2016年7月31日日曜日

東北湯治旅1(2016.7.31)

久々の東北遠征。今回は自炊湯治宿での泊まりにこだわり、普通車での出撃。車中泊は出来ないため宿を確保せねばならない。とりあえず滑川温泉福島屋に電話してみればあっさりゲットできた。


出来れば、青森・温湯温泉の自炊湯治宿に泊まり、ねぶた祭りを見てみたいと密かに思っての出撃だけど、天気が悪い。どうなるかわからないけどひたすら高速で滑川温泉を目指す。いつもの車中泊用軽ワンボックスと違い、普通の車は走りやすい。片側一車線の磐越自動車道もストレスなく走ることができた。


滑川温泉へ向かう場合、新潟経由高速利用と魚沼から六十里越奥只見経由の一般道との二つのルートがある。通常は奥只見経由が多いんだけど、今回は高速利用も良いかも?と新潟経由で向かってみた。でも、新潟経由は遠いね・・・。


最初に滑川温泉・福島屋を訪れたのは今から四半世紀前で今回は4回目。湯治宿のたたずまい、石造りの混浴大浴場も昔のままだ。ただ湯の温度が若干低いと感じたけど、夏の温泉はこのぐらいが丁度良い。湯上りのほてりも少なく、あえて湯音を低く設定しているようだ。


◆行動記録
 7:20 加子母発
 9:20 伊那IC(103キロ)
10:10 梓川SA(155キロ)
12:00 米山SA(322キロ)
    給油(2880円)
    鯖サンド(450円)
12:45 発
15:00 会津若松IC(508キロ)
    通行料(6030円)
16:00 米沢道の駅田沢(5566キロ)
    夕食・牛肉どまん中(1250円)
    酒(10600円)
17:30 滑川温泉・福島屋(599キロ)
    宿泊料金(朝食付き3833円)

【滑川温泉・福島屋。昔と変わらないたたずまい。】

【磨き上げられた自炊棟の廊下】

【朝食、これぞ日本の朝食だ。】

2016年7月25日月曜日

上高地(2016.7.25-26)

夏休みに入った。今まで自分の気分の赴くままに放浪していた私だけど、ひょんなことから孫を連れての山行となった。計画は上高地を散策後、平湯で一泊。翌日は高山近辺を徘徊しのんびり帰宅。平湯の宿も確保した。まさに絵にかいたような家族旅行計画だ。

一日目、上高地を散策するには当然早く家を出ねばならない。そのため加子母で前泊。しかし目が覚めたら雨。梅雨は明けたものの今年の天候は例年以上に不安定だ。天気予報は今日一日曇り。その情報をたよりにとりあえず平湯方面に出撃。

下呂を越えた辺りで雨は上がった。加子母付近だけ雨が降っていたようだ。あかんだな駐車場では明るくなってきた。でも周囲の山のピークには濃いガスがかかる。時間も遅くなってしまったので乗客は少ない。お隣の国の方々10名ほどの団体が目につく程度。

30分程度で上高地バスターミナル。孫に見せたかった穂高の稜線は厚い雲の中。でも雨の気配はない。時々薄日も差してくる。河童橋周辺はさすがに人が多かった。

「孫が楽しみにしている」と言われ無理して来たものの、孫はなかなか歩こうとしない。孫をなだめつつ明神池に向かう。なかなか歩かないので先に進むと、後ろから「ジーチャン、ジーチャン」と、ただただ叫ぶ。山に連れてくるといつもこのパターンだ。そして気分が乗ると先頭を走って、今度は私がついていけない。このハイキングが楽しいのか?いやなのか?辛いのか?余裕なのか?幼児の心理は分からない。ただ、その親に言わせれば 「楽しみにしてる」というのだが、だったらなぜサクサク歩かないのか、、、、

まあ、子供は子供なりに理由があるのだろう、と言うわけで一日中付き合ったけど、はっきりいってクタクタです。まあ心配した天気ももち、帰り際には青空ものぞくようになってきた。上高地に入ったお昼ごろには大勢の人でごった返していたけど、5時のシャトルバスに乗るころには静かな上高地になっていた。そのシャトルバスで平湯に戻るころには本格的な雨となった。

久々の民宿「つゆくさ」は相変わらず快適な宿だった。最近、新たにゲストハウス(定員7名、2万円)を立てたとかで、大勢で来るときは良いかもしれない。外国人の利用も多いらしい。翌日は神岡の道の駅・宙ドーム、古川、光ミュージアムと家族旅行的観光をしつつ帰宅した。神岡・宙ドームでニュートリノ説明を見たけれど、ニュートリノって何度見ても、聞いても理解不能だ。

【明神池に何度も来ているけど池のはたに立ったのは初めて。理由は拝観料300円】

【明神池越しに臨む明神岳】

【明神から梓川右岸の遊歩道は気持ちの良い道だ。美しい流れの向こうに臨むのは六百山?】

【子供は河原で遊ぶのが一番かも・・・】


2016年7月16日土曜日

大峰山寺(2016.7.16)

天候によっては登らず撤退の可能性もあったけど、朝起きたら晴れていた。こうなれば撤退の理由はない。コーヒーと赤いキツネの朝食を済ませ、温泉街を抜け、ゴロゴロ水、母公堂を眺めつつ登山口の女人結界門をくぐる。


昨今の山ガール全盛時代にかたくなに女人禁制を守るこの山はヤッパリ変わっている。出会った人に「こんにちわ」と声をかけるも「こんにちわ」の返事がない。なんとなく愛想も悪い。しばらくそんな気分を感じつつ、その原因が分かってきた。


