2023年8月4日金曜日

ⅮPクルーズ(2023.8.4-14)

 今から三年以上前に起こったコロナ騒動もやっと収まった。その三年前に弾みで申し込んだクルーズの旅にやっと出かけた。秋田の「竿燈」、青森の「ねぶた」、高知の「よさこい」、徳島の「阿波踊り」を一気に見るお手軽コースだ。夏の暑い盛りに大混雑が予想される祭りに近づくには船を使うのが楽だろうとの安易な考えでの出撃だ。

当初のもくろみ通り、混雑は避けることができたけど、夏の暑さを避けることはできない。若いころは夏の暑さなんぞほとんど気にならなかったけど、最近は暑さがこたえる。さらにこの季節のクルーズは台風の影響も受ける。今回も横浜から左回りで秋田、青森、釜山、関門海峡、高知、徳島、横浜の日本一周の予定だったけど、台風の影響で太平洋側を行ったり来たりの迷い道。釜山、徳島をカットし一日前に横浜へ帰還。最終日は船に泊まって横浜観光しても良かったけど、お盆の大混雑を避ける意味からも旅を一日早く切り上げて帰還した。


その一日前の帰還が大正解。家に帰り着いた翌日から新幹線が台風の影響で大混乱。結果的には大正解の行動だったけど、夏の旅行はもう無理かもしれない。夏の暑い盛りになんでこんなに日本人は旅に出たがるのかなあ?もう夏に旅する体力がなくなったのかも?チョイと寂しい。


【一日目(2023.8.4)金、横浜出港】


【横浜大さんばしのクルーズターミナルは大混雑】

【外見は美しいけどけっこう古い】


10:31名古屋発

12:50大さんばし 整理番号34 到着時21

14:00チェックイン完了

15:00ブッフェ昼食

避難訓練ビデオ見れず

17:00出港パーティー14Fプール横

19:30夕食ブッフェ レストラン取れず

20:30昭和歌謡クイズ

21:30ショウ、シアター(ジャグリング)なかなタクミ

22:30バーでマンハッタンを飲む


【二日目(2023.8.5)土、終日航海】


【とりあえずバルコニーでビール】

6:30起床

7:30朝食(レストラン)、和食セット、ご飯イマイチ、お粥にすればよかった

9:00ツアーデスク質問

9:30パスポート預ける

10:00シャトルバス秋田高知申し込み

プレミアムコーヒー

18Fナイトクラブで休憩

アイスクリーム

ブッフェビール、腹減らず、四国四人組遭遇

メレンゲダンス、フラ、盆ダンス、モヒート

英会話

水ボトル

15:30アフタヌーンティ

18:15船長パーティー

19:15ショウ、シアター(ブラボー)

20:20夕食(レストラン)22:00終了


【三日目(2023.8.6)日、秋田】


【昼食は稲庭うどん】

【時間調整で暑さを避けて県立美術館。北斎漫画展】

【子供竿燈競技会】

【夜の竿燈は約束通り良い感じ。秋の東北の祭りの中で一番好きかもしれない】

5:30 7時と間違えて5時30分に起床 遠く男鹿半島の手前にクルーズ船、朝日が眩しい

8:00朝食(ルームサービス)チョイとプア

9:30船内巡回

10:00下船シャトルバス

10:45秋田千秋公園シャトルバス下り場

竿燈子供競技会

秋田駅

11:45寛文五年堂(稲庭うどん)ウェイティング開始

13:10同終了、「左生麺、右乾麺」

14:00昼食終了

県立美術館北斎漫画展入場料800円(クルーズ割引)

睡魔に襲われ足元ふらふら。インフィニティプール的展望のカフェに席を発見。抹茶アイス的デザート650円

駅周辺を徘徊、

16:30地元スーパーのフードコート、コーヒーフロート

18:50竿燈入場

19:15竿燈立ち上がり

19:50混雑を恐れ会場を早めに退出

コンビニで食料購入

20:50帰船

ショウ、シアター、(マジック)

