2023年4月27日木曜日

四月多忙(2023.4.27)

 今年の四月は忙しかった。どこにも行けず、終盤の27日に大阪へ食事に行くのが精一杯の放浪だ。これにはチョットした訳がある。それは今年の秋に免許返納を考えているからだ。免許が無くなる前にやることは多い。身辺整理、特に粗大ごみの撤去は気になるところだ。それに加えて私の場合、もう一つの大仕事がある。

それはストーブ用の薪確保だ。山の木を倒し、薪用に切り揃え、可能な限り自宅に備蓄したい。しかし自宅のスペースには限りがある。イロイロ工夫し、この先四年分ぐらいの薪は確保した。


そんな作業に加えて自宅の草取り、畑の準備、トマト、ナス、ピーマン、サツマイモの植付け。ヤレヤレ。それらもなんとか一段落。最後の近鉄株主優待チケット2枚ポケットに大阪一人打ち上げ出発した。


2023年4月3日月曜日

横浜(2023.4.3)

横浜に行ってきた。横浜には20年以上前に一度訪れたことがあるけど、ほとんど土地勘が無い。「街歩き好き」の私にとってはウッカリしていた地域だった。

 だったら行かねばならぬと18切符を握りしめ、現地滞在3時間の弾丸ツアー。さすがに3時間では街の様子はほとんど分からず、観光客の人波に揉まれただけだった。それやこれやで横浜に今後の課題を見つけて何となく楽しい気分だ。次回はせめて「あかいくつ」バスに乗り、中華街で美味い物でも食べたいと思っている。

◆行動記録

金山(07:51)、沼津着(11;46)、沼津発(12:00)、横浜着(13:48)

みなとみらい線、日本大通り駅、大さん橋、馬車道駅

16:30横浜発、18:10沼津着、18:31沼津発(ホームライナー)21:30金山


【大さん橋には飛鳥Ⅱが停泊中】


2023年3月27日月曜日

大阪徘徊(2023.3.3・9・27)

【新今宮に星野リゾート出現:2023.3.3】


 

【中之島近辺:2023.3.9】


【今宮戎神社、2023.3.27】

【広田神社:2023.3.27】

【ビストロ・スミレ、サラダ、スープ、メインにワインとコーヒー付けて2000円:2023.3.27】

【花園鶴見橋商店街:2023.3.27】

【西成の某ホンモン屋の理解不能の大行列、ネットのメディアとしての力を不気味に感じる:2023.3.27】



2023年3月17日金曜日

大井川鐵道(2023.3.17)

 18切符の行き先を考えていたら、ふと寸又峡温泉が頭に降りてきた。寸又峡温泉といえば今から50年以上前、ドコゾのオッサンがライフルを持って立て篭もった事件があった。テレビで見た暗い山中の宿の映像が心に残る。

寸又峡には東海道線金谷駅から大井川鐵道で大井川を遡り千頭からバスで行くらしい。大井川鐵道と言えばSLで有名だ。乗ったことは無いけれど、途中の川根温泉には行った事がある。温泉に浸かってSLを見た記憶があるけれど本当に見たのか?テレビの番組で見たのか?はっきりしない。最近、こんな気分を味わうことが多い。自分の経験したことは本当なのか?テレビで見た事なのか?


川根温泉に行ったのは車だったので、金谷で降りたのはこれが初めて。これは事実だ。大井川鐵道の切符売り場で寸又峡までのチケットを相談。結論は二日間乗り放題チケット4900円が一番安いらしい。だったら一日乗り放題ならさらに安いのでは?と聞いてみれば一日乗り放題は無いという。結局、二日間乗り放題チケット購入。さらに千頭までの核心部はバス代行運転だとか。


寸又峡へ行く場合はほとんどバスに乗るらしい。せっかく初めての大井川鐵道だったので、バスに乗り続けるのもナンなんで、寸又峡は次回にして千頭からは井川線で大井川の上流を目指す事にした。


千頭から先の井川線は中部電力が終戦直後に作った井川ダムの資材運搬用軌道を観光用に再利用したトロッコ的鉄道で、なかなか鄙びた鉄道だった。2時間近くゴトゴトとトロッコ的車両に揺られて降り立った井川ダムは山深い秘境の様な感じがしたけど、立派な道路を立派な車が走っているのを見ると、ちょっと興ざめの感じもあった。


井川ダムのさらに上流に畑薙ダムがある。そこが南アルプス赤石岳方面の登山口だ。私の場合、南アルプスの山はほとんど長野側からはいるので、この静岡側の登山口を訪れた事はない。この南アルプスの静岡側の山域は「南の南」と言って我々の山仲間の間では秘境の扱いだったことを思い出す。たぶんもう来ないだろうなあ・・・。だんだん行動出来る範囲が狭くなってくる。チョイと寂しい。


◆行動記録

JR金山7.59、浜松9.50、金谷10.31 10.57発、家山11.40、千頭発12.30、井川14.15 15.30発、千頭17.15 17.36発、家山18.20、金谷18.55、浜松、豊橋、JR金山21:30


【大井川鉄道の本線部分の半分以上がバス代行】

【大井川の河原は無駄に広い】

【千頭から先の井川線はアプト式で有名だけど、アプト式は二駅の一登りだけ。重そうな機関車で押し上げる】

【このアプト式も大井川鉄道の売りの一つかな】

【井川ダムの手前の長島ダム】

【機関車トーマスもスタンバイ。SLの気配はなかった。どちらにしてもバス代行の終了を願うばかりだ】

2023年3月13日月曜日

指宿(2023.3.13-15)

