例年ならスキーに行くところだが、なぜか寒さがこたえる。愛宕山で痛めたオデコのバンドエイドもまだ取れない。「それなら温泉で湯治でも」と、雪の無い伊豆方面に出かけてみた。目的地は西伊豆の土肥温泉。以前、一度行ったことがあるのである程度土地勘もある。でも10年以上前だけれどね・・・。
温泉での湯治と言っても、宿に泊まる気はサラサラ無く、最近はまっている車中泊。年末、熊野出撃で感じた問題点を改善。トヨタに負けないこのカイゼンへのモチベーションが我が愛車の装備、及び、車内での動作が洗練していく。まるで小さな茶室での所作を見るようだ。大袈裟だね・・・。
直接、土肥に行くのもなんなんで、今回は御前崎へ寄ってみた。御前崎は風が強く波も荒い。そんな中、ウインドサーフィンの大会をやっていた。この冬の寒さの中、いろいろな趣味があるものだ。しばらく見物していたけど、なかなか迫力がある。この冬の寒さと高波のなか物好きなものだ。でもこの「物好き」、私は好きだ。
御前崎で良いもの見たけど、そのために土肥温泉着は暗くなってしまった。とりあえず車中泊の場所を探すと、大きな駐車場発見。その駐車場の前で進入を躊躇しているとオッチャン登場。車の窓を開け、聞いてみた。
私 :「駐車場泊めて良いですか?」
オッチャン:「良いよ」
私 :「何時まで泊めていいですか」
オッチャン:「夜、閉めないから何時でもいいよ」
予想外のラッキーな展開に喜び勇んで車を止めた。その駐車場は市営松原公園駐車場。そこには清潔なトイレもあった。近くには共同浴場もあるし、駐車場の向かいには「地魚料理」の店もある。よく見ればキャンピングカーも2台ほど止まっている。たまたま知る人ぞ知る車中泊のスポットらしい。「こりゃ春から縁起が良い」。
でも、駐車場の看板には午後5時以降の駐車禁止の表示がある。これは海水浴シーズンの注意書きと勝手に解釈。年末の勝浦温泉でも感じたけど、この冬の時期、駐車が容易だけど夏は駐車に苦しむかもしれない。要するに海辺の車中泊は冬に限るかも・・・。この冬のキャンプは寒さをいかに楽しみに変えるか?だと思う。そんな意味からも温泉が近くにあるのはありがたい。
共同浴場「楠の湯」で一汗流し、駐車場向かいの地魚料理「しま長」で刺身、煮魚の夕食。素晴らしい温泉と素晴らしい食事に満足満足。車に戻りあっという間に熟睡した。(2012.1.7/土)
● 主な支出
・ ガソリン 3000円ぐらい
・ 高速 2500円ぐらい
・ 夕食 1800円(刺身、煮魚、酒)
・ 温泉 400円(楠の湯)
【御前崎のウインドサーフィンの大会】
【土肥温泉・楠の湯】
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