2021年7月22日木曜日

アユ釣り(2021.7.22)

 昨年、ふとした気の迷いで復活したアユ釣りだけど、「体力の限界」ということで引退を決意した。そうなると道具の処理に悩むことになる。誰か引き継いでくれないものか?思っていたら、娘婿がやりたいと言う。

ということで、アユ釣り事業継承の実践すべく現地指導として川に入った。おとり屋でおとり鮎を購入し缶に入れて川に運び、缶の沈め方から始め、アユ釣りの見本を見せる。とりあえず鮎に鼻カンを通そうとしたら、手が震えて鼻カンが通らない。目も見えないので通す所も良く分からない。

「イカン、鼻カンが通らない。やってくれ」と娘婿に頼んで見たら初心者の娘婿はイッパツ成功。なんなくおとり鮎を流れに放った。「若いってことは良いもんだなあ」と感じつつ、ほとんど指導することもなく事業継承は無事に終了。

その指導後、岸に戻る前に流れの中で転んで財布まで濡らしてしまった。情けない。「老兵は消え去るのみ」って言葉が頭に浮かぶ。

【今から数十年前の自分を見ているようだ】

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