18切符で亀山、加茂で乗り換えてJR法隆寺に着いたのは午後1時を過ぎていた。そこから中宮寺、法輪寺、法起寺、藤ノ木古墳、斑鳩文化財センターと法隆寺を中心に一回り。暖かい春の一日楽しいハイキングだった。
目的の法輪寺に確かに目指す仏像はあった。私が感じていた「のっぺり顔の飛鳥仏」は薬師如来と虚空蔵菩薩の二体あったけど、写真集で見ていたのは虚空蔵菩薩の方だったような気がする。飛鳥、白鳳、天平、弘仁・貞観、平安後期、鎌倉慶派、など仏像の変遷は面白い。その中で飛鳥仏は技術的には稚拙な部分もあるけれど個性的だ。要するに「キャラがたっている」。自分の部屋に飾る気分にはならないけれど、意識に残る造形だ。
◆行動記録
・9:30 勝川
・13:15 JR法隆寺
・13:45 中宮寺(600円)
・14:15 法輪寺(500円)
・14:50 法起寺(300円)
・15:30 藤ノ木古墳
・15:50 斑鳩文化財センター(無料)
・16:50 JR法隆寺
・18:00 天満酒蔵(1390円、酒1合、きずし、野菜天ぷら、マグロフライ、どて焼き)
・18:53 尼崎発
・22:00 名古屋着
【法隆寺夢殿を回り込むと中宮寺】
【中宮寺本堂、この中に有名な弥勒菩薩がある。黒光りしたその姿は飛鳥仏とは思えない】
【法輪寺、伽藍配置は法隆寺と同じというけど塔は昭和の再建だ。行動の位置に仏像収納庫がある】
【法起寺遠望】
【藤ノ木古墳】
【斑鳩文化財センター、説明のオッチャンが親切だった】
【藤ノ木古墳は未盗掘で貴重な出土品はほとんど国宝。文化財センターにはレプリカだけど多数展示されている。これは石棺の中から出た靴】
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