バーでピアノ演奏聞きながらドライマティーニ

23:00出港


【四日目(2023.8.7)月、青森】


【ねぶた祭りは夕方から、それまで船尾プール横でモヒートを飲む】

【ねぶた最終日は町中を流すのは昼間だけで、夜は海上運航だとか。クルーズのオプショナルツアーで確保された有料席から海の上を流れるねぶたを見る訳だが、ほとんど見えない。なんとなく作られただけの感じの海上運航は「チョットね」って感じだった。これでツアー代金149ドルはさらに「チョットね」って感じだった。】

【同時に上がった花火。久しぶりにまじかに見た花火は迫力があった。けど、常にツアー代金のことが頭をかすめる。これが無料だったら心から楽しめたのだが・・・。停泊しているライトアップされたダイアモンドプリンセスが美しかった。】

6:00起床(8時と勘違い)

8;30朝食ブッフェ

10:00青森港入港

テレビ修理

プール、ジャグジー、モヒート

13:45昼寝

15:20オプショナルツアー集合

青森市内駅周辺徘徊、蕎麦屋(ビール、天麩羅、ざるそば)

18:50会場入り

19:00ねぶた登場

花火

20:30花火終了

ねぶたの海上運航はイマイチなれど真上に上がる花火は迫力があった。

21:15帰船

ブッフェ、

写真購入66ドル

シアター行かず

23:00出港


【五日目(2023.8.8)火曜、終日航海】


【久しぶりのプールは深かった。なぜか息が苦しい。一瞬、恐怖】

台風6号の影響で韓国釜山港閉鎖。釜山行きは急遽中止で日本海に入らず太平洋側を戻り高知に向かう。

8:00起床

8:30朝食ブッフェ

9:15ツアーデスク

昼寝

メレンゲダンス

ランドリー

コーヒー、デザート

13:45ランドリー終了、乾燥完璧

昼寝

カジノ

16:30体調トラブル

19:15ショウ、シアター(ロックバイオリン)

夕食パス


【六日目(2023.8.9)水曜、終日航海(釜山中止)】


【多分、ナイトクラブ】

7:30起床

8:30喫茶室にてモカコーヒー

9:00朝食ブッフェ(お粥)

船尾プール横で休憩、風が吹き抜け人も少なく快適

10:00ラインダンス見学

ビーンズバッグ投げ、7Fウオーキング、アートオークション

外人用前奏クイズ 外国人用のイベントに参加。海外の飲食店に出かけた雰囲気でなかなか面白かった。

21:15ショウ、シアター(ミュージカル)

22:30ナイトクラブ


【七日目(2023,8,10)木曜、終日航海】


【レストランの夕食、何を食べたか不明】

8:00起床

8:30朝食ブッフェ、体調戻るも若干不安

10:00フラダンス(M)

テレビ 大リーグ オオオタニショウヘイ

昼食ピザ

13:15ルンバ講習

クイズタイムショック

18:40夕食レストラン 初めてのエスカルゴ

21:15ショウ、シアター、女性ボーカル(デトロイト)

ナイトクラブ

23:30行動停止


【八日目(2023.8.11)金曜、高知】


【よさこい祭りと同じような感じのお祭りは名古屋でも「どまつり」といってやっているらしい。ほとんど関心はなかった。そんな新しく始まった、町おこし的イベント的な祭りにはなんとなく距離があったけど、高知のよさこい祭りはちょいと違う。高知の町全体が盛り上がっている。町のそこかしこ、あちらこちら、いとるところ、、、で、大騒ぎ。この暑い最中に地元の方々の雰囲気が明るい。こちらもなんとなく元気になってくる感じ。とても好感の持てるお祭りだった。】

【高知出航は深夜、タグボートに引かれて離岸】

7:30起床

8:30朝食ブッフェ

9:00ツアーデスク

クルーズの途中下船は困難。完全下船となるため日本への入国手続きその他個別対応の依頼必要。

10:00下船

はりまや橋バスセンター

よさこい交遊館

11:30中央公園競演場

帯屋町、ひろめ市場(あずき寒天)、高知城、昼食天ぷら購入

14:40帰船

16:30台風よる航路変更の連絡(徳島パスで一日早く13日に横浜帰還予定)


