元気な若者の登場だ。】
【でも、すれ違ったアンちゃんはけっこうオッサンだった】

 【大瀬崎から富士を見る】

【丸子・丁子屋は大混雑。観光バスも詰め掛ける】
【でも、バタバタすることも無くゆっくり食べれた】

2012年1月8日日曜日

西伊豆2(土肥温泉泊)

●車中泊通算4日目(2012~)
 暗くて分からなかったけど、朝起きて周囲を偵察してみれば、松原公園駐車場のすぐ奥が砂浜になっている。静かな海岸だ。夏には海水浴場となるらしく、小さなプールとシャワーの設備もある。土肥漁港の突堤には釣り人多数。生きたアジを針につけ流している。高知で見たけど、アオリイカ釣りに違いない。

 土肥温泉の車中泊の素晴らしさに、今回、連泊を決意。とりあえず、今日は南伊豆方面の共同浴場調査に向かうことにする。堂ヶ島、松崎、下賀茂で昼寝、弓ヶ浜の「みなと湯」に入り、下田、湯ヶ島を回り、夕方5時チョイ過ぎ、土肥温泉に帰還。土肥温泉の松原駐車場が自宅のような気分になってきた。

 湯ヶ島から土肥温泉へ下るとき、車から大きな夕日が見えた。一瞬の夕日だったけど、それはそれは赤くて大きな夕日だった。昨夜、楠の湯で一緒になった地元の爺さんが「土肥で一番良いのは冬のこの時期の夕日と富士山だ」との言葉が頭をよぎった。今回、二日とも暗くなってからの土肥温泉着だったけど、次回は是非、土肥の夕日を見たいものだ。(2012.1.8/日)

● 主な支出
・ ガソリン 3000円ぐらい
・ 昼食    550円ぐらい(下賀茂道の駅・ちらし寿司、ひじき白あえ)
・ 温泉    300円(弓ヶ浜温泉・みなと湯)
・ 夕食   1000円ぐらい(土肥温泉スーパーにて買出し)
・ 温泉    300円(土肥温泉・元湯)

 【安楽寺の巨大楠・この木は大きい。樹齢推定千年】
【安楽寺裏には「まぶ湯」という源泉がある】
【浴槽が二つ、きれいな源泉が溢れているらしい】
【「拝観料:庫裏へ150円」とかで、じっくり見てない】
【次回、じっくり見てみたい】

 【弓ヶ浜温泉・みなと湯】
【なかなか快適な温泉だった】

 【弓ヶ浜。美しい浜だ。】

 【下田、まどか浜海遊公園駐車場】
【トイレ、水、完備】
【近くに食事処、温泉あり】
【車中泊推奨地】

【土肥温泉・元湯。個人的には一番好みの温泉だ】

2012年1月7日土曜日

西伊豆1(土肥温泉泊)

●車中泊通算3日目(2012~)
 例年ならスキーに行くところだが、なぜか寒さがこたえる。愛宕山で痛めたオデコのバンドエイドもまだ取れない。「それなら温泉で湯治でも」と、雪の無い伊豆方面に出かけてみた。目的地は西伊豆の土肥温泉。以前、一度行ったことがあるのである程度土地勘もある。でも10年以上前だけれどね・・・。

 温泉での湯治と言っても、宿に泊まる気はサラサラ無く、最近はまっている車中泊。年末、熊野出撃で感じた問題点を改善。トヨタに負けないこのカイゼンへのモチベーションが我が愛車の装備、及び、車内での動作が洗練していく。まるで小さな茶室での所作を見るようだ。大袈裟だね・・・。

 直接、土肥に行くのもなんなんで、今回は御前崎へ寄ってみた。御前崎は風が強く波も荒い。そんな中、ウインドサーフィンの大会をやっていた。この冬の寒さの中、いろいろな趣味があるものだ。しばらく見物していたけど、なかなか迫力がある。この冬の寒さと高波のなか物好きなものだ。でもこの「物好き」、私は好きだ。

 御前崎で良いもの見たけど、そのために土肥温泉着は暗くなってしまった。とりあえず車中泊の場所を探すと、大きな駐車場発見。その駐車場の前で進入を躊躇しているとオッチャン登場。車の窓を開け、聞いてみた。

私    :「駐車場泊めて良いですか?」
オッチャン:「良いよ」
私    :「何時まで泊めていいですか」
オッチャン:「夜、閉めないから何時でもいいよ」

 予想外のラッキーな展開に喜び勇んで車を止めた。その駐車場は市営松原公園駐車場。そこには清潔なトイレもあった。近くには共同浴場もあるし、駐車場の向かいには「地魚料理」の店もある。よく見ればキャンピングカーも2台ほど止まっている。たまたま知る人ぞ知る車中泊のスポットらしい。「こりゃ春から縁起が良い」。