この山の挨拶は「よう、おまいり(良く、お参り)」だったのだ。何度もスレ違う度に、私も「ヨーマイリ」、そのうちに「リー」と叫ぶことに抵抗感が無くなってきた。「リー」「りー」・・・とほとんど野球の1塁コーチのようだけどね。なんとなく山の空気には馴染んできたけど、男だけの大峰山は雰囲気が違う。登山者のファッションも山登りと言うよりは場外馬券売り場に近い。


私としては山ガールの黄色い声をの満ち溢れる普通の山の方が楽しなあと感じつつも、なかなか珍しい体験だった。夏の三連休の初日だったけど、多くの男だけのグループが大挙して登っているのを見て、まだこんな世界があるんだと不思議な気分を味わった。


久しぶりの山登りだったけど、気分の良い一日だった。でも体力が落ちたなー。


◆行動記録

  • 5:30 起床
  • 6:20 洞川温泉発
  • 6:50 ごろごろ水
  • 7:30 登山口(女人結界門)
  • 8:20 一本松茶屋
  • 9:40 洞辻茶屋
  • 11:00 大峰山寺
  • 11:30 発(下山開始)
  • 12:10 洞辻茶屋
  • 12:50 一本松茶屋
  • 13:20 下山(女人結界門)
  • ビール、豆腐の一人打ち上げ
  • 14:50 洞川温泉駐車場着
  • 温泉(600円)
  • 16:10 洞川温泉発
  • 17:15 下市(吉野川渡る)
  • 18:10 大宇陀
  • 針テラスで仮眠、夕食(トンカツ定食850円)
  • 20:20 針テラス発
  • 東名阪通行料900円、名二環360円70円バック)
  • 22:30 帰宅

【ごろごろ水は洞川温泉から登山口へ向かう途中にある】

【ごろごろ水の採水場。車で大量のペットボトルを持ち込む人多数。車1台500円。駐車スペースには採水用蛇口が完備】

【母公堂、ここから稲村ケ岳へのルートもある】

【女人結界門の横の注意書き。この時代日本唯一の女人禁制】

【初めて踏み入れる男の世界】

【一本松茶屋、清潔に保たれている】

【洞辻茶屋。登山道をまたぐような形に建てられている。小屋番のおっちゃんが昼寝していた。】

【洞辻茶屋から奥駆け道に合流。大峰らしい気分の良い尾根道だ。】

【遠くに見えるのは大峰山寺の宿坊群】

【有名な西の覗の行場。行を行うには500円。サポートのおっちゃん常駐。】

【行場からの展望。これ以上身を乗り出すことはできなかった。】

【大峰山寺到着】

【大峰山寺本堂】

【本堂には鹿がいた。鹿の大量発生は心配だ。隣の大台ケ原も新芽に被害が・・・。】

【何十人もの大パーティー。ヨーオマイリー・・・。中には法螺貝を吹き鳴らす人もいる。】


【下山後の名水豆腐は旨かった】

2016年7月15日金曜日

洞川温泉(2016.7.15)

ここ数日好天が続き、梅雨が明けたかもと思ったけど、梅雨明けはまだのようだ。全国的に天気がはっきりしない。さらに最近出撃するのが何か億劫になってきた。自宅で庭の草むしりなんぞして汗をかいたらシャワーとビール。そんな軟弱な生活ではアカン。どこぞ行かねば。しかし天気が悪い。強いて言えば南の方が少しは良さそうだ。


と、言うわけで、大峰山を目指すことにした。大峰山系は紀伊半島の真ん中、2000mほどの山が連なる。北アルプスに比べると標高は低いけど複雑に谷が入りくみ山深い。かって渓流釣りにはまっていたころよく出掛けたけど最近はご無沙汰だ。大普賢岳、稲村が岳、弥山、八経が岳、釈迦岳とあらかた登っているけど、その中心の山上が岳には登っていない。


理由はそこが女人禁制だからだ。ようするに今まで仲間と登り、その仲間は女性が含まれていたと言うことかもね。最近はほとんど単独山行。やっと山上が岳に行けると言うわけだ。


とりあえず洞川温泉に向かい洞川温泉センター駐車場で車中泊。久しぶりの洞川温泉は日本的な雰囲気を残しつつ、懐かしく賑わっていた。


◆行動記録

  • 12:00 出発(通行料410円、1290円通行料金)
  • 13:30 伊賀ドライブイン
  • 14:30 発
  • 15:30大宇陀(給油:2212円)

【洞川温泉センターには大きな駐車場がある。1時間100円、1日(24時間)1000円、入浴すれば1時間半無料】

【洞川温泉の旅館は街道に向かい広く縁側が開いている。大峰山参拝の客が一度に到着したとき、多数の客の足を一気に濯ぐためとのことらしい。】

【きわめて懐かしい感じの日本の宿場】

2016年7月3日日曜日

梅(2016.7.3)


この時期、農作業が忙しい。そして今年は何故か真面目に取り組む気分で畑はきれいになっている。したがってなかなか山に行けない。さらに今年は梅が豊作だ。大量の梅を収穫し、知り合いに届け、残りをなんとか片付ける。特に梅関係が好きな訳でもないけれど、食料関係を無駄にすることに抵抗感がある私です。

【昨年はほとんど収穫はなかった梅の木1本。今年は豊作だ。これでも全収穫の半分。】

【収穫した梅は知人に配ったのち、自力でも処理した。梅干し、梅干しさしす漬け、梅酒、梅サワー、梅シロップ。】