【九日目(2023.8.12)土曜、終日航海(徳島中止で横浜に向かう)】


【夕食レストラン、初めて食べたエスカルゴ】

7:30起床

8:00ツアーデスク、13日下船確定

8:30朝食レストラン(和食コース、お粥)同席の方々皆さん社交的で会話が弾む、ほとんどの場合、女性雄弁、男性寡黙

10:10シアター(料理実演ショウ、適度の揺れが眠気を誘う)

11:30昼食(ルームサービス、味は良いけどサンドイッチのパン硬し)

14:00シアター、落語、ダイアン吉日

15:15合唱、ダンス発表会、高齢のオッサン達が一生懸命歌う「ふるさと」に何か突然感動してしまった。

17:20夕食、レストランサボイ

19:15ショウ、シアター、社交ダンスペア

クラブフュージョン、クラブエクスプローラ、クラブスカイウオーかー

23:00荷物整理


【十日目(2023.8.13)日曜、横浜帰還】


【タグボートに引かれて横浜入港】

6:30起床

8:30下船

8:45JR桜木町

JR桜木町で新幹線チケット確保、緑の窓口で事前購入した14日の新幹線チケットを1日早く変更しようと思っていたけど窓口が開くのは9:30。しばらく窓口の開くのを待ったものの、自販機で新規に購入して、後で購入済のチケットをキャンセルすれば良いことに気がついた。若干の手数料はかかるものの、大混雑が予想されるお盆のこの時期には手に入るうちにチケットゲットが正解だと思う。

チケットを確保し一安心。用心の意味で予約した東横インの14日の予約もキャンセル。後残った仕事は14日の新幹線チケットをキャンセルすることだけだ。ヤレヤレ、、、。

10:00新横浜発

11:30名古屋着


2023年7月20日木曜日

新潟・秋田・青森(2023.7.20-23)

梅雨は明けたかどうかははっきりしないけど暑い日が続く。テレビでは「外出は避けエアコンの利いた涼しい室内で暮らせ」と声高に叫ぶ。しかし、終日家でゴロゴロするのも不健康だ。18切符も使えるようになってきた。だったら、「涼しい室内の代わりに涼しい車内で日がな一日過ごしたらどうか?」と、18切符の旅に出た。何の目的もなく、自宅の電気代節約のみを目的とする旅なんだけど、どうなるのかなあ・・・。

【一日目7.20(木)春日井から新潟】

今年の春の18切符では始発の中津川行きに乗れば長野で調子よく乗り継ぎ、夕方6時頃には新潟に着いた。しかし、今回調べてみれば長野での乗り継ぎが上手くない。長野到着の直前に飯山線は出発してしまう。だったらゆっくり出発すれば良い。新潟着は2時間程遅れるけど、遅れたところで何の問題も無いことに気がついた。


というわけでノンビリ出発。電車の窓の外は眩しい程の日差しにあふれている。暑そうだけど車内は快適。久々の「乗り鉄旅」が楽しい。特に水量の多い千曲川を眺めつつ走る飯山線は楽しい路線だ。


◆行動記録

春日井8:48、中津川、塩尻、松本、長野13:49 14:04戸狩野沢温泉行きアリ、15:04発、豊野15:19、越後川口、長岡、新潟19:58

夕食:ピア万代佐渡弁慶2004円

東横イン新潟駅前(ポイントで宿泊)


【夜の萬代橋、新潟に来たことを実感する】


【7./21(金)新潟から青森】

早朝のJRに乗ったけど各乗換駅の乗り換え時間が短い、効率的で有りがたいもののチョイとせわしない。午後2時の弘前まで食料補給は無理のようだ。新発田から村上までの間は学生が多い。そんな地元感、生活感を感じることが18切符の楽しみだ。それに加えて在来線の良さは世間に近い事だ。一例を挙げれば、山際を進むとき、木々の間の枝に触れ合い掻き分けるように列車は進む。


