2021年1月15日金曜日

美旗古墳群(2021.1.15)

 このところ良い天気が続く。暖かい春のような気候だ。久々に乗った近鉄の車窓からは春霞の中に浮かぶ竜ヶ岳と藤原岳が遠く見える。今日の目的地は名張の美旗古墳群めぐりだ。

近鉄で大阪に向かう場合、松阪手前の伊勢中川で伊勢方面から大阪へ分岐すると、急に辺鄙な地域に入る。榊原温泉口、青山高原など名前はよく聞くもものほとんど立ち入ったこともない土地勘のないところだ。でも、長谷寺と伊勢神宮を結ぶ初瀬街道も通っており、歴史的にも侮れない地域のような気もする。

その山から西の名張に出る手前に美旗がある。たまたま最新の近鉄のテクテクマップに「美旗古墳群巡りと初瀬街道コース」を発見。以前は見たことなかったので、最近設定されたような気がする。

名古屋から急行で伊勢中川乗り換えで2時間強で美旗に着く。駅の近くの馬塚古墳からマップ片手に歩き出す。明るく暖かくのどかな畑の間の道をのんびり歩く。良い気分だ。まるで3月の田舎歩きの風情。曽爾高原や高見山は特定出来なかったけど、遠くの山が霞んでいる。ひょっとしたら黄砂が降っているのかも知れない。


◆行動記録

近鉄名古屋駅8:19、近鉄美旗駅10:26、馬塚古墳、貴人塚古墳、新田用水、常夜灯、初瀬街道新田宿、美旗神社、美旗市民センター(歴史資料室)、近鉄桔梗が丘駅13:30

【近鉄美旗駅】

【馬塚古墳】

【貴人塚古墳】

【初瀬街道新田宿、街道に面して広い縁側がある。洞川の宿と同じ構造。一度に大人数の受け入れが可能。関東東北の大内宿などの宿場は家が90度ずれて、街道に直角に向いて立っているのが不思議だ。】

【新田用水路から水田に水を入れる時間を決めていた日時計】

【美波多神社】

【美旗市民センター、前方後円墳型の建物、中に歴史資料室有】

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