2012年8月24日金曜日

大曲花火2/羽黒山


一日目の頑張りによって今日はのんびり行動可能。行きがけに羽黒山に寄ってみた。羽黒山は以前、冬に来たことがあるが、大雪により五重塔までしかいけなかった。今回はそこから先、有名な2446段の石段と杉並木を歩いてみた。所要時間1時間。久々の大汗ハイキング。この羽黒山の石段、杉並木ともに素晴らしいものだった。熊野大門坂の杉並木も良かったけど、それ以上だと思う。

羽黒山は出羽三山の中心。出羽三山とは月山、羽黒山、湯殿山の三山で、羽黒山には頂上に出羽三山の三神合祭殿があり、そこをお参りすれば全部お参りしたことになるらしい。それはそれとして、やっぱり本体をお参りしたい。今から10年以上前、月山には登っているので、残るは湯殿山か・・・。羽黒山下山後、湯殿山に行くことも考えたけど、大曲着が遅くなるので湯殿山は次の機会に訪れることとして、大曲に向かった。なぜなら大曲の花火の状況がサッパリ分からない。どのぐらいの混雑なのか?車でいけるのか?車は止められるのか?などなど・・・。

羽黒山から新庄経由で国道13号を北上、秋田県に入ると大曲花火関連の標識が目立つ。「大曲花火の交通渋滞」などなど。とりあえず「道の駅・おがち」の店番のおオニイチャンから情報収集。ついでに「どう行ったら良いのか」アドバイスを求める。オニイチャンの意見としては「遠くの無料駐車場に車を止めて歩いて会場に近づいたら良いんじゃないの」。それやこれやで心乱れつつ、各道の駅で情報収集しつつ湯沢、横手を越え大曲に近づく。そこで、集めた資料の中に「予約駐車場」の文字発見。さらに「テント設営可」の文字も有る。

予約駐車場とはいったいなんなのか?具体的にはどう予約するのか?テント設営可の駐車場とはオートキャンプ場と同じではないのか?分からないことが多く、問合せ先の大仙市役所商工観光課へ電話してみる。その結果、大曲の雄物川河川敷にテント設営可能の駐車場があり、24日(今日)の朝8時から入場可能と判明した。車中泊している私にとって絶好の条件だ。入手したパンフレット片手にその河川敷駐車場を目指す。

交通規制が始まりつつある大曲市内を行きつ戻りつ河川敷駐車場にたどり着く。広大な河川敷駐車場は特に区画も定かでなく、適当な広さに紐で仕切られた草地。係員にどこへ駐車すればいいのか指示を仰ぐも、どこでも空いているところへ止めていいとのこと。隣とのスペースもお互い気にならない程度に止めてください、と大雑把な指示。

今回、しみじみ感じたんだけれど、東北の方々は親切な人が多い。分からないことを聞くと、しっかり教えてくれるし、「こうせねばならぬ」といった制約もほとんど感じない。適当な場所に車を止め、小さな椅子を出してビールのプルトップを引く。周囲を見渡せば、巨大テント、巨大タープ、椅子、テーブル、バーベキューセットなど、まさにオートキャンプ状態だ。中には足元の雑草を刈るため草刈機をぶん回しているベテランもいる。この足元の高さ20センチぐらいの雑草、意外とサンダル履きのふくらはぎに当たるのが気になるんだねー・・・。次回、来る機会があれば、草刈り機までは無理だけど、鎌ぐらいは持って来たい。

明るいうちに車を止められたので、市内偵察をかねて、近くの温泉施設(西遊喜)で一汗流し、暗くなったたころ、前夜祭の花火が上がった。今夜は正式なオートキャンプ駐車場なので警察の職務質問の心配も無い。この時期、陽が落ちると涼しい風が河川敷を吹き渡る。気分は最高。でも心配事は唯一つ。突然のゲリラ豪雨で雄物川の水位が上がったら、この数百台の車は脱出は不可能。まあその時は、体一つで逃げれば良いやね。(2012.8.24/大曲雄物川河川敷駐車場・車中泊29)

◆行動記録
 4:00 警察登場
 7:15 出発
 7:40 鶴岡ガ(313キロ)
      ガソリン 2646円
 8:30 羽黒山(隋神門)
 9:00 二の坂茶屋
 9:45 三神合祭殿
10:40 下山(隋神門)
12:45 道の駅・おがち
      稲庭うどんセット(1100円)
14:53 湯沢 夕食調達(2874円)
      ダダ茶豆、トマト、ボイルイカ、シメサバ
16:15 大曲・36番河川敷駐車場
      協力金 3000円
17:30 入浴(西遊喜500円)

 【羽黒山登山口に有る「いでは文化記念館」】
【無料駐車場あり】

 【爺杉の向こうに五重塔が見える】

 【二の坂の石段】
【ここを上がると二の坂茶屋がある】

 【三神合祭殿】
【屋根の萱の厚みがすごい】
屋根の四方の一面を1年ごとに葺き替え、4年ですべての萱を葺き替えるとか。

 【大曲河川敷駐車場はオートキャンプ場状態】

 【日帰り温泉施設・西遊喜】
【入浴料金500円】
【河川敷駐車場より徒歩30分】

 【さすが東北、ツツガムシ注意】

【河川敷駐車場付近には屋台も出ている】
【こちら側は駐車無料のようだ】

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