朝6時に新潟を出て夕方4時過ぎに青森に着いた。宿に荷物を置き街に出た。観光案内所で聞いた「まちなか温泉」でこの旅初めての温泉に入ったけど、湯量豊富の源泉かけ流しの銭湯的温泉は素晴らしかった。湯上がりに夕方の風に吹かれて港近辺を歩くのは気分が良い。夕食は久しぶりの回らない寿司屋を奮発。ホタテの貝焼き味噌が美味しかった。


◆行動記録

新潟6:06、新発田、酒田、秋田11:37、弘前(72)煮干し中華そば、餃子1080円、15:34発、青森16:25、観光案内所

東横イン青森駅前6080円

大黒寿司4700円

【市内唯一の天然温泉。良い温泉だ。】

【青森の港付近は散歩に良い】

【久々の回らない寿司】

【7/22(土)青森から新潟】

ラッセの横の広場でラジオ体操が始まった。その音を聞きながら早朝の秋田行のJRを待つ。今から30年以上前の花巻台温泉で聞いたラジオ体操をふと思い出す。「あれも夏休みの東北だったなー」と思い出の感慨にふけってしまった。


昼食は秋田市民市場の回転寿司。過去、全国的に市場があった。その代表的なものが金沢の近江町市場だ。そんな市場は札幌、函館、釧路、小樽、青森など北の町には必ずあって、旅人の私としては訪れるのが楽しみだった。しかし、いつのころからかそれらの市場は観光客相手の地元の観光名所となってしまった。そんな中で昔の風情を残しているのが秋田市民市場だ。なんでここだけそんな空気が残っているのか不思議だったけど理由がわかった。秋田市民市場は日曜が休みなのだ。そんな単純な理由だけで地元の生活感が残るのではないかとふと思ってしまった、それが正しいかどうかは知らんけど、、、、。


◆行動記録

青森7:04、秋田10:29(98)、観光案内所、秋田12:07発、新発田、新潟18:32

アートホテル新潟駅前7140円


【車窓から見える緑の水田が美しい。これぞ日本の美】


【7/23(日)新潟から帰還】

最終日、ゆっくり新潟を出て帰還する事も考えた。そうすれば朝8時開店のバスセンターカレーを楽しめたけど、朝6時発のJR乗り継ぎが余りに良い。昼間の暑さのせいもあって早朝の帰還に決定。夕方4時チョイ過ぎに帰還した。一昔前は夏の暑さもものともせず、あちこち動き回っていたけど、最近は暑さがこたえる。年を取ったのかなあ、、、。


◆行動記録

新潟6:04、長岡、越後川口、戸狩野沢温泉、豊野10:33、長野11:10、松本、塩尻、中津川、春日井16:15


【飯山線は木々の間をすり抜けるように走る】

【飯山線から見る千曲川】

2023年7月17日月曜日

乗鞍高原(2023.7.17-18)

今年の夏、免許返納の予定だ。もう長い間、飽きるほど車に乗った。何も考えず適当な気分で運転しつづけたけれど大きな事故も特段のトラブルも起こさなかった。これはひとえに運がよかっただけだ。最近、視力も注意力も衰えた。これ以上、運を頼りに運転しつづける事は危ないと免許返納を決めたわけだ。

その返納の時期が近づいてきた。そうなると何となく寂しくなって来る。特に昔、車で良く訪れた場所は二度と行けないかもと、何となく寂しい。そんな懐かしい地域を訪れて見るかと乗鞍高原へ行ってみた。乗鞍高原には山スキーを中心に何度も訪れた場所だけど、車が無いと不便な所だ。


今回は藪原から乗鞍高原へ入り、白骨温泉泡の湯隣の丸永旅館で一泊し、翌日、野麦峠、高根ダム、チャオスキー場跡を回って帰宅した。このコースももう訪れる事も無いかもしれないと感慨深いドライブだった。


