夏だ、今年も18切符の季節が来た。行かねばならぬ、と、いう訳で、熱海の公衆浴場へ行ってきた。「チョイと一風呂」って、感じの出撃なので、のんびり出発で熱海着はお昼チョイ過ぎ。夏休みに入り熱海駅前は大混雑。この暑さの中、皆さん物好きなもんだ、と思うも、物好きの最たるのが自分自身と気がついた。
駅で観光案内所を探すも、見つからない。熱海駅はいつ来ても工事中のような気配で落ち着かない。何とか観光案内発見。駅を出て右手奥の仮設事務所の気配。外には「熱海コンシェルジュ」との看板がある。「コンシェルジュ」と言うより「観光案内所」の方が分かり易いんだけどなー・・・。などと思いつつも口には出さず、コンシェルジュで観光ガイドマップをゲット。
私の知識では熱海には公衆浴場が複数あるらしいのだが、一般に開放されているところは少ないようだ。駅前に「駅前温泉」と呼ばれる公衆浴場があり、数年前に入ったことがあるけど、最近は営業しているのか不明。インターネットで発見した「走り湯浜浴場」へ向かってみる。
幸い、コンシェルジュでゲットしたガイドマップには「伊豆山浜浴場」との記載も有る。しかし熱海は歩きにくい。町の中を車が走り回り落ち着かない。さらに熱海の町は駅から浜に向けて急激に下る。さらにさらにこの暑さ。大汗をかき、日陰を選んで歩くこと20分ぐらいかなー。浜浴場に到着。浜浴場は熱海駅から国道135号線で伊豆山方面へ向かった伊豆山神社の階段下にひっそりあった。
ここまで来ると、観光客の姿も無い。地元のジイチャン、バアチャンが数名たむろ。浴室に飛び込めば私一人。温泉のバルブを全開にして一人だけの温泉を楽しんだ。熱海はバブル崩壊後の荒れた施設も多いけど、湯量は豊富だ。チョイと塩気はあるけどサッパリした湯が豊富に供給されている。
風呂上り、まだ強い夏の陽射しの中、海岸方面へ向かって歩く。なぜなら駅に向かうには急坂を登らねばならぬ。お宮の松を越えると熱海サンビーチ。海水浴客の姿も多い。若いオネエチャンの水着姿も見ることが出来て嬉しかった。しかし、暑い。駅に戻る急坂を登る気も起きず、バスに乗ってしまった。バス料金170円。こんなところでバスに乗ってしまう自分自身が情けない。
復路は熱海発6時11分。ホームライナー(追加310円)で浜松、豊橋経由で金山着は9時46分。約3時間半で帰還できるなら熱海も近いね。(2012.8.8)
●主な出費
昼食(シウマイ弁当):750円
東海道線快速グリーン料金(平塚>熱海):750円
浜浴場入浴料:350円
【浜浴場の小さな看板】
【シウマイ弁当・崎陽軒・750円】
【私はこの伝統的な弁当が好み】
【現在絶滅が危惧されている経木の香りも楽しい】
【東海道線快速グリーンへ持ち込み昼食】
【グリーン料金750円の価値あり】
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