この河川敷駐車場には水場もトイレもある。その水場でベテランから情報収集。ポイントは三つ。
・快適なトイレは市役所に行けば利用可能
・有料の桟敷はすべて完売
・花火本番を見るために事前に無料観覧場の場所をシートで確保すべし。無料観覧場は朝8時半開場
と、いう訳で、朝食後、市役所経由で無料観覧場の場所取り待機場を目指す。早朝とは言え、陽が昇るとジリジリ首筋が焼ける。花火当日となり歩行者に対する規制も始まる。待機場に近づくと新たなテント村が出現した。警備のオニイチャンに聞いてみると、そのテント村が待機場だった。普通、順番待ちの行列は、「もっと詰めてください」などとどんどん詰め込まれるものだが、ここは違う。「ゆっくり座ってお待ち下さい」というのがここの方式だ。したがって、順番待ちはテント、椅子、ビニールシートなどに座り込みのんびり並んでいる。人と人との間隔は当然広い。
私もその待機場の16列目に並んだ。持参のシートを広げ、たまたま持参の傘を差して直射日光を避ける。その待機場も広大なスペースだ。ざっと見たところ一列は幅5m~10mぐらいで300人ほどはいるだろうか?と、いうことは現時点(8時ちょいすぎ)で5000人以上は並んでいる。
当初の情報では8時半から入場可能と聞いていたけど、実際には開場は9時半。1時間以上のんびり待つ。周囲はトランプなんぞやっているグループもある。みなさん並ぶことを楽しんでいる気配。この時点から祭りは始まっているのだ。
9時半、待機場から無料観覧場への入場開始。適当なところにシートを広げ場所を確保。陽射しはますます厳しくなる。そのまま座り込み夕方まで待機する人もいるけど、夕方までここにいるのは私には無理。大曲駅まで情報収集に向かう。この暑さの中どこで時間をつぶそうか・・・?
大曲駅の観光案内所で日帰り温泉情報をゲット。かみおか温泉「嶽の湯」で夕方まで時間をつぶす。その後、ビール、日本酒、食料を買い込み、確保した観覧場へ戻る。日が傾いてくる。さしもの陽射しも落ち着き風が吹きぬける。その後の花火は予想以上の素晴らしさだった。花火も良かったけど、東北の人たちのゆったりした気性に触れることが出来て、なにかほのぼのとした気分になった。
無料観覧場のシートに寝そべり、酒を飲みつつ花火見物。しかし、無料観覧場は有料の桟敷の後ろなので低い花火が見えない。有料の桟敷で見たいとちょいと思ったけど、有料の桟敷ではそんなのんびりした花火見物は出来ないなー。
その中で、ちょいと気になったことが一つ。大曲の花火は普通の花火とは異なり、「全国花火競技大会」と言われている。したがって審査員が花火を審査し表彰する。その審査員紹介に経済産業局原子力安全保安院の名前は聞き取れなかったけど、誰かが紹介されていた。花火も原子力も危険といえば危険なので関係は無くは無いけどねえ。花火の審査をしている場合なの?(2012.8.25/大曲雄物川河川敷駐車場・車中泊30)
◆大曲の花火ミニ情報
・旅行社のツアー以外で行くには宿の確保は難しい
・車の場合、河川敷駐車場のキャンプがお勧め、ただしすぐに出られない。
・前日から入り、駐車場で2泊がお勧め。2泊しても車一台3000円
・河川敷駐車場の一台あたりのスペースは広い(好きなだけ確保可能)
・河川敷駐車場は草地なので雑草刈り用鎌持参がお勧め
・快適なトイレは市役所がお勧め
・市役所の隣の体育館に水道有り(歯磨き可能)
・折り畳み自転車も有効
・無料観覧場の場所取りはシート設置で可能
・その場合、シートの4隅にガムテープを張り、ペグで固定するのがベスト。
・無料観覧場は草地なのでペグが利く
◆行動記録
6:00 起床
7:00 行動開始
9:30 無料観覧場確保
11:00 退出に1時間以上かかる
11:20 昼食(北野水産)
親子丼・ビール(1550円)
13:00 嶽の湯(300円)
18:00 観覧場再入場
21:35 花火終了
23:10 駐車場帰還
【無料観覧場への場所取り専用待機場所】
【前日(24日)午後3時から並ぶことが出来る】
【テント設営可】
【無料観覧場への場所取り専用待機場所】
【当日午前8時】
【場所取り入場まで1時間半】
【花火まで後11時間】
【ソフトバンクの臨時基地局かな?】
【かみおか温泉「嶽の湯」】
【入浴料金300円2時間】
【大曲駅にあるJRで帰る人波整理用スペース】
【木陰で宴会すつ人々】
【花火まで4時間】
【花火まで1時間】
【花火まで30分】
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