【乗鞍山頂が見える。昔は雪のある時期にスキーで日帰りしたことがあったけど、今となっては無理。車がなくなると、ここからの景観も見に来ることが難しい。】

【丸永旅館の朝食】

【チャオスキー場脇の道は「飛騨御岳尚子ボルダーロード」との標識があるけれど、なんとなく草に覆われてしまってる感じ。背後の乗鞍も雲の中でなんとなく冴えない】

2023年7月4日火曜日

五條新町街歩き(2023.7.4)

 五條は何度も訪れている。十津川から熊野に向かうとき、橋本から高野山へ向かうときなど、全て車で訪れている。栄山寺と言う古い寺もあって、なかなか歴史を感じさせる町だ。幕末の天誅組騒動でも聞いたことがあったなあ。

その五條に古い町並みが残り、町おこしで地元がアピールしている事を最近知った。「だったら行ってみるか」と言う気楽な感じで、電車で出かけてみた。幸い近鉄の株主優待券も手に入った。イイチコ舐めつつうたた寝を楽しむ電車の旅はそれはそれで気楽な物だ。しかし、高温多湿の街歩きは辛かった。


⬛行動記録

7:30近鉄名古屋 大和八木特急券1640円

近鉄八木、近鉄吉野口、JR吉野口、JR五條

10:30五條街歩き開始

13:30五條街歩き終了


【人通りは少ないけど古い町並みが綺麗に保たれている】

【まちや館(木村なんとかさんの旧家)説明の方が親切だ】

【昭和初期に作られた五新線(五条から新宮までの鉄道)跡、こんな計画があったことを初めて知った。】

【巨大ムクの木、天然記念物だとか】

【食事処は多い。ここでビールと天ざるの昼食】

【街並みの裏には吉野川】

【栗山邸、日本最古の町屋だとか(江戸時代初期)】

【栗山邸は巨大だ。今も現役のため内部は見学できない】

【中邸、二階に窓がないのが特徴だ。】


2023年6月27日火曜日

北海道支笏洞爺(6/27-6/30)

 2020年3月から始まったコロナ騒動もやっと収束。久々の飛行機での旅に出た。行き先は北海道。昔の常識では6月の北海道は梅雨もなく快適な気候と認識していたけど、昨今は違うみたい。旅行中の天気予報はすべて雲と傘のマーク。格安チケットを手配していたためキャンセルもままならず出撃を決意。しかし、行く先々でマダラな好天に恵まれた。結局、一度も傘を差すこともなく気分の良い旅になった。

前回訪れたのは2019年の9月だったからほぼ4年ぶりの北海道だ。今回、気になったのは外国人(得にお隣りの国の方々)が多かった事だ。以前のお隣りさんはけっこう振る舞いに気になる点が多かったけど、最近はずいぶんスマートな方々が多い。大声で話す人もほとんど見当たらないし同行する子供達も行儀が良い。逆に耳が遠くなりつつある日本人高齢者グループの会話の方がうるさかった。


遠い昔、海外で「眼鏡をかけてカメラを首から下げチョコチョコ動く」と揶揄された日本人が経済的にある程度成功したように、ここ数年でお隣りの方々に日本は追いつかれ、間もなく追い越されて行くのではないかと、複雑な気分も少々感じた。(P51320R26950①14820②42000③37500)


◆行動記録

●6/27(火)

12:00 金山発(名鉄830円)

14:30 セントレア発

16:15 新千歳空港着

17:00 にっぽんレンタカー借りる

18:00 苫小牧ホテルルートイン

19:00 なか善(7500)活ホッキホタテ枝豆ポテサラホッケ半身うまし


【苫小牧の飲食店は良い。何を食べるか迷う】


●6/28(水)

09:00 苫小牧ルートインホテル発

観光案内所、科学センターミール展示館、マルミ商店(ホッキカレー1300円、二階フードコート)、スーパーステイ、支笏湖ビジターセンター、山線鉄橋、ソフトクリーム

13:30 支笏湖丸駒温泉


【支笏湖から見る風不死岳山頂は雲の中」】

【山線鉄橋】


●6/29(木)

