2019年1月5日土曜日

法隆寺・宝山寺(2019.1.5)

年明け最初の行動は法隆寺。JRの青春18切符で行く場合、大阪経由で行くのが一番早いようだ。土日は大垣乗り換えもなくて米原、大阪の二回の乗り換えだけでJRの法隆寺駅まで到着することができる。このところ高齢者の18切符利用がブームのようで、電車はほぼ満員。ボーッと生きていると座ることも出来ないので注意が肝要だ。18切符利用歴十年以上の私としても復路の米原名古屋間は座れなかった。その直前までイイチコのワンカップをナメナメうたた寝を続けていたのでたまには両足を踏ん張り列車の振動に抗うことも体力維持の観点からも必要だと、前向に考えている。

久しぶりに訪れた法隆寺は修学旅行の喧騒もなくて落ち着いた空気に満ちていた。説明のオッチャンにもゆっくり質問することもできてとても良い時間を過ごすことが出来た。ヤッパリ日本の世界遺産の第一号の法隆寺はただ者でない。いつ来ても新しい発見がある。

法隆寺の帰りに王子から近鉄生駒線で生駒に出て、宝山寺に立ち寄った。生駒ケーブルから石段を少し登ってたどり着いた宝山寺は予想以上に良い寺だった。昔は一級の観光地であったろうと思わせる石段脇の料亭群はシャッターが目立つけど懐かしさに満ちていた。そしてたどり着いた宝山寺は新年の賑わいに満ちていて、寅さん映画のエンディングを見るようだった。

【JR法隆寺駅から徒歩20分程度で法隆寺の正面参道に着く】

【説明のオッチャンが言う。「ほとんどの建物が古い」】

【回廊の柱も古いものらしい】

【夢殿もじっくり見ると美しい。修学旅行の学生がいないとじっくり見られる】

【宝山寺には生駒ケーブルで向かう。「ミケ」と「ブル」が走っている】

【宝山寺へに最後の石段】

【宝山寺は初詣で賑わっている。商売繁盛に効くらしい】

1 件のコメント:

  1. 私どもの年明けの歴史散策は、長谷寺でした。壷阪寺といい奈良近辺のお寺は山全体が寺みたいなことになっているので、車からの距離が・・・。憧れの長谷寺に来れたはいいが、遥か先の本堂を見上げて、ゾーッとしないでもなかった。                 スポーツクラブに散歩にと日夜体力鍛錬に余念のない夫に助けられて、なんとか本堂に到着。あちこちにいにしえの歌人たちの歌が書かれて、それで気力を養いながらたどり着きました。
    さすがに上からの眺めは素晴らしい。
    でも、その後、ムリがたたったのかひどいノドカゼにかかり夫にも感染して、二人して不本意な寝正月となり。
    それでも、敬愛する清少納言も参ったという長谷寺に来れて、とても感動しました。
    清少納言の言う蓑虫のやうな者(お寺巡礼ホームレス)は見当たりませんでしたが。
    千年のまなざしたたえて長谷寺に いませり黄金のゆかしき弥勒(私)
    正月を弥勒菩薩にみまもられ(夫)

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