 三年続いたコロナ騒動もやっと収束の気配。マスク装着要請も13日から解除された。さらに今年は暖かくなるのが早い。桜の開花予想も記録に残る範囲で最速だとか。当然、世間の空気も浮ついている。そんな空気に背中を押されて久しぶりに遠出をした。

行き先は指宿。コロナ対策の全国旅行支援を使い老舗旅館連泊してノンビリ温泉に浸かる計画。アクセスはジパングフル活用の往復新幹線。私のいつもの旅のスタイルとは対極の旅だけど、割引がある限り使わねばならない。私の貧乏性の性格は一生直らないかもね。早くコロナ以前の日本に戻り、静かな心持ちで旅ができる事を祈るばかりだ。


指宿を代表する老舗旅館はバブル時代の空気をまとい、さすがに古めかしさは否めない。ただ夕食は美味しかった。しかし朝食はアレッて感じ。なかなかこの業界も難しいね。特に人手の確保は難しそうだ。


【長崎鼻から望む開聞岳。天気が良いだけで満足だ。】

【はるか彼方に薩摩硫黄島が霞む】




2023年2月17日金曜日

スキー(2023.2.17)

 若い頃から毎年シーズン初めの初滑り、支度を終えてリフトに腰を下ろし周囲を見渡す時に必ず思うことがある。「今年もスキーに来ることが出来た」。平穏で変わらない一年を過ごした安堵感なんぞもチョイと感じたりもする。

しかしここ数年、そんな呑気な安堵感の他に「今年も体がなんとか動く」と言った切羽詰まった安堵感を感じる事が多くなった。免許証返納も現実的に迫っている。そうなると自分自身の行動も激変する。当然一人気ままに車でスキーにでかけるのも不可能だ。


だったら行けるうちに行かねばならぬ。そんな気持ちでスキーに出た。行き先は我が家から最も近く、リフト券が最も安いアルコピア舟山。片道3時間15分、リフト一日券1000円のお手軽スキー場だけど一年ぶりのスキーはヤッパリ良いね。


今回は最低でもリフト10本を目標に滑り出す。単独でのスキーは「滑る」「リフト」、「滑る」「リフト」の繰り返し。何本滑ったか数えつつ滑っているときふと感じた事がある。これってお百度参りみたいだね。


5本滑った時、ビール休憩。日差しを浴びつつレストランのベンチに腰を下ろす。周囲を見渡すと単独の高齢者多数。隣のオッチャンも「10本やったから今日はアガリ」と話しかけてくる。名古屋からリフト券1000円に釣られてやってきたとか。そんな高齢者で賑わっているスキー場はなかなか居心地が良いです。


⬛行動記録

9.45自宅発、13.00アルコピア、5本、14.15ビール350円、7本、16.00アルコピア発、19:20帰宅


【右は乗鞍、そこから左へ穂高、槍、笠、黒部五郎、薬師かな・・】

【御岳も見えた】

【のんびり楽しいスキー場】


●2023.2.22
数日後、再度のスキーに出撃。行先は同じアルコピア舟山。ひょっとしたらこれが最後のスキーになるかもしれない。

【天気は最高】



2023年2月12日日曜日

暗峠(2023.2.12)

フリー切符二日目。今日は昨日の時間切れの反省にたち一時間半早く出発。今日の目的地は暗峠。大阪から奈良へ生駒山を越える峠だ。れっきとした国道308号線で車も通行可能なんだけれど、とんでもない急坂で有名な道だ。古くから使われていたルートらしく昨日歩いた伊勢本街道もこの峠を越えていた。昨日歩いた玉造稲荷近辺の古い道標にも「暗越奈良街道」の記述があった。

一時間半早く出発したとは言うもののスタート地点の枚岡神社を歩き出したのはお昼近くになっていた。好天温暖な日曜日、歩く人も多い。枚岡神社から生駒山方面にはハイキングコースも多くほとんどの人はハイキングコースを歩くようだけれど、あえて308号の国道を歩いてみた。


うわさ通り凄い急坂連続、特に大阪側が急だ。大型バイクが転倒した。数人かかって起こしてエンジンを再始動するも、余りの急坂で発進出来ない。当然、方向転換も出来ない。数人で後ろから押してなんとか発進。スリルとサスペンスの国道だった。


その後、近鉄南生駒まで歩いて本日の行動終了。以前から気になっていた暗峠を歩くことが出来て楽しかった。天気も良かったしね。


◆行動記録

名古屋7:31、布施11.14、枚岡神社11.30、暗峠13.15、発13.45、近鉄南生駒14.44、近鉄上本町15.52、近鉄名古屋17:30


【枚岡神社は梅の名所だったけど病気で少なくなったらしい】

【生駒の山域にはハイキングコースが入り組んでいる】

【写真でははっきり分からないけどかなりの急坂。】

【れっきとした国道だ。当然、車の走行も可能。しかし・・・。】

【大型バイクが転倒した。事件だ。】

【峠は石畳。ここを車が走る。】

【峠を越えた奈良側は若干傾斜が穏やかになる。棚田が美しい。】

【乗馬体験施設もある。10分2000円?】