09:30 丸駒温泉発

洞爺湖、しろしるこ、昭和新山

14:00 登別グランドホテル

地獄谷

16:00入湯

17:30バイキング参加、美味し。


【昭和新山はなかなかだ】

●6/30(金)

08:30 登別グランドホテル発

大湯沼、倶多楽湖

11:00 新千歳空港にっぽんレンタカー返却(2300円ガソリン)

食事、味噌ラーメン豚丼セット、ジャガバタ塩辛ハイボール2600円、空港重量トラブル、チケット紛失トラブル

14:40 新千歳空港発ピーチ

16:30 セントレア着


【新千歳空港でラーメンと豚丼の昼食を画策するも、朝食のビュッフェ食べ過ぎで食欲無し。やむなくハイボールとジャガバター塩辛付きの昼食。昔の食欲が懐かしい。】



2023年6月23日金曜日

願徳寺・如意輪観音(2023.6.23)

 先週の安産寺地蔵菩薩に続いて今週も仏像を見に行ってきた。行き先は京都の願徳寺。場所は京都の西、向日町の北、嵐山の南にある。昨今、インバウンドでごった返している京都を避けている私だけど、ここまで来ると普通の住宅街の風情。JR桂川駅からバスに乗り、洛西ニュータウンから歩き出した。

この日は雨こそ落ちてないけど非常に蒸し暑かった。大汗かきつつ30分程歩いた先に願徳寺はあった。その寺は町に普通にある寺の風情。入口の木戸の脇のインターホンを押して拝観希望を伝えると、「見るべきものは仏像しかないけど良いか?」との返事。仏像を見に来たので「それで良い」と答えたけれど、そのやり取りが不思議でない程の普通の街中の寺だった。


拝観料400円を払い本堂の中に勝手に入り、勝手に電気のスイッチを入れた。お目当ての仏像はちょっとした逗子の中に入っている。如意輪観音と言われているけど如意輪観音かどうか定かでない。作られたのは平安前期。いわゆる弘仁貞観期の仏像であることは確からしいけど、中国からの渡来仏なのか、渡来人によって作られたか二通りの説があるらしい。どちらにしても日本的な仏像とは異なる写実的ではあるけれど掘りの深い神秘的な表情。素晴らしい仏像だ。二週続けて素晴らしい仏像を見ることが出来て幸せだった。


帰りは洛西ニュータウンまで歩いてバスに乗った。今まで京都の西側には関心がなかったけど、この洛西ニュータウン辺りは日当たりも良くて住むのに良さそうな土地だ。この近辺に古いものがあまりないのがチョイと不思議だ。


【木戸を開けて境内に入ると立派な本堂があった。さすがに国宝の仏像を収納するためには頑丈な収蔵庫が必用なのかな】


【国宝願徳寺如意輪観音、榧の一木造り】


2023年6月14日水曜日

安産寺地蔵菩薩(2023.6.14)

 奈良の東端、隣は三重県名張市という位置に安産寺という寺がある。寺と言っても正式な寺ではないようで、地域の公民館的集会所といった感じの施設だ。最寄の駅は近鉄室生口大野と赤目口の間にある三本松駅。

ここを寺と呼ぶのは知る人ぞ知る地蔵菩薩があるからだ。その仏像を見に行ってきた。事前に地域の方に連絡して説明を受けつつ拝観した。


その仏像は素晴らしい仏像だった。室生寺との関係が深いことを聞いていたけど、見た瞬間に室生寺金堂の十一面観音を思い出した。ふっくらした優しい丸顔だけど目から鼻にかけての神秘的な鋭い雰囲気は弘仁貞観期特有の物だ。こんな素晴らしい仏像を極めて近い位置で見ることが出来て幸せだった。


この室生寺近辺の地域はまさに日本の原風景といった感じを残している。この仏像を守り続けている地域の雰囲気も極めて日本的だ。昨今の効率重視の世の中の風潮とは違う。毎月9日の午前中に拝観することができるそうなので機会があったら再訪しこの地域の方と話をしたい。




【重文安産寺地蔵菩薩、榧の一木造り】