 でも、駐車場の看板には午後5時以降の駐車禁止の表示がある。これは海水浴シーズンの注意書きと勝手に解釈。年末の勝浦温泉でも感じたけど、この冬の時期、駐車が容易だけど夏は駐車に苦しむかもしれない。要するに海辺の車中泊は冬に限るかも・・・。この冬のキャンプは寒さをいかに楽しみに変えるか?だと思う。そんな意味からも温泉が近くにあるのはありがたい。

 共同浴場「楠の湯」で一汗流し、駐車場向かいの地魚料理「しま長」で刺身、煮魚の夕食。素晴らしい温泉と素晴らしい食事に満足満足。車に戻りあっという間に熟睡した。(2012.1.7/土)

● 主な支出
・ ガソリン 3000円ぐらい
・ 高速   2500円ぐらい
・ 夕食   1800円(刺身、煮魚、酒)
・ 温泉    400円(楠の湯)

 【御前崎のウインドサーフィンの大会】

【土肥温泉・楠の湯】

2012年1月3日火曜日

愛宕山

二年前の正月にも登ったけど、初詣を兼ねて雪の愛宕山に登ってきた。青春18切符の最後の1枚を握り締め、朝8時チョイ過ぎのJR快速で京都着は10時13分。京都バスで清滝に向かうも、バスはあちこち寄り道しつつ、清滝着は12時になってしまった。

 昼食用の京都駅購入のホーライの豚マンも冷えてしまった。登るに従い、やっぱり雪となる。今回、凍った石段対策に軽アイゼンを買って来た。途中でアイゼン装着。これで足回りは万全だ、と、思ったけど、問題は下山時に起こった。

 下山時、半分以上下った時、不意に尿意に襲われた。しかし、トイレは無い。愛宕山は神様の山なので、そこらで済ませるのも気が引ける。下山のスピードを上げて、全力で下る。雪も消え、アイゼンも外しさらにスピードを上げる。そんな時、階段の丸太に足をとられちょいと倒れた。まったくたいした転倒でもなく、ちょっと腰を着いたといった感じの転倒だったけど、運悪く横にちょっとした岩が出ていた。その岩におでこをぶつけ、「イテテテ」と言った感じの出来事。

 たいしたこと無いと思いそのまま歩き始めたが、私の顔を見た相棒の顔が変わった。大出血なのだ。そのうち血が滴り落ちるのを私も認識。ほとんど頭の衝撃も無く、痛みも無いのに出血大サービス。

 抑えたタオルも血に染まる。しかし、抑えて止血せねばならない。登山道の脇に腰を下ろし、ひたすらタオルでおでこを押さえる。尿意はすでに無くなっていた。そのうち驚くほど突然に出血は止まった。その後、タオルで鉢巻をしてバスで京都駅。ほぼ満員のバスに血みどろのタオル鉢巻で乗り込んでいるのがちょっと恥ずかしかった。

 今回、単なる愛宕山詣での気分だったので、常に山に行くとき持っている救急セット類を持ってきてなかった。しかし、冬の愛宕山はけっこう危険な山だ。登山口から愛宕神社まで標高差も800mある。気温も10度程度違うと、登山口の看板に書いてあった。

 これからは愛宕山の初詣はちゃんとした装備で、ちゃんと小用も済ませ、落ち着いた気分で登りたい。(2012.01.03/火)

● 行動記録
・  8:02 JR金山発
・ 10:13 JR京都
・ 10:43 京都バスで清滝へ
・ 12:10 登山開始
・ 13:35 アイゼン装着
・ 14:30 愛宕神社
・ 16:00 流血事件
・ 16:46 バスで京都駅へ
・ 18:10 京都駅
・ 19:30 JR京都から米原行きに乗車
・ 21:41 JR名古屋

● 主な支出
・  320円 ホーライ豚マン2個
・ 2300円 青春18切符(一回分)
・  540円 京都バス(清滝往復)
・ 1800円 夕食(食事、ビール)

 【登り始めは雪は無い】

 【登山道の途中から京都の街を望む】
【真ん中に見えるのは広沢の池】

 【雪が現れる】

 【愛宕神社は雪の中】

 【愛宕神社のなんとか門(黒門?)】

【登るのが遅かったので静かだ】