夏休みに入った。今まで自分の気分の赴くままに放浪していた私だけど、ひょんなことから孫を連れての山行となった。計画は上高地を散策後、平湯で一泊。翌日は高山近辺を徘徊しのんびり帰宅。平湯の宿も確保した。まさに絵にかいたような家族旅行計画だ。
一日目、上高地を散策するには当然早く家を出ねばならない。そのため加子母で前泊。しかし目が覚めたら雨。梅雨は明けたものの今年の天候は例年以上に不安定だ。天気予報は今日一日曇り。その情報をたよりにとりあえず平湯方面に出撃。
下呂を越えた辺りで雨は上がった。加子母付近だけ雨が降っていたようだ。あかんだな駐車場では明るくなってきた。でも周囲の山のピークには濃いガスがかかる。時間も遅くなってしまったので乗客は少ない。お隣の国の方々10名ほどの団体が目につく程度。
30分程度で上高地バスターミナル。孫に見せたかった穂高の稜線は厚い雲の中。でも雨の気配はない。時々薄日も差してくる。河童橋周辺はさすがに人が多かった。
「孫が楽しみにしている」と言われ無理して来たものの、孫はなかなか歩こうとしない。孫をなだめつつ明神池に向かう。なかなか歩かないので先に進むと、後ろから「ジーチャン、ジーチャン」と、ただただ叫ぶ。山に連れてくるといつもこのパターンだ。そして気分が乗ると先頭を走って、今度は私がついていけない。このハイキングが楽しいのか?いやなのか?辛いのか?余裕なのか?幼児の心理は分からない。ただ、その親に言わせれば 「楽しみにしてる」というのだが、だったらなぜサクサク歩かないのか、、、、
まあ、子供は子供なりに理由があるのだろう、と言うわけで一日中付き合ったけど、はっきりいってクタクタです。まあ心配した天気ももち、帰り際には青空ものぞくようになってきた。上高地に入ったお昼ごろには大勢の人でごった返していたけど、5時のシャトルバスに乗るころには静かな上高地になっていた。そのシャトルバスで平湯に戻るころには本格的な雨となった。
久々の民宿「つゆくさ」は相変わらず快適な宿だった。最近、新たにゲストハウス(定員7名、2万円)を立てたとかで、大勢で来るときは良いかもしれない。外国人の利用も多いらしい。翌日は神岡の道の駅・宙ドーム、古川、光ミュージアムと家族旅行的観光をしつつ帰宅した。神岡・宙ドームでニュートリノ説明を見たけれど、ニュートリノって何度見ても、聞いても理解不能だ。
【明神池に何度も来ているけど池のはたに立ったのは初めて。理由は拝観料300円】
【明神池越しに臨む明神岳】
【明神から梓川右岸の遊歩道は気持ちの良い道だ。美しい流れの向こうに臨むのは六百山?】
【子供は河原で遊ぶのが一番かも・・・】
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